ヒーローアカデミア 正義の系譜   作:free&peacemaker

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 この作品に登場してる仮面ライダーのヒロインは、1人につきだいたい3~4人にする予定です。


デートと脱出王 Part2

 昼近く、義明と切奈は昼食をとる為にショッピングモール内のカフェに入った。義明はコーヒーにサンドイッチ、切奈はカフェラテにホットケーキだった。

 「切奈はさ・・・」

と義明が切奈に声をかける。

 切「ん?何?」

 「切奈はさ、もし何かに悩んでたらさ。その時ってどうしてる?」

と言うと、切奈は少し考えてから答える。

 切「そうだね、私だったら何らかがきっかけで吹っ切れるかも」

 「そうか、ありがとう。俺もそうしてみる」

と言ってジャンバーの内ポケットからフーディーニ眼魂を取り出す。その時

 「キャーー!!」

と悲鳴が聞こえた。義明と切奈は代金をテーブルに置くと悲鳴のした場所に向かう。

 

 声のした場所は外だった。外に出ると2人の男が暴れていた。1人は2m強の全身鋼鉄化していて、もう1人は背中にコウモリのような翼がある。

 「切奈、お前はここにいろ」

と言うと駆け出す。

 切「あ、ちょ、義明!?」

と呼び止めようとしたが、もう義明は人混みを掻き分け前に出ていた。

 「おい、お前ら!!」

と声をかける。

 男A「ああ?何だてめえ?」

と2mの男が言う。すると後ろの人達が騒ぎ出す。

 民間人A「なあ、あの少年って・・・」

 民間人B「そうだよ、仮面ライダースペクターだよ!」

 民間人C「まじか、やっちまえスペクター!!」

と義明を応援する。

 男B「へぇ、お前があのスペクターか?」

と言う。義明は

 「だから何だ?」

と返しながら考える。

 (とりあえずまずはあの大男だ。あれだけ大きく鋼鉄化してるからここは)

と言って白い眼魂を取り出す。スイッチを押すと数字の7が浮き上がる。ドライバーを開け眼魂をセットし、閉じながら変身ポーズをとる。

 『アーイ!!バッチリミロー!バッチリミロー!』

とドライバーから白いパーカーが飛び出し両腕を上に上げポーズをとる。その横にそれと同じ態勢で長刀を持ってる武蔵坊弁慶が現れる。

 「変身!」

と言ってレバーを引き、押し戻す。

 『開眼!弁慶!!兄貴ムキムキ仁王立ち!』

と音声がなり、パーカーが被さる。『スペクター ベンケイ魂』に変身した。これにはその場にいた全員驚く。

スペクターは『ガンガンセイバー 長刀モード』を手に取る。その先端にクモランタンが乗り装着されハンマーモードになった。

 「俺の生き様、見せてやる!」

と言って大男に向かって走る。ハンマーを右から払い、払いからの突きを繰り出す。

 男A「グハァッ!おのれえ・・・」

と男が呻く。スペクターはハンマーの眼の紋章をドライバーに翳しアイコンタクトさせる。

 『大開眼!!ガンガンミロー!ガンガンミロー!』

 『オメガボンバー!!』

と音声が鳴り、上に飛び上がる。そして大男に向かって強烈な打撃を与える。

 男A「グアァァァァ!!」

と叫びながら背中から倒れ気絶した。その時、

 切「きゃあ、義明!」

と声がしたので振り向くと、切奈がもう1人の男に捕まっていた。

 男B「ハッハー!どうだスペクター、これでは攻撃できまい!喰らえ!!」

と言って手からたくさんのコウモリを出す。そのコウモリがスペクターに当たり爆発し、ダメージを受ける。

 「グアァァ!」

と叫び、建物の壁にぶつかり、前から倒れる。

 切「義明!」

と切奈が叫ぶ。

 男B「ハハハハハハハ!これでスペクターは終わりだ!」

と高笑いする。

 「待てよ」

と声がした。その声のした方を見ると、スペクターがふらつきながら立ち上がっていた。

 「まだ、終わってねえ!!」

と言ってフーディーニ眼魂を手に取る。

 (そうか、そうだよな。お前は見抜いていたんだ。俺がこの世界にいて良いか否かを。だけど今分かった。この世界に俺を必要としてる人がいる。俺を好きになった人がいる。

 この世界のイレギュラーだとか関係ねぇ!俺はこの世界で、愛と平和の為に戦う。だから・・・)

 「俺に力を貸してくれ!フーディーニ!!」

スイッチを押すと数字の13が浮き上がる。ドライバーを開け、ベンケイ眼魂を取り出しフーディーニ眼魂をセットし閉じる。

 『アーイ!!バッチリミロー!バッチリミロー!』

するとスペクターの隣にマシンフーディーが来た。マシンフーディーが宙に舞うと2つに割れ中からパーカーが現れパーカーが左を向く。その隣に左を向き、右手にシルクハットに左手に杖、頭に鳩を乗せたハリー・フーディーニが現れる。レバーを引き押し戻す。

 『開眼!フーディーニ!!マジいいじゃん!スゲーマジシャン!』

と音声が鳴り、スペクターに被さる。『スペクター フーディーニ魂』だ。

 

 背中のプロペラが高速で回転し、スペクターは男Bの前まで飛ぶ。前まで来るとホバリングする。  

 男B「空を飛べるとは、面白い。だがお前は攻撃できない」

 「それはどうかな?」

と言うと指を鳴らす。パチンと鳴ると切奈がポンッと音を立て紙吹雪になった。

 男B「な、どこだ!?」

と慌てる。スペクターがもう一度パチンと鳴らすと、切奈がスペクターの腕におさまっていた。お姫様抱っこの状態で。

 切「え!?嘘、私、今」

 「心配かけたな」

と言って、一旦地上に戻ると切奈を降ろす。

 「ここにいろ。大丈夫、必ず戻って来る」

と切奈に言う。切奈は答える。

 切「うん、必ず帰ってきて」

と笑顔で言う。マスクの下で顔を赤くしてたのは内緒にする。

 スペクターが空に飛ぶと、男Bを殴る。右フックからの左ストレート、回し蹴りを食らわす。

 男B「く、クソ。だがまだまだぁ」

 「いや、終わりだ」

と言う。背中のプロペラが外れ、グライダーモードになるとスペクターが乗る。そしてレバーを引く。

 『大開眼!!ガンガンミロー!ガンガンミロー!』

するとグライダーから4本の鎖が伸び男Bに巻き付き拘束した。

 男B「な、何だこれ!?動けん」

と慌てふためきながら何とか逃れようともがく。だがスペクターは見逃さない。レバーを押し戻す。

 『オメガドライブ!!』

 「俺の生き様、見せてやる!」

と叫び回転しながらライダーキックを食らわせた。

 男B「グアァァァ!」

と声を上げ落ちていき、地面に激突すると気絶した。スペクターが着陸してドライバーを開け眼魂を取り出す。

 『オヤスミー』

と音声が鳴り変身が解除された。顔や体には切り傷に痣が出来ていた。肩で息をしながら切奈の方に向かう。

 「待たせたな、切奈」

と言うと切奈が抱き着いてきた。 

 切「心配したんだから。でも・・・ありがとう」

と言う。すると歓声が上がり、2人に近づき口々に「格好良かった」や「これからも頑張って」と労ってくれた。だが・・・

 民間人D「イヤーでも嬢ちゃん。こんな格好良い彼氏持ってて良かったな。あんちゃんもこんな可愛い彼女いて良いね~」

と茶化され2人は慌てふためくのであった。

 

 

 

 その夜、顔にガーゼに絆創膏を貼ってる義明はフーディーニ眼魂を手にして言った。

 「やっぱ凄いな、お前は。これからもよろしくな、フーディーニ」




 と言う訳で、フーディーニ炸裂です。ちなみに2話前の話しから心操の姿は今後、モッズコートの姿に髪は下ろしてる状態でお願いします。
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