説得に二時間かかりました。
誰だよ、変な噂流した奴(半ギレ)。噂の中に事実もちゃんとあるが、俺は軍の兵器じゃねえし、ましてや遺跡の兵器でもない。
…そう呼ばれたことがあるのは事実なんだよなぁ。
……待てよ?俺が正規軍になればいいのでは?新ソ連軍のどこかでもいいな。帰ったら軍服モドキと階級章モドキを探すか。*1
今はとりあえず、助けを呼べたからヘリが来る地点まで移動している。ナガンの足は探索したら出てきた廃棄されていた人形から取って付けたので移動に関しては問題ない。
ついでに装填済みのRPG-7が見つかったので装備している。やったぜ。
というか、救助を呼べてよかったぜ。まあ…正規軍なんですが。
グリフィンならまだ気が軽いんだが、軍は……
ん?何だあれ。いつぞやの要塞砲*2か?
「あれは…ジュピター!?」
ジュピターっていう名前なのか。正規軍の奴に似ているんだが。
「これは迂回するしかないな。ルートを再確認だな……うん?…は?」
ウッソだろお前!?なんでジュピターのすぐ側が救助ヘリが来る地点なんだよ!?
まあ、落ち着け。世界タービンが回っているから大丈夫だ。
どうってことはないはずだ。
…ん?何言ってんだ俺。一周回って落ち着いてきたぞ……変な電波拾ったな…
「あの…?サトウさん?どうしましたか?」
サイガがそう聞いてくる。ナガンも心なしか不安そうだ。
状況を知らせてなかったな。
「これを見ればわかるんだが……ここがジュピターがいる場所で、ここがヘリが来る場所なんだが…」
端末の地図と送られてきた情報を使い、サイガとナガンに状況を説明する。
「つまり、ジュピターが居て、攻撃を受ける可能性が高いということじゃのう…どうしたものか」
そうだ、おばあちゃん。じゃなかったナガン。
いや、これは洒落にならないわ。ほんまどないしよ。
対抗できそうなものは…このRPGしかないし。*3
…
ま、正規軍が何とかしてくれるか(脳死)
だったら、早速部隊を送ってもらおうか。またカーター将軍にでも電話入r。
…え、えぇ(困惑)
「あ、あれは!?」
「…正規軍の兵器かのう?」
二人のテンションの差がすごいな。うーんと…あれは……あっ(察し)
「キュクロープスにケンタウロス、オルトロスだな。後ろにヒドラにテュポーンか……なんでいるんだ?」
正規軍さん、殺意高すぎません?ヒドラまでは百歩譲っていいとして…問題はこいつ、テュポーン。レールガン搭載ホバー戦車は引っ込んでろ。ジュピター位ヒドラで十分だろ。多分。
……なんか、この蹂躙具合を見ているとアルゴノーツのことを思い出すなぁ。
レールから外れても動いてたのは面白かったな*4。いっその事、あれには履帯をポン付けしたらいいと思ったぞ*5。
ピピピ!!
そんな戦場で着信音が鳴る。誰だよ。
…
ペルシカじゃねえか!?あいつの方から電話かけてくるのは珍しいな…
正規軍のおかげで鉄血兵が見当たらないし、出るか。
『やあ、サトウ君。いきなり電話をしてすまないね』
「ああ、わかった。切るぞ」
そういえば、ペルシカから電話がかかるときは大抵めんどくさいことだったわ。切るか。
『ああ!?待って待って!ほんとに大事な話だから!』
「…まあいいか。で、なんの話だ?手短に話せ」
『何というか、まあ…君のところのFNCがね……急に現れたから改造しちゃった☆』テヘッ
「何言ってんだこいつ」
何言ってんだこいつ。
『そんなこと言わないでほしいな。だけど、FNCの安全は保障するよ。迎えに来てはほしいかな』
「ああそうか……なあ、一つ聞きたいことがある」
ペルシカって色々と変な事するからな。一つどころか十ぐらいあるが…
まあ、まずは
『なんだい?』
「お前、404の連中に何をした?」
『え、え?』
「まず、お前にとって俺は実験体だろうが。観察するために暗部ぐらい送るだろう。なんなら、俺を試してるんだろう?」
『…』
どう考えてもこいつならやりかねない。実験体扱いは軍とカルト教団で懲り懲りなんだが。
ピ!
あ!切りやがったぞあいつ。まあいい。FNCを迎えに来いとか言ってたから、迎えに行くついでにで聞き出すか。
おっ、殲滅し終わってる。正規軍様様だな。
さてさて、ヘリにでも乗りに行きますか。
その後(依頼報酬受け取り後)
「正規軍は何を考えてるんだ……こんなにT-dollやらは要らないんだが…」
依頼報酬とはいえなんで、人形どころかヒドラやテュポーンまで付くんだ?
しかも、軍艦もくれるとかいう始末。あの遺跡にどんな価値があったんだよ。滅茶苦茶にヤバい依頼が来るなこれ。
……基地に帰ってから、扱いを考えるか。
佐藤と正規軍って関わりが深いんだなって。
軍艦については非戦闘艦や駆逐艦ではありません(ガチ)