「ヴァーーーーーー!」
俺は思わず叫んだ。原因は言わずと知れた目の前にそびえ立つIS参考書である。
「こんなのを全部覚えてるのか現役女子は。いや、、最低限ってあのとき言ってたってことはもっとやってるってことか、、、」
取り敢えず俺は武器の設計をすることにした。現実逃避である。その時部屋のドアがノックされた。
「開けてくれ」
父の声だった。
「勉強はどんなだ。まあ絶賛現実逃避中のようだがな」
「見ろよこれ。これを入学式までにって鬼か!」
そう叫んだ俺に父は言った。
「そう言うな。それにその勉強すれば新たな武器が思い浮かぶかもしれんぞ。何せ規格外の存在を学ぶのだからな」
確かに一理ある。今の俺の発想は既存の構想でしかない。これを学んで新たな扉を開くのだ!
「やったるぞぉぉぉぉ!」
「無理はし過ぎるなよ」
そう言って父は去っていった。
俺は今最高にハイだった。ページをめくれば新たな世界があるのだから。
隆文side
さて息子はこれでやる気を出したことだろう。後は息子へ最高のプレゼントをしてやれば良い。私はそう思い電話をかけるのだった。
「もしもし。私だ。相談なんだがうちの息子にISを作ってやろうと思っている。コアを一つ回してもらえるか?」
「いいですよ。その代わり、、、」
「分かっている。そちらのテストも引き受けよう」
ガチャ、電話を終え一息ついた。企業連はかなり大きい組織のためISコアをいくつか配分してもらっているのだ。そのうちの一つを息子に回せるかと聞いたところ快くOKが出たのだ。
企業連のテストパイロットになると言う条件で。さてこのプレゼント気に入ってくれるといいのだが、、、
「ヴァーーーーーー!」
息子の部屋からだ。
「何か暖かい物でも作ってやるか」
そう呟くと隆文は台所へ向かうのだった。
企業連side
「有澤重工の息子さんがなんとIS適正が出たらしい。」
「まことか?これで我々企業連の計画もようやく一歩進めるな」
「我が社の社員も大盛り上がりです。「女受けを気にせず作れるぞ。ヒャッハー!」などと叫んでおりました。」
「貴様の会社は世紀末か?」
「どこも似たような者です。抑圧されてましたからね今まで」
「まあよい。テストパイロットの件も引き受けてくれたことだ恥ずかしくない世界最高の機体を作るぞ。我が社はそのための協力は惜しまない」
「「「同じく」」」
ここに普段は競いあっている企業同士が協力することが決まった。
「ところでもちろんフレームは我が社のだよな」
「「「いえいえ、我が社が! 」」」
協力にはもう少しかかりそうだ。
書き始めると止まらない。いつまで続くやら。
文字数はどれくらいがいい?
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1000文字程度で許してやる
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最低でも1500は書け
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2000以上だ。それ以外は認めん