1型カッコ良すぎるだろ…
これから1型主人公の二次創作増えそう
俺の占いは当たる。
クリスちゃんが二課に合流してから一週間。
特にノイズが出現することもなく、平和な日常をおくって…いられるかというとそんなこともなく。
あの痴女…フィーネという存在がいるということが分かった以上、前にも増して警戒していなければならない。
警戒していなければならないんだけど…
「ピー助の飼い主は私よ。たかだか一泊させたくらいのあなたよりも私と遊びたいに決まっているわ」
「どっちが飼われてるか分かんないような奴を飼い主なんて認められるか!ピー助はあたしが面倒見るから病み上がりのあんたは休んでなッ!」
なんということでしょう。
前に危惧していた俺をめぐって争いが…
「あわわわ…ピー助君をめぐってケンカが…もう第何次ピー助君争奪戦か分かんないよ~!」
ホントだよ、もう何回目なのか…
ことあるごとにケンカ始まるからなぁ。
最初は止めようとしていたんだけど、もう諦めた。
もう好きにしておけばいい。
「ちょっと待って、立花。何故あなたがピー助を抱き抱えているの」
「え?いやぁピー助君の抱き心地がよくて…」
ヤベっ!こっちに飛び火してきた。
逃げよう。
「あっ!こら!逃げるなんて許さないわ!」
「あっ!待て!」
ひえぇ!
追っかけてきたぁ!
逃げろぉ!!!
「どこに行ったのピー助…」
「どこに隠れやがった…」
ひえぇ…
怖いよぉ…
青鬼と赤鬼は全然諦める様子はなく、俺を探している。
捕まったらGAMEOVER
ゲームのようにコンティニューなんてないから捕まったら…
考えたくもない。
まったくいつフィーネが仕掛けてくるかも分からないというのに…
「あらピー助君。どうしたの?こんなコソコソして…」
了子さん!
助けて!二人の鬼に狙われてるんだ!
「あー…大体察したわ。匿ってあげるから着いてきなさい」
地獄に仏とは正にこのことか。
正直、了子さんのことは少し苦手なんだけど今はそんなこと関係ない。
あの鬼から逃げ切ることが最優先だ!
「さあ、入って入って~。ようこそ、私の研究室へ!」
はえ~なんかいろんな本やら器具やらがたくさんだ。
そういえば、はじめて目覚めた場所もこんな研究室だったな…
あれから二年か…
あっという間だったな…
奏ちゃんに拾われて、ノイズと戦うようになって…
「なぁにピー助君?黄昏たような顔して~」
いやぁちょっとガイガンになってからを振り返ってました。
そういえばあんまり自分(ガイガン)のことについて考えたことなかったな。
ちょうどいい機会だしちょっと考えてみるか。
そもそもなんで俺はガイガンになったんだろう?
ていうかガイガンってなんだ?
ゴジラシリーズの怪獣っていうのはもちろん知っているし、この世界では対ノイズ用ということも何回も聞かされているし…
「ピー助君。そういえば前に変身したわけなんだけど、調べたいからちょーっと手伝ってくれない?」
変身…ああFWか。
最近は色々ありすぎてすっかり忘れてた。
確かに謎が多いし、発動条件が分かればFW使い放題だろうし魅力的な提案だ。
天才の了子さんならきっと解明してくれるだろうから喜んで協力しますとも。
で、なにをすればいいんですか?
「じゃあちょっとこの台に立ってくれる?」
はーい。
ここに立ってるだけでいいんだ。
「それじゃそのままじっとしててね…よし、これで終了!」
え?なにしたの?
一瞬過ぎやしない?
ホントに検査なんてしたの?
「もうバッチリ!天才の私にかかれば一瞬よ!」
はえ~。
やっぱり天才はすごいんだな~。
思ったより時間潰しにならなかったな。
まあこの部屋に隠れていれば大丈夫だろう。
あの二人はラボに用もなく来るような人でないし…
「ラボからピー助の気配がするわ…!やっぱりここにいたのねピー助ッ!」
ふぁ!?
青鬼が来たッ!?
「あちゃー…ピー助君ごめんね。これは助けられそうにないわ…」
了子さんの薄情者ッ!
匿うって約束じゃないか!
「見つかった時点で匿うのは不可能よピー助君」
いやぁぁぁぁぁ!!!!!
嫌だ!最近の翼さんはなんか目が怖いから嫌だ!
一緒に寝させられる時も「もう離さないから…」とか言い出すもん!
なんか怖いもん!
「ふふ…雪音はまだまだね。ピー助の気配を察知することも出来ないなんて」
普通出来ねえよ!
もうやだこのSAKIMORI。
…まあ、心配かけたからなぁ。
しょうがない、気が済むまで我慢するか…
暗くなったラボで、一人パソコンに向かう人物がいた。
櫻井了子だ。
「流石はカストディアン…技術力が違うわ。だけど自分が作ったものに裏切られるなんて…」
モニターに映る、ガイガンのデータに目を通しそう呟く。
生物の体に組み込まれた機械。
古代においてそれはオーバーテクノロジー。
こんなことが出来るのは…出来るなら、神と称されていたことだろう。
「ん?これは…」
ガイガンの内部構造が写された画像を拡大していく。
そうして、画面に大きく映し出されたのは脳。
しかし、脳の中央には小さな黒い影が存在していた。
「これは…癌?なんて、そんなわけがない…実際の大きさから考えても小さすぎる。ここに何か見られたくないものがあるのね…正にブラックボックス」
今日はここまでとパソコンの電源を落とし、櫻井了子はラボを出た。
妖しげな笑みを顔に浮かべながら…
「ピー助…かわいいわ…」
現在、翼ちゃんと一緒に寝ています。
ベッドに入って、照明も消してるんだけど…
かれこれ二時間、翼ちゃんは寝ずに俺を抱き締めて、撫でてを繰り返している。
退院してから毎日これだ。
翼ちゃん、明日も仕事だから早く寝ないと…
「大丈夫、寝るよりもピー助と一緒にいる方が疲れが取れるから…」
いやいや睡眠は大事よ?
翼ちゃんは丈夫だから分からんかもしれないけど、睡眠時間が少ないと大変なことになるんだから。
…こうなったら無理矢理寝かせるしかないか。
布団に潜りこんで…
「ピー助が、私の胸に顔を埋めて…ッ!それは、反、則…かはっ…」
よし、寝たか(気絶)
まったくもうこの子は…
俺も寝よう…
『ピー助…』
奏ちゃん、まさか夢で会えるなんて。
枕元に現れるなんてどうしたの?
『あぁ…最近の翼の病みっぷりがちょっとな…』
そんな理由で。
もうちょい亡くなった人との対面というのは大事なイベントだと思うんだけどな…
感動が薄れる。
『まあ、入院してる時にお前がいなくなって気が気でなかったんだよ翼は。何度も病院抜け出そうとしてナース長に捕まってたし』
うーん、やっぱり心配かけてたよなぁ。
…ちょっと待て、なんでそんなこと奏ちゃんが知ってるんだ?
『ほら、草葉の影から見守ってるて言うだろ?』
あぁ…なるほど。
…日常生活の行動には気を付けよう。
『そうだぞ、食べ物に釣られて他の女に持ち帰られたなんて翼が知った時はそれはそれは…っと、そろそろ時間だな。それじゃピー助、またな』
うん、また。
そうして少しずつ奏ちゃんは消えていった…
カーテンの隙間から差し込む光で目を覚ました。
やっぱり夢だったか…
「ん…おはようピー助…」
おはよう翼ちゃん。
眠気眼の翼ちゃんは可愛い。
やっぱり寝不足のようだ。
はい、ベッドから出てー着替えてください。
ほら、これ着替え。
「ありがとう…ピー助…」
まだ頭は寝てるな…
髪の毛もボサボサだし、とかさないと…
こんな翼ちゃんの姿をファンが見たらどう思うんだろう。
もう卒倒しちゃうかもしれない。
だけど、俺はこっちの翼ちゃんの方が…
オマケ 擬人化ガイガン
翼「朝、目が覚めたらピー助が私そっくりの女の子になっていた…」
クリス「マジにそっくりじゃねえか!一体なんでこんなことになったんだよ…」
了子「詳しいことは分からないけど、一番見ている人そっくりになったんじゃないかしら?」
響「そのわりには胸が…」
ピー助(言えない。確かに一番見てる人は翼ちゃんだけど、ここ最近はクリスちゃんの胸部装甲も同じくらい見てるなんて…)
翼「…そこに直れピー助」
ピー助「ピッ!?」