おかげでどう翼さんをどういじるかアイデアがドンドン生まれました。
やっぱりみんな翼さん(をいじるのが)好きなんすねぇ。
あと、メリークリスマス!
さらにお気に入り500件突破!
最高のクリスマスプレゼントです!
シシャモ美味しい…
むしゃむしゃ…
「はい、だし巻き玉子…ピー助の旦那、最近調子はどうですかい?」
ん…ぼちぼちです…
むしゃむしゃ…グビッ…
ぷはー。
「そうですかい…まあ最近はどこもそんなもんでさぁ」
だし巻き玉子うまい…
てか、俺なんも言ってないのになんで親父さんは分かるんだよ。
そもそも言葉通じないしな。
「言葉なんて不要なもんですよ。ただ、俺が作ったもんをどんな顔で食ってるか…それだけで分かるもんです」
はえー。
流石やで親父さん。
「いやぁすまないなぁピー助。こんな時間まで付き合わせて」
いいんですよ司令。
どうせ帰ったって飼い主のお世話しなきゃならんのです。
もうそろそろ独り立ちさせなきゃいかんのですよ。
それにここの飯美味しいし。
「はっはっはっ。ピー助の旦那も苦労しているようで」
ホントですよ、この間なんか下着が上と下で全然違うのを着ていこうとしてたし…
日本が誇る歌姫があんなんでいいんですかね?
「まあ人は誰でもなんか一つは欠点ていうやつを持ってるもんでね。こないだ、わたしなんか出かける時に携帯だと思ったらテレビのリモコンだったなんてことがありましてね…」
こうして夜は更けていく。
戦う男達はこうして傷を癒していくのである…
はっ!夢か…
なんだ今の夢…
なんで司令と飲みに行ってるんだよ…
頭痛ぁ…
なんだこれ、二日酔いか?
なんで酒飲んでない、の、に…
あれ、ここはどこだ?
見たことない部屋だ。
あれ。
なんだこのベッドの膨らみ。
翼ちゃんかな?
翼ちゃん起きて、ここどこ?
まさか俺を変なところに連れ込んでないよね?
いくら翼ちゃんだからって…
「う、ん…ピー助君…」
ふぁ!?
!!!?!!!??!!?!?!
友里さん!?
い、一体なにが起こっているというんだ…
これは…
そ、そうか!これはスタンド攻撃だなッ!
新手のスタンド使いが俺にスタンド攻撃を仕掛けているんだなッ!
こうなったら無敵の俺のスタンド「スターツバサチャン」で…
「ふわぁ…あ、おはようピー助君…昨日は随分と楽しんだみたいね…」
ふぁ!?
なんにも楽しんでないですよ!
俺は何もしてません!してませんからぁ!
「どうしたのそんなに慌てて?もしかして覚えてないの?昨日のこと」
昨日のこと!?
一体なんだって言うんだ!?
…あれ、もしかしてさっきの夢は夢じゃない?
夢は現実、現実は夢?
なにがなにやら…
『おはようございます友里さん、翼です』
ふぁ!?
ドアの向こう側から翼ちゃんの声だとぉ!
なんてことだ今の状況を翼ちゃんに見られたら…
って、あれ。
友里さんちゃんと服着てる…
おかしい、普通こういう場合は一糸纏わぬ生まれたままの姿だというのに…
「おはようございます翼さん。ごめんなさいこんな格好で…」
「いいんです。朝早くに押し掛けた私も私ですから。それで、ピー助は…」
一体なにがどうなってるんだ…
ピースケ、ワカラナイ…
「ピー助、帰りましょう。ほら、友里さんにしっかりとお礼をして」
アリガトウゴザイマシタ…
「また翼さんが忙しい時は私が預かりますからいつでも言ってください。昨日は司令に連れ回されたからあまりピー助君と遊べなかったので…」
「司令が…?一体どこに…」
居酒屋です…
なんか色々思い出してきました恥ずかしい…
それにしても、あの店旨かったなぁ。
また司令に連れてってもらおう。
さて今日は翼ちゃんとお仕事…といっても二課で待機するだけなのだが…
ノイズが出たら出動っていう感じだから出なければ何もない。
というわけで暇なのです。
暇なので久しぶりにあのプロのトリマーさんからシャンプーしてもらってます。
「ピー助君、今日も鱗綺麗だね~」
(私、なにをしているんだろう…なにをシャンプーしているんだろう、報酬がいいからってまた仕事引き受けたりなんかして…もうやだ早く帰りたい)
あー気持ちいい…
やっぱりこの人だよなぁ…
もう二課に就職してくんねえかな…
無理だよなぁ…
あぁ気持ちいい…
「綺麗になったねピー助」
「ピ!」
やはり綺麗は気持ちいい。
どこかの誰かさんに見習ってほしいもんですなぁ!
「…ピー助、その顔は一体どういう顔なの?」
別にー。
あの居酒屋の親父さんならいざ知らず、翼ちゃんに俺の表情から心情を察するなんて不可能よ。
普段は頑張ってジェスチャーで色々伝えようとしてるけど今回はなにもしてないから大丈夫…いてっ。
なんか首に当たったような…
そんなことより翼ちゃん、部屋汚さないでよ?
「ふむふむ…翼ちゃん、部屋を汚すなだそうよ」
こ、心を読まれた!?
この声は…了子さんッ!?
その手に持っている機械は一体…
「じゃじゃーん!その名もズバリ!サイコトロニックジェネレーター!!!なんとピー助君とコミュニケーションが取れるのだ!な~んてね。どう?すごいでしょう?」
「な、なんという素晴らしい発明!?櫻井女史ッ!それを私にも…!」
それはダメだ!
今まで言葉が通じないから好き勝手に色々言ってきたけどそいつがあったら俺のストレスフリー生活が崩壊してしまう!
なんとかしてあの装置を破壊しなければ…
「あぁんダメよピー助君。これを壊そうなんて。私の中でも五指に入るほどの発明なんだから」
これすらも読まれているだと!
一体どういう仕組みで心を読んで…
「心を読んでいるわけじゃないの。これはね、本来の用途は思念を通わせて暴れる動物を静めたりするようなものなんだけど…使い方によってはこうやって思考が読めるというわけ。それにしてもピー助君ってだいぶ人間みたいな思考をしているのね」
ヤバイ、このままじゃ俺の思考が筒抜けだと…
よし、考えることを放棄しよう。
なにも考えない。
なにも考えない。
なにも考えない…
「読まれまいと考えないようにするなんて本当に人間臭い…すごい発見ね」
ぎゃー!
もうなにをしても無駄かよッ!
もういい諦めよう…
「あら、読めなくなった…なるほど、本当に思考を放棄したのね」
「櫻井女史ッ!私にもそれをっ!」
「残念。実はこれ偽物でしたー!考えが読めるなんてウソウソ!そんなもの作れたら今頃ペット業界に革命を起こした天才櫻井了子としてもっと名を馳せているわね」
え?ウソ?
嘘だって?
嘘にしては驚異の的中率100%だったけど…
「ん、弦十郎君からメール…至急、司令室へ…ノイズではなさそうだけど…」
なんだろう?
翼ちゃんにもメールが来ているようだし…とにかく司令室に行ってみるか…
「デュランダル…ですか」
「ああ…この完全聖遺物を永田町で管理することになった…」
デュランダル?YF-29…
好きなんだよね…主人公らしくてしゅきぃ…
また見たくなってきたけど…この世界じゃやってないみたいだ…無念。
永田町?
なんでさ?
ここの方が安全じゃない?
「ここ最近のノイズの発生パターンからノイズがデュランダルに引き寄せられているのではという仮説から政府が移送を決定した。というわけで、デュランダル移送任務を行う。その護衛に装者達は当たってくれ」
なるほど了解やで~。
装者達っていうときは自然と俺も混じっているのだ。
さて、デュランダルというと確か…ローランが使った剣だっけか?
あんまりこのあたり詳しくないんだが…
それにしても完全聖遺物とは…
剣だからやっぱり武器としてすごいのかな?
翼ちゃんが持つようになったら終わりだと思う。
…それだけは絶対に阻止しなければ、俺のストレスフリー生活のために!
オマケ
擬人化ガイガン スペック
翼さんそっくりの巨乳。
髪は水色に銀と金のメッシュが入っている。
戦闘時に鎌とノコギリが装備される。
喋るとボロ(元の人格)が出るので出来る限り喋らないようにしているためクールな性格と勘違いされる。