ラブライブサンシャイン 〜if 男子がいたら〜   作:カーテンと手袋

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ある番組内での『ツバサ』と『にこ』

〜〜再現VTR〜〜

音を立てずラーメンを啜れる男「後戻りはできないはずだ」

棒読みだが事務所のゴリ押しによって地位を確立し始めている女「はい。みんなで決めた事ですから」

後輩に馴れ馴れしいナレーター「こうしてA-RISEはそれぞれの道を歩み始めた──」

 

〜〜スタジオ〜〜

興味のあるふりをして実際に興味がある女「エモいです! この映像だけで涙出ちゃいますよ!」

緊張すると親指の爪を噛む芸人「からっからやないかい!」

誰よりも大きなウンコをする司会者「いやー 人気絶頂の所で、今回は、どうしてって感じなんですが、まぁでも、もう何回も聞かれててね。実際、答えることないかもしれないけどね、えー 実際あるの?」

ツバサ「確かに、色々語り尽くしてしまった部分は多くて、今まさに新しいエピソードを出すのは難しいですね。過去は変えられないですから」

十年前に不倫というスキャンダルを週刊誌に暴かれ芸能活動を引退したかと思われたがノコノコと戻ってきた女優もどき「でも、ほら、もう連絡もないの?」

ツバサ「だけど、英玲奈と連絡を取ったのはつい先日のことで」

興味のあるふりをして実際に興味がある女「はああぁぁああぁ、すごいですすぅ!」

ツバサ「専門学校は楽しいみたいです」

緊張すると親指の爪を噛む芸人「今から勉強か、ワイも東大目指したぁら」

三年前から御意見番の立ち位置にしがみつき必死にやり過ぎて各所から嫌われ始めている芸人「鶏の脳みそじゃ無理だぞぉい」

誰よりも大きなウンコをする司会者「えー ゲストおりますけども、まぁね、来ていただきましょう」

 

デレデレ、デッ、デデッデーデデデ

〜豪華そうに聞こえるbgm〜

 

にこ「ぺこり」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「すごおねぇ、すごおいねぇ」

誰よりも大きなウンコをする司会者「矢澤にこさんでーす」

十年前に不倫というスキャンダルを週刊誌に暴かれ芸能活動を引退したかと思われたがノコノコと戻ってきた女優もどき「好感度爆上げ拍手」

興味のあるふりをして実際に興味がある女「失神ッッッ!!!」

 

〜担架で運ばれるスタジオ内の空気〜

 

昭和後半に形作られた価値を典型的に分かりやすく示す格闘家「あぁぁん!」

にこ「にっこにっこにー 矢澤にこにこー! 今回で3回目の出演……にこ、傷痕残します!」

緊張すると親指の爪を噛む芸人「よおっ!」

誰よりも大きなウンコをする司会者「それではねぇ、あの、えー コーナーお願いしまーす」

にこ「来たばっかりなんですけど!?」

十年前に不倫というスキャンダルを週刊誌に暴かれ芸能活動を引退したかと思われたがノコノコと戻ってきた女優もどき「ドキドキ。人生相談、あなたは今何を悩んでいますか!? イェーイ!」

三年前から御意見番の立ち位置にしがみつき必死にやり過ぎて各所から嫌われ始めている芸人「よぉ! 不倫大臣、五月雨の舞!」

十年前に不倫というスキャンダルを週刊誌に暴かれ芸能活動を引退したかと思われたがノコノコと戻ってきた女優もどき「なに! いや! 私もう帰ります!」

 

〜ハイヒールの音が虚しく鳴り響くスタジオ内の空気〜

 

にこ「それでは、にこがお話を聞きたいと思いまーす」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「せかいのせんそうがなくなるためのすいっちがめのまえにあったら、おねえちゃんはおしますか?」

にこ「えー 結構難しいなー にこアイドルだから」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「あいどるはせかいをまもらないんですか?」

にこ「っぐぅっ」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「混じり気しかない眼差し」

にこ「まぁ、それは、ね。おそ──」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「が、クエスチョンは取り去った! 今、現実を交差する難問は誰の声も浴びない!!」

にこ「この子役……っ! 月曜9時から絶賛放送中のドラマ『ハンカチよりも重い重罪は何十代?』で使われる決め台詞を使って、にこを追い詰めようとしてるにこー……っ!」

〜〜生暖かい笑い声〜〜

 

〜〜未来と希望を唄ったCM〜〜

テレビを見るルビィ「あははっ」

 

〜〜三年前から御意見番の立ち位置にしがみつき必死にやり過ぎて各所から嫌われ始めている芸人もいつも間にかいない〜〜

 

緊張すると親指の爪を噛む芸人「せやかて、ほんま、なんやで。ふぁーゆうてな、ドッカンドッカンや」

ツバサ「必ず再結成します。断言出来る。そう、あの──木漏れ日の下で」

にこ「いや、あんたそれどこよ」

誰よりも大きなウンコをする司会者「あれですね、あー ファンの方達も安心しますよね。いいですね、そうそう」

昭和後半に形作られた価値を典型的に分かりやすく示す格闘家「おおまたずわり!」

ツバサ「うふふ。まぁでも、三年を基準にしてます。ワンピースみたいに」

誰よりも大きなウンコをする司会者「それでは、重大発表がありまーす」

にこ「なんかざつにこ」

 

てっててててて

てれてれてててっれてって

ジャーン

 

『ユニット結成』!!

 

テレビに釘付けルビィ「ええぇ!!!」

 

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「ぼっ、僕は信じないぞ! これは世界の陰謀が絡んでるデマだ! そうだろ?! この世界は真実を隠そ──」

昭和後半に形作られた価値を典型的に分かりやすく示す格闘家「ハイキック!」

楽しそうに笑うのが一番上手い子役「ぎゃああぁあああぁ! おのれ」

昭和後半に形作られた価値を典型的に分かりやすく示す格闘家「子どもの腕が折れるまでやめるかあぁ!」

 

〜〜打って変わって静かに退室する二人を見守るスタジオ内の空気〜〜

 

〜〜再現VTR〜〜

棒読みだが事務所のゴリ押しによって地位を確立し始めている女「矢澤にこさん、見せてあげるわ。世界をね」

音を立てずラーメンを啜れる男「眩しいってのはこういうことか」

最終回だけ出る女優「にこ、にこについて来れるかなぁ〜」

棒読みだが事務所のゴリ押しによって地位を確立し始めている女「さぁ……手を取りあって」

後輩に馴れ馴れしいナレーター「二人のアイドルは、これから歩き出す」

 

〜〜地上において他の者が成し得ない強大なウンコをVTR中にした司会者は、かつての栄光を胸に刻みながら、一人歩くのだった〜〜

 

矢澤にこ「……」

ツバサ「頑張りましょ。にこ」

矢澤にこ「……かおすだわ」




ルビィ「今週も面白かったなぁ。千歌ちゃんに報告しないと、善子ちゃんは見てるよね、たぶん。あっ、やっぱり。アイドルニュースになってる」
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