一話で終わりませんでした!!申し訳ない!?
そんなわけであの方たちのデートを、ストー…ごほん!…見守る翔太と前回メインだった彼女とのお話です。
後のお話に色々と絡みますが、詳細は後半の次回で明かす予定です。
そして、今さらですが、街の設定をここでぶっこみます(笑)
もともと『風都』の名前は過去で呼び方という形だったので、そろそろその辺も固めておこうかなと思っての悪足掻きです(というか、見切り発車したツケですが…)
それではどうぞ!
追記…ああ、ウルトラマンZが終わってしまった…ニュージュネシリーズで初めて映画で続きが見たいと思った作品でした!ちなみに、ゼロワン&セイバーは今週の休みに見に行く予定です。
第62話 「Sは見た!/佐桐翔太は見守りたい」
『継風』…かつて、エコエネルギーによる街づくりを目的に再開発が行われた都市『風都』が、10年という月日が経つにつれ、「新たなる風を継いでいく街」というコンセプトを元に改名したのが、『継風』という街の名前だった。
そんな街で暗躍しつづけるガイアメモリによる超常犯罪…そして、それと闘い続けるのが仮面ライダーダブル…佐桐翔太とフィリップの次世代の仮面ライダーである。
二人で一人の探偵で仮面ライダー…そんな片割れの一人である佐桐翔太は、
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ある人物を追跡している最中だった。旭高校の制服でも、私服でもなく、探偵姿で尾行を続ける翔太。本気の尾行スタイルな彼だが、その表情はあまり良いものではなかった。春先だというのに冷や汗を流しており、かなり焦っているようにも見えた。
そんな中、尾行を続ける中、着いたのは『継風アウトレットモール』…継風でも一、二を誇る商業施設であり、春休みということでかなりの人で賑わっていた。そして、尾行対象の人物は時計台の前で立ち止まった。
(あそこが待ち合わせ場所か…くそっ。マジなのか…そういうことなのか!?)
物陰から相手を見つめる翔太は信じたくない一心で、そんなことを心の中で呟いていた。時刻は9時半…時計台の前から動かない相手から、目を離さまいとする翔太。だが、待ち合わせの相手はまだ来ていないようで、尾行対象は持っていた本を開こうと、
「お待たせ、フィリップ君!」
「…やぁ、二乃ちゃん。こんにちは」
「っていうか、まだ約束の30分前よ?なんでもういるの?」
「…?デートは女性を待たせるものではないっていう認識だったから、二乃ちゃんが来るよりも早くと思って、来たんだけど…」
「それも地球の本棚の知識?」
「いや、翔太がよくそう言ってたから…」
「……佐桐も偶には良いこと言うわね」
(…マジか…!マジでそうなのか……マジでデートなのかよ、お前らァァ!?)
心の中でそう絶叫する翔太…その視線の先にいるのは尾行対象であるフィリップと、先の旅行で恋仲へとなった中野二乃の姿だった。二乃の本気ともいえる私服姿に対し、フィリップもタンスにしまいっぱなしにしていた私服に身を包み、(一応ではあるが)変装用の眼鏡を掛けていた。
さてさて…どうして二人のデートを、翔太が尾行しているかというと…話は今朝の8時45分へと遡る。
(先日の旅行…中野家と上杉家とブッキングし、三玖の一件があったりとか、とんだものになっちまったが、一応はリラックスできたといってもいいだろう。旅行に行っている間にドーパントによる事件もなかったようで何よりだったしな…まぁ、帰ってきてから依頼を受けてたりしてたから、春休み最後の今日ぐらいはゆっくりとさせてほしいものだぜ)
一体誰に向けてのモノローグなのか…ここ最近の出来事を思い返しながら、家のリビングにて朝食の準備を進める翔太。
旅行から戻ってきて、母親の亜希子は再び仕事で赴任先へと戻り、
「いい、翔太、フィリップ君!何かあったら、必ず電話するのよ!翔太、あんたのことだから、勉学は心配してないけど、しっかりやりなさいよ!フィリップ君もあんまり引きこもってばかりいないのよ!それと……!」
延々と続いていたそんな亜希子の心配が頭に浮かび、連日のドーパントとの闘いを思い出しながら、明日から3年生として新学期が始まることを思い、少しだけ憂鬱になる翔太。春休みももう最後ということで、今日は家庭教師も休みとのことで、ゆっくりしようと決めた彼は、トーストが焼きあがったのを見て、フライパンで焼いていたベーコンとスクランブルエッグを皿へと移す。
(さてと…そろそろフィリップを起こす…いや、もしかしたら、また徹夜明けで検索してるかもな…仕方ない、持って行ってやるか)
フィリップの悪癖を懸念し、朝食が全て乗った皿と牛乳(翔太が煎れたコーヒーだけはNGを喰らっているため)が入ったコップを持って、秘密のガレージに向かおうと、
「おはよう、翔太」
「っ…!フ、フィリップ…!」
「…?どうしたんだい、奇妙なものを見たかのような表情をして」
「い、いや…お前が朝から家の方にくるなんて、珍しいと思ってな。丁度良かった…そっちに朝食を持って行こうとしてたところだ」
「あー…済まない。これからちょっと出かけるから、パンだけもらうよ」
「あ、ああ……出掛ける?まさかと思うが、また興味ができたものを見に行くとかじゃないよな…?」
いきなり現れたフィリップに驚く翔太だったが、今から外出するというフィリップの言葉に嫌な予感を覚え、ジト目を飛ばしていた。
「大丈夫だよ。今日はそういうものじゃないさ」
「…分かったよ。まぁ、ミュージアムが滅んでるとはいえ、まだパンドラの組織がお前を狙っていないとは限らないんだ。一応変装はしていけよ?」
「もちろんさ。それじゃ、行ってくるよ」
翔太の忠告に、着けているメガネをくいっとしながら応えるフィリップ。そんな彼の服装がいつもと異なるものだと気付いた翔太は思わず尋ねた。
「そういや…お前、どこに行くんだ?」
「うん?二乃ちゃんとデートだよ。行ってきます!」
何事もなかったかのように、あっさりと答えたフィリップはそのまま家を出ていた。答えを聞いた翔太も、ふーんと思いながら、増えてしまった朝食を、自身の分と合わせて、リビングのテーブルへと腰をつけた。
「デートね…あいつも墨に置けないよな。まぁ、今日は緊急の依頼もないみたいだし、最悪俺一人でなんとかできるからいいか。というか、いつの間にそんな約束したんだ、あいつら。まぁ、旅行に帰って来てからそういうこともなかったし、丁度いいくらいか。明日から学校が始まったら、二乃もそれどころじゃなくなるだろうしな。そうか、そうか、デートか…………ブハァ!?デートォォ!?」
ようやく脳の処理が追いついた翔太はコーヒーを噴き出し、現実へと向き合った。そして、彼の脳裏にあるおかしな方程式が浮かび上がった。
フィリップと二乃がデート
↓
フィリップは対人関係スキルが皆無
↓
奇行・検索馬鹿が発動する
↓
二乃の機嫌を損ねる
↓
二人が別れる
・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・
「…そんなことさせるか!?こうしちゃいられねぇ!?」
混乱のあまり、適切な判断ができていない翔太は慌てて自室へと戻り、探偵服へと着替え、家を飛び出した。そして、メモリガジェットたちを総動員し、フィリップの居場所を突き止め、尾行を始めたのだった。
(にしても、マジでデートかよ…勢いでついてきちまったが、フォローしようにもどうしようもなくないか、これ…?はぁ、とりあえず見守ることに徹することにするか……おっ、動き出したか)
そして、話は今へと戻り、話し込むフィリップと二乃を見守ると心に決めた翔太は、ショッピングモールへと向かい出した二人を追い始めた。
「…あれ、今のって…」
そんな彼の姿に、疑問の声を出した少女が近くにいたことに気付かずに…
「…うーん…」
「二乃ちゃん。見ているだけならなんだから、中に入らないかい?」
「そうね…でも、大丈夫?ここ、男の子には居心地が悪いかもよ?」
「アハハ、そんなことは気にしないよ。さぁ、行こうか」
「ちょ、ちょっと…!」
(まずは服を見るようだな…大丈夫かな?フィリップの奴、そういうとこ無頓着なとこあるし…でも、あそこの店、女性客ばっかりだな)
二乃の懸念などお構いなしに堂々と入っていくフィリップ。そんな二人の姿を遠目で見守る翔太。今できることは全くない彼は、二人が出てくるまで待機していようかと思っていた。そんな時だった。
「…ショータ…?」
「…!えっ……?」
いきなり名前を呼ばれ、よく知る声に驚き、翔太は背後を振り返ると、
「…やっぱりそうだ。ショータだ」
「み、三玖…!なんで、ここに…?」
そこには五つ子の一人である、私服姿の三玖がいた。驚く翔太に対し、三玖自身も驚きながらも、あまり表情には出ていなかった。
「…えーっと………そう、お醤油を買いに来たんだけど、近くのお店は何故か全部売切れてて、在庫があるお店を探してたら、偶然ここに来ただけであって、まさか昨日から何故か機嫌がいい二乃を追って、ここまで来たとかそういうわけじゃないから」
「長ぁ!?…というか、それで誤魔化せると思ってるお前に、これまたビックリだよ」
「……何のこと?」
「いや、嘘吐くなら目を逸らすんじゃねーよ」
姉の行動に違和感を覚えて、興味本位で追いかけてきましたと、自白同然の嘘を吐く三玖に、翔太は呆れてしまう…尤も、自身もそうだということを棚に上げてしまっているのだが…
「そういうショータだって、ここで何してるの?しかも、そんな恰好までして…それって、前にフィリップがしてた恰好にそっくり…」
「あー……ちょっと仕事でな」
「…もしかして、ドーパント…!?」
「い、いや!?そういうのじゃなくって…!?」
完全に三玖を誤解させてしまい、慌てる翔太。これはどうしたものかと思った翔太が頭を抱えていると、
「…ぷぷっ。ショータでもそんな風に慌てるんだね」
「…うるせー。俺がここにいるのは「フィリップでしょ?」…えっ?」
自身がここにいる理由を当てられた翔太から間抜けの声が漏れる。そんな彼に対し、微笑む三玖は言葉を続ける。
「そっか…やっぱり二乃、上手くいったんだ」
「…み、三玖…知ってたのか?」
「まぁ…一応。本人たちからは聞いてないけど、二乃がフィリップに好意を抱いていたのは知ってた…それと、旅行に帰ってきてから、とてつもなくウキウキしてたから」
「…マジか?」
「うん…今日の日付をカレンダーに丸つけてたくらいだから…ちなみに一花も気付いてると思うよ?あと、四葉は分からないけど、五月は絶対に気付いてないと思う」
淡々と告げられる事実に、翔太は額を抑える。あれだけ自分たちに口止めをしていたくせに、自分の行動で姉妹に知られてしまっている二乃に思わず文句を言いたくなっていた。
「はぁ…お前の言う通りだ。まぁ、そういうことだから、宜しく頼むわ」
「…うん、分かった。でも、ちょっと複雑かも」
「あー…まぁ、そうだよな。知り合いの知り合いが、身内と付き合ってると知ったら、それは気まずくなるよな?」
「…フィリップって、ショータの弟みたいな感じだから、もし二人が結婚したら、ショータがお義兄さんになるのかと思って」
「心配するとこ、そこなのか!?」
まさかの将来の心配に翔太は思わず突っ込んだ。
「冗談…でも、ショータと五月と結婚したら、あんまり関係ないか」
「…冗談だよな?それも冗談だよな?!」
「あっ、二人が他のお店に行くよ?」
「おい!頼むから、冗談だと言ってくれ!?」
翔太の心配を無視し、三玖は二乃たちを追い始めた。そんな彼女へと撤回を求める翔太も、慌てて三玖を追い掛けた。
「次は…帽子屋さん?」
「だな。まぁ、二乃の買い物にフィリップが付き合ってるって感じじゃないのか?フィリップって、あんまり物欲とかないからな」
次なるお店に入っていく二人を見ながら、そんな会話を交わす三玖と翔太。すると、翔太はさっきの話の続きをし出した。
「それにしても、意外だったな」
「…?なにが?」
「いや、一花とかなら、なんとなく想像つくんだが、まさか三玖がこんなことするとは思ってなかったからな」
「そう…?ちょっと興味があって」
「ふーん…じゃあ、三玖にもそういう相手がいるってことなのか?」
「……ショータって、デリカシーないよね」
「ぐっ…!」
ジト目と共に抗議の言葉を飛ばされ、流石の翔太もたじろぐ。一方の三玖は、風太郎を落とすための参考にしようと思っていたことを悟られまいと、ヒヤヒヤしていたのだが、姉妹一のポーカーフェイスで翔太がそれを知る由はなかった。
「意外といえば、ショータもじゃない?」
「…俺が?」
「うん…フィリップが大事っていうのは分かるけど、ここまでするとは思ってなかったというか…過保護?」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
そう評価され、翔太は帽子を深くかぶり直し、言葉を発した。
「…あいつがさ…俺や母さん以外で、あそこまで感情を露わにすることが稀でさ。ちょっと不安なんだよ…もし二乃と何かあったりしたら、昔のあいつに戻っちまうじゃないかって」
「昔の…フィリップ…?」
声のトーンが落ちた翔太の言葉に、三玖は首を傾げる。
「昔の…うちに来たばかりのあいつは俺にも壁を作っていたくらいでさ…本当に可愛げのないガキだったんだ。今はこうして、一緒に闘っているけど、あいつと仲良くなんてなれないと当時の俺が思っていたくらいにな」
「…そう、なんだ」
フィリップたちが今度は本屋へと向かっていくのを見て、移動する最中に買ったコーヒーを飲みながら話す翔太に、三玖も奢ってもらった抹茶ラテを呑みながら話を聞いていた。
「前に遭遇した事件の話だが、フィリップにはまだ精神的に脆い部分がある。二乃との一件で、あいつの守るものが増えたと捉えられるが、一方で何かあったらと思ったら…相棒としては心配なわけだ」
「……(そういえば、ショータが入院した時も…)」
ジェノサイド・ドーパントの一件で、取り乱したフィリップのことを思い出した三玖は、翔太の言いたいことがよく分かった。
「それは…でも…」
「分かってる…二乃のことだから、大丈夫だって分かっているんだが……それでも、家族としては心配なわけさ。まぁ、こうして尾行してきたはいいが、見守ることしかできないんだけどな」
「…そっか。ショータらしいね」
「そういうお前もそうだろう?」
「…えっ?」
「デリカシーとか言っておいて、本当は二乃が心配で来たんじゃないのか?お前と二乃…姉妹の中でも、水と油に近いが、なんやかやんで姉のことを気遣って来てるじゃねーか?」
「…そんなじゃないよ…私はショータみたいに優しくも真っ直ぐでもないよ」
「……?」
褒めたつもりが、何故か表情に影を差した三玖に、どういうことか翔太もクビを傾げる。すると、空気が重くなったことに気付いた三玖が話題を変えた。
「そうだ…ねぇ、ショータ」
「うん、なんだ?」
「私たち、バイトすることになったから」
「…はっ…?」
いきなりの話題転換にまたしても思考が置いてけぼりになった翔太は驚く。どういうことかと目で訴える彼の問い掛けに三玖は答え始めた。
「一花がね、アパートの家賃を5等分にしたいって…それで、前から求人募集のチラシを二乃が集めていたこともあって、この前、面接も行ってきたんだ」
「その前に、俺に相談とかはないのかよ、お前ら…もし家賃がきついのなら、言ってくれれば、少しは…」
「それはショータたちに甘え過ぎだって…そこは5人とも変わらないまんまだよ?」
「…と言うと思ったわ。はぁ…まぁ、今の生活に影響が出ない様に頼むぞ?また成績が下がったりしたら、上杉の胃に穴が空くか、そろそろ禿げ始めるぞ、あいつ」
「う、うん……頑張る」
翔太の憂鬱な顔と共に放たれた心配の言葉に、三玖も半笑いながらも頷き答えた。
「それで?もしかして、その報告だったのか?それなら、別に尾行している今でなくても良くなかったか?」
「ううん、今のは説明。実はショータにお願いしたいことがあって…実は『♬♪♬』…っ!?」」
「あっ、悪い…もしもし」
本題を切り出そうとした三玖の言葉を遮り、翔太のスタッグフォンからバイブ音が鳴り響いた。タイミングが悪ことに謝罪しながら、電話に出た翔太。
『俺だ、翔太。今すぐ、2丁目のビジネス街に向かえ…ドーパントだ』
「っ…こんな時に…!?」
『今、警察が応戦しているが、状況は芳しくない。急げ』
「あー、分かった!…っ…三玖、すまん。後のことは頼む!」
「えっ!?ちょ、ショータ!?」
「話は後で聞く!フィリップたちのことは任せたぞ!」
マスターからドーパント出現の報を受けた翔太は颯爽とその場を去ってしまった。翔太の慌てぶりから、ドーパント絡みであることを理解した三玖だったが、どうすればいいかと困惑してしまっていた。
(と、ともかく…フィリップにこのことを知らせるべき……でも、二乃が)
翔太が一人向かったことに、敢えてフィリップに知らせずに行ったのではないかと思った三玖は迷った。五月や二乃と違い、翔太の戦闘スタイルの全てを知らない三玖は、翔太が危険だと思いつつも、今の二人の邪魔をしていいべきなのかと迷ってしまった。
だからこそだった…
「あれ、三玖?あんた、何してるの?」
「…っ…!?」
背後から聞こえてきた声に三玖の背筋が凍る。しかし、呼ばれて振り返らないわけもいかず、恐る恐る振り返ると、
「奇遇だね…君もここに来ていたのかい?」
「フ、フィリップ…二乃…!」
まさかの遭遇に、三玖の表情は完全に青ざめるのだった。
「……!あれか…!」
オート操縦で呼び出したハードボイルダーで街中を疾走する翔太は、ビジネス街で巻き起こる爆炎を目に捉えた。そして、片手でロストドライバーを取り出し、装着後にジョーカーメモリを起動させる。
『Joker!』
「変身!」
『Joker!』
ドライバーを開き、翔太の姿が仮面ライダージョーカーへと変わる。そして、ハードボイルダーのスピードを限界まで上げ、騒ぎの中へと突っ込んだ。
「さ、下がれぇ!無理するな!」
「おらぁぁ!」
後退する警官たちの中、陣頭指揮を執る刃野刑事の叫びを耳にしながら、ジョーカーはハードボイルダーでドーパントを吹き飛ばした。
「か、仮面ライダー…!?」
「刑事さん、後は任せな。民間人の避難誘導、任せたぜ!」
「お、おい…!?ったく…真倉!逃げ遅れた人がいないか、確認しろ!?」
刃野に言いたいことだけを伝え、ジョーカーは吹き飛ばしたドーパントへと対峙した。右肩にライオンのような飾りを身に着け、左手は茨を纏った女性の人間体に近い、ドーパントは近くにあったパトカーを…なんと片手で持ち上げ、ジョーカーへと投げ放った。
「おおっと…!見かけによらず、パワフルだな…いいぜ、力比べといこうじゃねーか…はぁぁぁぁぁ!」
咄嗟に身を伏せることで、飛んできたパトカーを躱し、ジョーカーはファイティングポーズを取り、ドーパントへと飛び掛かった。
次回 仮面ライダーダブル/Kの花嫁
『Sは見た!/フィリップは放っておけない』
これで決まりだ!
二乃メイン回じゃなかったのか!?…とご期待された皆様すみません!
次回が二乃のメイン回になります!
基本オリジナル回は五つ子の誰かと大きく関わるような感じになるので、今まで焦点が当たってなかった一花・三玖・四葉がメインとなることが多くなるかと思います。
それでは、また!