ヒーローアカデミア 正義の系譜   作:free&peacemaker

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 皆さんお久しぶりです。

 最近、車の合宿免許だの次の就職先だので忙しい上に少しスランプ気味でしたが何とか復帰しました。


正義とは? そして新たな入居者

 スナイプ先生と爆豪とのバトルから少し時間が経ち、今義明は出久と心操、切島、鉄哲、鎌切はよく義明が行く喫茶店『ふあ~む』(←名前考えてる最中に何故か欠伸が出たのでこれにしました。何か和む気がして)

 ちなみに女性陣は既に帰っていた。しかし何故か切奈はレイ子と千紘を連れて帰ったのである。

 

 

 

 ?「はい、ブレンドコーヒー6つと義明君にはブルーベリーソースのレアチーズケーキ、鉄哲君にはカレーライス大盛、切島君にはナポリタン大盛お待ちどう」

とこの店の店主の石動栄司【いするぎえいじ】が座ってるテーブルにコーヒーと料理を置く。

 「いつもありがとう、マスター」

 石「いやいや、義明君はうちのコーヒーのファンだからね!いつでもウェルカムさ!それじゃ、ごゆっくり」

と言ってカウンターに戻った。すぐさま鉄哲と切島は料理をガツガツと食べ始めた。

 切「ウメェー!めっちゃウマい!!」

 鉄「このカレーもあとから辛さとスパイスのパンチが来てウメェー!」

 石「お、ありがとう2人共!今後も来てくれると嬉しいな」

 切・鉄「ウス!!」

とこの状況を見た心操と鎌切は失笑しており、義明は微笑みながらチーズケーキを口に運ぶ。しかし出久だけは先程から静かだった。

 

 鎌「ところで、齋藤。何で俺と切島、鉄哲を誘ったんだ」

と義明に聞く。義明はフォークを置きコーヒーを一口飲むと答える。

 「実は、だな。君達3人・・・いや他にもいるかもだけど、今のところ君達3人には俺達と同じ仮面ライダーになれる素質と才能がある」

それを聞いた3人は驚いた。  

 鎌「な!?」

 切・鉄「マジか!?」

 「うん、とりあえず切島と鉄哲は食べながら喋らない。行儀悪いから」

 切「あ、ワリィ」

 鉄「す、すまない」

と謝る。心操は隣の出久に声をかける。

 

 心「緑谷、大丈夫か?」

 出「え?!あ、うん。大丈夫だよ」

と答える。それに鎌切が言う。

 鎌「爆豪のことか?」

と言うと、出久は静かに頷いた。

 心「まあ、確かにあれはなかなかな性格だもんな」

 切「漢らしくねぇっていうか」

 鉄「それに関しては、切島に同感だ」

と言うと出久が言った。

 出「そんなことはない!カッちゃんは昔からあんな感じだったけど本当は良い人なんだ!」

 「出久・・・」

と義明が呟く。その時、義明の制服の内ポケットからロビン・フットの眼魂が飛び出した。それが出久の前に来ると出久を吸い込んだ。

 心「うお!?出久が」

 切・鉄「何かに吸い込まれた!?」

と慌てるが、義明が静める。

 「大丈夫だ。出久は今、眼魂の中の英雄と話をしている」

と答える。他4人は眼魂をジッと見る。

 

 

 

 

 出久が目を開けると、そこはどこかの森の中だった。

 出「え、ここは何処?!僕は確か・・・」

と言って思い出そうとすると目の前の人物に気が付いた。その人物は緑色のパーカーを来ていて黄色の羽がついていた。

 出「あなたはもしかして、ロビン・フット?」

と聞くとその人物が振り向きながら頷いた。

 ロビン「お前のその爆豪とやらを信じると言う気持ちは立派だ。だが彼はいずれ取り返しのつかない所まで行くかもしれん」

と言う。それに出久が言う。

 出「でもこれまでは、あんな感じに接してきたけどきっと分かってくれるよ!だって」

 ロビン「自分の正義を押し付けるのか?」

その言葉に出久は言うのを止めた。

 出「え?」

 ロビン「私と闘った者達にも彼らなりの正義があった」

 出「でも闘ったんですよね?」

 ロビン「逢いまみえぬ正義だったからな」

ロビン・フットが一呼吸おいて言う。

 ロビン「緑谷出久よ。正義は1つとは限らない、それを忘れるな」

と言うと出久を光が包んだ。

 

 

 

 

 突然、眼魂が光だし出久が出てきた。

 切「うお!?大丈夫だったか?緑谷」

 出「う、うん」

義明が聞く。

 「ロビン・フットは何て言ってた?」

出久が答えた。

 出「正義は1つとは限らないって」

 「そうか」

と呟き、コーヒーを飲む。

そして熱血コンビ(心操が命名)が完食すると後日3人に合うライダーシステムを渡すと言うことで解散した。

 

 

 義明は家に着き、マシンフーディをガレージにしまう。ガレージのシャッターをおろして家に入った。玄関に入った義明は何故か靴が2人分多いことに気が付いた。

 「あれ?誰か来たのか?」

と言ってリビングの扉を開けて、絶句した。

 「ただい・・・え?」

 切「あ、お帰り~」

とキッチンから顔を覗かせて切奈が言う。そこまでは良い、今晩は切奈が当番だから。しかし何故かソファーにレイ子と千紘が座っていた。しかもソファーのそばにはキャリーバックが2個とボストンバックが2個置いてあった。

 「え?どゆことこれ?」

と言うと千紘が言う。

 千「私達も今日からここで同居することにしました~」

 レ「よろしくね、義明」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「えええぇーーーーΣ(Д゚;/)/!?」




 とまあ、こんな感じで終わります。
ではまた次回。

 石動栄司は、石動惣一役の前川泰之似。後に彼も仮面ライダーにする予定。

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