雪のように消えてゆく君へ   作:及川未来

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三話連続配信やっていきます。


第七話 朝焼けに見守られて

僕が目を閉じて数分してから、

 

夢を見だした。

 

お父さんとお母さんとの夢であった。

 

僕は10歳のころに長崎に家族で向かった。

 

入院中の祖父に会うためでもあるが。

 

その当時はまだ戦後一年だったため戦後処理などが行われていた。

 

そこで僕は父母とはぐれてしまっていた。

 

ふと声がしだしたのでそちらのほうに目をやると、

 

三倉が私の名前を叫んでいた。

 

だけど父や母を探さなくてはいけなかった。

 

だけどどこにも見つからず、

 

三倉に手をつかまれて、

 

『行っちゃダメ!!』

 

と言われ、そこで目を覚ました。

 

「翔也君、大丈夫?」

 

「あれ、三倉ここは。」

 

記憶が混濁としていた。

 

そしてすこしずつ昨日の記憶を呼び起こしていき

 

「あぁ、そうか。末影山に登山してたんだったな。」

 

「そうだよ?本当に大丈夫?」

 

三倉にとても心配されているのはわかった。

 

時刻は深夜の三時をさしていた。

 

「大丈夫だよ。ありがとうね三倉。」

 

「大丈夫だよ。」

 

そう答えた三倉に

 

「三倉キスしてもいいか?」

 

「え?別に嫌じゃないけど。どうしちゃったの?

 

ちょっと様子変だよ?」

 

確かに今日の僕は自分でもわかるほどにおかしかった。

 

だけど体を抑えることができなかった。

 

「ちょっと、翔也君まっ、んむ」

 

僕は三倉の唇を飛びつくようにして奪った。

 

何度も何度も舌を入れて。

 

いつもよりも長く熱くキスをしていた。

 

三倉の息が上がっていくのが分かった。

 

「ぷはぁ、はぁ、はぁ、はぁ、翔也君どうしたの?

 

もう終わっちゃうの?」

 

と聞いてきて

 

「ここから先はここじゃまずいでしょ。」

 

と答えた。

 

「そっかそうだね、ここ外だもんね」

 

そういうと三倉が抱きしめてきた。

 

「ちゃんと満足した?私の唇」

 

と聞いてきた。

 

「あぁ。ありがとうな三倉。」

 

「もうこんなことしたらダメだからね?

 

私じゃなかったら拒否されちゃってるよ?」

 

と言われた。

 

「ごめんな三倉。」

 

「ううん。大丈夫でもこれからは気を付けてね?

 

次は合意の上でしっかりとしようね?いろいろなこと。」

 

少しだけ三倉の顔が赤くなるのが分かった。

 

「ねぇ、翔也君」

 

「どうした?」

 

「今から二人で頂上に行かない?」

 

そう聞いてきた。

 

ご来光の時間は朝6:15であった、

 

自転が少し遅くなってきている弊害である。

 

「よし。なら行こうか。」

 

そういって僕らはまだ暗い末影山の登頂を目指した。

 

頂上には約二時間で着いた。

 

日の出まで少し時間があるということで、

 

早朝のうちに温めておいたお茶を二人で飲んで待つことにした。

 

「やっぱ寒いねこの時期は」

 

時期は10月平地はまだ温かいが5000m級の山ともなると、

 

気候によっては雪も舞うほどの寒さの時期である。

 

ただ例年この時期の末影山は比較的安定しており、

 

暴風雪や暴風雨になることは少ないのである。

 

もうすぐ日の出なのか観光客や登山客が増えてきた。

 

私たちは座りながら東の空を見つめて顔を合わせて、

 

静かにキスをした。

 

朝焼けに見守られながら。

 

5000m級から拝む朝日というのはとても壮観だった。

 

僕はその朝日を写真として記録に残すことにした。

 

そして登山客の人に写真をお願いして、

 

朝日を見る僕たちを撮ってもらった。

 

「きれいだね。翔也君」

 

「あぁ。そうだな。」

 

「こんな日がずっと続けばいいのにね。」

 

僕もそう思った。

 

ふと三倉の顔を見ると涙が流れていた。

 

僕はその涙をふき取り

 

「僕はずっとそばにいる。だから。そんなこと言わないでくれ三倉。

 

一瞬一瞬を、大切に生きていこう。ずっとそばにいるから。」

 

今僕に言えるすべての気持ちをのせて送った。

 

三倉は僕に抱き着いて

 

「翔也君それは反則だよ。大好きだよ。」

 

そういって二人で抱きしめあった。

 

「ね、翔也君。」

 

「どうした?」

 

「今日は一緒に寝てくれる?」

 

と聞いてきた。

 

僕は多少悩みながらも

 

「わかったこれから先も一緒に寝よう。」

 

そういうと三倉は嬉しそうに

 

「ほんと?ありがとう約束だよ?」

 

「あぁ。約束だ。」

 

そう僕は言った。

 

抱きしめるのやめてまた東の空を見つめながら座り続ける。

 

恋人つなぎをしながら。

 

「ねぇ、翔也君」

 

「どうした?」

 

「お父さんたちが来るまで肩に頭のせていい?」

 

「そんなことぐらいお安い御用だよ」

 

「ありがとうね。翔也君大好き」

 

「僕も三倉の事大好きだよ」

 

そういって東の空を見つめ続けた

 

少し顔の頬が熱くなるのが分かりながらも僕たちはそれを太陽のせいにした。




ちょっと文法おかしいかもしれないけど、

とりあえず完成しました。

このペースでいけば多分。

いけるはず

でも.....私のほうが持たなくなりそうなんだよね。

これ書いてるときも涙が流れてしょうがなくて

でも頑張っていきます。

ifとかあってもいいかなって思う
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