変な設定がありますが、これは勘弁してください。
あれ?ここは?確か、家で具象化しりとりの真似事をやっていたはずなのに・・・。あと、世界観おかしくね?ここどう見ても日本じゃあないよね?明らかに西部開拓時代とかその前後の街並みだよね!?
「ねえねえ、お兄ちゃん。」
取り敢えず持ち物確認(特にmoneyの確認)しないと。どれ、まずはポケットからかな?
「お兄ちゃんてばっ!」
・・・なんか声が聴こえる。しかも妹の。
無視して確認続行。持ち物はこんな感じ。
ガスガン三丁。細かく言うと、ガス圧を改造した代物である。ヘカートII(対物狙撃銃)とAK47とM9の電動式である。
次、BB弾。大体1000発ぐらい。一緒に、作るための説明書がある。なんでそんな物があるかって?買いに行くのめんどかったし、作る方がなんか良くない?プラスチックでも金属でも作れるし。金型もある。
次、ポケットぐほっ。えっ?何?なんかみずおちに一発入ってきた。
「なんでさっきから無視するの?」
「え?え?!なんでここにいんの?」
「私だってわかんないよ。ふえぇ、えぇぇん」
なんか妹が居た。そして泣き始めた。どうして?取り敢えず泣き止まそう。
一話「なんか異世界に飛ばされた上に妹がいるんですけど」
ふぅ、なんとか泣き止んだ・・・さて、
「なんで、ここに居るんだ?我が妹美純よ」
「何その言い方。変」
グサッときた。
「ざっくり言わないで、お兄ちゃん傷ついちゃうよ?」
「あ、そう」
「今度はお兄ちゃんが泣くよ?」
「ごめんね。謝るから、泣いちゃダメ」
「それで、なんでこんな所にいるんだ?」
「お兄ちゃんの部屋で具象化しりとりをしてて気付いたらここにいた」
「俺と同じか・・・美純、取り敢えずお前も持ち物確認だ」
「うん」
妹の持ち物。
スマホ、ポケットWiFi、チュッパチャプス(食べかけ)
だった。ポケットWiFiは美味しいかもしれない。
「ここに居てもしょうがない。宿を見つけよう」
「お兄ちゃん、お金は?」
「あ、」
「え?持ってないの?」
「いや、あるにはあるけど・・・」
「持ってるんならいいじゃん」
「この世界で使えるかわからんよ?使えるかもしれないけど、大方使えない方が大きいぞ」
通貨のことをすっかり忘れていた。どうしていこう。
「お兄ちゃん、お腹減った。なんか買って?」
「美純?お前、今お兄ちゃんの話ちゃんと聞いてた?お金が使えないの!」
やれやれだぜ。とかどっかで聞いたセリフを言いながら、改めてどうしようか考える。
「さぁて、お兄ちゃんこれからどうしたらいいかな?美純」
「知らない。あとお腹減ったよお兄ちゃん。なんかくれ。」
「美純。お兄ちゃん結構キメようとしてるのに”知らない”だけで終わらすのやめて。あと、いい加減に理解して欲しいよ?お兄ちゃんの話」
「あ、そう。」
「何がなんでも、このノリには乗りたくないか!」
「うん」
「はい!そこ!即答で肯定しない!」
で、どうしよう。
さて、移動だ。大体掲示版辺りを当たってみよう。
「よし。美純、行くぞ!」
「え?お兄ちゃん!?どこ行くの?お兄ちゃん‼」
* *
「何があったの?」
街角の掲示版で騒ぎが起こっている。人数はそこまででは無く、三人ぐらいだ。そのうちの一人が。
「なんでも妹を探してるそうなんだ。ここに来るまでにはぐれたらしい」
掲示版の横で慌てている男の子が居る。歳は十八か十七くらいかな。
「へぇ、で、あれが例の」
「ああ、そうだけど。お、おい!」
私はその男の子に近づき、声をかける。
「美純!美純!どこに行った? なぁ、アンタ美純がどこに行ったか知ってるか?」
声をかける・・・かけようとしたのに。この男の子はそれよりも早く声をかけた。躊躇いとかそういうのはないの?この子。
「いや、知らないけど・・・どう」
「あっ、そう。美純~!!」
イラッときた。コイツ、礼儀とか知らないの?
「あんたねェ。初対面の人に対しての、口の利き方を知らないの?」
「え?あなた誰ですか?」
何なのよ、この人。もう我慢出来ない。撃っちゃうかな。・・・ダメ、抑えるのよアリサ。この人だって、妹が居なくなって混乱してるだけかもしれないじゃない。ここは我慢して事情を聞きましょう?
「妹さん、一緒に探してあげましょうか」
「・・・」
アレ?無反応?なんで?妹についての話題を出せば反応してくれると思ったのに・・・ま、どーでもいいか。どーせ、またムキになって食ってかかっただけだろうし・・・ん?
「いいのか!?」
食い付いた!?まあ、これで事情は聞けるかな。
「ええ」
「ありがとう!!妹が突然いなくなったからビックリしててさ。あ、自己紹介がまだだって言うんだよ。
私はそう思った。そうしているうちにソーダ水がきた。
「あっ、きたきた」
話を逸らしてソーダ水を飲む。……味がしない。コンビニに売ってる炭酸水と同じだった。
「これ、味がないよおじさん」
「何当然のことを言ってるんだい?」
「え?」
「ソーダ水は味は無いよ」
えっ?こうなったらスマホスマホ。えーと”ソーダ水”『炭酸水とは、炭酸ガスを含む水のことをいう。ソーダ水・ソーダとも言われる。特にソフトドリンクの多くでは、飲み物に清涼感を与える目的でこの炭酸ガスを原料の一つに使用し気泡を立たせる。これは炭酸飲料とも呼ばれる』へえそうなんだぁ。またひとつ賢くなったなー。
ダーン!
なんか凄い音が聞こえた。
「何!?」
「銃声!?」
一体何があったの……
* *
時間は少し遡る。
純たちは、カフェ『sister’s』に着いていた。
「カフェ『sister’s』、ここか」
「ええ、」
妹に会うため、純はカフェの扉を開ける…いや、開けようとしたところに、THE街の無法者の代表みたいな奴の肩がぶつかったのだ。
「おいてめぇ、どけよ。俺が先だ」
「いや、あんたがどけよ」
言ってくるとは思ってたけど、そこまで威圧ははしてこないし。断っとくか。舐められてたまるか。
──と、思ったのだが…
先生の次回作にご期待下さい...
変な設定がありますがこれは本当に初期の頃に書いたものなので
「まあそんなものがあるんだ〜」程度に考えてくれれば幸いです。
見てくれた人には感謝!