筆者が知っている最後の原作イベントです。これが終わると完全オリジナル展開となります。確か原作は京都でしたが今作では東京になります。二次創作なので多少の原作離れは受け入れてください。
突如無人機に襲撃されたタッグトーナメントはそのまま中止となった。なんだかこの学園のイベントはよく襲撃されている気がする。それはそれとして一年生なのにもう修学旅行をするらしい。というのも二年三年は就職やらなんやらで忙しくやる暇が無いため一年生でやるらしい。ちなみにIS学園は一般的に専門学校と言われる部類に属するそうだ。
「じゃあ一週間後の修学旅行について説明するね。行き先は東京。二泊三日の予定で進行します。一日目は浅草と東京スカイツリー、二日目は企業見学、最終日に千葉県にある夢の国に行きます。」
「先生、企業見学はどこへ行くんですか?」
「いくつか候補があるけども‥‥」
そう言いながら黒板に書かれた企業は、
企業連本部
有澤重工
倉持技研
如月技研
えっと‥‥どゆこと?なんか見たことある企業が混ざってるけども‥‥というか実家が混ざってるんですけど!?
「言うまでもないけど有澤君は有澤重工と企業連本部以外でお願いね」
「分かりました‥‥」
結局俺は如月重工へ行くことにした。だって倉持技研なんざ死んでもお断りだからな!ちなみに同じ理由で簪も如月重工にしたらしい。うーん楽しみだ~
企業連side
「IS学園の企業見学か」
「ええ」
「ちゃんとAFは隠しておけよ?」
「はい、そのつもりです。ただ外に配置している防衛システムはどうしましょうか?」
「くそっ、去年までは無かったから忘れていた!ええい、オブジェとして通せ!」
「おもいっきり砲身とか見えてますけども‥‥」
「葉っぱでもくっ付けてそれっぽくしておけ!ぐぬう、束博士が企業連に加わって研究が進むのはいいが、隠すのに苦労するぞ。今まで受け入れてた以上断れんし‥‥」
「大変です!
「隔壁閉じて封じ込めろ!いいか!?見学中までは決して漏らすなよ?絶対だぞ?」
「フリですか?」
「ちがう!!」
企業連は去年までは無かった色々な物を隠すのに必死だった。
亡国企業side
「今年もIS学園の修学旅行の時期だな。修学旅行先では当然学園よりは警備が薄い。この機会に白式を強奪するのだ」
「織斑一夏はどうしますか?」
「気絶までが許容範囲だ。殺すのは許さん。後始末が面倒だ。なまじあいつは知名度があるからな」
「了解しました」
男は出ていくスコールを見ながら男は物思いに耽っていた。失敗続きの白式強奪作戦、このままでいいのかと、どうしてこうなったのかと思考は深くなっていった。
男は生まれたときは一家の長男として活躍が期待されていた。頭脳優秀で出世コースまっしぐら‥‥のはずだった。
彼の人生が変わったのは大学卒業間近、例の白騎士事件が起こったのだ。大企業に内定ももらっていた彼が突きつけられたのは突然のお祈りメールだった。要約するとそこには、
「あの一件で我が社は女性をメインに採用することにした。悪いが君の内定は取り消しだ。幸運を祈るよ」
それ以降彼は必死に就職先を探した。しかし、あるのはどれも大企業には程遠いブラックもブラックな真っ黒企業だけだった。なんとか就職するも会社が実家状態になり一年で退社、エリートから底辺へまっ逆さまな彼に追い討ちをかけたのは両親の自殺、一人息子が成功者から底辺へ落ちた事への不安と絶望からだった。そこで彼は自暴自棄になり貯金を浪費、家さえも失った彼が選んだのは起業。といっても正式な表の企業ではなく裏の、ISに恨みを持つ者を集めた組織だった。その名前が亡国企業、人員集めは捗った。この時代ISによって人生を狂わされた者は捨てるほどいるから。ただ‥‥
「来るもの拒まず、去るもの追わずを貫いた結果がこれか‥‥全く笑える」
最初の理念であった男の地位向上はどこへやら、今では男の地位向上を名目にISを強奪したり、各地の紛争に参加するテロ集団に成り果てていた。
「俺はどこで間違えたのか‥だが‥もう‥戻れん、戻れんのだ!」
決意を新たにした瞬間奴が来た
「そうだぜぇ、相棒。だからお前は名前を捨てて名無しとして活動してるんだろ?俺とお前は似てるんだ」
こいつはオールドキング。十中八九偽名だろうが本名は知る必要はない。ここでは必要以上の詮索は禁止だ。ただこいつの思考は危険が過ぎるのが難点だ。その残虐性を除けば優秀なんだがな。
「じゃあな。上手くやれよ?」
だがこいつの作戦は穴がない。殺人が前提なのに目を瞑ればだが。今まで失敗続きなのも殺人をしないようにした結果だ。
「殺人前提だけは許さん。その一線は越えてはならん。外道に落ちた俺でも分かることだ」
既に亡国企業の活動で少なからず死者が出ていることには目を背け、ひたすらに自分を正当化する姿は非常に滑稽であった。
スコールside
「最近上はだいぶ荒れてるわね」
白式を強奪という無理難題を押し付けられたスコールはそう呟いた。というのも最近は命令されるときの口調が明らかに荒くなっていたからだ
「亡国企業も一枚岩じゃないってことね。特にあの男、オールドキングは要注意ね」
企業連のスパイとして暗躍するスコールは報告書をまとめるのだった。
なんか1話を見返すと拙いですね。あのときは頭に浮かんだ奴を思うがままに書き殴ってたので‥‥少しはマシになりましたかね?
夢の国‥‥いないとは思いますが分からない人の為に説明すると例の「ハハッ」なアメリカが本場なのに日本のが出来がいいネズミの国です。ネット界隈では名前を出すと消されることで有名ですね。千葉県にあるのに名前は東京という不思議。