俺と鈴、恵里の三人は最下層にある森の中を必死で走っている。というのも、襲撃者に襲われて壊滅寸前で必死に逃げているからだ。
「はっ、はっ」
「はぁっ、はぁっ」
「ひぃ~」
荒い呼吸が俺と鈴、恵里の口から無意識に零れる。心臓が破裂しそうなほど鼓動を打ち、口を開きながら必死に澄んだ空気を肺に満たしていく。後ろから放たれる即死の弾丸を紙一重で避け、足が縺れる。続いて銃声が響き、鈴が狙われているのを理解して即座に鈴に手を伸ばすが、その前に頭へと命中した鈴の頭が吹き飛んで倒れこんでいく。
「ら、らめぇっ、しんだぁ~」
「これ、きつすぎっ」
鈴がやられた瞬間、恵里が魔法を使って肉盾であるスケルトンを召喚するが、相手から放たれる弾丸はスケルトンを容易く粉砕し、恵里に迫る。どうにか魔力放出を使いながら手を出して弾丸を受け止めるが、勢いで身体が何度も回転する。その直後に頭を撃たれて脳が揺れていく。
「くそっ、がぁっ!」
恵里と鈴の死体を抱き上げて必死に逃げる。美遊が障壁魔法であるプロテクションを展開してくれるので、そのままどうにか森の奥へと逃げ込む。
しかし、逃げ込んだ先からも銃弾が飛んでくる。慌てて横にずれて崖を滑り落ちて動こうとした瞬間、ハジメが木の上から両手で化け物拳銃を連射しながら降ってくる。慌てて飛び退るが、空中でアンチマテリアルライフルからの一撃を受けて身体が高速で回転し、地面を転がっていく。その間も的確に銃弾が飛んできて俺の身体に衝撃を執拗に与えてくる。
「ホールドアップだ。死ね」
「何故だっ! 何故なんだ詩乃! ぐふっ!?」
「浮気しまくってるからじゃね?」
そう言って近距離からハジメに銃弾を叩き込まれまくって頭が地面に埋まる。その状態でガタガタと震えながらハジメを見ると、ニヤリと笑いながらドンナーをアンチマテリアルライフルに変え、口に銃口を突っ込んでくる
「流石のお前も口の中に銃弾を叩き込まれたら無理だろう」
『させません!』
容赦なく引き金が引かれるが、美遊が銃弾を歯で止めて吐き捨てる。
「ちっ」
そして、ハジメは空間に手を入れてから大きなパイルバンカーを取り出して俺の腹の上へとセットする。
「こいつなら、流石にいけるだろ」
「ハジメさん、流石にそれは嘘だよな?」
「や、やめて! やるなら僕にして!」
「俺を置いて恵里だけでも逃げてくれ!」
「いやっ! 僕は絶対に真名を置いて逃げない!」
恵里が俺の身体に乗ってくるが、ハジメはニヤリと笑いながら恵里を蹴り飛ばす。蹴り飛ばされた恵里は木に激突しながら、必死にこっちに来ようとするが、容赦なくアンチマテリアルライフルの銃口を向けられる。
「大人しく死ね。さもないとお前の大事な嫁さんがまた死ぬぞ」
「この悪魔めっ!」
「はっ、褒め言葉だ」
「ハジメ、遊んでないでさっさと始末する」
「ああ、そうだな。あばよ」
「くそがぁあああああぁぁっ!」
銃声が響き、俺はハジメに殺され、恵里はユエに殺された。
「あ~死んだ死んだ!」
「悔しいね~」
「うん。次は勝つ」
俺達三人は現在、日向にある木陰に三人で転がされている。全身の至る所に痣があり、全身打撲のような感じで起き上がれない。ハジメ達は既におらず、俺達を放置して帰っている。今頃、美味しいケーキにありついている事だろう。
「フルーツタルト、食べたかったぁ~!」
「仕方ないよ。僕達の負けだし」
「だな」
怠い身体で鈴と恵里を抱き寄せて密着しながらぼーと人口の太陽光と風を火照った肌で感じる。
「ん~まあ、真名君と一緒だからフルーツタルトは今度でいいや」
「今はゆっくりしよう」
なんでこんな事になったかと言えば簡単だ。優花の問題が一応は解決し、夜泣き? 悪夢泣き? みたいなのがなくなった。ただ、やはり不安なので培養槽に入ってもらってヘイゼルと融合し、ジャックを宿した彼女を調整する事にした。それだけでなく、ブレインコンピュータと竜の因子を搭載した。
ブレインコンピュータは優花が軍用通信をできるようになる事と、レシピなどを保存したり、食材の管理などをするためだ。本人も喜んで受け入れてくれた。竜の因子は単純にヘイゼルと優花では召喚タイプでも魔法タイプでもない二人では魔力不足でジャックの力をしっかりと運用できないからだ。いくら俺がキスやエッチな事で魔力供給しても限度がある。そのため、魔力を手っ取り早く増やす手段を使った。本当は魔導炉も搭載したかったが、こちらはそう簡単に作れない事と、産まれてくるジャックに悪影響を及ぼす可能性があるので女性陣は禁止となった。その代わり、小型化した物をデバイスに装着するか、マイクロウェーブ的な方法かバッテリー式かで補充する予定だ。
どちらにせよ、優花の調整が終われば俺達は地上に出る。そんなわけでユーリ、シュテル、ディアーチェ、レヴィの四人はデバイス作りに精を出し、一足先に家と車などを完成させたハジメ達と一緒に俺達は戦闘訓練をする事にした。
というのも、俺と鈴、恵里、ハジメは身体を欠損してから本格的に動かしていない。だから、この辺りで戦闘訓練として限界まで両手両足を酷使して、違和感を解消したり不具合があったりしたら調整する事になった。
そんなチームで俺、鈴、恵里、アストルフォの四人とハジメ、ユエ、詩乃、ルサルカの四人でチーム戦をしていたのだが……ボロ負けした。黒星はまだ怖くて震えるが、ある程度は克服した詩乃はユーリが用意したデバイス、へカートⅡ*1を元にして作り上げた物で、ヘカートの名前をそのまま継承させた。
このヘカートは現状は三形態ある。弓、アンチマテリアルライフル、短剣だ。どれも魔力を込めると強度を増すシュタル鉱石をメインに作られており、全て生成魔法で魔法が付与されている。雷を溜める事で電磁加速砲にし、火力を増すために弾丸には風魔法を付与して自ら高速回転するようにもしてある。当然、実弾以外に魔力弾も撃てるようになっていたが……今回は実弾が使われている。俺達はヘカートの攻撃じゃ貫けないからな。狙撃の腕はかなりいいが、最初は腕とかを撃ってきたが、それでは俺達がなんとも思わずに挑発とか繰り返したら、容赦なく頭を狙撃してくるようになった。だんだんとGGOのシノンに近付いてきたのだと思う。
ちなみにルサルカとアストルフォの二人は戦っていて、こちらにはこれなかった。俺はデバイスが無いから本当に盾にしかなれないし、鈴と恵里もそれぞれの技術で対抗したが、物理攻撃であるハジメと詩乃に結界が破られるし、
「それで身体の調子はどうだ?」
「んっ……鈴は大丈夫だよ。自分の足なんだって実感できて凄く嬉しい」
「うんっ、僕も大丈夫。ちゃんと動くよ」
手を回して二人の太股を撫でながら聞くと、嬉しそうに答えてくれる。触った感じでは確かに問題ない。温かくて汗でしっとりとしている。もっとも、土とか草で汚れているので微妙な感覚だが。
「良かった。触ったりした感じも大丈夫そうだな」
「うん。足が戻って本当に良かったよ……」
「確かに僕も培養槽から出てちゃんと腕があった時は嬉しかった。思わず泣いちゃったし……」
「だよね~」
「俺も鈴達が元に戻ってくれて嬉しかったな」
「真名君は自分の事も喜ばないとめっ! だよ」
「愛ちゃん先生みたいだな」
「真似してみたんだよ~」
「真名は確かにもう少し自分の身体を大切にしてよ? 確かに僕達の事を大切にしてくれるのは嬉しいけれど、真名が傷付いたら、僕達は悲しいんだからね?」
「そうだよ~。鈴達も聞いたよ。ゆーたんの為にサクリファイスを使おうとしたんだよね?」
「まあ、な」
「駄目だからね。真名君は……まなまなは鈴達の御婿さんなんだから、鈴達を可愛がって幸せにする義務があるんだからね。まなまなが傷付いたら鈴達は幸せになんてなれないからね?」
鈴が俺の頬にキスをしながら言ってくるので、頭を撫でてから降参と言った感じで手をあげる。
「守ろうと思っているんだがな……」
「むしろ、僕達が真名を守るから、大人しくしていたらいいんだよ。僕達の代わりは居るけれど、真名の代わりは居ないんだからね」
「いや、恵里達の代わりは居ないだろ」
「ううん。真名が思ってる意味じゃなくて、女の子は多いけれど、男は一人だからね」
「ああ、そういう事か」
恵里が言っているのは俺が怪我をしたら、誰が満足させてくれるんだという事だろう。確かにそういう意味では俺がダウンすると他の子達ではリカバリーできない。
「それに真名が僕達を傷付く姿を見たくないように、それは僕達も同じなんだけど……真名に効く言葉で言うと真名が傷つくと僕達の心だけじゃなくユーリの身体が傷つく事になるよ」
「わかった。降参だ。これからはもっと気をつける」
「よろしい。ところで、鈴の呼び方はいいの?」
「あ!? そうだ。それは止めてくれと言っただろう?」
「やだ。もうお嫁さんになったから、こう呼ぶもんね~」
「ルサルサがダーリンって呼んでる時があるのは聞いてるもん。鈴もいいよね?」
「……まあ、いいか。それよりも動けるようになったから水浴びか、風呂に入ろうぜ」
「それなら、水浴びでいいかな~こないだ探検したらいい泉があったの」
「ああ、あそこか。確かに木々に囲まれていい雰囲気だったね」
「泉か。なら、そこで休憩するか」
「決定~!」
起き上がってから、服の汚れを叩き落として移動する。恵里と鈴はそれぞれ俺の両側に立って腕を組んで胸をあててくる。恵里の胸は柔らかいが、鈴の方はその、アレだ。それに身長差があるから、親子みたいな感じになってしまう。
「むぅ~何か変な事考えてるでしょ~」
「いや、鈴は可愛いなって」
「絶対違うよ~!」
「鈴、僕と手を繋ごうか」
「え?」
恵里が反対側に回って鈴の開いている手を握る。すると完全に親子……という感じではないが、兄妹か。流石に親子は鈴が成長しすぎているし、俺達が若い。
「むう。これはこれでいいけれど、子供扱いされているみたい。でもいいや」
そう言いながらぶら下がってきた鈴を支えながら他愛ない話や奈落での想い出話をしていく。そうこうしている間に泉に到着した。その泉は確かに木々に囲まれ、周りに花々が咲いている綺麗な場所だ。人口の光も降り注いで水面がキラキラと光り輝いている。
「良い感じの場所だな」
「でしょ~」
「ここなら誰も来ないとは思うけれど、鈴は一応結界をお願いね。南雲君に見せる気は無いから」
「うん。鈴もないからちゃんと結界を張るよ~」
鈴が形成した
「ねえねえ~」
「ん? なんだ鈴」
「脱がして~」
「あ~確かにこの頃自分で脱いでばかりだね。その前は詩乃だし……久しぶりに脱がすところからして欲しいかも」
「仰せのままにお姫様」
身体を洗う事ぐらいは結構しているが、確かに二人を脱がすのは久しぶりと言える。大概、自分から脱いでベッドに入るからな。俺はもっぱら脱がしてもらったり、着せてもらうのだが。
服を脱がしてやると、恥ずかしそうに身体を手で隠す。こういう仕草がグッとくる。そういうのを二人もわかっているのかもしれない。いや、恥ずかしだけか。そんな二人は俺の服を脱がして結界を展開して洗ってくれる。近くにある枝を集めて魔法で火をともした焚火を用意しておく洗った洗濯物は絞ってから木に干していく。
「さあ、入ろう!」
「冷たいから気をつけてね」
「ああ」
確かに冷たいが、火照った身体には気持ちがいい。透き通って底が見えるほど綺麗なのでそのまま頭から入って身体の汚れを洗い流す。二人も潜って身体の汚れをある程度取ったらこちらにやってきて俺の身体を撫でて汚れを落としてくれる。俺もお返しとして彼女達の身体を撫でて綺麗にしていく。
「んっ、ちゅっ」
「僕にして。ちゅっ」
当然、撫でるだけではなく同時進行で二人と口付けを交わして、枯渇しかけている魔力を補給してあげる。
「外でするのは凄く恥ずかしいね……」
「でも、真名は好きみたいだよ」
「そうなの?」
「詩乃が訓練している時にいっぱい襲われるって言ってたから」
「そうなの~?」
「まあ、そうだな。詩乃との訓練は離れた場所でやってるし、恐怖で震えるのを紛らわせるためにも抱きしめながらやっている。それで興奮してそのままやったりしているが、一応は克服の一貫で射撃して失敗した時の罰ゲームだな」
「ああ、それでペットプレイなんだ」
「見てたのか?」
「うん。真名が首輪の鎖を持って詩乃に手を木に付かせて後ろから、尻尾を思いっ切り触ってるのとか、みたよ」
「ずるい! 鈴もやりたい!」
尻尾を可愛がりながらやると凄く反応が良いんだよな。気持ちいいから、詩乃とする時は基本的に触っている。もっとも、普段、ベッドでやる時は他の子達も居るからやらせてくれないが、罰ゲームという事なら、二人っきりな事もあってしぶしぶやらせてくれる。
「四つん這いにさせて散歩とかはしているの?」
「いや、流石にしていない。普通に首輪の鎖を持って散歩とかはしたがな」
「やってるんじゃん」
「そっちはちゃんと立っているし、服も着ている。場所によってはこういう風に持ってないと捕まるらしいからな」
「それ、嘘の可能性は?」
「シュテルから聞いたが……亜人の扱いを考えると間違いではないだろう。基本的に街では詩乃が誰の物なのかを示すためにやるつもりだ。詩乃も納得しているしな」
むしろ、デートだと思う事にすると言っていたしな。俺に抱き着いていれば鎖なんて気にならないし、その気になれば詩乃でも簡単に外せるから問題ない。これぐらいしておけば面倒毎は減るだろう。
「ずるいなぁ~鈴もデートしたい」
「確かにそうだね」
「なら、詩乃達には悪いが、宿で待っていてもらうか、班を別けて集団で行動してもらうか。それなら相手も襲ってこないだろ」
「全員、可愛いから襲ってくるかもね?」
「自分でいう~?」
「事実だからね。まあ、襲ってきてくれたら、それはそれで嬉しいから裏路地にご案内するけどね……ふふふ」
「あ、浮気だよ、まなまな」
「違うからね! 確かに食べるけれども!」
「魂をだろう。襲ってきたのなら構わないが……死体の処理はしっかりとしろよ」
「任せて。ちゃんと僕達から離れた場所で処理するから」
現代でないのだから、これぐらいで十分なはずだ。というか、こんな話をする必要はないな。
「身体は洗い終わったからまったりしよう」
「賛成~」
「なら、水に浮かびながらゆっくりと日光浴しない?」
「沈むが……」
「鈴の結界で調整すればできるでしょ」
「まあ、できるよ。よし、やってみよ~」
鈴が出した結界に寝そべりながら、流れてくる水に身体を任せる。二人が抱き着いてくるので腕枕をしてやり、二人とゆっくりと過ごす。鳥のさえずりや水の音だけになって心穏やかになる。
「平和だね~」
「ここが奈落の底なんて考えられないよ」
「確かにそうだな」
今までは襲撃を受けていたが、ここでは襲われる事はない。まったりゆったりできる素晴らしい場所だ。
「何時までも居たくなるな」
「確かにそうだけど、それは……」
「ごめんね。鈴の我儘で……」
「いや、いいさ。俺も鈴達の両親に挨拶しに行かないといけないし、両親に結婚の報告もしないといけない」
俺はもうこちらで生きる事を決めているが、他の面々はそうじゃない。それにやっぱり両親の事は気になる。せめて手紙や老後のお金ぐらいは用意してあげないといけないだろう。ユーリ達の力を借りたら連絡ぐらいは容易いだろうし、次元航行艦を作れれば行き来はできるはずだ。できるかはわからないが、この世界の魔法を使えばどうにかできるかもしれない。希望はある。
「お父さん達、絶対に驚くよね~」
「そうだろうね。なんせ、鈴が御婿さんを連れて帰ってくるし、反対もされると思うよ。何せ、女の子をいっぱい囲ってるしね」
「あ~お父さんは反対しそう! でも、仕方ないよね。その時は話し合って無理なら家出……ううん、駆け落ちかな!」
「異世界に駆け落ちとか、絶対に追って来れないな。というか、両親を放っておいていいのか?」
「良くはないけれど、もう鈴にはまなまなが居ないと生きていけないからね。もし、まなまなが居なければ鈴達はあの熊さんに食べられて死んでたよ。だから、いいの。それに赤ちゃんを連れていったら、流石に納得すると思うしね」
「できちゃった結婚か。まあ、それもいいね。僕の所は挨拶なんていらないけど……」
「一応、ケジメとしてするさ」
「うん。あんな母親だけど、どうしてるかな……」
やっぱり少し気になるみたいだ。まあ、魔法を使えば治せるだろうし、心も身体も戻してあげれば恵里の事、愛してくれるかもしれない。どちらにせよ恵里は責任を持つつもりなので、しっかりと話し合わないとな。
「そういえば──」
「あ、あそこは──」
しばらく他愛のない話をしていると、空が急に切り替わって星空に変わった。俺達は手を握り合いながら、そのまま天体観測をする。世界が違うので適当に名前をつけたり、遊んでいると空から青い流れ星が落ちてきた。
「お~い、ご飯の時間だよ! はやく帰ってきてよ~!」
「ああ、可愛い妖精さんが迎えにきてしまったな」
「だね」
「かえろ~」
レヴィが迎えに来たので、泉から出て恵里の魔法で身体と服を温めてから着替えて歩いて帰る。もちろん、鈴と恵里の二人と手を繋ぎながらだ。レヴィが肩に乗って肩車をしてきたが、これも俺達の、家族の形なのでよしとする。心から笑い合って過ごせるなら何でもいい。
皆の笑顔を、幸せを守るためなら……神だって殺してみせよう。なにぐだ子達だってできたんだ。同じ召喚士である俺ができないはずもない。なにせこちらにはラスボスであるユーリ達がついているし、敵もゲーティアや人類悪よりは弱いだろう。だったら、何も問題はない。魔王が神様になっただけだしな。
それに俺は俺の正義を貫くだけだ。故に他人の悪であっても気にしない。それにこの世界を支配する教会から裏切り者や異端者扱いを受けているんだ……だったら、
俺は解放者達と違ってこの世界の住人だろうと容赦はしない。俺達の幸せを奪う敵ならば等しく滅ぼすのみ。
そして、滅ぼした責任を取るために彼等の魂を糧にして神の座へと至り、この世界のルールを書き換えてより良き世界を作るぐらいはこれから産まれてくる子供達のためにしてやる。
彼等も神の遊びから解放されるのなら本望であろう。すくなくともこれが俺にとっての正義だ。故に絶対に止まらない。例えクラスメイトを殺す事になったとしても、譲れない者の為に限界を超えて戦う。覚悟しておけよ、神とその眷属共。優花にしたこともキッチリとお前等の命で償わせてやる。
オリハルコン製の七本の刀の代わりに七本の槍を用意してみようか。
ヘイゼルの異名、茨の君だから、ヘレナの聖釘にするのも手だなあ。候補としては他にフラガラッハ。オリオンの矢。まあ、優花に聖遺物なんてなくてもどうにかなりますが。というか、デミサーヴァントって聖遺物と融合しているようなものだしね。
清水君ヒロインアンケート 人になるます
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波の鳥 フ
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謳の鳥 コ
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空の鼠 ク
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深海のナニカ レ