IS×AC ガチタンが行く   作:有澤隆文

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成し遂げたぜ、、、流石に1日4本はきつかった。やるもんじゃないですねこんなこと。もう二度とやりません。


暴走IS現れる

俺達専用機持ちは宿の広間に集まっていた。

 

「現状を説明する。つい先程アメリカとイスラエルが共同開発した軍事用IS。銀の福音(シルバリオ・ゴスペル)が突如暴走を起こし、太平洋を日本へ向けて移動中とのことだ。アメリカとイスラエル両政府はISの軍事利用を禁ずるアラスカ条約に違反しているのは当然なんだが、他国との関係悪化を恐れて同盟国の日本に秘密裏に対処してほしいとのことだ。その結果現在一番銀の福音に近く、また多くの優秀な操縦者がいるということで我々に銀の福音の対処を依頼されたという状況だ。当然だがここで見聞きしたことは外部には漏らしてはならない。もし機密漏洩が発覚すれば貴様らを拘束することになる。ここまでで質問はあるか?」

 

すると英国の代表候補生が挙手した。

 

「はい。敵の詳細な情報を求めます。情報がなくては作戦も考えられませんわ」

 

「いいだろう。機密情報だから扱いには気を付けろ」

 

そういって出されたのは銀の福音の詳細な情報。

 

「メインウェポンは背部の多連装レーザー、銀の鐘ね」

 

「織斑先生。接敵までどのくらいですか?」

 

俺の問いに

 

「敵は超音速で飛行中だ。到着まで精々1時間といったところか」

 

「なるほど。時間もないようなら一撃必殺が理想か」

 

すると1組の皆が一夏を見つめた。

 

「おい!なぜ皆俺を見るんだ!?」

 

「「「零落白夜なら一撃必殺出来るよね?」」」

 

どうやら一夏のワンオフアビリティが一撃必殺らしい。ただ、、、

 

「どうやって敵まで運ぶか、、、よね。あれエネルギーバカ食いするんでしょ?敵まで一人で飛んでいくのは不可能だし、、、」

 

ちょおおおっと待ったあああ!

 

突然天井から束博士が生えてきた。

 

「ここは!断然!箒ちゃんの出番だよ!展開装甲を使えばなにも追加せずに超音速で飛べるんだ!ここは箒ちゃんといっくんにやらせようよ!」

 

俺は手をあげた

 

「織斑先生、俺は止めます。どうやら束博士が提案する程の作戦だ。問題なく終わるでしょう。大体俺の機体はEN兵器に弱いんですよ。機密はしっかり守るので部屋に戻らせていただきます」

 

「いいだろう。元々生徒がどうこうする問題ではないからな。無理強いはできん」

 

「ありがとうございます」

 

「織斑先生、私も、、、」

 

 

 

 

 

自室

「どうしてお前も俺に付いてきたんだ?」

 

「だって、あの作戦で必要なのは篠ノ之さんと一人目だけでしょ?私たちいらないじゃん」

 

「おいおい、名前くらい覚えてやれよ。恨みがあるのは分かるがな」

 

「私は今後も許す気は無いから。あいつさえいなければ!」

 

「一夏がいなかったら簪は格納庫に行くことは無いから俺とも会うことは無かっただろうな」

 

「あっ、、、そう、だよね。じゃあ有澤君に会えたのもあいつのお陰、、、になるのかな?なんか複雑」

 

「自分のなかで無理にでも納得しとけよ。多分あいつは簪が自分のせいで専用機が作ってもらえなかったこと知らないからな。本人に恨みをぶつけても意味無いと思うぞ」

 

「うーん。難しいけど頑張る」

 

「頑張りたまえー。俺にはどうしてやることも出来んからな。さて事件解決まで暇だしアニメでも見るか!」

 

「賛成!」

 

 

 

宿の広間

「では、織斑、篠ノ之。頼めるか?」

 

「はい!勿論です!」

 

「了解だ。千冬姉。しっかし隆彦のやつ逃げやがって。男の癖に」

 

「今回はあくまでも自由参加だからな。それにこれから向かうのは競技場ではなく戦場だ。それを踏まえて頼むぞ」

 

「止めてくれよ千冬姉。不安になるじゃないか」

 

「何を言っているんだ一夏。私がいるだろう?専用機を手にした今、私とお前の前に敵はない!」

 

 

 

 

砂浜

「では、行ってきます」

 

「ああ。気を付けてな」

 

「一夏!私がいる。本来男なぞ背中に載せたくないが貴様は特別だ。大船に乗ったつもりで行け!」

 

「油断はするなよ」

 

「油断なんてしていません!」

 

飛び去る二機の機影を見ながら

 

「恐らく失敗するな。あの様子では。失敗すると分かっていて出撃させなければならんとは。しかし、日本政府め!そんなに自分の首がかわいいか!」

 

千冬は作戦の前にこう言われていた。

 

あなたたちIS学園の生徒で処理してくれ。ただし何が起こっても我らは一切関与しない。今回の作戦は表向きは存在しないのだから。

 

つまり成功すればそれでいい。失敗すれば勝手に生徒が手を出して自滅したと報告するということだ。

 

「まあ私は私に出来ることをしよう。一夏以外に一撃必殺ができるのは一人だけか、、、」

 

 

 

 

 

 

 

自室

「んっ?なんだ?すまないちょっと出る」

 

「電話?一時停止して待ってるね」

 

外に出た俺は電話に出た。

 

「なんだ?」

 

「今織斑教諭から依頼があった」

 

企業連からだった。

 

「何の?」

 

「今回の銀の福音だが、あの二人がしくじったら出撃して撃破ないし捕獲してほしいとのことだ」

 

「俺にメリットがないぞ。苦手なEN兵器をわざわざ相手取るに値する対価を要求する」

 

「報酬は直接そちらで伝えるらしい。すぐに砂浜に来てくれとのことだ」

 

「ほぉ、、、分かった。向かうと伝えておいてくれ」

 

「分かりました」

 

 

 

 

砂浜

簪に先生に呼ばれたと言って俺は砂浜にいた。暫く待っていると織斑先生と束博士がやって来た。

 

「ここに来たということは引き受けてくれるんだな?」

 

「どういう風の吹き回しですか?わざわざ生徒ではなく企業連として俺に依頼するとは」

 

「生徒としてのお前は今宿に居るからな」

 

「そういうことですか。で、報酬は?」

 

すると黙っていた束博士がこう言った。

 

「私が企業連に手を貸してあげる」

 

「へっ!?なんでまた。大体今回の事件ってあなたがやったことでしょう?偶然ISが暴走し、偶然こちらに向かっていて、偶然俺達が対処する。全てこれが偶然だと?」

 

「最初はそのつもりだったんだよ。でも本来緊急停止できるはずの銀の福音が私からの命令を弾いてるの。多分誰かに乗っ取られてる。制御を。何かあったら箒ちゃん達が危ないの。お願い!箒ちゃんを、、、助けて!」

 

「うぐっ、、、止めてくださいよ。美女の涙を見たら断れないでしょう。いいでしょう引き受けます。ただしやり方はこちらに任せてください。撃破と捕獲はどっちがいいですか?」

 

「可能なら捕獲だ。もし捕獲に成功すれば追加報酬を約束しよう。最低でもコアと搭乗者は回収してくれ」

 

「分かりました。あなたの依頼を受けましょう。では準備があるので俺はこれで。もし一夏達が落とされたら企業連に連絡してください。即座に出撃します」

 

「ああ。頼んだ。有澤」

 

俺は準備のため停泊中のギガベースへ向かった。




次回は銀の福音戦です。束博士って重度のコミュ障なシスコンですからね。恐らくこうなるかなあと。私の束博士像と違う!っていう人は我慢して見てください。彼女は妹思いで宇宙に行きたかった人より頭がいいだけの一般女性ですから。というかもし束博士が最初から最後まで仕込んだ事だったなら彼女が認識する数少ない人間の一夏が落ちることは無いと考え制御を乗っ取られたということにしました

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