ダンジョンに厨二病がいるのは間違っているだろうか   作:破壊の暴君

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中村和博=竜翔院凍牙


理想と現実の融合

「ここは?そうか俺は異世界に飛ばされたのだったな。それにしても、ここはダンジョンか、おそらくだが、あの女神は俺に直接魔王を消し去れということを伝え忘れたのか。」

 

こうして、こじらせちゃた男子高校生は一人ダンジョンで意味不明な事を呟いている。とある凶狼に見られていることも知らずに........ドスンドスンという重い足音が聴こえる。そうこれは二足歩行する牛型の神話にも登場するモンスター、ミノタウロスだ

 

「ブモオオオオオ」

 

「ほう、迷宮に閉じ込められし人喰いの牛人ミノタウロスか、なかなかやるようだが、この、竜翔院凍牙の敵ではない、ミノタウロスよ貴様を混沌の狭間へと誘おう。」

 

「焦土を駆けし漆黒の風よ、全てを駆逐する奔流の満よ、古の契約の下に我が呼び声に応えよ<<ダーク·クロス·トルネード>>」

 

完璧な詠唱で、体を捻り、片手を突きだし、必殺技の名前を叫んだ所で、厨二病に魔法など出せない。凶狼も呆けた表情で理解に苦しんでいる。ミノタウロスも殺られたと思ったのか身を屈めている。厨二病はというと

 

「トルネード、ネード、トルネード........なに、きかないだと、まさか、このミノタウロス魔法耐性を持っているだと、ふん、まあいい、この竜翔院凍牙の武器は魔法だけではない、「ブモオオオオオ」何、なるほど、この竜翔院凍牙の圧倒的な力に気付いたのか所詮ただの牛、俺の敵ではない」

 

「うわああああ、何でこんなところにミノタウロスがアアア」

 

ミノタウロスは正体不明な厨二病と戦うより、白髪赤眼の少年に的を絞ったようだ、ただ、ミノタウロスは結果的には正しい選択をした、この厨二病はただの厨二病ではなく、覚醒した厨二病なのだから、ただ、どのみちミノタウロスを待っているのは、滅びのみ、ミノタウロスをおう、金髪をなびかせ疾走する少女がいた、凶狼もそれにきずいたのか、後を追う、厨二病はただ一人取り残される事となる。ただ、厨二病の暴走は止まらない。

 

「俺も一度武器を取りにいくか、俺専用の禁断のオーパーツをな」

 

そこから、厨二病は奇跡のような幸運でモンスターに遭わずに、上に登った。そして、オラリオの地へと、足を踏み入れる。

 

「俺の居たダンジョンはバベルの下に顕現せし、蓋をされし大穴だったか、取り合えず、資金はおっと、このカバンの存在を忘れていたな一度確認しておくか」

 

そして女神が厨二病を転移させるギリギリの所で渡したカバンには、この世界の通貨で約9億ヴァリスという大金と一枚の紙、その文章は、[あなたの覚醒のトリガーは、<漆黒の閃光>です]という文字が覚醒という場所を強調し、書かれていた

                         ダークネビュラ

「なるほど、どおりで俺の魔法が発動しなかった訳か<漆黒の閃光>か、なかなか、分かっているなあの女神」

 

その頃厨二病は知らなかった、とある、悪戯好きな女神の眼に止まっていることに




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