織田3大軍師と恐れられた男〜女性ばっかの戦国時代で種子島で成り上がる 作:焼肉定食
「よっと。」
「うわぁぁぁぁ。」
「……大丈夫か?」
「すまない。助かった。」
「一点突破するから気をつけろよ。とりゃ。」
奪った刀はカ〜ンといい相手の刀を弾く
「お前よくできるな。」
「視線や重心。基本的分かりやすい奴ばっかだ。これくらいなら余裕だな。さすがに種子島や弓は無理だけど。」
と軽く脳を効率良く働かせていると
「皆の者! 勇気を奮い起こせ、あと一押しだ!」
馬に乗った鎧武者が、前線に出て兵を鼓舞した
一気に敵前線を崩す好機と判断した騎馬隊の突撃合図だろう
「足軽ども! 誰か本陣へ戻り、ご主君をお守りせよ!」
本当に欲しかない連中だな。
俺たち以外は戦場に夢中で本陣には関心がないらしい
「とりま本陣に向かうか。」
「お前本当に現代日本から来たのか?」
「東京の少し離れの出身だよ。でも俺の爺さんの家が昔武家の屋敷で職業が猟師だったから刀と鉄砲くらいは少し扱ったことがあるけどな。」
「いや。それ普通じゃないから。」
「冗談だ。」
「……ふぅ。やっぱり。」
「後あとはサバゲーで鍛えた現代銃とサバイバルナイフもだ。」
「てめぇガチで軍人じゃねーか。」
と話しながら進んでいる。まぁ事実だったりするのだが。特にギャグにとられているのだったらそれでもいいだろう。
すると馬に乗っている豪華な兜をかぶった女子がいた。
「……」
こいつが対象っぽいな。おそらくこの世界の織田信長とあたる人物であろう。そう思っていると
「「「おおおおおっ!!」」」
そこに、いずこからともなく急襲してきた今川方の決死隊が切り込みをかけていた
「……はぁ。早速か。んじゃ行って来る」
「えっ?あっおう?」
俺は刀を振りかぶり突撃する
「んじゃ行きますか。」
俺は刀を振り下ろす一人を斬ると、幾度もなく人が集まってくる
「何?織田勢の新手だ。」
「たった一人だぞ。やってしまえ。」
あ〜面倒臭いなぁ
「ちょっと待った!!織田家に仕官するため、素浪人・相良良晴、ここに参上。」
と相良も俺の隣に並ぶ
「……とりあえず槍をぶん回せ相良。どうせお前は殺すことなんてできないだろ?」
「うっ。」
相手は槍を持っているぶん射程は圧倒的不利だ。
敵は一直線に突いてくるだけなので、狙っている場所さえ分かれば躱すのは容易である
だから近づくなんて簡単だよな
一瞬の隙を突き俺は近づくと一瞬で首を跳ねる
その時直ぐにその時、ぼむ、ぼむ、と破裂音を立てながら、足下で煙幕が広がった
視界が白い煙に覆われている中で
「ぐおっ」
「うわっ」
「ふぎゃっ」
と、今川兵たちの声から悲鳴が漏れはじめる
煙玉か。まぁさすがにこれ以上相手にしてたら手間がかかるしな
そして、煙が風に流されて俺の視界が開けると……
本陣を襲っていた今川の兵士たちは全員、俺の足下に失神して突っ伏していた
間違いなく五右衛門がやったのだろう
「ご主君、戦はお味方の大勝利です! ご無事でしたか!」
するとある部分が特徴的な勇ましい騎馬にのった武将がやってくる
すると不意にキャット言い出し隣の相良を見る
「な、なんだ貴様はっ? あ、あ、足軽の分際で、あたしの胸をじろじろと!?」
「あっごめん。こんな巨乳な子リアルでは初めて見たからつい。」
「……」
ジト目で相良を見る。こいつ初対面の人に胸をいじるとかどんな頭しているんだ。
「はぁ連れが悪い。というより織田家ってここであっているか?」
「えぇ。貴方は?」
「伊藤浩介だよ。一応織田家に一時的にお世話になろうかなって思ってきた。」
「あら私の元に?」
「いや面白い情報があったからな。お前、うつけに見せかけて天下を狙っているんだろ?」
「……あら、何故そう思うの?」
すると目つきが変わる。
「……それ。種子島だろ?俺でも戦をするときは今後は弓や騎馬ではなく種子島を使うのがいいと思う。」
「…何故かしら。」
「理由は二つ。一つ目は老若男女誰と伴わないで同じ威力は同じ。つまりはだれでもちゃんと戦力になること。そして2つ目は最短距離で最速で高火力そして城の守りに優れた武器ってことだな。」
「城の守りに?」
「あぁ。特に天井がついている城のまもりにはとことん相性がいいんだ。火縄銃は雨では使えない。それは火薬が濡れて使い物にならないからだろ?」
「えぇ。……えっ?もしかして。」
「あぁ。多分思っている通りだ。」
俺が少し苦笑してしまう。
種子島は防御に優れた兵器なのだ。
「……使用法の良し悪しで使い方だって変わる。俺はそういう考えを持っている。……織田家って今知将と呼べる人は丹波様以外いなかったよな。」
「うぐっ。」
「生憎俺も天下を目指すもの。目指すもの同士協力し合うって言うのが最善策だと思うけど?」
「……貴方の天下を目指す理由は?」
「……う〜ん。まぁ一つだけ言うのであれば平和かな。」
「平和?」
「身分とかくっだらないもんがあるから今の世の中があるんだろう?それなら全部平等にしてしまえばいい。違うか?」
俺の発言にギャーギャー騒ぎまくっていた人も俺の一言で黙り込む
「……六。絶対こいつを仲間にするわよ。」
「えっ?姫様?」
恐らく天下を目指すものとして見逃せない発言があったんだろう。
「……ありがたき幸せ。」
俺は軽くそう言ったきり引き下がる。これでしばらくは安泰だな。
その様子に俺は軽く笑うとこうべを垂れた。