ヒーローアカデミア 正義の系譜   作:free&peacemaker

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 いよいよクラス分けです。そしてここで一悶着おきます。

 原作キャラも仮面ライダーにしたいと思っております。


クラス分けと一悶着

 校舎内に入って、まず目にしたのはクラス表である。9人はそれぞれ表を見る。

 「お、俺B組だ」

 心「俺もだ、よろしくな、義明」

 「おう」

と言ってお互いの拳を当てる。

 切「あ、私もB組だよ!」

 レ「私も」

 一「あ、私もだ!」

 才「私もですわ。よろしくお願いいたしますわ」

と言って女子達は笑顔になる。一方で

 出「僕は、A組だ」

と出久が言うと

 響「本当?ウチもなんだ」

 香「本当!?私もなの!」

と響香と香音が言うと何故かお互いに睨み、火花を散らす。ここで義明と心操がお互いを見て話し合う。パントマイムで。

 (これ、ヤバくね?)

 心(ここは、何も、しないほうが、良い!←親指b)

 (だな!触らぬ神に、祟りなしだ!)

 響・香「そこ2人、何話ししてるのかなぁ?」

と笑顔で聞いてくるが、笑っているようで笑ってない。何か黒い物を感じたのだ。

 義・心「いえ、何でもありません!」

 切「見事に合わさったね」

と切奈が苦笑いで言う。

 一「シンクロ?」

 才「何か良からぬ事を考えたのでしょうか?」

と才子が言うと、2人はビクッとなった。

 「と、とりあえず行くか」

と言って歩き始めたその時、

 ?「待てよクソ共!」 

と声がしたので振り向くと、怒りの顔をした爆豪がいた。 

 「あ、お前・・・」

と義明が何故か言葉を詰まらせる。やがて

 「誰だっけ?」

 心「右に同じ」

と義明と心操が言うと皆ずっこけた。

 出「ちょっとカッちゃんだよ!ほら、僕の幼馴染みの!」

と出久が言う。

 「ああ!爆豪」

と義明が左手の掌に右手をポンと当てる。

 「確か、ヘドロ事件で助けた」

 心「んなことあったっけ?義明の説教しか覚えてねえ」

と2人して言う。その言葉に対して周りがクスクスと笑い出す。もちろん爆豪にたいしてだ。爆豪が更に顔を赤くする。

 爆「テメエら、わざとか!?とくにクソデク、テメエなんぞが何で首席だ?どうせ如何様か賄賂でも渡したんだろ!!」

と出久に怒鳴り散らすが義明が言う。

 「出久が首席をとれたのは、決して如何様でも賄賂を渡したからでもない。全て出久の努力と日々の鍛練が結び付いたものだ。

 お前は彼を見下すのは勝手だが、今のお前では出久には勝てない。彼に技術を教えたこの俺が言うからなにはな。それと、俺の仲間を愚弄したやつには俺は負けない」

と言うと周りは義明の言葉に納得する。それほどまでに齋藤義明もとい仮面ライダースペクターの言葉に説得力があるのだろう。

 出「義明君」

と出久は、自分の事を信頼している義明の言葉に感動していた。加えて切奈とレイ子も義明の言葉に聞き惚れていた。

 爆「俺が、デクより弱いだと?ふざけんな!」

と言うと個性を出して飛びかかってきた。その時、何かが爆豪の前に立ちはだかり爆豪を殴り飛ばした。爆豪はおもいっきり背中から倒れ気絶した。

 義明の前には、心操が立っていた。心操の左手にはラビットフルボトル、右手にはドラゴンフルボトルが握られていた。

 心「ったく、弱いくせによ。俺の恩人で仲間に手出しやがって」

 「サンキュー、心操」 

 心「ああ」

と言ってハイタッチする。

 「それじゃ今度こそ行くか」

と言って9人は歩き始めた。

 

 

 余談だが、その後気絶から目覚めた爆豪は周りの生徒の証言により生徒指導のお世話になった。これにより爆豪は、反省文3枚課せられた。それと同時に【どうしようもない馬鹿】に【アホヘドロ】と言うレッテルが貼られたとさ。

 




 とまあ、次回は新しい仲間となるクラスメイト達の登場です。
 最初は、A組から書こうと思います。しかしこの回のMVPは心操ですかね?戦兎と万丈の意志と力が籠められているフルボトルを使ったから

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