ヒーローアカデミア 正義の系譜   作:free&peacemaker

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 番外編行きます。今後も登場するオリジナルキャラクターも登場します。

 時期は10話と11話の間です。今回は少し長めです。


【番外編】ワニとクワガタの戦士、そしてガンマンゲーマー

 ?side

 私は雨宮千紘【あまみやちひろ】、今年受験生の中学3年生。私の個性は普通の金属を刀剣類に銃器に変えることが出来る。そのせいで、昔からヴィラン向きと言われてきた。それでも家族は私の事を心配している。

 そんな時、私はテレビで放送されたニュースで仮面ライダーを見た。その中の仮面ライダースペクターに私は惚れた。

 だけど彼は、雄英を受けるだろう。私とは全然違う。私は、どうすれば・・・ 

 そう考えながら公園のベンチに座っていた。その時、

 ?「こんな所で何してるんだい?」

と声がしたので顔を上げると私の憧れであり惚れた相手でもある仮面ライダースペクターである齋藤義明だった。

                side Out

 

 

 

 

 

 時は少し遡り

 とある喫茶店に義明はいた。義明の前には2人のスーツ姿の男性がいた。

 1人は185cmの背が高く、髭を伸ばしていて名は氷室龍一【ひむろりゅういち】。もう1人は氷室より2つ年下で髪を後ろに束ねていて名は加賀美伸司【かがみしんじ】。

 この2人は、刑事課所属の警察官で氷室は警部で加賀美は警部補だ。義明とは、よく事件を解決し終え、現場復旧に事情聴衆などで仲が良くなったのだ。

 

 まず氷室が話した。

 氷「それで、義明君。話しとは?」

と義明に聞く。義明は、横に置いてる2個のトランクを2人の前に置いた。

 「これを差し上げます。今後の貴方達に必要になる物です」

と言う。氷室と加賀美は自分の前にあるトランクを開ける。

 

 氷室のトランクには、スクラッシュドライバーにその横に紫色の細長く顎の絵柄が彫られてるボトル、そしてそのボトルの下に普通のフルボトルが収まっていた。蓋側には1冊の本が収まっていた。

 「氷室さんに渡したのはスクラッシュドライバーです。そして変身に使用するクロコダイルクラックフルボトルに、戦闘で使えるフルボトルがあります。今のところはダイヤモンド、フェニックス、鮫、バイク、マグネット、虎、ドライヤー、扇風機の計8本に貴方専用のバイクを差し上げます。使い方はそれに」

と言われて氷室は本を取る。表紙には『仮面ライダーローグ -取扱い説明書-』と書いてあった。

 

 加賀美のトランクには銀色のベルトに青いクワガタ型の物が収まっていた。

 「続いて加賀美さんには、ライダーベルトにガタックゼクター、そして今はありませんが貴方専用のバイクであるガタックエクステンダーを差し上げます。あと説明書がありますので」

と言われて加賀美も本を取る。表紙には『仮面ライダーガタック -取扱い説明書-』と書いてあった。

 

 

 「これで貴方達も仮面ライダーになれます。説明書はきちんと読むようにお願いします」

 氷「何故、俺達に?」

と氷室が聞くと、義明は微笑む。  

 「貴方達には、正義を貫く強い意志が感じます。だからです。では」

と言って立ち上がり、出口に向かう。だが途中で止まり振り向く。

 「加賀美さん、そのガタックゼクターには自己判断能力があるので気を付けてください」

と言って店を出た。

 加「どう言うことですかね?」

と言いながらトランクからガタックゼクターを出すと、突然動き出した。

 加「うわっ!?」

と加賀美は慌てて手離すと宙に浮かぶ。やがてテーブルの上に降りる。加賀美は指でつつくと少し角を広げて挟もうとしたので加賀美は慌てて引っ込める。

 加「な、何か凄いですね龍さん。て、龍さん?」

と言って氷室を見ると既に説明書を読んでいた。

 加「相変わらずだなぁ」

と言いながら自分も説明書を読み始める。ガタックゼクターは飛ぶと加賀美の肩に止まった。

 

 

 喫茶店を出て駐輪場に着いた義明はマシンフーディーにくくりつけてる1個のトランクを取り開ける。

 「神様が今朝になって急にローグにガタックの変身アイテム渡すかんなあ。それにこれも」

と言って開けると中には5つの物が収まっていた。1つは全体的に蛍光グリーンで蛍光ピンクのレバーが付いているドライバー、そして残りは同じ形だが色々な色をしていた。

 「えーと、ゲーマドライバーにガシャットが4本。スナイプの変身アイテムだな」

と言う。入ってるガシャットは以下の通り。

 

 ・【BANG BANG SHOOTING】

 ・【JET COMBAT】

 ・【XEVIOUS】

 ・【DRAGO KNIGHT HUNTER Z】

 

 「スナイプの変身アイテムか。【ゼビウス】に【ドラゴナイトハンターZ】があるのは心強いな」

と呟きながらトランクを元に戻しヘルメットを被ろうとしたがそばの公園に1人の女性がいたがとても悲しそうな顔をしていた。義明はトランクを持って女性の元に向かう。そばに来ると声をかけた。

 「こんな所で何してるんだい?」

 

 

 

 時は戻る。義明は自分と歳が変わらない女性に声をかけた。女性は顔を上げる。

 千「あ、貴方は・・・もしかしてスペクター?」

 「ああ、一応名乗らしてくれ。俺は齋藤義明、仮面ライダースペクター」

 千「私は千紘、雨宮千紘。よろしく」

 「よろしくね、立ち話もなんだし隣良いか?」

と聞くと千紘は頷く。義明は隣に座る。

 「それで、こんな所で何してたんだい?」

千紘は躊躇うが話した。

 千「実は・・・」

 

 「成る程、自分の個性はヴィラン向きと言われ続けてきた。そして今雄英を受けるべきか考えてると」

と言うと千紘は頷く。 

 「別に問題無いだろ、雄英受けて」

と義明の発言に千紘は驚く。立ち上がり言う。

 千「貴方に何が分かるの!?今までヴィラン向きと言われてきた私の気持ちが!?」

と義明に怒鳴るがやがてハッとなり座る。

 千「ごめんなさい、こんなこと言って」

 「大丈夫だ。言っとくが、俺の仲間のグリスは知ってるだろ?」

と言うと千紘は頷く。

 「あいつだって個性がヴィラン向きって言われてたんだ」

 千「え?」

千紘は驚く。

 「千紘、これだけは覚えておいてくれ。例えどんな過去や個性があろうとも立ち向かい立ち上がろうとした人はたくさんいた。だから千紘も立ち向かえ」

と言って千紘にトランクを差し出す。

 「これがお前を強くしてくれる」

と微笑みながら言う。その時、大通りの方から悲鳴が聞こえた。

 「何だ?!あ、千紘。俺はこれで」

と言って悲鳴のした方に走り出す。残った千紘はトランクを手にする。トランクを開け、【BANG BANG SHOOTING】のガシャットを手にする。

 千「これが私の新しい力・・・よし!」

と言ってトランクを持って義明の後を追った。

 

 

 

 

 大通りに出た義明が目にしたのは、銃剣が装着された銃を持ったロボットの大群を従える数人のマスクを被った男達が暴れまわっていたのだ。

 テロリストA「ハーハッハッハー!我らは赤の団!この世界を征服する者だ!」

 義明は逃げ惑う人々を押し退け前に出た。

 テロリストA「ん?何だ?このガキは?」

 テロリストB「ボス、こいつはスペクターです!」

 テロリストA「ほう、お前があの仮面ライダーか」

 「だから何だ?」

と強く言い返すが心中ではこう思っていた。

 (これやべぇな、テロリストは6人だがロボットどもは全部で100体くらいか?やれるか?)

と考えた。すると誰かが義明の肩を叩いた。振り向くと氷室と加賀美がいた。

 氷「待たせたな。避難誘導で手間取った」

 加「俺達の初陣だぜ」

と言う。

 千「待って!」

と千紘が氷室の隣に並ぶ。

 加「君!危ないから下がって!」

と加賀美は言うが千紘は言う。

 千「私は大丈夫です!」

と言うと義明の方を向く。

 千「ヨシ君、私決めた。私は・・・自分の意志で戦う!」

と強く言った。義明はあだ名で呼ばれて戸惑ったが微笑む。

 「OK、皆。行くぞ!」

と言ってゴーストドライバーが現れる。義明はターコイズブルーの眼魂を取り出しスイッチを押すと数字の11が浮かび上がる。ドライバーを開け眼魂をセットし閉じ変身ポーズをとる。  

 『アーイ!!バッチリミロー!バッチリミロー!』

音声が流れ袖無しのターコイズブルーのパーカーが現れる。パーカーが左を向くとその隣に同じ方を向き右手に笏を持ったツタンカーメンが現れる。

 

 氷室はスクラッシュドライバーを腰に装着した。右手に持ってるクロコダイルクラックフルボトルのキャップを合わせた。

 『デンジャー!!』

と音声と共におどろおどろしい音楽が流れる。親指と中指で持ち直しボトルの向きを変えドライバーにセットした。

 『クロコダイル!』

と音声と共にまたおどろおどろしい音楽が流れる。

 

 加賀美はベルトを装着すると右手を上に挙げ叫ぶ。

 「来い、ガタックゼクター!」

するとどこからかガタックゼクターが飛んできて右手に収まった。加賀美は右手を顔付近に持っていく。

 

 千紘はゲーマドライバーを腰に装着した。右手でガシャットを拳銃を持ってる感じに持ち構え、スイッチを押す。

 『バンバンシューティング!!』

すると後ろに【BANG BANG SHOOTING】と書かれたパネルが現れあちこちにドラム缶が置かれた。千紘は指でガシャットを回し、顔の前に持っていく。

 千「第弐戦術」

 

 4人『変身!』

 

 義明はドライバーのレバーを引き押し戻した。

 『開眼!ツタンカーメン!ピラミッドは三角!王家の資格!』

と音声と共にパーカーが被さり、『スペクター ツタンカーメン魂』に変身した。ガンガンハンドを持つとコブラケータイが先端に行き刃になり鎌になる。

 

 氷室はドライバーのレンチを下げる。下から巨大なビーカーが現れ氷室を包み中に紫色の液体が満たされていく。さらに下からワニの顎が現れビーカーを噛み砕いた。

 『割れる(わぁれる)!喰われる(くぅわれる)!砕け散る(くぅだけちるぅ)!クロコダイルinローグゥ!!オオォラアァァァ!キャアァァァ!』

と音声と共に紫色の装甲に包まれる。頭部の下からワニの顎が現れ頭部に噛みつくと罅が入り青い複眼が現れ『仮面ライダーローグ』に変身した。

 

 加賀美はベルトにガタックゼクターを装着した。

 『HENSHIN』

と音声が鳴ると、六角形状の物質が現れ加賀美を包み、『仮面ライダーガタック マスクドフォーム』に変身した。だが

 加「初っぱなから飛ばすぜ」

と言うとガタックゼクターの角を上げる。すると装甲が浮き上がり電気が流れた。

 加「キャストオフ!」

と叫び角を倒す。

 『CAST OFF!』

と音声が鳴り装甲が弾け飛ぶ。そしてガタックホーンが上がり即頭部に装着し『仮面ライダーガタック』に変身した。

 『CHANGE STAG BEETLE!』

 

 千紘はゲーマドライバーにガシャットを装填し、レバーをレバーを開放する。するとキャラクターアイコンが現れその1つを選ぶ。

 『ガシャット!』

 『ガッチャーン!レベルアップ!』

 『ババンバン!バンババン!バンバンシューティング!』

と音声が鳴ると、シールドマントを装備したガンマン『仮面ライダースナイプ』に変身した。

 

 テロリストD「な、仮面ライダーが4人!?」

 テロリストA「そんな馬鹿な!や、やれ!」

と叫ぶとロボットが前進し始めた。スペクターは鎌モードのガンガンハンドを構える。ローグはロボット達を指差す。ガタックは肩に装着されてたガタックダブルカリバーを手にして構える。スナイプはガシャコンマグナムを出し顔の横に持っていく。

 「俺の生き様、見せてやる!」

 ロ「大義の為の犠牲となれ」

 ガ「俺の剣舞に刻まれるがいい!」

 ス「ミッション開始」 

と決め台詞を言い駆け出す。

 

 スペクターは来る敵を鎌で切り裂いていく。受けては切り裂き、いなしてから切り裂くの繰り返しだ。

 

 ローグは右手のネビュラスチームガンで敵を撃ち倒していく。近づいた敵は左手のスチームブレードで倒していく。やがてスチームブレードを手離し、クラックフルボトルを抜くとトラフルボトルをセットした。

 『チャージボトル!潰れっなーい!』

と音声が鳴ると左手にエネルギーが集まり、強力なトラの爪で切り裂いていった。

 

 ガタックはガタックダブルガリバーで近づいてきた敵を切り倒していく。やがて右腰のボタンを押す。

 ガ「クロックアップ!」

 『CLOCK UP!』

と音声が鳴ると周囲の動きが遅くなった。ガタックは高速で敵と敵の間を抜けながら切り裂いていく。やがて

 『CLOCK OVER!』

と鳴ると元の速さに戻ると同時にロボットが爆発した。

 

 スナイプはガシャコンマグナムで敵を撃ち倒していた。近づいた敵は蹴り技で倒していく。やがてBボタンを押して両手で持ち連射で倒していく。

 

 そして全てのロボットが全滅した。テロリスト達はその光景をただただ見ていたが戦意は喪失していた。  

 テロリストC「あんなにいたロボットが、全滅」

 テロリストA「もう、終わりだ」

と言う。変身を解除したローグとガタックはテロリスト達の所に行き手錠をかけた。

 氷「お前達を、テロリスト容疑で逮捕する」

 

 その後、警察の増援部隊が到着し現場の後片付け等をやっていた。そんな光景を見ていた義明と千紘はと言うと・・・

 「分かったろ?人間その気になれば変われるんだ」

 千「そうだね、ヨシ君。私、頑張ってヨシ君に追い付く!じゃあね!」

と言って千紘は帰っていった。惚れた相手でもある義明と肩を並べる為に雄英を受け合格することを誓いながら。

 

 




 いかがでしたか?少し長めの無理矢理感がある番外編でした。

 氷室龍一は、氷室幻徳役の水上剣星似。
 加賀美伸司は、加賀美新役の佐藤祐基似。
 雨宮千紘は、『ガールズ&パンツァー リトルアーミーⅡ』の遊佐千紘似で義明のヒロインの1人。
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