仮面ライダーW/Kの花嫁   作:wing//

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第2章の開幕です。

ちなみに、風太郎と三玖の和解シーンは全カットです。
・・・オリ主が介入できない範囲なので・・・

ちなみに、三玖から見て、翔太は風太郎が信頼しているということから、翔太のことを受け入れている、という感じになっています。

それでは、どうぞ!
というか、原作113話の展開に驚きすぎて、何度も見直した自分でした(笑)

追記・・・アンケートご協力ありがとうございます。
『俺に質問するな!!』が人気すぎて、困ってます(笑)
ヤベェ・・・アクセル、どうやって介入させよう・・・


②Cな空間
第4話 「Cな空間/三女参戦」


五つ子との顔合わせから3日後・・・

 

翔太は今、中野姉妹が住むマンションへと向かっていた。今日は土曜日。朝から家庭教師をするとのことで、風太郎と現地で落ち合うことを前日に決め、時間に間に合う様に移動していた。家を出る時に、

 

「何かあったら、すぐに知らせるから・・・頑張ってきてね」

 

と、相棒から「何かあったら、こっちを優先しろ」という忠告も含んだ応援の言葉をかけられ、家を後にした。

 

(・・・それにしても、どうしたもんかね・・・やる気のある四葉や少しは心を開いてくれているらしい五月はともかく、他の3人の信頼をどう得るべきか・・・)

 

歩きながら、拒絶反応を示した、姉3人のことをどうするべきか、翔太は考えていた。自分だけでどうにかなる問題であればいいんのだが・・・あくまでもメインの家庭教師は風太郎である。彼が中野姉妹の信頼を勝ち取らなければ、全く意味がない・・・そういう意味では、五月の信頼も勝ち取れているとはいえない状況だ。

 

(まぁ、できるだけ早いうちになんとかしないとな・・・着いたな)

 

中野家のマンションが見えてきたことから、考え事を中断した翔太はエントランスに入ろうと・・・

 

「・・・・・何やってんだ、上杉」

「さ、佐桐!助かった・・・見てくれ、このドア・・・壊れてるみたいなんだ!」

 

・・・何故か、入り口で困惑している風太郎がいた。彼の言葉から、状況を理解した翔太は思わずため息をつきながら、

 

「・・・・・オートロックの玄関だから当たり前だろうが」

「オ、オートロック・・・?」

「・・・・・そこのパネルで、訪問する部屋番号を押して、家主に開けてもらうんだよ。知ってるだろう」

「あ、ああ!もちろん、知ってたぞ!」

(・・・・・絶対に知らなかったな・・・)

「このテンキーで、部屋番号を打って、居住者にドアを開けてもらうんだ。中野姉妹の部屋はと・・・」

 

風太郎にオートロックの仕組みを説明し、翔太がテンキーを打とうとすると、

 

「なにしてるの?」

「うん?ああ、三玖、さんか」

「・・・三玖でいいよ。それで、そんなところで何してるの?」

 

横から声を掛けられ、思わず呼び捨てで名前を言おうとしたのを避けた翔太は、声の主・・・三玖に反応した。買い物に行っていたのか、彼女の手にはコンビニの袋があった。

 

「今からオートロックを開けてもらおうと思ってたんだが、俺が部屋の番号をド忘れしてな。上杉に聞こうとしてたんだ。な?」

「えっ!?お、おう、そ、そうなんだ!?」

「・・・・・ふーん」

 

翔太と風太郎の(ぎこちない)言葉に、一応納得の反応を示した三玖が二人の間を通り過ぎ、扉に近づくと、オートロックのドアが開いた。

 

「あ、開いた・・・」

「なにしてるの・・・家庭教師するんでしょう?」

「!!・・・おう!」

(・・・どうやら、上杉の奴・・・ちょっとは信頼を勝ち取れたようだな)

 

三玖の反応から、この数日で風太郎が動いたことを察した翔太は笑みを隠しながら、三玖の後に続き、風太郎とドアをくぐった。

 

 

 

「おはようございまーす!」

 

四葉の元気な挨拶に翔太達は迎えられた。リビングには、二乃を除く私服姿の中野姉妹が集まっていた。

 

「準備万端ですっ!」

「私も、まぁ見てよっかな」

 

気合の表われを示した四葉ととりあえず見学するのみという一花。

 

「私は、佐桐君にのみ教えてもらう予定ですから。勘違いしないでください」

「いやいや・・・分からないことあれば、上杉にも聞けよ・・・俺だって、いつも手が空いてるわけじゃないだから」

 

未だに風太郎を信頼していない五月に翔太が思わず突っ込んだ。

 

「約束通り、日本史教えてね」

「・・・よーし、始めるか!」

 

風太郎にそうお願いを告げる三玖の言葉を聞き、やる気になった風太郎の言葉で勉強を始めようとした時だった。

 

「あ・・・・なーに?また懲りずに来たの?」

「・・・二乃」

「助っ人を連れて来ても結果は変わらないじゃない?まぁ、先週みたいに途中で寝ちゃわなきゃいいけどね」

「・・・てめぇが薬を(ボソ)」

(・・・はぁ、これは何かあったな・・・)

 

二乃と風太郎の会話から、以前の家庭教師の時に何かあったことを察した翔太はここに来るまで考えていた懸念はより深いものだと思ったのであった。

 

「どうだい、二乃も一緒に・・・」

「死んでもお断り」

 

風太郎が下手に出ても、二乃は全く態度を崩さずにいた。

 

「上杉・・・もういいだろう。今日はこのメンバーでやろうぜ?」

「あ、ああ・・・よし、それじゃ今日は・・・」

「・・・そうだ、四葉」

 

翔太の提案に風太郎も再び家庭教師を始めようとすると、またしても二乃の声がそれを遮った。

 

「バスケ部の知り合いが大会の臨時メンバーを探してるだけど、あんた運動できるし、今から行ってあげたら?」

「いっ!?」「今から!?」

(そう来たか・・・・・)

 

二乃の言葉に風太郎と四葉が大きく声を上げる一方で、翔太は冷静に状況を受け止めていた。

 

「なんでも五人しかいない部員の一人が骨折しちゃったみたいで・・・このままだと大会に出られないらしいのよ・・・頑張って練習してきたのに・・・あーかわいそう」

「そんなのやるわけないだろう」

(いいや・・・四葉の表情を見るなら、これは駄目だな)

 

わざとらしい棒読みの二乃に風太郎は否定の意見を述べたが、翔太は四葉の表情から彼女ならその頼みを断れないと察した。

「上杉さん、佐桐さん!すみま『♩♬♩』えっ!?」

「悪い、俺だ・・・」

 

四葉が謝罪をしようとした時に、着信音がそれを遮った。音源の主である翔太はスタッグフォンを手に取り、

 

「もしもし・・・ああ、そうなんだよ。俺の高校のバスケ部でさ・・・もしできたら、サッちゃんの情報網で宛てないかな・・・よし、頼むわ」

 

軽い感じで話し始めた。通話を終えた翔太は

 

「四葉、代わりが見つかれば、行かなくてもいいんだろう?」

「え、ええ・・・?」

「あ、あんた・・・一体何するつもりよ」

 

未だに状況の分かっていない四葉にそう問いかけた。いきなりの行動を取った翔太に二乃は困惑しながら、そう問いかけた。

 

「悪いな、二乃さん。俺、今は上杉から家庭教師の助っ人を受けてる立場でな。さっき、知り合いの情報屋にメールを送ったのさ」

「じょ、情報屋・・・?」

「ああ。それで『♩♬♩』・・・!来たか!もしもし・・・おお、見つかった!?うん、うん・・・サンキュー、サッちゃん!今度、何か奢るわ!ああ、またな・・・・・ああ、悪い、悪い。それで、条件に合う知り合いがいないか探してもらったのさ・・・四葉」

「は、はい・・・!」

「今日、予定がない元バスケ経験者の人がそっちに行ってくれるとのことで、話がついたからさ・・・君が助っ人に行く必要はないぜ」

「ほ、本当ですか!?良かった~!」

「・・・っ!」

 

翔太の言葉に四葉は安堵していた・・・一方で面白くない顔をしていた二乃の方であった。

 

「・・・・・あんた、私の邪魔をする気?」

「・・・いや、君が何をしようと基本介入する気はないが・・・君が俺の依頼人の邪魔をするなら、その時は遠慮なく妨害させてもらうだけだ」

「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」

 

翔太と二乃、互いに無言の睨み合いが一瞬起きた。だが、先に行動を再開したのは二乃の方だった。

 

「そうだ、一花・・・あんた、二時からバイトだって、言ってなかった?」

「あー、忘れてた」

 

二乃の言葉に一花はあたかも忘れていたかのように返した。

 

「っ・・・・・(佐桐!)」

 

今度も佐桐がなんとしてくれるのでは・・・そう思った上杉は、助けの目を翔太に送った。それに対し、翔太は・・・

 

「そうか・・・行ってらっしゃい」

「さ、佐桐!?」

 

まさかの見送りの言葉を一花に送り、勉強道具を準備し続けていた。まさかの翔太の行動に思わず、風太郎が驚きの声を上げた。

 

「さ、さっきみたいになんとかしてくれないのかよ・・・」

「・・・いや、流石にバイトの代わりはな・・・一花が何のバイトをしているのか、知らないしな」

 

正論を返す翔太に、風太郎も流石に何も言えなくなってしまった。

 

「五月、あんたもこんなうるさいところより、図書館に行ったほうがいいんじゃない?」

「・・・そうですね、そうし「アホか!」いたい!」

 

二乃の言葉に同意しようとした五月に緑のスリッパを手にした翔太のツッコミが炸裂した。

 

「な、なにするんですか!?」

「お前がとんでもないこと言ってるからだ!この前の図書館の出来事をもう忘れたか!?」

「うっ・・・!」

 

五月に突っ込んだ『なんでやねん!』と金色で文字が書かれたスリッパを持ち、腕組みしながら、五月に反論する翔太。

 

「まだ授業も始まってないんだ。始まってみてから、それでも集中できないと思うのなら、勝手にしろ・・・とりあえず、受けてみてから判断しろ」

「・・・・・分かりました」

 

翔太の言葉に、先日の図書館での出来事を思い出した五月はおとなしく従った。

 

「・・・そうだ!三玖、あんた、間違えて飲んだアタシのジュース、買ってきなさいよ」

 

思惑のほとんどが翔太に潰された二乃は最後の策に打って出た・・・のだが、

 

「それならもう買って来た」

「・・・えっ」

 

三玖が指さす方向には、先程手にしていたコンビニの袋があった。二乃がそこから、中身を取り出すと・・・

 

「って、なにこれ!?」

 

『抹茶ソーダ』と書かれたドリンクを手にしていた。

 

「(ああ、あれか・・・一回、フィリップに飲まされたことあったな)さて、ようやく授業を始められそうだな」

「あ、ああ・・・一花のことはしょうがないか・・・切り替えていこう!」

「フータロー・・・早速なんだけど、この部分の・・・」

 

二乃が手にしたドリンクから昔の経験を思い出したながらも、四葉と五月の向かい側に座った翔太の言葉に、同意した風太郎に早速三玖が質問をしていた。

 

「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!三玖、あんたいつからそいつとそんなに仲良くなったのよ!」

 

二乃の三玖と風太郎の関係に対しての追及が始まった・・・のだが、

 

「四葉、その問題はこの公式をつかって、数式を解いてくれ。今は、見ながらでいいから、公式の構図と使う場面を覚えるようにしてくれ。五月、その構文は主語が省略されてるから、そこを前の文章から推測するように」

「さ、佐桐さん・・・あの三人、放っておいていいですか?」

「・・・家庭教師本人が参戦しちまってるんだ。放っておくしかないだろう。それよりも集中するように」

「は、はい」

 

四葉に指摘されながらも、あの騒ぎを仲裁することを諦めた翔太は、目の前にいる四葉と五月に勉強を教えることに集中することにしたのだった。

その後、二乃と三玖の口論は何故か料理対決をすることになり、その試食を風太郎が終えた時には・・・

 

「・・・しまった。こんな時間か・・・!?」

「お前はなにしに来たんだよ!」

 

風太郎の言葉に佐桐は突っ込みスリッパで突っ込んだ。せっかく3人で勉強する機会だったのに、結局、四葉と五月しか勉強しておらず、それを見ていたのも助っ人の翔太だったのだ。突っ込まれるのも無理ない話であった。

 

 

 

「はぁ・・・悪い、佐桐」

「・・・今回は・・・いや、上杉にとっては今回も二乃さんの策にはまったわけだな」

家庭教師を終え、五月たちに宿題を伝えた後、翔太と上杉はそんな会話をしていた。

なんでも、最初の家庭教師の時には、睡眠薬を盛られ、眠らされたことを聞いた際には、流石の翔太もドン引きしていたが・・・

 

「なんで、二乃は俺を排除したがるだろうな・・・」

「・・・・・さぁな。でも、彼女があんなに必死になるには絶対理由があるだろうな」

「・・・理由」

 

そして、エレベーターが1階につき、自動ドアをくぐった時に・・・

 

「あっ、財布忘れた・・・」

「おいおい・・・」

「・・・取ってくるよ。今日はありがとな、佐桐」

 

お礼を言ってから、(今度はやり方を理解した)風太郎はオートドアを開けてもらい、再びマンションの中に入って行った。それを見届けた翔太も帰路に着いた。

 

(今日の夕飯、どうするかな・・・フィリップはなんでもいいと言うしな・・・・・

魚にでもするか・・・)

 

今日の夕飯をどうしようかと考え、スーパーへの道へと足を向けた際に、スマホのメールが着信した。

 

(うん・・・上杉?・・・・・っ!?)

 

先程別れた風太郎からのメールに首を傾げながら、その内容を見た翔太はすぐさま来た道を走って戻りだした。そのメールには

 

『助けてくれ』

 

とあったのだった。

 

 

次回 仮面ライダーW

 

『Cな空間/五つ子裁判』

これで決まりだ!

 

 




さりげなく風都イレギュラーズの登場です。

サッちゃんは、原作のサンタちゃん・・・もとい、ペットショップの店長その人です。他のメンバーもどこかで出せればと思いますが・・・多分オリジナルエピソードでの出番になると思います。

中編に続きます。

仮面ライダーアクセル参戦決定!ヒロインは誰がいいですか?(すみません、オリジナルヒロインだと、更に介入難しそうなので、削除しました)

  • 一花
  • 三玖
  • 四葉
  • 絶望が・・・お前の花嫁(ゴール)だ
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