IS×AC ガチタンが行く   作:有澤隆文

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ここからオリジナル色の強い物語が始まります。遂に登場します巨大兵器。今回のは量産モデルなので1号機となります。今日はもう一本21時に投稿します。


臨海学校 2日目

2日目の朝。俺を含む専用機持ちは周りを岩で囲まれた砂浜にいた。

 

「集まったな。今から専用機持ちは各国から届いているパッケージのインストールと調整を行う。「質問いいですか?」ん?何だ、有澤」

 

「この中に一名専用機を持っていない人がいるようですが、彼女は?」

 

「ああ。篠ノ之は、、、」

 

ちーちゃああああああああああん!

 

「はぁ」

 

何やら絶叫と共に岩を駆け降りてくる人間?が一人。次の瞬間織斑先生の腕がブレた。

 

「いだいいだいよおおおおお。束さんの優秀な脳みそが潰れりゅうううう!」

 

「こんな欠陥脳みそなんぞ潰れてしまえ」

 

アイアンクロー、だった。目にも止まらぬ速さで繰り出されたそれは恐らく状況から察するに束博士であろう人の頭をギリギリと音をたてて潰しにかかっていた。

 

「ちょっとちょっと織斑先生!ヤバい音がしてますよ!それ以上は、、、」

 

「フッ。気にするな有澤。こいつはこの程度でどうこうなるほど柔じゃない」

 

そのセリフと同時に束博士はアイアンクローから脱出した。

 

「んもー。死ぬかと思ったよ。初手からひどいよ。ちーちゃん」

 

「皆が困惑している。自己紹介位しろ」

 

「えー。めんどいなー。ハロハロー、束さんだよー、、、はい終わり」

 

「お前というやつは、、、」

 

「さあさあまずはいっくんのISを見せてほしいなあ。ふむふむ、見たこと無い回路が生成されてる。やっぱり男の子だからかな?」

 

「あのお。部外者は立ち入り禁止なんですが、、、うう」

 

緑の髪をした先生。山田先生は完全に無視されていた。それだけではない。話しかけにいった金髪の、、、確か英国の代表候補生や周りでやいのやいの言ってる生徒も完全無視されていた。これが束博士なのか、、、

 

「さて。いっくんも終わったところで本題。やあやあ箒ちゃん。見ない内に大きくなったね。主に胸g」

 

ドゴォ

 

重い音と共に放たれたのはどこからともなく表れた木刀。それを篠ノ之さんが思いっきり振り下ろしたのだ。避けられたけど。てかどっから出てきた木刀。お前さんIS持ってないだろ!?

 

「愛が激しいなあ箒ちゃんは。はいこれ専用機。誕生日プレゼントだよ。セッティングはもう終わってるから早速使ってみて」

 

「ありがとう、、、ございます」

 

さてさてあんなのには関わらないに限る。俺は俺のやることをしよう。どうやら混乱も収まって各々やることを始めたな。ところで俺は何をしたらいいんだ?企業連からは何も届いてないぞ?

 

『企業連の連中がいまこちらに向かっているそうだ。しばらく待っていろ、だとさ』

 

へえ。しかし、どうやって来るんだろ?

 

「織斑先生!大変です!現在この砂浜に超大型の何かが接近中とのことです!」

 

慌てた様子で報告する山田先生。すると俺のISに連絡が入った。

 

「こちら企業連、BFF第八艦隊所属、ギガベース1号機だ。そちらのそばまで移動したんだが上陸の許可を求むと伝えてくれ」

 

俺は織斑先生にそう伝えた。すると

 

「幸いここは広大な砂浜だ。上陸も問題あるまい。許可する」

 

「だそうだ。上陸していいそうだ」

 

「了解。これより上陸する」

 

水平線の彼方から見えてきたのは箱。だんだん近づいて来るにつれてその異質さに気がついた。大きいのだ。まるでビルが海上を走っているようだ。見上げる巨体が上陸すると海面下に隠れていた巨大なキャタピラが現れて俺たちのそばで停止した。

 

「企業連所属、BFF第八艦隊旗艦、ギガベース1号機。到着しました」

 

下の方にあるハッチから出てきたのは恐らく艦長であろう人と父親だった。

 

「IS学園教諭の織斑千冬です。あの、、、こちらは?」

 

「企業連で進められているアームズフォート計画の一つです。遂先日完成したので輸送船の代わりにとこれで来た次第です」

 

先生と艦長らしき人は何やら話している。すると

 

「元気にやっているか?我が息子よ。今日はとっておきを持ってきたぞ。見るがいい!」

 

その声と共に大型クレーンで降りてきたのはバカデカイ大砲と新型であろうタンク脚だった。

 

「我が社で遂に完成した新型脚部、RAIDEN-Lと背部超大型折り畳み式グレネードキャノンOIGAMIだ。早速装備してくれ」

 

俺は新しい脚部と背面兵装を装備してみた。

 

「ぐっ、背中が重い。なんだこれは?」

 

「元々その脚部はOIGAMIを扱うために設計されたのだ。試しにOIGAMIを展開してくれ」

 

ガシャガシャと展開されたそれは砲身が18mと既存のどの兵器よりも長く、重かった。

 

「それを使うには背部のユニットを両方使う。つまり他の肩武器が使えなくなる。また、地上でなら何とか発射できるが、空中で撃つと反動でロックオンが外れ機体も大きく後退するから気を付けるように。他の脚部では使えないから実質専用武器となる」

 

「、、、最高だ!ありがとう!」

 

うっきうきだった。わらわらとギガベースから出てきた企業連の整備士に囲まれて俺は終始笑顔だった。

 

しばらく経つと企業連の連中が騒ぎ始めた。すると何やら慌てた様子で山田先生がこちらに走ってきた。

 

「織斑先生!緊急の報告が!」

 

「なんだ?あっ」

 

そう言うと二人は手話で会話を始めた。どうやら我々には聞かせられない内容らしい。

 

「全員!訓練は中止!宿に戻り広間へ集合せよ!」

 

何やらきな臭いな。聞いてみよう。俺はそばにいた企業連職員に聞いた。

 

「何があった?」

 

「企業連からの報告では、アメリカで開発中の軍事用ISが暴走したそうで、こちらに向かっているようです」

 

「ほう。それは大変だな。だから訓練は中止か。もうちょっとこれで遊びたかったな」

 

俺は後ろ髪を引かれる思いでISをしまうと宿へ急いだ。




束博士とアームズフォートが正式に登場です。一人の優秀な女性によって運用されるISと多くの男女問わない凡人で運用されるアームズフォート。ISってネクストに通ずる物がありますよね。

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