ダンジョンの外に夢を見るのは間違っているだろうか   作:星見 優月

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今回はマナ達の話ではなく裏の話となります。


13話 2つの勢力

そこは暗い大きな部屋だった。大量の檻とモンスターの保管されている中で1柱の神とその神の眷属らしき人々が話し込んでいる。

モンスターは衰弱しているのか何らかの拘束を受けているのか動くことも無く、目を閉じている。

「早く例の餓鬼を見つけてこい!!」

苛立ちを露わにして檻を蹴る主神に対し

「現在探しているものの成果は出ていません」

「モンスターどもに喰われたんじゃね?」

「それは無いだろう。あいつが逃げたのは18階層だ。保護された可能性の方が高い」

立場の低そうな男は冷静に答えたが、軽い雰囲気の男が1つの可能性をあげる。しかしそれはすぐに眼鏡をかけた真面目そうな男によって否定された。

モンスターに喰われていない、死んでいないとすると考えられるのは保護されたか今も18階層に隠れているかだろう。闇派閥の一部とはいえそれなりの人数を動員して探しているのだ。恩恵を持たない幼い少女が隠れきれるとは考えられない。そうなると保護されているとなるのだが…

「問題はどこで保護されているかですね」

男と同じ考えに至ったのだろうフードを被った小柄な人物が柔らかい声で次の疑問を提示するが…

「まぁ予想はできていますけどね」

別のフードの人物が小さく笑いながら情報をあげた

「突如現れた王族妖精、幼い姿、男性恐怖症…か。

ほぼ確定だな。保護したのはどこだ?」

情報を聞いた神にその人物は答えた。

 

「ロキ・ファミリア」

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

「あの子はどうなったの?」

それはとある廃墟の中に響いた問い。

可愛らしい声とともにその質問を紡いだ村娘。

それに言葉を返さずに首を横に振ることで答える冒険者風の男。

「そう…ならあの子の娘を早く見つけないとね…」

少し悲しげに目を伏せ、絞り出したかのような声。

それは会話の聞こえない距離から見れば冒険者と村娘の逢い引きのように見えることだろう。

「あぁ…あいつらの遺品は絶対に届けるさ…それがあいつらに助けられ、託されたものとしての役目だ。」

「私も探しに行ければいいんだけど…」

「仕方ないさ…今のダンジョンは穢れている。お前にまで穢れられたらこちらが困る。」

「貴方だって恩恵無しでダンジョンに潜るなんて危険な真似ばかりしているじゃないの」

咎めるような声を出しむくれる村娘に男は

「俺の主神は後にも先にもエレボスだけだ。他の神の眷属になる気は無い」

と返し立ち去った。

「今も昔も頑固なままね…

さてと、私は主神探し頑張らないと…」

村娘は近くに立て掛けていた箒を掴むと廃墟から去った。

 

 

 

廃墟に大量の死体を残して…




遅れてすみません
言い訳になってしまいますが…
勉強が…テストが…本当にギリギリなんです…
こんなに期間を開けた上に時間が空いた時ほんの少しづつ分けて書いたので文章が1部バラバラになっているかもしれないです…
まぁ…ここまで更新していないと未だに見てくれる人がいるかすら分かりませんが…
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