アズールレーンクロスレイズ    作:Abe

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うん。クロスレイズやってると時間がすぐに流れて一日が終わっちゃう。アニメ来る前にあと1個本編終わるかな?


第六話 嵐の前の静けさ 後編

ベルリside

 

 

 

沈んでいたベルリの意識が覚醒していく。

 

 

 

ベルリ「……あれ?」

 

 

 

見慣れない天井を目にし、ベルリはベッドから体をおこす。

 

 

 

???「ん…。目が覚めたんだ。」

 

 

 

そこに立っていたのはベルリと同年代の青年だった。

 

 

 

ベルリ「えぇーと。……名前を、聞いてもいいですか?」

 

 

 

ミカ「ああ、三日月。三日月オーガス。よろしく。」

 

 

 

三日月と名乗った青年は手を差し出してくる。

 

 

 

ベルリ「僕はベルリゼナムです。よろしくお願いします三日月さん。」

 

 

 

ベルリがそれにこたえ握手をする。

 

 

 

ミカ「……別に三日月でいいよ。」

 

 

 

ベルリ「あ……わかりました。三日月。」

 

 

 

ベルリ「……ところでここは一体?」

 

 

 

ミカ「ああ、そっか。気絶してたんでしょ。」

 

 

 

ミカ「……あれ?なんて名前だったっけ?」

 

 

 

……大丈夫なのか?この人?

 

 

 

まあでも……悪い人ではなさそうだな。

 

 

 

ミカ「……そうだ。重桜って名前だった。」

 

 

 

ベルリ「重……桜?」

 

 

 

ミカ「まあ、詳しいことは今呼んでくる人に聞いて。」

 

 

 

ベルリ「あ、わかりました。」

 

 

 

三日月が部屋から出ていこうとする。

 

 

 

ベルリ「あの!」

 

 

 

ミカ「…?」

 

 

 

三日月がベルリを見る。

 

 

 

ベルリ「助けてくださってありがとうございました!」

 

 

 

ミカ「……助けたのは俺じゃないよ。礼を言うなら他に言って。」

 

 

 

ベルリ「あ……そうなんですか。」

 

 

 

三日月が部屋から出ていく。

 

 

 

ベルリ「…はぁ~ー。」

 

 

 

……ここって本当にどこなんだろう。知ってる人もいないし、心細いな。

 

 

 

ベルリがこれからのことに対して絶望していると、部屋のドアが開く。

 

 

 

???「……目が覚めたか。」

 

 

 

ベルリ「……貴方が僕を助けてくれたんですか?」

 

 

 

???「……何を言っているんだ、助けてくれたのは君だろう?」

 

 

 

ベルリ「え?」

 

 

 

???「あの謎の機体を倒してくれたじゃないか。」

 

 

 

謎の機体?……ッ!

 

 

 

ベルリの記憶がサーシェスとの戦闘のことを思い出す。

 

 

 

………彼はいったいなんだったんだろう。……殺してはないはずだけど。まあ、もう二度と会いたくないけど。

 

 

 

???「皆を代表をして礼を言おう。本当にありがとう。」

 

 

 

ベルリ「い、いえ。僕は治療してもらったので。なら、お互いにこれで対等ですね。」

 

 

 

???「ふむ。確かにそうか。……そうだ、名前を聞いてなかったな。」

 

 

 

ベルリ「僕の名前はベルリ・ゼナムです。よろしくお願いします。……そちらは?」

 

 

 

高雄「拙者は高雄と申すものだ。こちらこそよろしく頼むぞ、ベルリ。」

 

 

 

ベルリ「はい。よろしくお願いします。高雄さん。」

 

 

 

高雄「拙者にさん付けはむようだ。高雄でよい。」

 

 

 

……会話の流れにデジャブを感じるぞ。

 

 

 

高雄「それと、目が覚めたのならある所に行ってもらう手はずになっているのでな。ついてきてくれ……と思ったがその服装は不味いな。」

 

 

 

ベルリ「あーパイロットスーツしか持ってきてないから。」

 

 

 

高雄「その前に服屋によるぞ。こっちだ。」

 

 

 

自分の失態に恥ずかしくなりながらベルリは高雄についていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある服屋にて

 

 

 

高雄「そんなに急いで探さなくてもいいのだが。」

 

 

 

ベルリ「大丈夫です。服にこだわりなんて得にないですから。」

 

 

 

ベルリは青のパーカーに黒のズボンを持って試着室に入る。

 

 

 

少しばかり待つ高雄に店員が

 

 

 

店員「彼氏さんですか?」

 

 

 

と聞いてくる。すると高雄が顔を真っ赤にしながら

 

 

 

高雄「そ、そ、そんなことあるわけないだろ!」

 

 

 

ベルリ「どうかしましたか?」

 

 

 

試着と支払いを終えたベルリが出てくる。

 

 

 

高雄「な、なんでもない!さあ、いくぞ!」

 

 

 

高雄がその一歩を盛大に踏み外す。

 

 

 

ベルリ「危ない!」

 

 

 

間一髪で高雄の体をベルリが掴む。

 

 

 

ベルリ「大丈夫ですか?」

 

 

 

ベルリが高雄の顔を覗き込むが

 

 

 

高雄「いつまでそこを触っているんだー!」

 

 

 

高雄の強烈なビンタがベルリを襲う。

 

 

 

………これは絶対僕のせいじゃないのに。

 

 

 

と思いながらその勢いで店の奥に飛ばされていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルリは叩かれたところをおさえながら高雄についていっている。

 

 

 

高雄「………その、先程はすまない。」

 

 

 

ベルリ「いえ、大丈夫れふ。」

 

 

 

高雄「それ本当は大丈夫じゃないだろ!」

 

 

 

まあそれしたの貴方なんですけどね。

 

 

 

ベルリ「でも、僕が高雄の尻を触ったことにはかわりないですよ。本当にすみません。」

 

 

 

高雄「なぜ、ベルリが謝るのだ。悪いのは私だろうに………。」

 

 

 

……言葉を濁しながら何か言っているがここはスルーしよう。

 

 

 

高雄「…!着いたぞ。」

 

 

 

ベルリ「………凄い。」

 

 

 

こんなに大きい木があるなんて、……凄いし綺麗だ。

 

 

 

高雄「あそこだ。……ここから先は私は行けないから一人でいってくれ。それと失礼のないようにな。」

 

 

 

ベルリ「…わかりました。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこから少し歩くと

 

 

 

ベルリ「…この建物、入って大丈夫かな?」

 

 

 

日本にあるような古風な建築に圧倒されベルリが中に入ることを躊躇っていると

 

 

 

長門「はよぉ、入れ。誰もお主を拒む者はいないぞ。」

 

 

 

ベルリ「!………失礼します。」

 

 

 

中に入ると三人の少女と先程会った三日月が座っていた。

 

 

 

あの人がこの重桜をおさめている人なのか?……見た目は子供だけど。

 

 

 

長門「さて、二人が揃ったわけだし始めるとしようかのう。最初にワシの名は長門じゃ。三日月オーガス、ベルリゼナム。単刀直入に言うがお主らはこれからどうするか決めることが出来る。我ら重桜に着くか、ここから去るか。」

 

 

 

しばらくの間、沈黙が流れるが

 

 

 

ミカ「いいよ。俺はこっちで。」

 

 

 

長門「………本当に良いのか?」

 

 

 

ミカ「今は帰る方法が無いし。それに、約束も守らないといけないから。」

 

 

 

長門「……そうか。……分かった。」

 

 

 

長門「して、ベルリはどうするのじゃ。」

 

 

 

……これからまた戦争をしなくちゃいけないんだよな。でも、僕がやらないと、たくさんの人の笑顔が失われるんだ。……もう、そんなことはさせない!

 

 

 

ベルリ「僕は、戦争なんてもう、したくありません。この手で多くの人を殺しました。でも、思うんです。もし僕がやらなかったら、地球はどうなっていたんだろうって。僕は戦争を止める為に自分の行為が正しかったのかわからなかった。でも、ある時子供が言ってくれたんです。「弟を守ってくれてありがとう。」って。僕は戦争が嫌ですが、罪のない人々が殺されるのはもっと嫌なんです。だからこそ高雄や、親切にしてくれる人たちの笑顔を守るために、……僕は戦います!」

 

 

 

長門「……後戻りは出来んぞ?」

 

 

 

ベルリ「かまいません。……彼女たちを守るためなら。」

 

 

 

長門「……わかった。……二人を今より重桜の所属とする。精進せよ。」

 

 

 

ベルリ「はい!」

 

ミカ「ああ。」

 

 

 

二人が建物を後にしたあと

 

 

 

長門「戦争とは常に、非情なものじゃのー。」

 

 

 

そんな言葉を悲しく呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ミカ「ねぇ、ベルリ。」

 

 

 

ベルリ「何ですか?」

 

 

 

ミカ「……戦争に意味がいるの?」

 

 

 

ベルリ「意味がなく戦争に出ている人なんてすぐに死んじゃいますよ。」

 

 

 

ミカ「……俺には意味なんてないのかな。」

 

 

 

ベルリ「……そんなことないです。」

 

 

 

ミカ「……え?」

 

 

 

ベルリ「三日月さんは自分に自信がないようですが僕は少なくとも三日月さんに救われてますよ。」

 

 

 

ミカ「……そっか。」

 

 

 

ベルリ「三日月さんは面倒見がいいのも知ってますよ。朝に三日月さんは子供が倒れたときすぐにかけよって、助けてたじゃないですか。……もし自分に自信がなくても誰かが三日月さんを認めていますよ。」

 

 

 

ミカ「……うん。そうだ……これからもよろしく。」

 

 

 

ベルリ「はい!よろしくお願いします!」

 

 

 

ミカ「それと、もうさん付けでいいよ。」

 

 

 

ベルリ「あ!また、さん付けてました?」

 

 

 

ミカ「ベルリはそれがいいかも。」

 

 

 

ベルリ「あはは。気を付けますね。」

 

 

 

ミカ「うん。…じゃあまた。」

 

 

 

……三日月さんはやっぱりいい人だ。

 

 

 

………ちょっと怖いけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルリ「あれ?高雄?ずっと待ってたんですか?」

 

 

 

高雄「まさか。弁当を作ってきたんだ。お腹がすいているだろう?」

 

 

 

思えば朝から何も食べてないや。どうりでお腹がすくわけだ。

 

 

 

ベルリ「ありがとうごさいます!」

 

 

 

二人は近くにあったベンチに座る。

 

 

 

ベルリ「いただきます!」

 

高雄「いただきます。」

 

 

 

ベルリ「んー!美味しい!」

 

 

 

高雄「口にあって何よりだ。だが、そこまで一気にがっつくと喉につまるぞ。」

 

 

 

ベルリ「でも、これすごく美味しいです!高雄はいいお嫁さんになれますよ。」

 

 

 

高雄「な、な、何を言うんだ。そ、それほどでは……。」

 

 

 

あれ、また変なこと言ったかな?んー。まあいっか。

 

 

 

ベルリ「あ、高雄。口にご飯ついてますよ。」

 

 

 

高雄「ん?どこにあるんだ?」

 

 

 

ベルリ「もー仕方ないなー。」

 

 

 

ベルリが指で唇についている白米をとる。

 

 

 

ベルリ「はい。もういいですよ。」

 

 

 

高雄「こ、これくらい自分で出来ると言うのに……。」

 

 

 

ベルリ「いやー、おいしかったー。ご馳走さまでした。」

 

 

 

空腹が満たされたベルリに唐突にやってくる睡魔がベルリを襲う。

 

 

 

あれ?なんだか眠くなってきたな。目を広げようとしても……開かな………。

 

 

 

静かにベルリの意識が眠りへと落ちていく。

 

 

 

高雄「まったくもう。君は女性の扱いというものが……な?!」

 

 

 

ベルリが高雄の足に倒れこむ。

 

 

 

高雄「また?!……眠っているのを起こすのは悪いか。」

 

 

 

高雄「はぁー。まったく、こちらの心情もわかっていないのにこのようなことを。……心臓がいくらあっても足りんぞ。」

 

 

 

高雄「………致し方ない。これはベルリが自分から倒れれてきたのだから。」

 

 

 

高雄はまるで自分に言い聞かせるようにしながらベルリの頭を自分の膝にのせる。俗に言う膝枕だ。

 

 

 

高雄「……今だけはゆっくり休め。」

 

 

 

日が沈むまで二人はそこに佇んでいた。

 

 

 

ベルリside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三日月side

 

 

 

……俺には意味なんてないかもしれない。……でも、誰かに頼られる……まだわからないけどいつかは見えてくるかもしれないな。……本当の意味を。

 

 

 

……そういえば翔鶴が終わったら来てっていってたけどへんなところ来ちゃったな。……まあいっか。

 

 

 

三日月は薄暗い一本道を歩いていた。

 

 

 

ミカ「ん…。……なんだ?ここ?」

 

 

 

三日月の目に広がるのは広いドッグのような場所だった。

 

 

 

ミカ「……どこが出口なんだ。」

 

 

 

辺りを見渡しても何もないことに落胆していると

 

 

 

???「無謀ね。坊や。」

 

 

 

触手のようなものが三日月取り囲んだと思われたが

 

 

 

???「あら?どこに隠れ……」

 

 

 

カチャ

 

 

 

三日月を襲った謎の少女の脳天に拳銃を構える。

 

 

 

ミカ「ねぇ、あんた敵?敵なら撃ちたいんだけど。」

 

 

 

???「?!待って。わかったからそれをどけてくれない?」

 

 

 

三日月が少し距離をとるが拳銃はおろさない。

 

 

 

ミカ「あんたが敵かどうか判断できないし、撃っちゃってもいいよね?」

 

 

 

???「わ、わかったわ。その道が出口よ。」

 

 

 

「ん。そう。」

 

 

 

三日月が離れていく。

 

 

 

………やっぱり殺しといたほうがよかったかもな。……まあ、いつでも殺せるしいいか。

 

 

 

三日月 side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??? side

 

 

 

コツ……コツ………コツ…………。

 

 

 

???「はぁー。あんなの聞いてないわよ。」

 

 

 

???「ハッハッハッ!手酷くやられたようだねオブザーバー。」

 

 

 

オブザーバー「最初から聞いてれば手なんて出さないわよ、リボンズ。」

 

 

 

???「やはり彼はなかなかだね。しかし、だとしても神を超越する僕には勝てないんだよ。」

 

 

 

???「どんな相手だろうと………ね?」

 

 

 

すべては僕の手のひらの上で踊っているだけなんだよ。せいぜい利用させてもらうよ。三日月オーガス。そしてオブザーバー。

 

 

 

リボンズは暗闇へと消えていく。その後ろ姿はまさに支配者そのものだった。

 

 

 

 

 

 

 

嵐はすぐそこまで迫ってきている。

 

 

 

 

 

To be counted




ベルリの理由が雑だが見逃してくれ。
中の人はアムロだよなぁー。
次回、戦闘回。

追加の第二次はSEEDと∀ガンダムに決定です。
まだ第一次のキャラクター一人も出てないけど。笑
次回フォンでます。明日に更新出来ればいいな。

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