IS×AC ガチタンが行く   作:ガチタン愛好者

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後編です。思う存分戦わせますよー。ガチタンのいいところ見ていってください。


クラス対抗戦 後編

一旦凰とは距離を取れた。相手は高機動の近接戦闘が得意と見た。でなきゃ射程の短い空気砲なんか使わないからな。取り敢えず耐えつつ武装を確認していこう。さっきのようになったら不味いからな。武装データ展開っと

 

シュン

 

やめとけばよかった。こいつはタンク脚の特性上ラファールの3倍近いバススロットを持っている。弾薬等で容量を食っているとはいえその武装の数は桁外れ。勿論展開されたディスプレイのサイズはとても大きくうっすらとしか前が見えなくなった。

 

「やべえよ。ええっと取り敢えずSAKUNAMI!」

 

シュン

 

手にあったのは初戦を一撃で決めた我らがグレネードランチャー。こいつなら多少は戦えると考えたのだ。呼び出しやすさもあるが。

 

取り敢えず時間を稼ぎつつ武装のチェックをば。なぜ始まる前にやらなかったんだ俺は!

 

 

凰side

 

これは想像以上ね。龍咆も双天牙月も全然効いてない。その代わりあいつも慣れてないのかディスプレイで視界が塞がったりしている。これなr

 

ドグォォォン!

 

「きゃーーー!」

 

おかしい確かに避けた筈だ。あれだけ弾速の遅いグレネード、かなり余裕を持って避けたはずなのにどうして?今のでSEは4分の1も持っていかれた。これは、、、

 

「単純にデカイグレネードってこと!?でもやりようはある。もっと大きく避ければいいだけ。それに横からダメなら真上なら!」

 

間違っていなかった。彼は武装の選択に気をとられていたのと空を飛ぶのに慣れていないため真上は無警戒だった。さらに適当で撃っているグレネードは爆風で多少はダメージが入るとはいえ有効打にはなっていなかった。

 

ガァァァァァン!

 

「うぐっ」

 

なんだ?いきなり真上からだと!?そういえばISって飛べたんだったな。だがここまでだ。一部だが武装のデータは頭に叩き込んだ!

 

こと好きなものに関しては覚えの早い隆彦であった。

 

「来い!ええと確か、、、GAN01-SS-GC!」

 

ガンッ!

 

彼の背中に展開されたのはバレルが3本の巨大なガトリングキャノン2基であった。

 

「やっぱり言いにくいな。後で呼び出し名変えておこう。こいつならどうだ!」

 

ドガガガガガガガガ

 

大口径なのにこの発射速度と威力。クアッドファランクスなんざ目じゃねえ!

 

「うわっ何この弾幕!えっちょっ待っ」

 

グレネードの発射を見逃すまいと立ち止まって集中していた凰はあっさり弾幕に飲み込まれた。辺り一帯は発射炎と硝煙で見えなくなった。

 

「やったか!?」

 

世間一般それをフラグという。次の瞬間

 

ザギン!ザギン!

 

その音と共に弾幕は止んだ。背後にはバラバラに切断されたガトリングキャノンと、かろうじてSEの残った凰がいた。

 

「馬鹿な!?なぜまだ生きている!?」

 

「双牙天月を盾にしてなんとか生き残ったのよ。これ以上何か出される前にケリをつけさせてもらうわね!」

 

ドガガン!

 

零距離での最大出力の龍咆を後頭部にモロに受けた。並みのISならここで終わるだろう。ISが無事でも搭乗者への衝撃で気絶する。ここで凰は侮ってしまった。決まったと。しかし忘れてはいけない。ガチタンの真骨頂はタフネスにある。さらに、こと物理系の攻撃に対して彼のISは無類の強さを発揮することを。

 

「人が一番油断するのは決まったと思ったときだ。俺はそれをついさっき身をもって感じた。食らえ」

 

バグォォォン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「勝者、有澤隆彦。よって今大会は4組の優勝です!」

 

ウワァァァァァァ!

 

会場は熱気に包まれた。この試合には誰もが惜しみ無い称賛をおくった。駆け引きを制したのは有澤だった。俺はISを解除すると凰の元へ向かった。

 

「派手にやりましたが怪我はないですか?」

 

「保護フィールドのお陰で無傷よ。それより最後のやつ。あれ何なの?」

 

「あれは接近されてどうしようもなくなったときに使うグレネードアーマーです。機体の側面に仕込んだグレネードを起爆させる大技であれだけ実弾に強い俺の機体もSEに余裕が無いと相討ちになります」

 

「あれだけ攻撃したのにまだ余裕があったのね。完敗だわ」

 

彼女はそう言うと俺に背を向けピットに戻っていった。最後に振り向き様に

 

 

「次は勝つからね。待ってなさいよ!」

 

「当然だ。楽しみに待ってます!」

 

俺はそう言って自分のピットに戻るのだった。

 

ピットには担任の先生が待っていた。

 

「最高だよ、有澤君。とてもいい試合だった。やはり企業連の報告通りかなりの実力のようだ。後は慣れだけね。取り敢えず、おめでとう!」

 

「ありがとうございます」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

表彰式等が全て終わり放課後。俺は勉強の合間にISのディスプレイを開いていた。武装の整理のためだ。

 

「今日は武装の呼び出しにかなりの時間を使ってしまった。俺の機体の強みは多種多様な武装を扱える点だからな。呼び出し名も分かりやすいものに設定しておこう。後はAIの音声も変えなくては。取り敢えずこの男(主任)というのにしておこう」

 

一方その頃

 

「やったぞこれが新物質コジマ粒子だぁぁぁぁ!これなら攻撃と防御を両立できる。レーザーなんざ目じゃねぇ、、、ゲホッゴホッなんじゃこりゃ出血?全身が痛い!やべぇぇぇぇ!!」

 

トーラス社内は小島博士の新発見に大騒ぎだった。

 

企業連side

 

「報告によるとこの企業連のメインサーバーにハッキングの形跡があったとのことだったな」

 

「はい。ですが形跡だけでファイアウォール等は突破されていません。ギリギリでしたが」

 

「うちの技術者はみな優秀だ。一つの事しかできん代わりにその分野においては世界一を誇る。そんな彼らが作ったファイアウォールを破壊一歩手前までいくとは。まあ誰がやったかは察しがつくがな」

 

「やはり博士でしょうか?」

 

「他に誰がいる。大方今回のクラス対抗戦で目をつけられたのだろう。どうやら乱入を企てていたらしいがうちの誇るアリーナの天井が破れず撤退したらしい」

 

「大丈夫ですかね?相手は天才博士ですよ?」

 

「こちらには全てに秀でる天才はいないが一つの事に秀でる技術者を全ての分野に持っている。いつか直接あちらから赴いてくるさ。その時は盛大に歓迎しよう」

 

ガチャ!

 

「大変です!トーラスの連中が、、、」

 

「取り敢えずは博士のことは保留でいいだろう。まずやるべきは奴ら、トーラスの変態技術者どもの説教だな」

 

「ですね」

 

そう言うと彼らは説教のためにトーラス社に電話をかけるのだった。

 

 

 




バトル終了です。戦闘描写はどうだったでしょうか?
遂に企業連は束博士に目を付けられてしまいました。これからどうなる!?

次回は主人公の機体の説明を挟む予定です。

コジマ技術もいつか出そうと思っています。トーラスの皆様には頑張ってもらいましょう。

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