魔法少女リリカルなのは~邪神転生したので原作崩壊させます~ 作:croto
さて、私の話をしよう。
私は元々、この世界の住人ではない。
神様とやらが異世界転生とかいうアニメの再現をした結果、私という存在が、異分子が、この世界に来てしまった。
さて、キャラクター紹介をしようか。
私の名前は
今はアル・ルフクゥトと名乗っている。
容姿は分かりやすく言えば美人、どれくらいかと聞かれればAPP18と言っておこう。
前世のこともあり基本的な能力値は高い。クトゥルフtrpg的にいえばpowとかだがそれは後程、まとめたものをあとがきに書いておこう。
転生させた神様が邪神だったからか、私の名前が理由かは定かではないが私は邪神的な力を持って転生した。
肉体的に変わったからか、その力からか、私は気付けば5歳で両親を殺していた。
それは不味いと思い、両親を食べ、両親を象った肉体を作り代わりにした。
それからは特に何事もなく日常を過ごしていった。
まぁ、この時点で私は何処かコワレテイタのだろう。
変わったことと言えば、人間の死や生に対して無頓着になってしまったことで少しはおかしいなと思うくらいの違和感があるくらいだろう。
転生させられる際に、他にも転生者が数人いることが分かったので、最初のジュエルシードが発動すると同時にある結界を張る。
それは結界魔法すらも感知出来なくなる結界で、本当は高町なのはを初めから関われないようにしようとしたが失敗。結局高町なのはは魔法を知り、ユーノ・スクライアと関係を持ってしまった。
仕方ないので、高町なのはの封印砲撃を一つ逸らせてピンチを作り出し私が介入することで接触を計り、後は知っての通りの内容だ。
何とか高町なのはと魔法の関係を絶てたが実はかなり焦った。
高町なのはの持つ空間把握能力故か私の結界を越えて魔力を察知し、ユーノ・スクライアの場所に向かわれたのは予想外だった。
さて、ジュエルシードの半分以上の回収とユーノ・スクライアの隠蔽は終わったので後はフェイト・テスタロッサを介してのプレシア・テスタロッサとの接触を謀ろうと思う。
「と、言うわけで貴女の母親に会わせてくれないかしら?」
「え、と。アルさんは母さんの知り合いなんですか?」
「う~ん。知り合い、というよりは貴女の母親の研究に興味があってね。後、私が管理局の関係者かどうかは否定しておくわ、私も逃亡者みたいなものだし」
「そうなんだ。じゃあ、会わせてあげる!」
「ちょっと!フェイト!?」
フェイト・テスタロッサは管理局と関係ないと知って、自身の母親の研究に興味があると知ると嬉々として会わせようとしたが、使い魔のアルフはその軽率な対応に驚くようにフェイトを止める。
普通はこんな人物をいきなり信用するのはあり得ないがフェイト・テスタロッサはどうやら天然らしい。
「なぁ、アンタ。自分で危険はないって言うけど本当かい?」
「えぇ、それは本当よ。まぁ、嘘ならとっくに連絡くらいはするでしょうね、アイツ等なら。それも拘束付きで」
「そうかい。ま、あたしはフェイトが良いならそれで納得するけどまだアンタを信用はしてないからね」
「それで構いませんよ。本来なら信用しないのが一番ですからね」
「変な奴だね」
「で、フェイト・テスタロッサ。交渉って言うのもあれだけどここにジュエルシードが13個ある。
これらを渡す代わりに貴女の母親に会わせてくれないかしら?」
「うん、いいよ。」
「じゃ、交渉成立ね」
そういって私はレイジングハートにあった13個のジュエルシードをフェイト・テスタロッサに渡す。
そして、フェイト・テスタロッサはそれを確認してデバイスの中に納めると次元跳躍の準備をする。
が、
「てめぇか!ジュエルシードを奪ったのは!」
後ろから声が聞こえ、そちらに振り向くと金髪の男の子が何かの剣を振りかざしていた。
近くで"危ない!"と声が聞こえたが無視してそれを受ける。
男の子はしたり顔で斬りつけたと思っているようでフェイト・テスタロッサとアルフは悲鳴のような声をあげたが次の瞬間には三人は呆けた顔になっていた。
「なんで、なんで我の攻撃が効かない!」
「何でって、その剣より私の方が硬かっただけなのでは?」
「クソ!神の野郎半端もん渡しやがって」
どうやら彼が複数いる転生者の内の一人らしい。
しかしそんなことは今はどうでもいいので後ろにいるフェイト・テスタロッサに話す。
「フェイト・テスタロッサ、座標は憶えたから転移しておきなさい。後でそっちにいくわ」
「う、うん。分かった」
「あー。何て言うか、気をつけなよ」
そういってフェイト・テスタロッサとアルフは転移していった。
「てめぇ、我を無視するんじゃねぇ!!」
転生者(仮)は無視されたことに怒ったのかその背後から大量の武器を出し、それを飛ばしてきた。
「はぁ……」
相手がどんな人か分かった瞬間、ツマラナクなった。
金髪、オレ、王の財宝
と、くれば答えは簡単だ。
彼はギルガメッシュのステータスを持っている。
まあ、私には無意味なんだけどね。
「邪魔」
そういって手を軽く上に払うと向かってきた武器は全て方向転換し、空へと消えていった。
「な!?」
「じゃあね、転生者クン」
転生者が驚いているうちにマルチタスクで進めていた転移魔法を発動し、時の庭園へと向かった。
時の庭園のテレポート先に着くとフェイト・テスタロッサとアルフ、それに、プレシア・テスタロッサがいた。
三人のそれぞれの表情はフェイト・テスタロッサは安心したように、アルフは遅かったと言わんばかりに、プレシア・テスタロッサは無感情に見つめられていた。
「初めまして。プレシア・テスタロッサさん。
知っての通り、私がフェイト・テスタロッサにジュエルシードを渡して貴女と合わせる約束をしたアル・ルフクゥトです」
「そう。で、貴女は私に会って何がしたいわけ?」
「死者蘇生」
「な!?」
会いにきた理由を簡潔に言うと、分かりやすく驚いてきた。
「そう、分かったわ。
フェイト、今日はもう休んでいいわ。明日また、探しに行きなさい」
「はい。母さん」
休んでいいと言われてフェイト・テスタロッサは足早に部屋を出ていき、アルフは何も言わずにそれに着いていった。
「で、死者蘇生が出来ると言うけれど本当なの?」
「えぇ、本当です」
プレシア・テスタロッサに連れられて来たのは培養液に入ったアリシア・テスタロッサの場所だった。
そして、その体を見た瞬間分かった。
「プレシア・テスタロッサ」
「?、何かしら」
「この体は死者蘇生する必要はありません」
「なんですって!?」
死者蘇生する必要がなかったのだ。
そして、プレシア・テスタロッサは何を勘違いしたのか怒り狂い、私を床に押さえつける。
「プレシア・テスタロッサ、それは誤解です。
私はアリシア・テスタロッサの死者蘇生が必要ないだけで生き返らないとは言ってません」
「どういう、ことかしら?」
「つまりは、死んだように見えているだけで実際には死んでいないんです。所謂、幽霊として生きているんです」
「は?」
そう。幽霊として生きているのだったのだ。
実際に、私の目の前にアリシア・テスタロッサはフヨフヨと浮いていて、周りをグルグルと回っている。
原作では酸素欠乏による窒息死やリンカーコアの損傷による心臓の停止等となっていたが現実は違うようだ。
呼吸はしてないし、リンカーコアは損壊してるし死んでいてもおかしくないはずなのだ。
だが不思議なことに肉体的には死んではいるが精神が生きているという謎の状態で生きていた。
科学的にも非科学的にも矛盾している。
だが、奇跡というのはこの事を言うのだろう。
「プレシア・テスタロッサ、アリシア・テスタロッサは精神体として生きている」
「どういうことかしら?」
「これは科学的にも非科学的にも矛盾している。
アリシア・テスタロッサは肉体的には死んでいても精神体として、つまり、幽霊として今もなおここに生きているのよ」
「幽霊として?そんなのどうやって説明するの?
証拠は?私は科学者よ、そんなの到底信じられないわ」
「だからいったでしょ?
科学的にも非科学的にも矛盾している。でもアリシア・テスタロッサは生きている。これが奇跡ってやつよ」
「奇跡、ね」
「肉体が精神体と合えばアリシアはその体に入ることが出来る」
「つまり、アリシアのクローンを作ってその体にアリシアの精神体を入れるってわけ?」
「体は私が作れば寸分違わず同じ外側は作れる」
「でも、私にはもう時間がないわ」
「じゃあ、原因を取り除きましょうか」
そう言って私は影から触手を出し病の原因の部分に突き刺す。
そして、その中の体を巣食うモノを食べた。
「貴女、何をしたの?急に体調が良くなったのだけれど」
「貴女の病の原因を食べました」
「化け物ね」
「その認識で正しいわよ」
「治してくれたのは嬉しいけど頼んでもいないから礼だけは言うけど他は何もないわよ」
「別に構いませんよ」
「そういえば」
アリシアの蘇生についてとプレシア・テスタロッサの病の解決が出来た所でプレシア・テスタロッサが質問してきた。
「貴女の本当の名前って何かしら?
アル、というのは偽名でしょ?」
「あ、わかるんですね」
「当たり前よ。そんなあからさまな名前、どう考えても偽名じゃない」
「そうですね。本当の名前はアザカ、アザカ・ルルイエです」
「な!?」
どうやらプレシア・テスタロッサは私の名前が偽名だということがわかっていたようなので、本当の名前を告げるとかなり驚いていた。
そりゃそうだ。なにせ、アザカ・ルルイエはミッドチルダでは有名な親殺しで、大量殺人犯の名前だから。
だから私はミッドチルダから逃げて魔法の関係ない管理外世界に逃げたのだ。
「ま、そんなわけで私は今さら犯罪を犯してもどうでもいいのよ」
「そう。で、さっきの話は本当なのよね?」
「私は嘘は言いませんよ。アリシアは生き返るし、外側も作れる。
名前も今はアル・ルフクゥトとして生きていますから」
「じゃ、お願いするわ」
「了解」
そう言って私は影を広げ一つの人形を作り出した。
金髪に青い目、体格から髪の長さから何から何までアリシア・テスタロッサと同じモノ。
それを影の中から取り出す形でその場に作り出した。
「すごいわね。素直に感心するわ」
「じゃ、そこの幽霊さん。中にお入り」
プレシア・テスタロッサが目を見開いているのを横目にアリシア・テスタロッサに向かって話す。
すると、アリシア・テスタロッサはフヨフヨと体に向かっていき、溶け込むように吸い込まれる。
すると、アリシア・テスタロッサの体が一瞬跳ね上がり目を開けた。
「まま、おはよう」
「あ、ありしあァァァァ!!」
「アリシア・テスタロッサのバイタルは正常っと」
目覚めたアリシア・テスタロッサはプレシア・テスタロッサに強く抱き締められているがそれを尻目に呼吸、心拍、体温、他多数をバイタルチェックすると全てが正常だと確認できた。
「お母さん!!そこに正座!」
「え?」
「ピクニックに行った時に約束したよね?妹が欲しいって。フェイトは私の妹なの!私は妹をイジメルお母さんは嫌いです!」
「あ、アリシア?」
「私のために頑張るのは良いけどそれで病気になったらダメでしょ!!だからそんなお母さんとはフェイトと仲直りするまで口を聞きません!!」
「な!?アリシア!?」
「つーんだ」
バイタルを確認している間にアリシア・テスタロッサは母親のプレシア・テスタロッサに説教をしていた。
まぁ、妹だと思ってたフェイトがあんな扱いされたら姉的には嫌だろうがそれとは別に内心では母親との再会に泣いていた。
「わ、分かったわ。直ぐにフェイトに謝って仲直りするわ!」
「よろしい!でもその前に」
「ん?何かしら?」
「お、母さ、ん。ううん。まま、寂しかったから抱き締めて」
「っ!も、勿論よ!!」
「き、づいた、ら、ゆーれい、さん、に、なってて、さわ、れ、なくて、ままが、だんだ、ん、おかしく、なって、さみし、かった」
「ごめんなさい、アリシアを守れなくて、ダメなお母さんで、ごめんなさい」
アリシア・テスタロッサもプレシア・テスタロッサも涙声になって思いを伝えると、そのままわんわんと泣いてしまった。
ここにいても暇なのでフェイト・テスタロッサを連れに部屋を出た。
が
フェイト・テスタロッサはそのドアの前にいた。
「母さん?」
フェイト・テスタロッサが自分に似た誰かと抱き合いながら号泣している場面を見たからか若干、いや、凄く困惑していた。
そのフェイト・テスタロッサに気付いたプレシア・テスタロッサはアリシア・テスタロッサを引っ張りながらフェイト・テスタロッサに近付き土下座した。
「ごめんなさい!!」
「え、と、母さん?」
「今さら謝っても遅いかも知れないけど、謝らせて欲しい。私は気付くのがいつも遅すぎるわ。アリシアとの約束も守れない処かアリシアと約束したはずなのに貴女をアリシアの偽物としか見れていなかった。都合がよすぎるのも分かっているわ。でも、それでも!貴女が許してくれるというのなら、私と、私たちと家族になって欲しい。」
「母さん」
「っ、何かしら」
「そこにいる私に似た人が本当の母さんの子供なのはさっきの聞いていました。
そして、いつも母さんが笑顔じゃない理由も今解りました。私はアリシア・テスタロッサのクローンで使い捨てで、母さんにとっては邪魔ものかもしれません」
「そ、そんなことないわ!!フェイトは私のために頑張っていた!私が認められなかっただけで、貴女は何も悪くないわ!!」
「それを聞けただけで私は、フェイト・テスタロッサは嬉しいです。だから」
「フェイト!不出来な母親なのは分かっているわ。だから!」
「だから、私を、フェイト・テスタロッサをテスタロッサの家族にしてください」
「だから、私を貴女の母親でいさせてしてください!」
互いに思いをぶつけた結果、それは重なった。
そんな行き違いのような会話にアリシア・テスタロッサは盛大に笑いこけていた。
「ふ、二人とも、っっ、おかしすぎだよ!!」
「え?」
「あ、」
「いいの?貴女はこんな私を許してくれるの?」
「はい、私にとって、フェイト・テスタロッサにとって、貴女は、プレシア・テスタロッサは母親ですから」
笑いこけているアリシア・テスタロッサをよそに、プレシア・テスタロッサとフェイト・テスタロッサは家族となった。
これにて原作崩壊第二章、アリシア・テスタロッサの救済及びテスタロッサ家の復縁完了。
とある人物の発言
クソ!なんなんだアイツは!
オレの邪魔をしやがって!
変だと思ってたんだ、フェレットはなのはと一緒じゃないし事件は起こらない。おまけにオレの魔力鑑定で見たなのはの魔力がD+まで下がってた!
漸く魔力反応を感知したと思ったらモブ転生者がフェイトと関係を持っていやがった。
つまりは、アイツの特典の一つはフェイトと一緒にいること。
しかもオレは運が良い、アイツの特典のもう一つが強靭な体だってことが分かった。
あのときはエアが効かなかったから神の野郎が半端もんを寄越したのかと思ったが特典なら納得がいく。
オレ以外の転生者が3人なのは神から聞いた。
恐らく、一人はアイツで間違いない。
後は様子見かアースラにいるに違いない。
そうすればフェイトは管理局に入るしアイツはアースラの転生者に殺されればいいだろう。
今は今回の失敗を考えてAsまで大人しくしていよう。
それが一番だ。
精々転生者同士で潰し合えばいい。
そうして彼は勘違いする。
既に物語は崩壊しているのだ。
なのはは既に魔法から手を引いていて、フェイトはプレシアと和解していて管理局には入るつもりはなくなっている。
そしてはやてはもう一人の地球の転生者、三人目の転生者によって魔法とは関係なく過ごしているのだ。
????
私は三人目の転生者として神様に選ばれた。
特典を3つまでと言われたので私はこう答えた。
一つ、魔力SSSの素質
二つ、はやての姉として生まれること
三つ、キャスター・メディアの持つ『ルールブレイカー』の所持
神様はこれを了承した。
そして転生してから数年後、はやてが車椅子に乗り始めた頃私ははやての部屋にあった鎖付きの本、『闇の書』にルールブレイカーを突き立てた。
すると闇の書は崩壊し、消え去った。
それを私はこう推察した。
闇の書となった夜天の書はバグが多すぎるためルールブレイカーの効力で魔術の初期化をする時に魔力が無くなり、その本としての機能すら消え去った。
だから本は崩壊した。
これではやては闇の書と関係がなくなったから魔法に関わる必要はなくなったし管理局に入ることもなくなった。はやての家族は両親以外は私だけでいいし友達もいらない。はやては私だけを見て私だけを愛してくれればいいの。はやてだってそうだよね?だって私に依存しているんだからお互い様だよね?だから、ね?はやてに近づく人は殺すしはやてを不幸にする人は消えちゃえばいいの。はやてを虐める奴なんかもってのほか。死んじゃえばいいの。あのグレアムだって初めて会ったときにはやてに内緒でこっそりコロコロしちゃったけど仕方ないよね?だってはやてをいじめるんだもん。原作からして嫌いなキャラだったからついヤっちゃったの。はやては誰にも渡さない。渡してなるものですか。両親が事故に遭ったときのはやての顔は忘れない。忘れるもんですか。はやてには私だけいればそれでいいし私もはやてだけがいればそれでいいの。この家は私とはやてのお城でそしてはやてはこの城のお嬢様で私はお嬢様を守る騎士なの。お城なのだからちゃんと家政婦さんもいるのよ?リーゼアリアとリーゼロッテっていうの。猫耳猫尻尾でちょっと変わってるけど気にしない。だってはやてが気に入っちゃったんだもの。私たちに最近できた新しい住人の彼女たちははやてに頼まれちゃったから仕方なく家族扱いにしてるけどやっぱり気にくわない。だってはやてには私だけがいればそれでいいのに。リーゼたちは原作で敵だったんだから当たり前だよね?でもでもお嬢様のはやてのわがままだから許しちゃう。でもたまに二人が私を見て怯えるけど何でだろう?私何かしたのかなぁ?まぁどうでもいっか。さぁ、今日もはやてと一緒に料理を作って本を読んで一緒に寝ましょう?勿論病院に行って検査はしてもらうけどもうすぐではやての足は治っちゃうから車椅子は押せないけど今度は手を繋いで一緒に歩いて学校に行こうね。ね、はやて。
転生者はコワレテイル。
はやてを愛するがゆえに全てを擲てる程に。