ラブライブ!ゼロと奇跡の女神達   作:ゾグ

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どうも〜ゾグで〜す。

凛「星空凛だにゃ!」

はい凛ちゃん、今日も元気ですね。

凛「いつも元気な凛ちゃんで〜す!」

何か聞いたことあるセリフだな・・・・。さて、にこ編もいよいよ後編です。

凛「全く、にこちゃんは素直じゃないにゃ」

さて、どうなるかな〜、オリジナルも入れたし、霧斗も色々やってもらったからね。さて凛ちゃん、お願いします。

凛「は〜い!果たして、にこちゃんはμ'sに入る事が出来るのか?にこ襲来 後編・・・・」


「「どうぞ(にゃ)!!」」


にこ襲来 後編

穂乃果「貴方がアイドル研究部の部長!」

 

にこ「フニャーーーーーーー!」

 

焦ったのかにこは、猫の手付きで穂乃果を威嚇し部室に閉じこもり、更にバリケードまで建てるほど。

 

穂乃果「部長さん開けてください!開けてください!開かないー!」

 

凛「外から行くにゃ〜!」

 

霧斗「俺も行こう」

 

一方にこも入口を封鎖して窓から逃走を図ろうとするが、

 

凛「待つにゃ〜!」

 

霧斗「逃げ切れると思うなよこのチビ!」

 

にこ「チビ言うな!クッ」

 

にこは逃げた。

 

凛「待て待て待て待て待て待てーー!」

 

霧斗「本気で逃げられると思うちょるんか!」

 

にこ「赤(ワン)のセリフやめなさいよ!」

 

にこは逃げるが、段々と体力が無くなってきたのかスピードが遅くなった。

 

凛「捕まえたー!」

 

凛がにこを捕まえるが・・・

 

にこ「フン」

 

凛「あ〜!ちょっと!」

 

にこは凛の拘束をすり抜け再び逃走した。

 

にこ「フン捕まるもんですか(ドン)っ!痛った!・・・アッ!」

 

霧斗「俺が逃さん言うたら、もう逃げる事は諦めんかいバカタレが」

 

にこ「いつまでやってんのよ!・・・・アッ!あんた後ろ!」

 

霧斗「そんな罠に引っかかる程落ちぶれちゃグハッ!」

 

霧斗の後頭部に学校のカバンが直撃し、霧斗は倒れた。

 

霧斗「アッ・・・アッ・・・アッ」ピクピク

 

ゼロ『おい霧斗!大丈夫か!』

 

「ごめん大丈夫?」

 

霧斗「だ・・・大丈夫に見えるか・・・・」

 

「いや〜ハンマー投げをやったら偶然当たっちゃって」

 

霧斗「何故ハンマー投げ?・・・・」

 

「室○広治がスポーツ庁長官に任命されたから」

 

霧斗「再度聞く・・・・何故?」

 

この女生徒何を考えてんだと、霧斗は倒れながらも思った。

 

 

にこ「今のうちに!」

 

霧斗「ま、待って・・・・・」

 

「あら〜逃げられましたね〜」

 

霧斗(お前のせいでもあるけどな・・・・・)

 

 

にこ「よし、これで逃げ切れ・・・アッ!」

 

アルパカ(白)「メェー」

 

にこ「うわ〜〜〜〜〜!!」

 

にこはアルパカ(白)にぶつかってしまった。

 

凛「あれー?いなーい?何処行っちゃったんだろう?」

 

霧斗「星空さん・・・あのチビいたか?」

 

凛「いなくなったにゃ〜・・・アッ!あーー!」

 

2人は遂ににこを発見した。発見現場はアルパカ小屋倒れていて気絶していた。

 

にこ「・・・・・」

 

凛「どうします?」

 

霧斗「よし、食い逃げとファッションセンスダサい容疑で逮捕する」

 

凛「逮捕にゃ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうしてにこは逮捕された。これにて閉幕、チャン♪チャン♬

 

ビリ

 

にこ「終わるな!あと食い逃げは分かるけど、ダサい容疑ってどんな罪よ!」

 

ちょっと次元の壁破って来ないで!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

冗談は程々に・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後にこは目覚め、穂乃果達もアイドル研究部室の中にいる。室内にはアイドル研究部だけあって、隅々までアイドル関連物が所狭しあった。

しかし部長にこは、

 

にこ「・・・・・」

 

頬杖ついて不機嫌な顔で睨んでいた。しかも鼻に絆創膏を貼って。

 

凛「A−RISEのポスター!」

 

真姫「あっちは福岡のスクールアイドルね!」

 

海未「校内にこんな所があったなんて!」

 

にこ「勝手に見ないでくれる?」

 

にこは嫌味を発するが、

 

霧斗「じゃあ貴方をずっと見つめます」ジー

 

霧斗はそんなにこに対抗する。

 

にこ「ちょっとマジマジと見ないで!恥ずかしいんだけど!///」

 

霧斗「じゃあ見てもいいですよね?」

 

にこ「ぐぬぬぬぬ・・・・・」

 

一方花陽は何かを見つけて震えだす。

 

花陽「こ、ここここれは!伝説のアイドル伝説DVD全巻ボックス!持ってる人に初めて会いました!」

 

にこ「そ、そう・・・」

 

にこが若干引いてる。

 

花陽「凄いです!!」

 

にこ「ま、まぁね・・・」

 

穂乃果「へぇ〜そんなに凄いんだ〜・・・」

 

花陽「知らないんですか!」

 

そう言う花陽はすぐさま部室にあったパソコンを起動して解説を始める。

 

花陽「伝説のアイドル伝説とは、各プロダクションや事務所、学校等が限定生産を条件に歩み寄り、古今東西の素晴らしいと思われるアイドルを集めたDVDボックスで、その希少性から伝説の伝説の伝説・・・略して『伝伝伝』と呼ばれる、アイドル好きなら誰もが知ってるDVDボックスです!」

 

穂乃果「花陽ちゃん、キャラ変わってない?」

 

花陽「通販、店頭共に瞬殺だったそれを2セットも持っているなんて・・・・尊・敬♡」

 

にこ「家にもう1セットあるけどね」

 

花陽「本当ですか!」

 

もう花陽はにこに尊敬の眼差しが止まらない。

 

穂乃果「じゃあ、みんなで見ようよ!」

 

にこ「駄目よ!それは保存用」

 

花陽「ガーン!で、伝伝伝・・・っ・・・」

 

花陽はショックで涙を流す。

 

凛「かよちんがいつになく落ち込んでいる!」

 

霧斗(さ〜て、どうやってツッコも・・・・)

 

ことり「・・・・・」

 

にこ「ん?・・・あぁ気づいた?」

 

ことり「あっ!っ!」

 

にこ「秋葉のカリスマメイド、ミナリンスキーさんのサインよ」

 

海未「ことり知っているのですか?」

 

ことり「あ、あ、いや・・・・・」

 

にこ「まっ、ネットで手に入れた物だから、本人の姿は見た事ないけどね」

 

ことり「ハァー・・・と、とにかくこの人凄い」

 

にこ「それで、何しに来たの?」

 

霧斗「白々しい・・・」ボソッ

 

にこ「あん?」

 

霧斗「あん?」

 

霧斗とにこの睨み合いが発生。両者の間に火花が散る。

 

海未「霧斗は誰かと喧嘩しなければ気が済まないんですか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気を取り直して・・・

 

穂乃果「アイドル研究部さん!」

 

にこ「にこよ・・・・」

 

霧斗「じゃあにこ」

 

にこ「(カチン)あんた、よっぽどにこと喧嘩したいようね?」

 

霧斗「やってみろよチビ助?」

 

にこ「上等よ!しばいてやる!」

 

また両者の間に火花が。

 

海未「霧斗いい加減にしてください!話しが前に進みません!」

 

穂乃果「にこ先輩。実は私達スクールアイドルをやっておりまして」

 

にこ「知ってる。どうせ希に、部にしたいなら話つけてこいとか言われたんでしょう?」

 

穂乃果「おぉ!話が早い!」

 

にこ「まっ、いずれそうなるんじゃないかと思っていたからね」

 

穂乃果「なら!「お断りよ!」えっ?」

 

にこ「お断りって言ってるの」

 

穂乃果「いや、あのー・・・」

 

海未「私達は、μ'sとして活動出来る場が必要なだけです。なのでここを廃部にして欲しいとか言うのではなく・・・」

 

にこ「お断りって言ってるの!言ったでしょ、あんた達はアイドルを汚してるの」

 

穂乃果「でも!ずっと練習してきたから歌もダンスも!」

 

にこ「そういう事じゃない」

 

穂乃果・海未・ことり

「「「ん?」」」

 

花陽・真姫・凛

「「「ん?」」」

 

霧斗「・・・」

 

にこ「・・・・あんた達・・・ちゃんとキャラ作りしてるの?」

 

霧斗「は?」

 

穂乃果「キャラ?」

 

にこ「そう!お客さんがアイドルに求めるものは楽しい夢のような時間でしょ!だったらそれに相応しいキャラって物があるの!たくっ、しょうがないわね。いい例えば・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ「にっこにっこに〜♪あなたのハートににこにこに〜♬笑顔届ける矢澤にこにこ〜♫にこにーって覚えてラブにこ♥」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果達『・・・・・・』

 

にこ「どう?」

 

しばらく静寂が続いたが・・・。

 

 

霧斗「さて、そろそろ帰るか」

 

こらこら霧斗、帰ろうとしないでください。

 

霧斗「おい作者!謎の力で身動き出来ないんだけど!」

 

しばらくそこに居てね♡

 

霧斗「こんな寒い中いたくない!お前は良いのか作者!一応コメディが肝だろ!」

 

私はアニメ優先ですので。

 

 

さぁそんな霧斗と作者の茶番の中穂乃果達の反応は・・・・。

 

穂乃果「あ・・・」

 

海未「これは・・・」

 

ことり「キャラというか・・・」

 

真姫「私無理・・・」

 

凛「ちょっと寒くないかにゃ〜?」

 

花陽「ふむふむ」

 

花陽だけ感心してメモまで取っている。

 

にこ「そこのあんた、今寒いって・・・・」

 

しかしにこは、それ以上に凛に反応する。

 

凛「あ、いや・・・すっごい可愛かったです!最高です!」

 

ことり「あ、でもこういうの良いかも!」

 

海未「そうですね!お客様を楽しませる為の努力は大事です!」

 

花陽「素晴らしい!流石にこ先輩!」

 

おそらくこの中で花陽だけは本心で言っている。

 

穂乃果「よ〜し、そのくらい私だって・・・」

 

にこ「出てって・・・」

 

穂乃果「え?」

 

にこ「とにかく話しは終わりよ!とっとと出てって!」

 

バタン

 

穂乃果達は追い出された。

 

穂乃果「あぁ〜にこ先輩!」

 

希「やっぱり追い出されたみたいやね」

 

穂乃果「副会長!」

 

希「少し場所変えよっか」

 

そう言って穂乃果達は希に付いていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「スクールアイドル?」

 

海未「にこ先輩が!」

 

希「1年生の頃やったかな、同じ学年の子と結成してやんよ。今はもうやってないんやけどね」

 

ことり「辞めちゃったんですか?」

 

希「にこっち以外の子がね。アイドルとしての目標が高すぎたんやろうね。付いて行けないって1人辞め・・・2人辞めて・・・・・・だから貴方達が羨ましかったんじゃないかな?歌にダメ出ししたり、ダンスにケチつけたり出来るって事は、それだけ興味があって見てるって事やろ?」

 

 

 

 

 

ことり「なかなか難しそうだね、にこ先輩」

 

海未「そうですね・・・先輩の理想は高いですから私達のパフォーマンスでは納得してくれそうもありませんし、説得に耳を貸してくれる感じも無いですし・・・」

 

穂乃果「そうかな〜?」

 

海未・ことり

「「ん?」」

 

穂乃果「にこ先輩はアイドルが好きなんでしょ?それでアイドルに憧れてて、私達にもちょっと興味があるんだよね?」

 

ことり「うん」

 

穂乃果「それって、ほんのちょっと何かあれば上手くいきそうな気がするんだけど・・・」

 

海未「具体性に乏しいですね・・・」

 

穂乃果「それはそうだけど・・・」

 

海未「どうします?」

 

ことり「声掛けたらまた逃げちゃいそうだし・・・」

 

穂乃果「ん〜〜・・・・・」

 

しばらく考える穂乃果。

 

穂乃果「あっ!クフフ・・・」

 

海未「どうかしましたか?」

 

穂乃果「これって海未ちゃんと一緒じゃない!」

 

海未「ん?」

 

穂乃果「ほら海未ちゃんと知り合った時!」

 

 

 

 

 

 

 

〜回想〜

 

穂乃果(幼)「今度はことりちゃんが鬼〜!」

 

ことり(幼)「くやしい〜!」

 

霧斗(幼)「ことり、鬼に愛されるね」

 

ことり(幼)「嫌だよ〜!」

 

楽しそうに幼い頃の穂乃果・ことり・霧斗が遊んでいた。それを楽しそうな目で離れて見ていた海未の姿もあった。

 

穂乃果(幼)「ん?」

 

海未(幼)「っ!」

 

〜回想終了〜

 

 

 

海未「そんな事ありましたっけ?」

 

穂乃果「海未ちゃん、すっごい恥ずかしがり屋さんだったから〜」

 

海未「それが今の状況と何か関係があるんですか!」

 

穂乃果「うん!ねっ?」

 

ことり「ん?あっ!あの時の!」

 

穂乃果「そうそう!」

 

穂乃果・ことり

「「ウフフフフ・・・フフフフフフ」」

 

海未「・・・・・そういえば霧斗は?」

 

穂乃果「えっ?あれ霧斗君いない!」

 

ことり「何処行っちゃったんだろ?」

 

霧斗は何処に行ったのか、少しばかり・・・っ、時を戻そう(首が痛い)。

 

 

 

 

 

 

 

にこ「とっとと出てって!」

 

バタン

 

穂乃果『あぁ〜にこ先輩!』

 

希『やっぱり追い出されたみたいやね』

 

にこ(希・・・)  

 

穂乃果『副会長!』

 

希『少し場所変えよっか』

 

 

 

にこ「行ったわね・・・・」

 

にこは穂乃果達が居なくなった事に安堵する。

 

にこ「ハァ~・・・まったく希は、余計なお節介よ・・・・」

 

「希先輩の愛情だと思いますよ」

 

にこ「希は余計な事しかしないの!・・・・・ん?」

 

にこは疑問を思った。あれ?今この部室には私しかいないはずなのに何故?と、にこは徐ろに振り返った。

 

霧斗「ズゥ~」

 

にこ「なっ!?」

 

にこが振り返ると、そこには霧斗がお茶を飲んでいる姿が目に入った。

 

にこ「何でアンタがここにいるのよ!」 

 

霧斗「ハァ〜、お茶美味しい」

 

にこ「呑気か!」

 

霧斗「折角の客人なんですから、和菓子の1つも無いんですか」

 

にこ「ある訳ないでしょ!何様のつもりよ!」

 

霧斗「俺様だが」

 

にこ「ムカつくわねアンタ!って、そうじゃないでしょ!とっとと出ていきなさい!」

 

霧斗「だが断る!」

 

にこ「ぬわぁんでよぉ!」

 

霧斗「ハァ~・・・・面白い」

 

にこ「全然面白くないわよ!私をおちょくる為にいるの!」

 

ゼロ『霧斗、そろそろ本題に入ってくれ』

 

霧斗「にこ先輩、スクールアイドルですよね?」

 

にこ「っ!・・・・唐突ね・・・えぇ、私もスクールアイドルだったわ。元・・・だけどね・・・・」

 

霧斗「アイドル研究部は正式な部活、5人以上じゃないと部にはならない。にこ先輩の他にも少なくとも4人以上はいたでしょう」

 

にこ「1年の時にクラスの子たちと組んだわ。みんな辞めちゃったけどね・・・・」

 

霧斗「俺達に指摘した程ですから、本気で取り組んでいたでしょう。にこ先輩は」

 

にこ「何?本気でやったらダメって言いたいの?」

 

霧斗「そこまで言ってませんよ。俺達も本気で取り組んでますから」

 

にこ「私から見たら本気には思えない!スクールアイドルが流行ってるから、お遊び程度にしか見えない!」

 

霧斗「そうですかね・・・・・」

 

にこ「何よ?」

 

霧斗「いえ・・・・では退散する前に・・・・」

 

にこ「何よ?まだあるの・・・・」

 

霧斗「穂乃果を甘く見ないでください」

 

にこ「っ!」

 

霧斗「多分希先輩から大方聞いてるでしょ、にこ先輩の事。そしてにこ先輩を、スクールアイドルに入って貰う為に色々考えてんじゃないですか」

 

にこ「何で・・・私なんかを・・・・」

 

霧斗「穂乃果がにこ先輩を必要としているからです」

 

にこ「っ!」

 

霧斗「では帰ります」

 

霧斗がドアを開け、出て行く・・・・。

 

霧斗「あっ!そう言えばもう1つ!」

 

にこ「まだあるの・・・・」

 

霧斗「次、来た時に和菓子の1つでも用意してくださいよ」

 

にこ「何でよ!」

 

霧斗「では!」

 

バタン

 

霧斗はドアを閉め、帰っていった。

 

 

にこ「・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日も天気は雨が降っていた。にこは授業が終わり荷物を纏めて部室に向かう。

 

にこ「・・・」

 

「帰りどっか寄ってく?」

 

「そうだね!あっ、部員の皆に声掛けて一緒に行こうよ!」

 

「イイね!」

 

そんな言葉を聞いて一瞬にこの表情は落ち込むが、ドアノブに手を掛け部室のドアを開けた。何時もなら無駄に長い長机に、奥にパソコンが並べて、周りはアイドルグッズが鎮座して、人は誰もいないのに、

 

この日は・・・・・

 

 

 

穂乃果達『お疲れ様で〜す!』

 

にこ「アッ!」

 

穂乃果達が部室にいた。しかも、

 

穂乃果達『フフフフフ』

 

満面の笑顔で。

 

にこ「ナッ!」

 

穂乃果「お茶です部長!」

 

にこ「部長!」

 

ことり「今年の予算表になります部長!」

 

にこ「ナッ!」

 

凛「部長ここにあったグッズ、邪魔だったんで棚に移動しておきました!」

 

にこ「コラ勝手に!」

 

真姫「さ、参考にちょっと貸して、部長のオススメの曲」

 

花陽「な、ならばと言わずこれを・・・」

 

にこ「あぁ〜!だからそれは!」

 

花陽、そんなに伝伝伝が見たいか?

 

霧斗「部長!」

 

にこ「な、何よ?」

 

霧斗「呼んでみただけですが?」

 

にこ「アンタだけはシバいて良いかな!」

 

霧斗「冗談ですよ・・・・勉強教えてあげようか?」

 

にこ「何で年下に勉強教われなきゃいけないのよ!」

 

霧斗「希先輩のタレコミですけど」

 

にこ「希ーー!!」

 

穂乃果「所で次の曲の相談をしたいのですが部長!」

 

海未「やはり次は更にアイドルを意識した方が良いかと思いまして」

 

ことり「それと振り付けも何か良いのがあったら!」

 

穂乃果「歌のパート分けもよろしくお願いします!」

 

にこ「アッ・・・・・こんな事で押し切れると思ってるの?」

 

穂乃果「押し切る?私はただ相談してるだけです。音ノ木坂アイドル研究部所属のμ'sの7人が歌う次の曲を!」

 

にこ「7人・・・」 

 

それを聞いて、にこの頭の中に霧斗の言葉が響く。

 

 

 

 

 

 

 

霧斗『穂乃果を甘く見ないでください』

 

『穂乃果がにこ先輩を必要としているからです』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

穂乃果「にこ先輩!」

 

にこ「・・・・・厳しいわよ?」

 

穂乃果「分かってます!アイドルへの道が厳しい事ぐらい!」

 

にこ「分かってない!アンタは甘々!アンタも!」

 

ことり「わっ!」

 

にこ「アンタも!」

 

海未「えっ!」

 

にこ「アンタ達も!」

 

花陽・真姫・凛

「「「!?」」」

 

にこ「いい?アイドルって言うのは笑顔を見せる仕事じゃない。笑顔にさせる仕事なの!それをよーく自覚しなさい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里「・・・・・」

 

絵里が苦そうな顔をしてる原因は手元にある2枚の紙にある。1枚はにこの名前だけのアイドル研究部、もう1枚は穂乃果達μ's全員が書いてあるアイドル研究部。つまり穂乃果達μ'sはアイドル研究部所属という形に納まり、μ'sとしての活動はアイドル研究部の活動でもある事の証明である。

 

希「エリチ」

 

絵里「ん?」

 

希「見てみ・・・雨・・・止んでる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

屋上

 

にこ「いい?やると決めた以上、ちゃんと魂込めてアイドルになりきってもらうわよ!分かった?」

 

穂乃果達『はい!』

 

にこ「声が小さい!」

 

穂乃果達『はい!』

 

ことり「上手く行って良かったね!」

 

穂乃果「うん!」

 

海未「でも、本当にそんな事ありましたっけ?」

 

ことり「あったよ!あの時も穂乃果ちゃんが・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜回想〜

 

海未(幼)「うわわわ!」

 

穂乃果(幼)「あっ!みーつけた!」

 

海未(幼)「わぁ!」

 

穂乃果(幼)「エヘッ、次あなた鬼だよ!」

 

海未(幼)「エッ?」

 

穂乃果(幼)「エヘッ、いっしょにあそぼ!」

 

 

〜回想終了〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

にこ「にっこにっこに〜♪はい!」

 

穂乃果達『にっこにっこに〜♪』

 

にこ「全然駄目!もう1回!にっこにっこに〜♬はい!」

 

穂乃果達『にっこにっこに〜♬』

 

にこ「つり目のアンタ!気合入れて!」

 

真姫「真姫よ!」

 

穂乃果達『にっこにっこに〜♫』

 

にこ「はいラスト1回!」

 

穂乃果達『にっこにっこに〜♬』

 

にこ「・・・全然駄目あと30回!」

 

凛「え〜?」

 

穂乃果「何言ってんの!まだまだこれからだよ!にこ先輩お願いします!」

 

にこ「よ〜し頭からいっくよ〜!もう1回!」

 

穂乃果達『にっこにっこに〜♫』

 

にこ「そこのアンタ!」

 

霧斗「俺?」

 

にこ「アンタもやりなさい!」

 

霧斗「ハァ!ふざけんな!誰があんな恥ずかしいのを!」

 

にこ「アンタもマネージャーなら、アイドルの極意をしっかり学んだ方がいいわ!」

 

霧斗「やってる事と関係ないだろ!」

 

にこ「いいからやりなさい!」

 

霧斗「分かったよ・・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霧斗「にっこにっこに〜♥」

 

 

 

 

 ヒュ~~~~~~~

 

 

 

  

穂乃果「霧斗君・・・・」

 

ことり「あはは・・・・」

 

海未「これは、ある意味強烈です」

 

凛「うぅ・・・なんか寒くなったにゃ〜」

 

花陽「霧崎先輩輝いてますよ!」

 

真姫「気持ち悪い・・・・」

 

にこ「ごめん、私が悪かった・・・・」

 

ゼロ『うぅ寒っ!グレンの炎が欲しくなるぜ』

 

 

 

 

この瞬間霧斗は決意した。にこと真姫は永遠に弄り続けてやると、霧斗が決意した瞬間だった。

 

霧斗(あと星空、お前も許さん。あとゼロ!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絵里「何かしら、さっきから凄い寒気が」

 

希「そろそろ窓閉めよっか」

 

ちなみに生徒会にも寒さは伝わったらしい。

 

 

 

凛「次回のラブライブ! センターは誰だ?」




凛「やっとにこちゃんがμ'sに入ってくれたにゃ!」

まぁ霧斗のお陰もあるだろうし、これでにこ編は終わりだな。

凛「いや〜にこちゃんが入ってくれて良かったにゃ!これで解決だね!」

「まだだーー!!」

凛「!?」

誰だ!?

霧斗「まだ解決してねぇぞ!」

凛「霧斗君!」

お前、何気に久しぶりだな。何しに来た?

霧斗「そこにいる凛に用がある!」

凛「凛!凛、何かしたかにゃ?」

霧斗「お前あの時、にこのマネして寒いって言ったじゃねぇか」

凛「にゃ!」

あ〜、言ってたな。

霧斗「だから凛、お前に料理を作ってきた。これだ!」

凛「そ、それは?・・・・」

霧斗「凛の大好きな、マグロの刺し身だ」

凛「凛、お魚苦手何だけど・・・・ハハッ・・・」

凛の顔が引きつってる。

凛「で、出来ればラーメンの方が嬉しいにゃ・・・・」

霧斗「む・り」

凛「ハハハ・・・ハハッ・・・・ニャ~・・・・逃げるにゃ!」ピュン

霧斗「待てコラ!」ピュン

追いかけっ子が始まった。

霧斗「凛、逃げるな!」

凛「嫌にゃ!お魚は絶対嫌にゃ!」

霧斗「食えーー!!」

凛「にゃーーー!!ごめんなさいにゃーー!!」



何やってんだか・・・・もういいわ、俺1人で締めよ。
みんな、読んでくれてありがとう。1年になっちゃうけど、劇場版までは絶対書くから気長に待っててくれ。でもこの頻度でやると5年位掛かるかもしれない・・・・いや、それ以上かも・・・・。と、とにかく俺はまだ頑張るから応援よろしく。

それでは・・・・

霧斗・凛
「「また次回お楽しみに〜!!」」

霧斗「待てコラー!」

凛「にゃーー!!」

テメェ等!最後のセリフだけ取っていくんじゃねぇーー!!

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