ありふれた職業の召喚(ガチャ)士で世界最弱   作:ヴィヴィオ

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第27話

 

 

 

 

 

 あれから毎日、鈴と恵里、詩乃の口内や身体を貪って快楽を得て気は晴れたけれど、やっぱりガチャ石(触媒)を奪われたことは別だ。だから、触媒を溜め込んでガチャをする。そうしないとおかしくなりそうだ。

 

「死にさらせぇっ!」

 

 真っ暗な暗闇の中、不愉快な羽音を止めるために蜂のような魔物(モンスター)を生み出したノコギリで切断し、上から生み出した振り子の刃が身体を切断する。ルサルカの身体を使い、穴の開いた杭を生み出して投擲。これに突き刺された相手は血液を大量に噴き出して死亡する。

 

「なんか真名君、少し前から怒ってるよね?」

「うん。アストルフォを使わずにルサルカを使っているのがその証拠」

「ちょっと怖い」

『う~ん、ボクが気を失っている間になんかあったのかな?』

『まあ、あったわね』

 

 ルサルカの身体と力を使っているから戦えるが、やばくなったら切り替える。そんな必要もないぐらい、ルサルカの身体が馴染んでいるし、身体に染み込んでいる戦い方もわかる。ただ、光がないので影が生まれず、食人影(ナハツェーラー)が使えないが問題ない。

 

「しかし、ルサルカの身体って使い易いな」

「まあ、そうでしょうとも!」

「む~」

「マスターと私はタイプが似ているしね」

「もっとシンクロ率をあげればいいだけだもん!」

 

 蜂の中で生きている奴の頭を踏み砕き、魂を回収する。魂が身体の中に入り、隅々まで満たされていく感覚に思わずぺろりと唇を舐める。

 ふと皆の視線に気付いてそちらを見るとなんとも言えないような表情になっていた。慌てて

 比較的まともな奴を選んで回収し、食料にするために詩乃に渡す。

 

「食料は十分だけどね」

「まあ、コレクションだな」

 

 詩乃に渡してから、鈴を抱き上げる。鈴は嬉しそうに両手で迎え入れてくれたので、抱き上げて彼女の首元に顔を埋めてから首元へと移動させる。それから詩乃に手伝ってもらいながら抱え上げて移動していく。

 

「ねえねえ、次は鈴にやらせてよ。真名君だけずるいよ?」

「まあ、いいけどね。恵里は?」

「僕も遊びたいかな」

「じゃあ、ちょうどいいか」

 

 俺達が居るのは現在、恵里曰く50階層目らしい。つまり、ここにボス部屋とかが設置されている可能性が高い。

 

「そんなわけで詩乃はどうする?」

「私は援護でいいかな」

「わかった」

 

 しばらくこの階層を進んでいく。何度も魔物(モンスター)の襲撃を受け、今度は鈴が結界で閉じ込めて潰し、恵里が燃やしていく。

 時には詩乃が矢を射て敵を引き寄せ、俺達が敵を排除している間に詩乃が援護してくれる。危ないところを的確に対処してくれる詩乃の力もあって、この階層は順調に調べられた。

 

 そして、洞窟の中にありえないほどの大きな重厚な扉を見つけた。それはどう見てもこの洞窟にあっていないような物だ。その扉の前には巨大な人型をした牛の石像が二体鎮座している。

 

「なにこれ、あからさまよね」

「なにが~?」

「あの石像が動くってことだよ、鈴」

「そうなの? じゃあ、動く前に壊しちゃえば解決だね!」

「まあ、そうだな」

「じゃあ、キュッとしてぺっちゃん」

 

 ミノタウロスの石像二体を結界で包み、圧縮していく鈴。すると相手も攻撃を受けているのに気付いたのか、石像が剥がれていく。身体が一斉に光を放ち、防御系のスキルを使っているのだろう。それで両手両足を折りたたんでなんとか耐えている。

 

「ん~これ以上は圧縮できないや……」

「じゃあ、僕が焼き尽くす?」

「お願い。一ヶ所だけ開けるね」

「任せて」

 

 恵里が黒い炎の槍を作りだし、それぞれ投擲していく。そこに鈴が一瞬だけ結界を開ける。槍が内部に入り、中のミノタウロスに命中すると身体の中から焼いていく。激痛に悲鳴を上げるミノタウロス。

 

「ねぇねぇ、私も参加していい? この悲鳴、とってもゾクゾクするんだけど~」

「いいよ」

「よし、いくわよ。ファラリスの雄牛!」

 

 巨大な牛が半分に割れて現れ、結界ごと飲み込んでいく。閉じたられた巨大な牛は炎を上げながら自らを焼き付くしていく。

 

「ん」

 

 そして、結界が解除され、炎が燃え盛って内側と外側から焼き殺されていくが、そこに更に鈴が結界を張り直して酸素を供給し、恵里が炎を大量に放っていく。

 

「じっくりコトコト~焼きました~」

「いや、強火で豪快にでしょ」

「丸焼き?」

「美味しく焼けるかしら?」

「牛って美味しいよね~」

 

 皆、言いたい放題だ。鈴や恵里も随分と強かになった。地球に居た時じゃ、こんな事は絶対に言えない。

 

「むしろ、焼きすぎだろうな」

「でしょうね。というか、この中で料理できる人っているのかしら?」

 

 ルサルカの言葉で全員が黙る。恵里も鈴も視線を逸らす。

 

「お母さんが作ってくれたから、鈴はできないよ……」

「僕はコンビニ弁当とか総菜がメインだから料理なんてしたことないよ。お母さんも作ってくれなかったし」

「「あ~」」

 

 恵里の家族については知っているから、本当に作ってもらっていないんだろうな。鈴は一般的な家庭だし、覚えていくのはこれからだろうからな。

 

「わ、私は少しだけしかできないけど一応、できる」

「なるほど。ちなみに私もできるわよ~」

「ボクはできるよ! 焼いて食べる!」

「駄目ねこいつ。ちなみにアストルフォと違ってちゃんとできるわよ。これでも……なんでもないわ」

 

 一応、結婚していたし、アンナの時代は女性が家の事をするのだからちゃんと主婦をしていたはずだ。ルサルカは一通りできるのは納得できる。あれ、こう考えるとルサルカってバツイチ……

 

「ますた~? 何を考えているのかしら~?」

「ナンデモナイデス」

「全部筒抜けだからね? ぶち殺す……はできないから、拷問しちゃうぞ♪」

「ゴメンナサイ」

「あ、ほら、早く中に入ろ?」

「そ、そうだね」

「逃げたわね。後で覚えてなさい」

 

 取り合えず、壁に触れて開けようとするが開かない。扉には不思議な魔法陣と穴が三つ空いている。おそらくここに何かを入れるのだろう。

 

「開かないな」

「何かここに嵌める場所があるね」

「だったら、このミノタウロスの中にあるんじゃない?」

 

 詩乃とアストルフォの言葉にファラリスの雄牛を見て、解除する。中身が落ち、同時に焼けた匂いが漂ってきた。

 いや、肉の表面は完全に炭となっていたし、鉈を呼び出して炭化した部分をそぎ落として中を確かめる。中心部に行くといい感じにちゃんと焼けていた。

 

「あ、これじゃないか?」

「魔石ね」

 

 見つけた魔石をルサルカに見てもらってから、石を扉の窪みに嵌めるとゴゴゴゴゴゴという音が響いて扉が開かれる。

 

「肉は詩乃、頼む」

「すでに片付けたわ。進もう」

「なにがでるかな~危ないかもしれないから結界を展開しておくね」

「頼む。恵里、斥候を放ってくれ」

「了解。任せて」

 

 鈴が俺達四人に結界を張ってくれて、恵里が斥候のスケルトンを放つ。続いてルサルカにお願いして支援魔術を使ってもらい、同時に詩乃に部屋の中を見てもらう。詩乃なら暗視も持っているから、しっかりと見る事ができる。

 

「中は見た感じ大丈夫かな。中に入ったら出てくるかもしれないけれど」

「恵里は?」

「敵はでてこないみたい」

「アストルフォ」

「入ろ~!」

 

 アストルフォが身体に憑依し、身体の支配権を得てそのまま部屋に突入していった。なんと、部屋の中に入ると何もなかった。いや、これ見よがしに祭壇があって、その上に四角い物体が空中に浮いている。周りには石柱が立ち並んでいて、そこに火が灯る。それだけだ。

 

「取り合えず警戒しながら探索だ」

「「「は~い」」」

 

 探索してみると驚いた事に倒された魔物(モンスター)の死骸と何かが抜けたような穴が四角い浮いているアイテムにあっただけ。その浮いている四角いのはルサルカに調査してもらうと何かを封印する物のようだ。

 

「つまり、ここには何かが封印されていた。そして、あそこに倒れているサソリ型の魔物(モンスター)はそれを逃がさないようにする物ね」

「ミノタウロスが門番だと考えると重要な物を置いていたのかな?」

「多分違うだろう。ミノタウロスは再生していたのに、サソリは再生していない。これはおそらくこのダンジョンに外部から持ち込まれた物だと思う」

「それが正解よ。本来、ここはミノタウロスを倒した者達が、休憩する場所とかなのでしょう。もしくは何かを設置する場所だった。だけどそこに誰かが封印のアイテムを追加した。それか、封印されていた物を取り除いて別の物を入れていたかね」

「じゃあ、何か復活している可能性がある?」

「調べてみたけど何も無いわ。ただ、下へと進む階段があっただけ」

「……つまりなにか? お宝は全て持ち去られていて、ミノタウロスを苦労して倒した旨味はほぼないと?」

「そういうことね」

 

 ガックリとするが、まあ仕方がない。

 

「これなんか、持っていったら使えそうだけどね~」

「危ないわよ」

「まあ、大丈夫だろう」

 

 鈴が結界を使って移動し、ペタペタと振れている四角い物。それに俺も近付いて触れてみる。その瞬間。光輝き、足元に魔法陣が生成される。

 

「「「ちょっ!?」」」

「転移魔法陣! 嘘! さっきまで全く反応がなかったのに!」

「離れるのはまずい!」

「わかってる!」

「任せて!」

 

 詩乃が恵里を投げてくれる。彼女を抱き留めてから鈴を抱きしめる。二人を持つと詩乃も俺に飛びついてきた。そして、転移魔法が発動して視界が入れ替わる。

 

 

 

 

 

 転移した先はどこかの広い空間で、明かりもしっかりとあり、石柱が立ち並ぶドーム状の場所だった。目の前をみると、そこには玉座があり、その背後には七つの首を持つヒュドラが控えている。

 

「フハハハハハ、良くぞ来た勇者……じゃなかった。神の使徒たちよ! ボクがこのオルクス大迷宮を支配した魔王だゾ!」

 

 玉座に座る金髪幼女が宣言する。

 

「ま、魔王だと!」

「魔王って……」

「ラスボスかも」

「ん」

「うひゃぁっ!? こら、喋ってる間に撃つな!」

 

 俺達が驚いていた間に詩乃が矢を容赦なく外れる軌道で放つ。しかし、後ろのヒュドラがしっかりと防ぐ。そして、金髪幼女が増えた。そう、増えた。信じられない事に増えたのだ。

 

「そうだぞ!」

「卑怯だぞ!」

「ずるいぞ!」

「徹夜して考えたんだぞ! 歓迎するために!」

 

 ヒュドラの頭の上や瓦礫の横、玉座の裏、いたるところから金髪幼女が現れる。しかも背後からもだ。後ろと前方には大きな扉がそれぞれあるが、どう考えてもやばい。そのはずだが、不思議と危機感を覚えない。

 

「なにこの量産型」

「コピーしてペーストしたみたいだよね~」

「て、敵としては鬱陶しそう」

「ふっふっふ、ボクは強いからね!」

「そう。なら物量には物量よ!」

 

 ルサルカが詠唱を開始するが、ある事を思いついた。この金髪幼女の雰囲気が似ているのだ。ツインテールにしたらフェイト、色を変えたらもう一人になりそうだ。

 

「レヴィ、飴をあげるからこっちにおいで」

「わ~い!」

 

 だっと走ってきた金髪幼女たち。そして、途中でハッとして止まった。

 

「ぼ、ボクはそんなので釣られないからな!」

「涎をどうにかしてからしなさいよ」

「おバカな子だね」

「えっと、知り合い?」

「たぶんな」

「ち、ちがうもん! ボク達はこの大迷宮を乗っ取った魔王だもん!」

「乗っ取った?」

 

 なんというか、微妙な雰囲気をしながらスマホを取り出そうとすると銃声が響いた。その銃弾は一発目で結界を破壊し、次弾で俺に届く。それをアストルフォがすばやく剣を抜いて弾く。

 

「てめぇ、そのスマホをどこで手に入れた。それにその二人は谷口と中村か?」

「「「誰?」」」

 

 銃を構えた見た事があるような無いような白髪の男性。その人が怒りながら俺に銃を向けてきている。それを見た恵里と鈴が形成を発動し、ネクロノミコンと神獣鏡(シェンショウジン)を作りだす。

 恵里は即座にジャンヌダルク・オルタを憑依させて腕と足を作り、俺の前に立つ。それだけでなく、大量の怨霊を呼び出し、地面からはスケルトンも呼び出していく。鈴も扇子を分解した鏡を無数に浮かべながら、魔を祓う光を収束させる。詩乃は相手が人なので待機だ。

 

「わ~待った待った~! その人はお兄ちゃんだよ! あの転移魔法陣はお兄ちゃんにしか反応しないんだから!」

「何? だが、どう見ても女だぞ。だいたい沙条はうさ耳美少女なんかになら……うん? うさ耳美少女?」

「それがお兄ちゃんだよ。間違いないからね!」

「おい、まさか……アストルフォか?」

「いえーい、アストルフォ・セイバーここに推参! 十二勇士のみんな見てるー?」

「本当に沙条なのか……」

「もしかして、南雲なのか?」

 

 二人で不思議がりながら、聞く。

 

「そう。ハジメ。私のハジメ」

「おい」

 

 そう言って別の金髪幼女が南雲だろう人に抱きつく。

 

「白崎というものがありながら……」

「そうだよ! かおりんはどうするの! かおりんを悲しませたら鈴、許さないから!」

「いや待て! 谷口はわかるが、お前には言われたくない! なんだその侍らせている奴等は! というか、なんで身体がアストルフォになってんだ!」

「それはもちろん……身体がやばいから。俺達、全員どこかが欠損している」

「真名君なんてもっとひどいんだからね」

「まあ、とりあえず話を聞こうか」

「いや、その前になんでこんな事をしたんだ?」

「いや、レヴィがお前達が50階層の部屋に入ったのを確認したっていうから、こんな風に迎える準備をしたいって言ってな」

「お兄ちゃんに喜んで欲しくて頑張ったよ!」

 

 俺に抱き着いてこようとするが、ハジメに抱き着いていた金髪幼女に迎撃される。

 

「私の姿でハジメ以外の男に抱き着かないで」

「まったくなにをやってんだ……」

「ねえ、何かおかしいわよ」

「ん?」

「確かに嫌な予感がする」

 

 話の途中だがワイバーンだ! とでも言いたげに空間を引き裂いて現れたのは顕現したのは沢山のヒュドラ。更に無数の魔法陣から一人一体を相手にしろといった感じで沢山でてくる。魔法陣の感じから数百体が召喚されるのが理解できた。

 

「鈴、魔法陣を壊せ」

「鈴にお任せだよ!」

 

 召喚される前に潰す。これが鉄則だ。

 

「しかし、なんでこんな事になってるんだ?」

「オルクス大迷宮が怒ってるんだよ! ボク達柴天一家でオルクス大迷宮をハッキングしてクラッキングしたからね!」

「そら怒るか」

「でも大丈夫だよ。だって、お兄ちゃんと合流できたから皆を呼べるよ!」

 

 スマホを確認すると見えなかった名前がわかった。その一つは雷刃の襲撃者(レヴィ・ザ・スラッシャー)と変わっていた。

 

「なるほど。来い、ユーリッ!」

『はい!』

 

 返事が聞こえた瞬間。虚空から肉の剣が現れ、巨大な剣が無数のヒュドラを貫く。貫かれたヒュドラは肉の剣に取り込まれていく。そして剣が消えて空間にぽっかりと穴が空くと、そこから魄翼を展開したユーリ・エーベルヴァインがでてくる。

 その瞬間、世界がユーリが身に纏う永遠結晶エグザミアから溢れ出た無限の魔力によって悲鳴を上げ、空間にどんどん罅割れが入っていく。ユーリから無意識に放たれる重圧に俺達は押し潰されそうになる。

 

「ガチでラスボスじゃねえか……」

「これ、確かに勝てないわね」

「ユーリ来たぁぁぁ!」

 

 ヒュドラ? ユーリが一度だけ腕を振るっただけで全て溶けて消えた。そして、こちらを見たあと──

 

「鈴さんと恵里さんですね。誰ですか、その人達」

 

 ──ルサルカと詩乃、アストルフォの事を言っているんだと本能的に理解できた。そう、これから俺は、俺達はラスボスに挑まないといけない! 

 敵はユーリ・エーベルヴァイン! そしてその護衛であるレヴィ・ザ・スラッシャー。追加で残り二人、シュテル・ザ・デストラクターとロード・ディア―チェが現れる可能性大! 

 

「修羅場だな」

「おお、これが修羅場。楽しみ」

「いや、地獄だろ」

 

 これより壮絶な戦いが繰り広げられる。生き残るのは果たして──

 

 

 

 

 




50階層などに設置されている転移魔法陣は真名が振れると強制発動。レヴィの居る場所に飛ばされます。
そしてオルクス大迷宮の最後の足掻き。しかし、砕けえぬ闇には勝てません。むしろ餌を与えるだけ。
ラスボスが用意できなかったけど、ユーリをラスボスにしたらいいよね! どう考えても地獄です。
戦いにすらならないので、皆仲良く蒐集されました。ちなみにイメージはゲーム版。映画版にはまだなれません。
ちなみに壊れた空間はしっかりと修復しています。ディアーチェが。そして、カッコ良くでてくるために無駄に力を使ったので溜め込んだ力が結構消費されています。でも、仕方ないよね。主導権を取るためには致し方なし。
ところでユーリVSルサルカ達の戦闘、いりませんよね? 蹂躙されるのがほとんどなので。それよりハジメ達との話し合いとかが必要ですね。

清水君ヒロインアンケート 人になるます

  • 波の鳥 フ
  • 謳の鳥 コ
  • 空の鼠 ク
  • 深海のナニカ レ

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