アズールレーンクロスレイズ    作:Abe

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今回は長いです。三日月とヒイロの戦闘シーンこれでもガンバったよ。次のアニメが来ると思って以外と全体的に雑やで。


第七話 交差する思い

ヒイロside

 

 

 

アズールレーン前線基地

 

 

 

ヒイロ「…………。」

 

 

 

ヒイロは夜になっても海を見続けていた。

 

 

 

……俺たちはいつまでこの海を平和に見続けていられののだろうか。いつ、敵があらわれてもおかしくない。……教えてくれ、ゼロ。俺はあと何人殺せばいいんだ。

 

 

 

エンタープライズ「ヒイロ?」

 

 

 

ヒイロ「……エンタープライズ…か。……どうした?こんな時間に?」

 

 

 

エンタープライズ「それはヒイロもだろう?ヒイロはどうしてここに?」

 

 

 

ヒイロ「少し風に……な。……お前は?」

 

 

 

エンタープライズ「少し鍛練をしようと思ってな。……そうだ!相手役を頼まれてくれないか?」

 

 

 

ヒイロ「特に問題ないが……俺とお前には差がありすぎじゃないか?」

 

 

 

エンタープライズ「それは少しハンデをもらえばいいさ。それならヒイロはガンダムを使っても大丈夫だろう?」

 

 

 

ヒイロ「…そうか。……ハンデは?」

 

 

 

エンタープライズ「あのセイレーンが使う武器はなし。それで相手より先に攻撃を当てた方が勝ちでいいんじゃないか?」

 

 

 

ヒイロ「フッ。ハンデはそれだけでいいのか?」

 

 

 

エンタープライズ「ああ。充分だ。」

 

 

 

ヒイロは負けず嫌いのため手加減を知らない。

 

 

 

……少し現実を見させてやるか。

 

 

 

二人の距離感はおよそ100メートル。エンタープライズは弓を構え、ヒイロのウィングもすぐに拳が放てるように構える。

 

 

 

エンタープライズ「フッ!」

 

 

 

エンタープライズの弓から10機の爆撃機が射出される。

 

 

 

エンタープライズ「さあ。避けてみろヒイロ!」

 

 

 

ヒイロは向かってくる爆撃機に集中する。

 

 

 

おそらくエンタープライズも本気だ。この場合は……。

 

 

 

ウィングが高速で天高く飛び上がる。

 

 

 

エンタープライズ「逃がさない!」

 

 

 

しかし、それを追い詰めるようにエンタープライズの爆撃機が追い詰めるが

 

 

 

「…まだまだ甘いな。ここから俺が急降下したらどうするつもりだ?」

 

 

 

「なに?」

 

 

 

ウィングが爆撃機の群れに突っ込んで行く。通常ならそこから攻撃が当たるのだが相手はガンダムだ。一瞬の隙をついてエンタープライズ目がけ下降してくる。

 

 

 

ヒイロ「これで、終わりだ!」

 

 

 

???「お楽しみで悪いが、俺もまぜてくれよ!」

 

 

 

ヒイロ「ッ!敵か!」

 

 

 

ビームサーベルを腰から抜き相手のビームサーベル間一髪で止める。

 

 

 

???「おぉい!まじかよ!今のを瞬時で止めるか!」

 

 

 

ヒイロ「グッ?!パワーでは相手が上か。」

 

 

 

ヒイロ「エンタープライズ!刹那に連絡を!」

 

 

 

エンタープライズ「ッ!だがヒイロ…。」

 

 

 

ヒイロ「エンタープライズ。…俺を信じろ。」

 

 

 

エンタープライズ「……私が帰ってくるまでに死ぬなよ。」

 

 

 

ヒイロ「フッ。任務了解!」

 

 

 

エンタープライズが新たな敵機の報告の為にかけてゆく。

 

 

 

???「なんだ?女か?そんなこと気にしてる暇があんのか?」

 

 

 

敵からの蹴りをもろに食らってしまう。

 

 

 

ヒイロ「グハァ!」

 

 

 

???「おい!こんなもんじゃないだろう?もっと俺を楽しませろよ!」

 

 

 

ヒイロ「チッ。狂人め。」

 

 

 

フォン「そういやー自己紹介がまだだったなー。殺す前に教えといてやるよ。俺様の名はフォン・スパーク!どこの組織にも属さないガンダムマイスターだ!」

 

 

 

ヒイロ「ガンダムマイスターだと?!」

 

 

 

となると奴は刹那の世界から来たのか?

 

 

 

ヒイロ「………目標を破壊から鹵獲に変更。」

 

 

 

フォン「おうおう。やってみれんなら、やってみろよ!」

 

 

 

アストレアスTYPE-F オリジナルの太陽炉を使っているため機体性能がウィングガンダムよりも上をいくため

 

 

 

フォン「おらおら!さっきの調子はどうしたー?なんにも言えないのかー?」

 

 

 

脅威的な速度のアストレアスのプロトGNソードがウィングの装甲を切り裂いていく。

 

 

 

くっ!なんて早さだ。……だが、ある程度の場所を把握すれば……!

 

 

 

ヒイロ「…そこだ!」

 

 

 

アストレアスの行く手を予測しそこにビームサーベルを振るう。

 

 

 

確かな感触。…とったか?

 

 

 

フォン「いててー!痛いよー。こんなに俺様の期待に応えるんだから俺様も本気を出さないとなー!」

 

 

 

まだ本気ではないだと?!……このままではじり貧か。

 

 

 

フォン「勝負はこれからだぜー!あげゃげゃ!」

 

 

 

……エンタープライズ頼むぞ。もう、…限界が近い。

 

 

 

ヒイロは自分を鼓舞しながら目の前の敵に集中する。

 

 

 

戦闘は後半戦に突入した。

 

 

 

ヒイロ side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

三日月 side

 

 

 

重桜前線基地

 

 

 

アラームが先程から鳴りやまない。敵戦艦の発見。そしてその戦艦が空を浮かぶものだからこうなるのも仕方ない。

 

 

 

翔鶴「ミカ君、こっちです!」

 

 

 

ミカ「どこに向かってるの?」

 

 

 

翔鶴「ここは島の中心ですから、海沿いまで行くのに時間がかかりますのでこのドックから一気にいけます。」

 

 

 

ミカ「へー。そういうもんか。」

 

 

 

翔鶴「それと、ミカ君。」

 

 

 

ミカ「なに?」

 

 

 

翔鶴「……絶対に死なないでくださいね?」

 

 

 

ミカ「……うん。約束するよ。」

 

 

 

翔鶴「はい!…約束ですよ?」

 

 

 

二人はドッグまでの道を駆け抜ける。

 

 

 

翔鶴「ここです。ここから一直線に走ればそのまま海にでます。」

 

 

 

ミカ「了解。ここまでくればなんとなくわかるよ。」

 

 

 

翔鶴「…ご武運を。」

 

 

 

確かに……誰かに頼られるのも悪くないな。

 

 

 

ミカ「バルバトス。三日月オーガス、出るよ。」

 

 

 

バルバトスがブーストを吹かして加速する。そして、あっという間に三日月のバルバトスが見えなくなる。

 

 

 

翔鶴「ミカ君。…頼みましたよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

重桜前線基地近海

 

 

 

 

 

ベルリ「何でこんな若い子達が戦争をしているんだ!」

 

  

 

Pセルフのパイロット ベルリゼナムは怒っていた。

 

 

 

ベルリの回りには数機の展開したマン・ロディがいるが、その中にいるのはまだ幼い少年だと気づく。

 

 

 

ベルリ「くっ!君たち!武器を落としてください!こちらに攻撃の意思はありません!……ってうわ!」

 

 

 

マンロディのサブマシンガンが撃ちはなたれる。

 

 

 

ベルリは攻撃できずに、ただ相手の攻撃を避け続けていた。

 

 

 

ベルリ「早く来てくれ……。三日月さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブルワーズ海賊団 強襲装甲艦

 

 

 

ブルック「クダル。お前も出ろ。」

 

 

 

クダル「はぁー?いいのかいブルック?私が出て。」

 

 

 

ブルック「ヒューマンデブリどもから連絡が来た。所属不明機体と交戦中だそうだ。終わらせてこい。」

 

 

 

クダル「やれやれ。そっちは任せたよ。」

 

 

 

クダル「クダルカデル。グシオン出るよ!」

 

 

 

強襲装甲艦からグシオンが出ていく。機動力を捨て厚い装甲を多く使用している武骨なデザインの機体がベルリのもとへ向かう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルリ「あーもう!そっちが話ができないんなら、無理やりさせるまでだ!」

 

 

 

ベルリは説得を諦め敵の戦闘力を奪う方向に変更する。

 

 

 

ベルリ「パイロットは脱出してよ!爆発する前にさあっ!」

 

 

 

ベルリ「こっちはG-セルフなんだぞ!」

 

 

 

ビームキャノンがP-セルフから放たれる。それはマン・ロディに正確にあたり、足を止めさせた。

 

 

 

ベルリ「レーザーをばらまく!」

 

 

 

全方位レーザーが360°全方向に駆け巡る。しかし、マン・ロディはそれでも抵抗しようとする。

 

 

 

ベルリ「それなら!」

 

 

 

フォトン・サーチャーの黒い煙がばらまかれる。ベルリにとってはただの黒いスモークだが、この煙は敵機体からは不可視なのだ。

 

 

 

ベルリ「そこだぁぁぁ!!」

 

 

 

P-セルフの拳がマン・ロディに突き刺さる。

 

 

 

ベルリ「ふぅー。これで少しは話せ…。」

 

 

 

クダル「がら空きだよ!」

 

 

 

巨大なハンマーがP-セルフを襲う。

 

 

 

ベルリ「う、うわー!」

 

 

 

そのままP-セルフは次元の裂け目に入っていく。

 

 

 

クダル「まったく。こんな雑魚に時間かけんじゃないよ!」

 

 

 

ミカ「こいつか。」

 

 

 

バルバトスの腕には爪がついている。それでグシオンの装甲をえぐる。

 

 

 

クダル「なっ?この前の……じゃない?もーなんなのよ!こんなの聞いてないわよ!」

 

 

 

ベルリ「三日月さん!遅すぎですよ!」

 

 

 

ミカ「ごめん。遅れた。その分働くから。ベルリは援護頼む。」

 

 

 

ベルリ「はぁー。わかりました!」

 

 

 

クダル「チィ?!ここは逃げるが勝ちだよ。」

 

 

 

ミカ「逃がすと思う?」

 

 

 

クダル「行け!お前ら!死んで奴らを止めろー!」

 

 

 

マンロディが複数機で道を防ぐ。

 

 

 

ベルリ「三日月さん。ここは僕がやります!さっきのをお願いします!」

 

 

 

ミカ「わかった。」

 

 

 

バルバトスがグシオンの後を全速力で追いかける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……やっぱり、見たことがある。まだオルガやビスケットがいたときだ。……なら、そんときの俺もいるのか?

 

 

 

三日月はきずいていた。まだ、火星を出た頃から少ししかたっていなかったときにここで戦闘をした覚えがある。

 

 

 

……でも、もうオルガはいない。例えいても俺の知ってるオルガじゃない。……なら

 

 

 

ミカ「今はアイツを殺せばいいか。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クダル「ん?そうか!アイツを人質にすればいい。おい!お前!そのままそいつおさえとけよ!」

 

 

 

そこにいたのは昭弘とその弟、昌弘だ。

 

 

 

三日月?「くっ!間に合わない?!」

 

 

 

三日月?は間に合いそうになかった。

 

 

 

しかし、そこに上空から新たな機体が現れる。

 

 

 

クダル「げぇ?!さっきの?!…いい加減…うざいんだよー!」

 

 

 

グシオンがハンマーを投げてくるがそこにバルバトスはすでにいない。

 

 

 

クダル「はあっ?どこに消え……。」

 

 

 

グシオンにバルバトスの爪が深く刺さっている。

 

 

 

ミカ「ねぇ。……邪魔。」

 

 

 

バルバトスに蹴られ、もう永遠に動くことはないグシオンが宇宙をさまよう。

 

 

 

三日月?「あんた……何者だ?」

 

 

 

ミカ「……………。」

 

 

 

三日月?「答えろ!」

 

 

 

もう一体のバルバトス?がメイスを構えるが

 

 

 

ベルリ「三日月さん!撤退しますよ!」

 

 

 

ミカ「……ああ。…わかった。」

 

 

 

三日月?「?…逃がすとでも…。」

 

 

 

一瞬の隙をつきバルバトスが小さくなっている次元の割れ目に向かう。

 

 

 

二人が次元の割れ目をこれるとそれは完全に消滅した。

 

 

 

ベルリ「三日月さん!なんとかなりましたね!」

 

 

 

ミカ「…ベルリ。」

 

 

 

ベルリ「はい?」

 

 

 

ミカ「……俺にはわからないよ。」

 

 

 

ベルリ「……え?」

 

 

 

ミカ「死んだはずの仲間が生きてるっていうのは。……俺は……よくわからないよ。」

 

 

 

ベルリ「それは……どういう……。あ!ちょっと、三日月さん!」

 

 

 

……これは、戦争でも何でもないのかもしれない。でも、それでも俺はもうわからないよ。……オルガ。俺はどうすればいい?

 

 

 

いくら質問しても帰ってくるはずのない返事を三日月は繰り返していた。

 

 

 

三日月side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刹那 side

 

 

 

……星がきれいだ。昔ならわからなかったが、今ならわかる。………地球という星の希少性が。

 

 

 

ベル「あら?刹那様でございますか?」

 

 

 

刹那「ん?ああ。ベルファストか。」

 

 

 

ベル「何か悩みでもあるのでごさいますか?」

 

 

 

刹那「いや、ただ見ていただけだ。……空をな。」

 

 

 

ベル「そうでございましたか。……あら?あれは一体なんなのでしょうか?」

 

 

 

刹那がベルファストの示した方向に目を向ける。

 

 

 

刹那「あの光は……まさか、オリジナルの太陽炉?!」

 

 

 

刹那はその機体に注目する。すると

 

 

 

刹那「……あれは?…エクシア?!」

 

 

 

あんなものが存在していたのか?!……あれと戦っているのはヒイロか!……となると教えなくては!オリジナルの太陽炉を持つ機体はトランザムが!

 

 

 

???「おおっと。そこまでだぜ?クルジスの兄ちゃん。」

 

 

 

刹那「誰だ。」

 

 

 

刹那がそくざに携帯拳銃を構える。そこに立っていたのは

 

 

 

刹那「…なぜ貴様がここにいる!アリーアルサーシェス!」

 

 

 

パイロットスーツを着たアリーアルサーシェスがベルファストの頭に拳銃を構えていた。

 

 

 

サーシェス「少し話そうぜ?なあ?クルジスの兄ちゃん。」

 

 

 

刹那「ベルファストを離せ。でなければ撃つ。」

 

 

 

サーシェス「ハハハ!いい男になったもんだなー?俺の教育のたわものか?」

 

 

 

ベル「刹那様。私は大丈夫でございます。急いでヒイロ様の援護に。」

 

 

 

サーシェス「ほー。刹那っていうのかい?」

 

 

 

刹那「黙れ。次は撃つ。」

 

 

 

サーシェス「まあ、待てよ。あんたの選択肢は二つあるぜ?ここでこの女と一緒に俺を撃つか。この女をここで見捨てるかの二択だぜ!」

 

 

 

ベル「刹那様!」

 

 

 

ベルファストが覚悟を決めたように刹那の名を呼ぶ。

 

 

 

なにか…この危機的状況を打破する何かがあるはずだ。

 

 

 

刹那は3秒考え、最善の策を一つ選ぶ。

 

 

 

刹那「……ベルファスト。……少し痛いぞ。」

 

 

 

発泡。それは正確に撃ち抜いた。ベルファストの足を。幸い中心を抜いた訳ではなく、端を5センチほどえぐられている。

 

 

 

ベルファストはそれにたいして一言も悲鳴をあげなかった。

 

 

 

ベルファストが立てなくなった為サーシェスの体にベルファストの体重がかかり、体勢が維持できなくなる。

 

 

 

サーシェス「なんだと?!」

 

 

 

刹那が続けざまに二発発泡する。それはサーシェスの左肩と右手を撃ち抜く。

 

 

 

サーシェス「チィ!……次は覚えてろよ!」

 

 

 

サーシェスがベルファストを離し海へと逃げて行く。

 

 

 

ベルファストは刹那がすぐさま駆け出すと思っていた、が

 

 

 

ベル「動くな。すぐに止血する。」

 

 

 

そこにはベルファストの傷口を止血するために駆け寄った刹那の姿があった。

 

 

 

ベル「……どうして?」

 

 

 

刹那「……お前は自分がどうなってもよかったのか?」

 

 

 

ベル「それは……。」

 

 

 

ベルファストが黙ってしまう。

 

 

 

着ている服の一部を破き、それを包帯がわりとして巻き付けていく。

 

 

 

刹那「俺はロックオンやたくさんの仲間を失ったが、誰もが俺に生き方をの大切さ教えてくれた。」

 

 

 

刹那「だから、今度は俺がお前に教える番だ。」

 

 

 

ベル「……刹那様。」

 

 

 

刹那「持ち上げるぞ。」

 

 

 

ベル「ヒイロ様の援護に向かわないのですか?」

 

 

 

刹那「ヒイロの動きが変わった。どうやら状況に適応したようだ。」

 

 

 

やはり素晴らしい操縦技術だ。……彼なら大丈夫だろう。

 

 

 

ベルファストを背中に背負う。

 

 

 

刹那「……痛くないか?」

 

 

 

ベル「……はい。……大丈夫でございます。」

 

 

 

刹那「……怖かったか?」

 

 

 

ベル「……はい。」

 

 

 

ベルファストの込める力が強くなる。

 

 

 

刹那「……もし、自分に価値がないと思うかもしれない。だがな、価値は自分が決めるんじゃない。誰かが必要とすることで価値が生まれるんだ。」

 

 

 

ベル「……私は誰かから必要とされているのでしょうか?」

 

 

 

刹那「少なくともここに一人はいるぞ。」

 

 

 

ベル「……。」

 

 

 

刹那「俺にはお前が必要だ。たがら、お前は生きろ。生きて、未来を掴んで見せろ。」

 

 

 

ベル「……はい。」

 

 

 

少しベルファストの頬が赤くなる。

 

 

 

刹那「なら、問題ないだろう。」

 

 

 

病院が見えてくる。するとベルファストが

 

 

 

ベル「今回の件でご迷惑をお掛けしました。……何卒、これからのご奉仕にご期待くださいませ。」

 

 

 

刹那「出来る範囲で……な。」

 

 

 

ベルファスト……か。やはり、なかなか面白い奴だな。こいつが成長するまでは側で見ているのも悪くない……な。

 

 

 

刹那はもう一度空を見上げる。そこにはヒイロのウィングガンダムがいるだけだった。

 

 

 

刹那side out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒイロside

 

 

 

防戦一方を強いられているヒイロ。それを追い詰めるフォン。

 

 

 

フォン「さてと、もう十分楽しんだから用はねぇ。」

 

 

 

フォン「だからよぉー。最後のお楽しみといこうぜ!」

 

 

 

フォン「あげゃげゃ!トランザムッ!!」

 

 

 

……なんだ?機体がさらに赤く?

 

 

 

そう思った瞬間、アストレアが目の前に現れる。

 

 

 

ヒイロ「なに?!」

 

 

 

トランザムは機体性能を瞬間的に飛躍させることが出来る。さらに早くなったアストレアの姿はもはや残像しか見えない。

 

 

 

アストレアはウィングのすぐ横にいた。そのままウィングを蹴りあげる。

 

 

 

フォン「俺様のアストレアがすべてを破壊する!」

 

 

 

蹴ったすぐあとにはビームライフルを乱射する。もはやウィングに攻撃の隙を与えないように。

 

 

 

ビームサーベルを加速した分を使い、ウィングの装甲を切り裂き続ける。

 

 

 

フォン「オラオラオラァッ!!」

 

 

 

止めをさすためにアストレアが近づいてくる。

 

 

 

……ゼロ。……もう動きは読めたか?

 

 

 

主の呼び掛けに答えるように目が力強く光る。

 

 

 

フォン「散り散りに消えてなくなれぇー!!」

 

 

 

アストレアのビームサーベルがウィングを完全に切断する……はずだっだが

 

 

 

フォン「あぁー?…いねぇだと?」

 

 

 

ヒイロ「いるぞ。…真下にな。」

 

 

 

アストレアの攻撃にたいして的確に避けたウィングのビームサーベルがアストレアの右腕を突き刺す。

 

 

 

フォン「グガァー?!」

 

 

 

ヒイロ「ゼロ。相手の情報をすべて予測しろ。」

 

 

 

ウィングガンダムのゼロシステムとヒイロが完全に融合し相手の行動をすべて予測する。

 

 

 

フォン「クハハハ!そうだ!もっと俺様を楽しませろよ!」

 

 

 

相手の能力は切れた。……攻めるならいまだ!

 

 

 

その時アストレアに向かって一機の爆撃機が飛んでくる。

 

 

 

フォン「あー?この程度で俺様に勝てると思ってんのか?」

 

 

 

フォンがこちらノーマークになる。

 

 

 

ヒイロ「ナイスタイミングだ!エンタープライズ!」

 

 

 

エンタープライズ「ああ!私を誰だと思っている!」

 

 

 

ヒイロはその一瞬を無駄にしないようアストレアと一気に距離を詰める。

 

 

 

フォン「んだと?!」

 

 

 

フォンが気づくがもう遅い。すでにモーションに入っているウィングの拳が

 

 

 

フォン「ゴハァ!」

 

 

 

アストレアの顔面を捉えた。そのままアストレアが海へと落下していく。

 

 

 

ヒイロ「……任務完了。」

 

 

 

ゆっくりとウィングは高度をおろしていく。そのまま海の上に着く。

 

 

 

エンタープライズ「君は本当にバカだよ。私を一体どれだけヒヤヒヤさせるつもりだ?」

 

 

 

エンタープライズがあきれたように言ってくるが

 

 

 

ヒイロ「問題ない。生きてお前のもとに帰ってきたのだから。そうだろ?」

 

 

 

エンタープライズは呆れながらも笑っている。ヒイロも少し笑みを浮かべていた。

 

 

 

ヒイロside out

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リボンズside

 

 

 

???

 

 

 

リボンズ「アリーアルサーシェス。ずいぶんとひどいお帰りじゃないか?」

 

 

 

サーシェス「いやー。まさかあのクルジスの兄ちゃんがいるとは思いませんでしたからねぇー。」

 

 

 

リボンズ「ヒイロユイに刹那Fセイエイか。本当は彼にどちらも潰してほしかったが、今は無い物ねだりをしても意味がないか。」

 

 

 

リボンズはグラスに入ったワインを見つめる。

 

 

 

リボンズ「すべては僕の計画の内さ。誰にもとれることは出来ない。」

 

 

 

リボンズ「さあ、せいぜい抗ってみるんだね?刹那Fセイエイ?」

 

 

 

リボンズが不気味に笑う。すべてはリボンズの計画であることを今は誰も知らない。

 

 

 

 

 

               To be counted




三日月戦闘シーンが雑です。許して。


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