IS×AC ガチタンが行く   作:有澤隆文

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この話は考えるのに苦労しました。こんな展開現実であるもんか!と思った人はご都合主義ということでご理解下さい。臨海学校までには仲直りさせたかったので。


仲直り計画始動

タッグトーナメントが終わりひとまず落ち着いた俺は部屋でひたすら思考していた。というのもどうやって更識姉妹を仲直りさせようかということだ。

 

「自分が好きだと思った人が姉と仲違いして、どう考えても誰かが手を貸さないと未来永劫仲直りする気配が無い。なら助けるしかないでしょ!」

 

惚れた弱みというやつだった。取り敢えず整理だ。簪さんと楯無さんから聞いた話をまとめるとこうだ。

 

更識家、対暗部用暗部として日本の裏社会に関わる。

先代更識楯無が没し新しく楯無に簪さんのお姉さんが就任する。

簪さんを裏に関わらせたくないがために「あなたは無能のままでいなさい」といった発言をする。

簪さんはこれを優秀な姉がいつまでも自分を見下していると反発。

そこにお姉さんが一人でISを組んだと発言。簪さんが姉への劣等感を高める。

姉妹間の溝は深くなる一方。シスコn、、、妹思いの楯無さんはストーk、、、隠密式後方警戒任務をほぼ毎日行う

 

つまり妹大好きなお姉さんの思いやりが簪さんにとっては優秀な姉が煽っているように受け取れたわけだ。ならこのすれ違いを正してやればいいか。でもどうやって?しゃーないか。気は進まないがあいつら(企業連)に頼るとしよう。早速俺は企業連に電話をかけた。

 

「そっちに心理学系のやつっているか?」

 

「ええ。いますとも。もしや彼女さんの姉妹の仲を良くしたいとか?」

 

「何でそんなにお前らは察しがいいんだよ!その通りだよ!」

 

「遂に彼女と認めたぞぉぉぉ!これは企業連中に流しておこう」

 

「や め ろ ! 」

 

「まあ、企業連に知らぬことはあまり無いので。ではその手の者と変わりますね」

 

その後俺は心理学に詳しい社員と2時間ほど話した。その結果良さげな案を教えてもらった。しかし何でもいるな企業連は、ダメ元だったが心理学担当までいるとは。でも次企業連行くのが辛いなあ。あいつら絶対広めるじゃん企業連中に。

 

作戦はこうだ。ボイスレコーダーを持って改めて姉妹両方と一人ずつ相手をどう思っているか話をする。ここでどちらかが心底相手を嫌っていたならここで作戦は終了だ。もしお互いがお互いと仲直りしたいけど今更、、、って感じならgood 録音した音声をそれぞれに渡して聞かせる。その上で仲直りしたいとお互いが思ったら放課後にでもお互いを会わせる。ただこの作戦はお互いが仲直りしたいと思っていないと成功しない。楯無さん曰「小さい頃はお姉ちゃんって呼んでたのにぃぃぃ」だそうだからワンチャンあってほしいな。

 

その日の放課後

「どうしたの?有澤君。メールで放課後会いたいだなんて。それに二人っきりで話をしたいって。もしかして告白、、、とかかな。

 

「お姉さんと何があったか聞かせてくれないか?嫌なら話さなくてもいいんだけどお姉さんが一人でISを作ったからってあそこまで敵視するのかなと疑問に思ったんだ。他人の家族問題にむやみに部外者が口出ししちゃいけないのは知ってるんだけど、こう、家族間で敵対するのって見てて嫌なんだよね。だって家族ってかけがえの無いものじゃんか」

 

すると簪さんはあからさまに警戒した様子で言った。

 

「お姉ちゃんか本音に何言われたの?」

 

どうやら今までもこういった経験があったらしいな。だが、

 

「いや。俺の完全なる独断だ。何だったらお姉さんに問いただしてみたらどうだ?俺は純粋にいがみ合ってる姉妹を見たく無いんだよ。言いにくいなら話さなくていいからさ」

 

「そこまで言うならいいけど、、、私の家って他の家と違ってちょっと特殊な家柄でね、お父さんが亡くなった時に家の後を誰が継ぐのかでお姉ちゃんが後を継いだの。その時からお姉ちゃんの私に対する態度が一変してね。何とか手助けできないかなって思ってたら「あなたは無能のままでいなさい」って言われてさ。この時あっお姉ちゃんって私をそんな風に思ってたんだって。しかもその後専用機を自分で組んだって言うんだよ。私ってお姉ちゃんよりこんなに劣ってるんだって思ってね」

 

ごめんよぉぉぉ。既に話のあらまし大体知ってるんだこっちは。ちゃんと家柄に関してはボカしているようだな。さてここからだ。

 

「なるほどね。じゃあ1つだけいいかな?簪さんはお姉さんのこと大嫌いなの?」

 

「大嫌いって程じゃないんだけど何て言うか、、、」

 

「一度お姉さんに反発した手前今更仲良くできないってこと?」

 

「うん」

 

「つまり心底憎んでいたりとかそういった感情は無いのか」

 

「そんなの無いよ!むしろ可能ならまたお姉ちゃんと遊びたい。でも、、、」

 

「そこまで聞けたなら十分だ。もし心底お姉さんが憎いんだったらどうしようかと思った」

 

「こんなことを聞いてどうするつもり?」

 

「いや、何でもないさ。もし憎しみ合ってるようならどうにかしようと思ったんだけどね」

 

「ふうん。何か隠しているようだけど聞かないであげる。私にとって損になるようなことしないって信じてるから」

 

なぜ隠していることがバレた!?もしやエスパーか何かか!?

 

「エスパーじゃないよ私は。有澤君って顔に出やすいんだね」

 

怖ええよ!

 

簪さんと別れた俺は一夏のいない部屋で一息ついていた。あいつもう女子部屋に移ったらどうだろうか?多分相手さんは大喜びだと思うぞ。毎日毎日ご苦労様だ。

 

「簪さんの方はクリアか。問題は楯無さんの方だな」

 

「呼んだ?」

 

アイエェェェェェ!ナンデ?タテナシサンナンデ?

 

「うぎゃあああああ!どっから入ったんですか!?」

 

「ふふっ面白い。あなたの後ろをぴったり着いてきたのよ」

 

おいごらぁ気がついてた筈だろ!仕事しろAI!

 

『だってその方が面白いよぉ。敵意も無いみたいだしね。ギャハハハハハ』

 

こいつぅどこまでも主任と似せてあるな。思考回路までほぼ一緒だ。

 

「後を着けてたなら俺の聞きたいことも分かりますね?」

 

「ええ。私は全て簪ちゃんの為を思ってやって来たんだけどね、全部裏目に出たみたいね。もちろん今も昔もこれからも簪ちゃんのことは大好きよ!」

 

「そこまではっきりと言うとは流石はシスコン会長ですね」

 

「何ですって!?」

 

「イエ、ナンデモアリマセン」

 

この姉妹どっちも怒らせたらいけないな。そう心に誓う隆彦であった。




次回で姉妹の仲を取り戻します。早すぎると思いますが原作でも主に憎んでいるのは専用機がああなった原因の一夏だけで姉に関してはそこまでの憎しみを持っていた描写が無いんですよね。元々仲が良くて一言二言で拗れた仲ならこの手口で修復可能かと思いました。

ヒロインの属性は?

  • 原作に沿った引っ込み思案オタク
  • 作者の大好きな軽いヤンデレ属性
  • 激重ヤンデレ。独占欲全開

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