ちっちゃいガイガンになってた   作:大ちゃんネオ

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機龍になって拾われましたを宣伝するお話

 私、マハラジャタウンのツバサ!

 夢は怪獣マスターになること!

 この子は相棒のピー助!

 

「ピーピ○○ュー!」

 

 いろんな場所を旅して怪獣トレーナー達とバトルをしていずれ制覇を目指す。

 私とピー助ならやれる!

 

「いきなさいピー助! 10万ボルt」

「いややらせねえぞ!!!」

 

 MEGA DETH PARTY

 

「ぐはぁ!?」

「んぴー!?」

 

 いたたた……。

 いきなりなにするんやクリスちゃん!!!

 

「それはこっちの台詞だ! 折角知り合いがシンフォギア×ゴジラの作品でしかもこの作品に影響を受けて書いたって言うから宣伝しようって話だったのがなんでいきなりポケモンになってんだよ!?」

「まったく分かっていないな雪音は。折角後輩が出来たのだ。それがもしパクリだなんて言われたら悲しいだろう。だから先輩である私達が路線変更して彼等が今後走りやすいように道を譲ってだな」

「譲った結果がなんでポケモンなんだよ!?」

 

 いやそれはねクリスちゃん。

 もともとポケモンってカプセル怪獣が元ネタじゃん?

 で、カプセル怪獣ってウルトラセブンじゃん?

 円谷作品じゃん?

 円谷のおやじさんが手掛けた作品繋がりで俺達ゴジラシリーズってのがあるじゃん?

 だから、ね?

 

「ね?じゃえねよ! 大体お前は円谷監督と会ったことねぇだろ」

 

 ……。

 …………。

 ………………。

 

「ピー助! ボルテッ」

「だからやらせねぇって言ってるだろ!!!」

 

 MEGA DETH FUGA

 

「まったくこのバ飼い主とバ怪獣は……。つっこむこっちの身にもなれってんだ……」

 

 ツ、ツッコミが過剰過ぎやしませんか雪音さんや……。

 

「お前達はそれぐらいされて当然だ! ったく、いいから何か宣伝を考えるぞ」

「宣伝と言ってもだな雪音。まだ一話(執筆時点)しか投稿されていないのでなんとも宣伝はし難いぞ?」

 

 せやなぁ。

 なんか後書きに意味深なメモ的なやつ書いて終わってたけどあれ続くんかな?

 どっかのマリ婚みたいに初期は勝敗書いてはいったけど段々飽きてきてもういいやってならない?

 

「あれを掘り返すのは止めてもらえるかしら……」

「マリア! ちょうどいい。三人揃えば文殊の知恵だ。力を貸してくれ」

 

 あれちょっと翼ちゃん待って。

 今の言い方だと俺、頭数に入ってないよね?

 ねぇどういうこと?

 俺も一緒に考えてたじゃん!

 

「ふっ。宣伝においてこの私を置いて右に出るものはいないわ」

 

 スルーですか

 スルーするんですか。

 

「おお! 一体どのような宣伝方法なのだ?」

「簡単よ。その作品のURLを貼ればいいのよ。こんな感じにね」

 

https://syosetu.org/novel/213914/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「これマリ婚のURLじゃねえか!!!!」

 

 MEGA DETH INFINITY

 

「かはッ!?」

 

 ええ……。

 マリアさんいくらなんでもそりゃあないぜ。

 てか飛べないしここから。

 

「い、いいじゃない別に! 最近こっちで全然出番ないんだもの!」

 

 あー……マリアさん達のところ大幅カットしたからなぁ。

 

「マリアにはマリ婚があるからいいだろって誰かが言ってたしな」

「私はまだいいわよ! でも調と切歌、そしてエルフナインの出番が全然ないじゃない! だからマリ婚を宣伝して……」

 

 ……あのさ。

 

「なに?」

 

 ぶっちゃけ、マリ婚でも切調コンビとエルフナインちゃんの出番全然無くね?

 

「……てへ」

「てへじゃねえ!!!」

「まったくマリアには困ったものだな」

 

 うんうん。

 

「いや、先輩達には言われたくないと思う」

 

 さて、振り出しに戻るどころか後退してしまった気がするが……。 

 やっぱり馬鹿が三人揃ったところで文殊の知恵とはならねえなこれ。

 文殊じゃなくてもんじゃだよこれ。

 どろどろのぐちゃぐちゃになっちまったよおい。

 

「おいあたしのことも馬鹿に入れたか? あいつらと同類にしたか?」

 

 ピーピピーピピー♪

 

「おいこら誤魔化すな」

「まったく揃いも揃ってなにやってるデスか」

「けど、私達が来たからもう大丈夫」

「お、お前ら……」

 

 出た切調コンビ!

 全然出番がないことで有名な切調コン。グチャ

 

「まったくピー助は失礼デスね。GX編が終わったらアタシ達メインのお話が実はあるのデス」

「作者がAXZを見直す時間稼ぎだけどね」

 

 やめろぉ!

 さらっと暴露すんじゃねえ!!!

 

「とにかく宣伝ならキャッチコピーとか作るデスよ!」

 

 キャッチコピー?

 

「そんなもんあたしらが勝手に作っていいのか?」

「作ったもの勝ちだから大丈夫」

「オーケー分かったもうお前ら何もするな」

「というわけでまずアタシから行くデス! やっぱり機龍がメインだから……」

 

 凍・錏ぶsお離Yぅ斗zえRォ

 

「読めるかぁ!!!」

「そんなことないと思うデスが……。ねえ、調?」

「うん読めるよ切ちゃん」

「さっすが調デス! じゃあこれ読んで皆に教えるデスよ!」

「……」

「調?」

「……」

「ど、どうしたデスか調……。早く言うデスよ……」

「……ごめんなさい切ちゃん。私、読めない……」

「デース!?」

「ごめんなさい切ちゃん……。私、切ちゃんの隣にいる資格ない……!」

「ま、待つデス調! 調ぇ!!!」

 

 ……。

 

「……」

「……」

「……」

 

 なんだったんだ……。

 

「と、とにかく考えましょう。折角だもの、お祝いの言葉を添えるのはどうかしら?」

「おお、それはいいな」

「ようやくまともな意見が出てきたな」

 

 うんうん。

 ご祝辞をね、ちゃんと言おう。

 結婚式のスピーチみたいな感じで。

 

「あ、みんなでなにやってるの?」

「もっと畏まった感じがいいんじゃないか?」

「けどそれじゃあこの作品らしくないわ。作者が変わったかと思われてしまう」

「だな。この作品らしいメッセージをだな」

 

 もっと砕けていこう。

 なんせカッキーの作品だし。

 カッキーはもう俺の右腕だから楽しい感じを出して……。

 

「ねえクリスちゃーん。聞こえて……」

「頼むからこれ以上バカが増えるのは勘弁してくれ……」

「えぇ!? いいじゃん原作主人公だよわたし!?」

「だとしてもだ!」

「それわたしの台詞!!!」

「あぁもううっさいバカ! メガデスバーカ!」

「なにそのクリスちゃんの技名みたいなバカの言い方!?」

 

 まあまあクリスちゃん。

 

「落ち着け雪音。ツッコミ疲れているかもしれないが何もそんな当たり方しなくてもいいだろう」

「そうよ。原作主人公なんだし」

「誰のせいでこうなってると思ってやがる!」

 

 ああもう滅茶苦茶だよ……。

 

「だから誰のせいで滅茶苦茶になったと……。滅茶苦茶?」

「? どうしたのクリスちゃん?」

「それだ! 滅茶苦茶でいいんだ!」

 

 え?

 滅茶苦茶?

 

「ああそうだ。滅茶苦茶なのがこの作品らしさだ。だから気取る必要なんてないんだ」

「クリス……。あなた疲れてるのよ……」

「クリスちゃん……」

「雪音。もう家に帰ってゆっくり休め。暖かくして眠れば明日には治っているだろうから……」

 

 うんうん。

 あ、看病しに行く?

 

「人が折角いいアイデア思い付いた時にはそれかよ……。とにかくもう考えるのはやめだ。ド派手に滅茶苦茶にやるのが一番いいんだよ」

 

 ふむ……。

 大体分かった。

 よし、みんなやろう!

 

「仕方ない。後輩の頼みを聞いてやるのは先輩の務めだからな」

「私達も」

「いるデスよ!」

「ええ。派手に宣伝してあげましょう」

「うんうん。みんなで祝ってあげよう」

「よし、それじゃあいくぞ……」

 

 

 

「機りゅ「ちっちゃいガイガンになっ「マリアさんは結婚した「アタシ(私)達の出番もっと増や「わたしがメインの竜殺し非公開になってるのどういうことなんですか!?」vop6x46mrwpwm4x」

 

 ……。

 ああもう滅茶苦茶だよ……。




ピー助「というわけで真面目に。祝え! シンフォギア×ゴジラのクロスオーバーの新作! その名も機龍になって拾われました! 生誕したばかりである! この作品の未来がどうなるか私にも分かりませんが、どうか皆さんお付き合いいただきますようよろしくお願いします」

https://syosetu.org/novel/249296/

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