鉄道教師が単純にガルパのみんなとハーレムになれるわけなかった   作:スタプレ

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なんかタイトルが淫夢みたいだなぁ

ガルパのイベントで中華街来ましたけど、次はどこの地域がモチーフになるんですかね?


15話 分裂!ホーンにこだわる少女達!

 

「じゃあ次の授業は、ミュージックホーンについてやろうか。」

 

『ミュージックホーン?』

 

「列車の警笛って口で表すと『プーン』だろ?」

 

「あの音...大きくて、ビックリします。」

 

「そうそう。うるさいけど必要不可欠なものなんだ。それで不愉快を愉快にする為に生まれたのがミュージックホーン。」

 

「確かに音楽が流れたらワクワクします!」

 

「そういうこと。じゃあ話の続きは次回にしよう。各自どんなのがあるかちょっと調べてきてね。」

 

こうして今日も鉄道教室は終了となった。

そして次も平和な授業が出来る。自分はそう思っていた。

 

しかしこの考えは甘い。知識豊富な俺は、色々なものを知っているから問題ないと思っていた。

でも彼女達は初心者。調べて印象に残るものは数少ない。

この鉄道クソ野郎が出した軽めの宿題のせいで.........

 

 

 

 

 

 

教室では戦争が起きていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

扉を開けるとそこは2つの軍に分かれていた。

 

「ゑ......どういう状況!?」

 

トップとなる人達を先頭に、お互い睨み合っている。

 

「なんでこれの良さが分からないんですか湊さん!」

 

「あなたこそ。これがミュージックホーンの頂点。音楽の理解がないのはあなたよ美竹さん。」

 

マジで何で対立してんのこれ?

 

状況を説明すると、東にロゼリア、ハロハピ、日菜さんと千聖さん。西にアフターグロウ、ポピパ、彩さんと麻弥さん。間にイヴさんがいる。

 

(パスパレが分裂してるけど大丈夫なの?)

 

とにかく中立っぽい所にいるイヴさんに話を聞くか。でも不幸なことに、イヴさんは教卓から一番遠いところにいる。彼女のところに行くには軍事境界線を通る必要がある。戦争に巻き込まれかねないぞ。

 

「では、イクサの始まりです!」

 

待って!勝手に始めないで!ていうかなんでほら貝があるの?

 

「いざ、カイセン!」ブオォ〜

 

『オラァァァ!!!』

 

マジで始まったぞ...

 

「ちょっとストーープ!!!」

 

『あ、先生!』

 

「あ、先生...じゃねぇよ。何があったんだいったい?」

 

薄々思っているんだけど俺って存在感うすい?まぁ戦(喧嘩)を止められたのはよかった。

 

「それで何で対立してたの?」

 

「先生がこの前出した宿題で...」

 

「宿題でなんで...あぁ!そういうことね〜」

 

簡単に言えば、元祖と本家で対立してたのね。恐らく友希那さん側が元祖、蘭さん側が本家って感じかな?

 

「君たち、元祖と本家を好むのはいいが、まだ色んなミュージックホーンがあることをお忘れではないか?」

 

「まだまだあるの?」

 

「そりゃあるさ。じゃあ早速授業を始めようか。」

 

ミュージックホーン。またはMHと呼ばれるものを装備している鉄道会社は基本人気がある方だ。

 

まずは東京だと、JR東日本や京成が搭載している。

 

「でもなんでそんなに影がうすいんですか?」

 

「ひまりさん。ストレート過ぎですよ...まぁなぜって言われたら...2つの音しかないから?」

 

「確かに...すごくいいとは言い難いね。」

 

でも実際多くの特急電車に搭載されている。実は形式によっては違うメロディが流れる電車もある。

 

そして京成はスカイライナーが搭載している。スカイライナーはホーンと言うよりも、ファンファーレと言った方がしっくり来る。

 

「そしてJR西日本も普通電車用と、特急電車用の2つがある。個人的にはJR西日本が一番鳴りやすいと思っている。」

 

「なんでそう思うの?」

 

「それは鳴らし方さ。普通のMHは別のペダルがあるが、JR西日本のは警笛と一緒のペダルなんだ。そのペダルを軽く踏めばMHが。強く踏めば、爆音の警笛も鳴る。」

 

「つまり、鳴らすところが義務付けられるところでは、100%聞けるということだね!」

 

そして地方鉄道にもある。代表であげると静岡鉄道がある。地方鉄道だと同じメロディを使うのが多いが、静岡鉄道は独特のメロディを持っている。

 

「さらに、MHがマジの音楽の列車もある。」

 

「それって注意喚起になるんですか?」

 

「はっきり言ってならないね。でも、列車の目玉の一つだから問題ないんだよ。」

 

その列車は近鉄の『青の交響曲』や、JR四国の『四国まんなか千年ものがたり』がある。

 

「じゃあ本題の元祖と本家の説明をしようか。」

 

すると、さっきみたいに分裂し始める。

 

「待て待て。戦争しようとすな。ほら、席につけ!」

 

「栄生!早く湊さん達に、間違っていること教えてあげてください!」

 

「聞き捨てならないわね。栄生、美竹さん達にあの良さを教えてあげてちょうだい。」

 

なんでここまで燃えるのか、逆に不思議だな。

 

「まずはそれぞれ良さを聞くか。友希那さんはなんでいいと思ったの?」

 

「なんでって...最初に作り、トップを譲らないところに惹かれたわ。」

 

「トップって、それがトップなわけないでしょ!」

 

「蘭さんは後で聞くから黙ろうか。じゃあハロハピを代表してこころさん。」

 

「愉快でホームにいる人みんな笑顔になりそうだもの!」

 

「なるほどね。じゃあ千聖さんと日菜さんは?」

 

「なんか上品って感じがするからかしら?」

 

「そうそう!なんか走って鳴らす時はるんっとするから!」

 

ほぉ...つまり最初に聴いたからとか、何となくとかではないんだ。

 

「次は本家だな。おまたせ蘭さん。蘭さんはなんでこれがいいと思うの?」

 

「なんか本来の役目を果たしているというか...なんかしっくり来るんだよね。」

 

「あと蘭は曲名と一緒だからってもあるでしょ〜」

 

え〜せっかくいいこと言ってくれたのに...

台無しだよそれ。

 

「じゃあポピパを代表して香澄さん。」

 

「うん!なんかメロディが長いし、色んな駅で聴けているのがいいと思った!誰でも愛されている感じもあったかも...」

 

「なるほど。じゃあ彩さんと麻弥さんは?」

 

「色々な音源があって、一番電子音がよかったと思ったよ。」

 

「そうっスね!気になる機械もありましたし...フヘヘ。」

 

こっちもちゃんとした意見だ!

 

さて、読者の皆様は分かりましたか?元祖と本家の鉄道会社は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えは、元祖は小田急!本家は名鉄です!

 

「正直君たちがしっかりした理由を言えるとは思ってなかったよ。」

 

「失礼ですね。私たちだって、ちゃんとやれば出来ます。」

 

「あはは...そうだね。それじゃ解説していこうか。テストに出すからちゃんと取れよ。」

 

まずは小田急のMHから。小田急が元祖と言われているように、日本で最初のMHを搭載した。その電車が、初代3000形SEに付けれた。(時が経つと、過去に使われた数字を何回も使わなくてはならない会社もある。その場合、区別付けるために初代〇〇系とか2代目〇〇系とかで表記する時がある。)

 

そして名鉄のMH。名鉄は小田急SEが登場して数年後、7000系パノラマカーに搭載された。

 

ではなぜ後に登場した名鉄が本家と呼ばれているのか?実はそれぞれ大きな特徴があり、その特徴に秘密が隠されている。

 

そしてガルパのみんなの意見も的を射る発言をしているのだ。

 

「友希那さんの言う通り、小田急は最初に作られた。そしてこころさんはホームにいる人が笑顔になる。」

 

「それは名鉄も同じじゃないのか?」

 

「小田急は発車する時に鳴らすイメージが強いんだ。到着する時よりも、発車の方が聴いている人が多いからね。」

 

そして上品と思う理由。それは...

 

「小田急のSEは当時、豪華な内装として登場したんだ。音からそう聴こえるという理由もあるが、上品に聴こえるのはそういう理由があるかもしれないね。」

 

そして反対のパノラマカーは、いい内装なのに、追加料金なしで乗れた車両なんだ。

 

「先生!なんで名鉄の方が本家って言われているの?」

 

「それははぐみさん。MHを搭載している車両の数だよ。」

 

『車両の数?』

 

「そう。実は小田急のMH復活は最近の話なんだ。今はロマンスカー3種類にしかない。」

 

という名鉄も今は4種類しかない。しかし数でいったら、小田急が約10本。名鉄は約30本なので、圧倒的名鉄が多い。

 

「だから名鉄の方が聴ける確率が高いんだ。そして昔は特定の場所でも鳴らしていた。だから本家と言われるようになったんじゃないかな?」

 

そして名鉄の登場したほとんどの特急車両に装備されていた。当然音源も時代によって変わってくるんだ。

 

実は電車から聴けるMHで、同じ音でも違う音源があるのは珍しいのだ。

 

「最後にしっくりくる理由。それは鉄道マニア達で有名な歌詞なんだよ。」

 

「なんですかそれは?」

 

「鉄道関連のメロディに歌詞を当てるんだよ。」

 

「ある意味凄いね...」

 

「じゃあ名鉄のMHの最初、蘭さんちょっと付けてみて。」

 

「え、いきなり...えーっと、どけよどけよ?」

 

「おー早速当てるとは...じゃあMH、もとい警笛の役割は?」

 

「ホームの人に注意喚起をするため......そっか。」

 

「そう。だからしっくり来るのでは?」

 

「なるほど!だから湊さん。名鉄のMHが一番なんですよ。小田急なんて古臭いですよ。」

 

「なんですって!原点を忘れているあなた達に語る資格はないわ。まぁ庶民程度の音楽で楽しみなさい美竹さん。」

 

うっわぁ...また荒れ始めたよ。

 

『イヴ(若宮さん)はどっち!?』

 

「えーっと...私仕事があるので行きますねサコウ先生!」

 

「え、えっと、気をつけて...」

 

「逃げたわね...」

 

「じゃあ栄生に決めてもらおうか。」

 

「お、俺?」

 

「あなたはどっちが上だと思うの?」

 

「まぁちゃんとした意見を言うことが大事だから...」

 

「答えて栄生!」

 

「この調子なら次の宿題も出せるね、うん!」

 

「はぐらかさないで早く!」

 

「どうしても答えなきゃいけないの?」

 

『当たり前よ!』

 

「........................名鉄」ボソッ

 

この後元祖チームから総攻撃を喰らい、見事討ち取られてしまった......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちなみに曲名と一緒って、それはアフターグロウの曲なのひまりさん?」

 

「そうだよ!私たちの曲、『Scarlet Sky』があるんだよ。」

 

確かに親近感湧くな〜

 

「ちなみに名鉄を意識したってことは...」

 

「ないです。」

 

ですよねー笑




ミュージックホーンに使われる音の数は少ない方が多いです。小田急も名鉄も3つの音で美しいメロディを奏でているんです。
シンプルでも愛させるには、何か特別な魅力でもあるんですかね?
これも儚くないと思いません薫さん。

さて次回は、『こなせる人ほど立派な使い手』お楽しみに〜

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