鉄道教師が単純にガルパのみんなとハーレムになれるわけなかった 作:スタプレ
あとロゼリアの箱イベ神!
「本当に来ちゃったよ...東京〇ィズニーランド」
「すみません。せっかく休日でゆっくり出来るところを...」
「気にしないで美咲さん。多分これ逃げられない運命だから。」
お察しの通り、わたくし栄生 学とハロハピのメンバーは浦安にある某テーマパークに来ている。
もちろんハロハピが元々行く予定を、自分がプラスαって感じ。
そして俺はあまりこういう施設は好きじゃない。いつでも混むし、アトラクションに乗るのに何十分もいちいち並ぶの嫌だし、精神的に疲れる。
だけどこころさんが、「栄生も来たら楽しいわよ!」と言ってしまった為、黒服さんの威圧回避の為にノコノコ付いてきた。
「正直笑顔になれる自信がないよ...」
「だ、大丈夫ですか?できるだけ無理しないでくださいね?」
「ありがとう花音さん。出来れば絶叫系は断念して欲しいかな?」
「分かりました。こころちゃん達にも伝えておきますね。」
つくづく思うのが、なんでこんな常識人がハロハピにいるんだ?
演奏技術からもっと普通のかっこいいバンドに入れたと思うけど、なんか訳でもあるのだろう。
「ま、授業が出来るから結果オーライなんだけどな。」
「え...こんなところでもやるんですか?」
「そうじゃなきゃこんなところ来ないよ。」
自分が少しでも来る価値があると思う=鉄道がある。
大阪のあれと比べりゃこっちの方がまだマシなのだ。
「3人とも早くー!まずはあれに乗りたいわ!」
こころさんが指したのは1本に伸びてるコンクリートの柱。
「こころさん。これはホテルと明日行く海の方に乗るから後だよ。」
「残念ね。早く中に入りましょう。」
「先生。あの儚い柱はなんだい?」
別に儚くはないだろ。そういえば薫さんが質問は珍しい。
「あれはディズニ〇リゾートライン。モノレールだよ。多分もうすぐ来るから待つ?」
「モノレール!?そ、そっか...高いところ走るのか...」
「ん?高いところ苦手?」
「いや、そんなこと!」
あるんですねー
でもこのモノレールはそう大して高いところには走らない。ビルの3階ぐらいの高さが平気ならよっぽど大丈夫。
「リゾートラインはアトラクションに見えて、実際はちゃんとした鉄道なんだ。だから決まり事もしっかり守らなきゃならないんだ。」
夢の国と夢の海を結ぶ鉄道がそこらのと会社と変わらないって聞くと、夢が壊れたように聞こえるかもしれない。
しかし安心して乗れると考えると十分鉄道会社の人も夢を与えてくれている。
「黄色のモノレールだ!はぐみ達にぴったりだね!」
たまたま見たモノレールは黄色だった。実はモノレールは全て違う色に塗られている。
同じ形式だから面白くないと思いがちだが、色が違うおかげでちょっとした楽しみが生まれる。
ちなみにモノレールには四つの駅があるのだが、全て違う雰囲気を出している。
そして何回も乗り降りする予定なら、フリー乗車券がいい。Suicaなども対応しているけどね...
「それで、みんなは何に乗りたい?」
「私はジェットコースターがいいわ!」
「人の話聞いてたかい?」
「ならスペー〇マウンテンがいいよ!」
「援護すんじゃねー。」
「私は儚い乗り物を頼む。」
「夢の国にねーよそんな乗り物。廃遊園地か!」
「私はイッ〇スモールワールドがいいなぁ...」
「実に平和的で素晴らしい!」
「突っ込みご苦労さまです...」
「これ美咲さんの仕事でしょ?なんで俺がしているの?」
「勝手に人の仕事にしないで下さい。」
さてこの2つに乗るとしても、どちらも混んでいるから待つ時間が勿体ない。
「栄生せんせー!何かいい乗り物ないの?」
「ならウエ〇タンリバー鉄道に乗る?」
通称西川鉄道。文字通り列車に乗れるアトラクションだ。
アメリカの西部開拓地をテーマにしているらしく、ここには4つの機関車が配属されている。
機関車にはそれぞれアメリカの川の名前が付けられている。
そこら辺の遊園地と同じおとぎ列車と同じ?甘いね!
実はこれ本物の蒸気機関車らしい。と言ってももくもくと黒い煙が出るわけじゃない。石炭を使っているわけでもないからね。そこまでのエネルギーが要らないということ。
そしてモノレールと同様、全て違う色に塗られているのだ。これもひっそりとした楽しみなのだが、派手に塗り方が違うのでこっちの方がワクワクする。
実際一部の列車は形が少し違うらしいので、乗る機会があったらちょっと注目して欲しい。
ディ〇二ーオタクからだと西川鉄道は子供向けに指定されがちだが、鉄道オタクから見たら魅力のあるアトラクションなんだ。
「でもいっぱい並んでるね。」
「これぐらいならすぐ乗れるさ。ほら...」
「確かに減りが早いですね。」
西川鉄道は複数で走ってるかつ、1編成に乗れる客数が多い。
流石は首都圏の鉄道?って言うべきか...
そして欧米らしいデザインの機関車プラス、この辺りの風景は日本らしくない街並みなので、万いかずに海外に行った鉄道写真が撮れたというパワーワードが生まれる。
「次で乗れるみたいよ!」
「運良く一番後ろの席に座れそうだな。」
「いや〜最高の旅でしたね〜!」
「これで感動します!?」
所詮子供向けなので、大人が満足するクオリティでは無い。しかし乗れることがいいので感動ものでしょ...うん!
「それで、先生の魅力のあるアトラクションはまだあるんですか?」
「国の方はもうないね。昔はトゥーンタ〇ンに路面電車が走ってたけど...」
残念ながら今は廃線あとを巡るような感じになっている。
幼少期にしか乗ったことがないから覚えてないが、確かメルヘンチックな路面電車が八の字に走ってたと思う...
「という事は海の方にあると?」
「鋭いね。実は海にも魅力のある列車があるんですよ。その名もエレクトリックレールウェイ!」
園内の2つの駅を結ぶこの鉄道は、高架鉄道と呼ばれる列車だ。
そもそも高架鉄道とはなんぞやということだが、まぁ文字通りだな。ただ高いところに走っているわけじゃない。
東京の地下鉄が全て建物3階ぐらいの高さに走っているというイメージだろう。
高架鉄道の代表はアメリカのシカゴの電車なのだが、縦横無尽に伸びる線路は圧巻。まぁ迷いやすいだろう。
「話を戻すと、エレクトリックレールウェイの高架は木造で出来ているから結構いい音がする!」
「耐久的に大丈夫なんですか?」
「木材を舐めちゃあかんよ。昔の鉄道建築物や列車はほとんど木材なんだから。なんならレールが木のところもあったぐらいだから。」
「えぇ...」
環境が悪くなる為、今は木造列車を作るなんてあまり聞かない。仕方ないことなんだけど...
「でも、先生も楽しんでてよかったですよ。」
「ここに来たのは不本意だけどな...まぁ悪くないって感じ?」
「あはは...美竹さんと同じこと言ってる...」
ここまで来て、「楽しくない、帰りたい」と言っても無駄だしね。仮にそんなコンセプト持っていても、君たちなら覆せるでしょ。
「みーくん、せんせー!次これに乗りたい!」
これはビッグサンダーマウンテン。いや絶叫系じゃん!
確かに鉱山列車をイメージしているけど、俺はこれを鉄道と認めないからな!
適当に理由付けて避けないと...
「でも混んでいるから、やめた方が...」
「あら?待ち時間10分だって。すぐ乗れるわよ!」
なんで混んでないんだよ!
うわあああぁぁぁー死にたくない!!!
この後めちゃくちゃ酔った。
あ、黒服さんお疲れ様です!
では次回予告っと!
ほとんどの遊園地のおとぎ列車は、農作業で使う機械のエンジンを改造したみたいなものを使って動いています。
しかし中には本物の蒸気機関車プラス石炭を使っている遊園地もあります。
子供向けとはいえ、そんな面白いものは大人でも食いつきます。
まぁ東京にはそんなもの...え?ミッシェルランドもそう?
さて次回は、『誰が客を乗せるとでも言った?』お楽しみに〜
もっと鉄道知識欲しい?
-
もっとぶち込め
-
このままでいい