ヒーローアカデミア 正義の系譜 作:free&peacemaker
ある日の朝、オールマイトに呼ばれやって来た出久は海辺にやって来た。その海辺にはたくさんのゴミが山の如く積もっていた。
出久はサクラハリケーンから降り、元のロックシード状態に戻す。その時、マシンフーディーに乗った義明が来た。
出「あ、義明君おはよう。あれ?心操君は?」
「おはよう、心操には個人特訓させてる」
と言いながら降りると出久と一緒に浜辺に向かう。
オ「おお!おはよう緑谷少年!そして齋藤少年!」
2人『おはようございます』
と挨拶する。
「それで出久に個性を受け継がせるのは良いけど方法は?」
オ「ああ、それはね」
と言って自分の髪の毛を1本取る。
オ「食え」
2人『はい?』
オ「いや、これを食べなさい。これが受け継がせる方法なんだよ」
とオールマイトは言う。出久は渋々受け取り髪を飲み込む。
オ「よし、それじゃ試しに力を使ってみてごらん」
と言われ出久はファイティングポーズをとる。右手に力を蓄え、右ストレートを出す。するとその場に衝撃波が起きる。
オ「おお!凄いぞ緑谷少年、予想では10%未満だと思ったが軽く20%は出てたぞ」
出「本当ですか?ありがとうございます」
義明は、その光景を見て笑った。
「さて、じゃあ俺は行きます。出久、頑張れよ」
と言ってバイクの方に戻ろうとしたが、一旦止まり出久の方を向く。
「出久」
出「え、何?」
と聞いてきた。義明はポケットからスイカとチューリップの形をしたロックシード2個を出す。
「俺からのプレゼント。いずれ役に立つ」
と言って出久に投げる。出久はそれを受け取る。義明はバイクの方に歩いていった。
・・・数時間後、出久は浜辺のゴミを軽トラックの荷台に載せていた。オールマイトからの課題でここのゴミを全て無くすように言われてるのだ。冷蔵庫を載せると休憩をとった。
出「ふー、疲れた。とそうだ。この間に」
と言ってペットボトルの水を1口飲むと立ち上がり、ポケットからスマートフォンを取り出す。取り出し少し操作するとコンクリートの上に立ち、スマートフォンをそばの岩の上に置く。するとスマートフォンから曲が流れる。
【チーム鎧武のダンス曲 紘太ver.】
出久は曲に合わせ、リズミカルに踊り出す。
?side
ウチは耳郎響香【じろうきょうか】。今年受験生なんだけど、雄英の判定はB。親は音楽系の職に就いてるから音楽系の学校を受けようかどうか迷ってる。
ある日、ウチは気分を紛らわす為に海沿いを散歩していた。その時、曲が聞こえたのでそこに向かうと1人の緑色で袖無しのパーカーで中は黒いインナーを着ていて、グレーの短パンを履いてる緑髪のうちと歳が変わらない男子がいた。
ウチは知ってる。ヘドロ事件の時、動かないヒーローを押し退け勇敢に立ち向かった3人の内の1人だ。確か鎧武って名前だっけ?その鎧武の変身者がリズミカルに踊ってたので近づく。
side Out
出「ふぃ~、終わった」
と曲が終わると同時にポーズをとる。その時、後ろから拍手が鳴ってるので振り向くと響香がいた。
響「凄いね今の」
出「え?あ、うん。ありがとう」
と照れながら答える。
響「そういえば、名前言ってなかったね。ウチは耳郎響香」
出「僕は緑谷出久、よろしく。ところで耳郎さんは何でこんな所に?」
と聞いてきた。響香は、出久に今悩んでることを打ち明けた。
響「出久はさ、どうすれば良いと思う?」
と出久に聞く。出久は立ち上がりながら言う。
出「ある人が言ってたんだ。『自分のやりたいこと、やれること。やれば良いんだよ少しずつ、それが強さになるんだよ』って」
出久はかつて義明に言われた言葉を響香に聞かせた。
出「だからさ、耳郎さんも自分のやりたいことをやれば良いんだよ。ちょっとずつでも」
と微笑みながら言う。それを見た響香は顔を赤くする。
響「そ、そうだね///分かった、ウチはやりたいことを少しずつでも良いからやってみる」
と吹っ切れた顔をして言う。
出「うん。お互い頑張ろう、耳郎さん」
と言って手を差し出す。響香は顔を赤らめながら手を握り返す。
と言うわけで、出久の最初のヒロインは耳郎響香でした。次回は心操編にします。