他作品書いたりリアル忙しかったりしてたんや…
あとみんな不要不急の外出はせずにハーメルンで面白い作品探して読んだりしよう!
ちっちゃいガイガンになってたとかオススメだよ!(ダイマ)
あとみんな忘れてるかなと思って補足するけど翼さんはピー助に対しては女言葉で話すのです。つまり素が出てるということ。それくらいの仲なんすねぇ…
「会いたかった…
会いたかったぞ!ガイガン!!!」
なっ…なんで、なんであいつがここにいる…
奴は俺とメガロで倒したはず…
「驚いているなガイガン。まあ無理もないだろう。
死んだと思っていたはずが生きているのだからな」
「まあ、な…けど、関係ないぜ。
また地獄に送ってやるよ…!」
地面を蹴り、砲弾のような勢いで一気にジェットジャガーに接近し鎌を振り下ろす。
しかしこの攻撃はジェットジャガーがバックステップで後ろに飛び退いたことにより回避される。
代わりに地面のアスファルトが砕け散る。
大振りだったか…
「地獄に送ると来たか…だが、今のお前はたった一匹。
仲間がいないとなにも出来ないお前が私を倒せるとでも…思っているのかぁッ!!!」
ッ!?
ジェットジャガーが迫る。
一瞬で懐に潜り込まれ…
「ガッ…!」
強烈なボディブローが体を襲う。
外も、中も。
今の攻撃が響かなかったところはない。
そこから繋がる拳のラッシュ。
俺は奴のサンドバッグに成り下がっていた。
「再び目覚めた時から私は命を…君のことを考えない日はなかったッ!!!
さあ教えろガイガンッ!命とはなんだッ!?」
気持ち悪いことを言いながら俺を殴り続けるジェットジャガー。
こんな奴と因縁が出来てしまったのが運の尽きか?
「ピー助ッ!!!」
ラッシュの終わりに殴り飛ばされ、地面にキスするのと同時にマリアさんの声が響いた。
「ピー助?今はそんな名前で呼ばれているのか?
笑わせるな!アホみたいな名前だな!!!」
…今、こいつはなんと言った?
アホみたいな名前と、言ったのか?
「ッ!?」
次の瞬間、ジェットジャガーは強い衝撃に襲われた。
一体、何が、と考える暇もなく攻撃は続く。
正面、左、上、右、後ろ。
五つの方向から迫る殺気、攻撃。
ジェットジャガーは耐える。
耐えて、反撃の機を狙う。
そして、僅かな攻撃の綻びの隙を突きカウンターパンチを繰り出すが…
「身代わりだとッ!!!」
ポンと小気味良い音がなるとガイガンの姿は白煙に包まれ丸太に姿が変わる。
忍法、身代わりの術。
忍法といえばと思いつく技の中でもポピュラーな技ではあるが、実際にそれを行うことなど、ましてや怪獣が行うなどジェットジャガーは予想もつかなかった。
それでは、本物のガイガンはどこに…?
上か?後ろか?右か?左か?
いや───
「正面だッ!!!」
先程の身代わりが暴露した時に発生した白煙を切り裂いてガイガンは現れた。
赤いバイザーを輝かせ、ジェットジャガーに拡散光線「ギガリューム・クラスター」が放たれる。
赤い光線が散弾の如く破裂しジェットジャガーの装甲を溶かす。
「この力、一体どこから…」
「てめえは…てめえはッ!!!
その報いは受けてもらうッ!!!」
ガイガンは激怒した。
自身を拾ってくれた天羽奏からつけてもらった名前を馬鹿にされたことに。
この怒りが爆発力となり、ジェットジャガーを上回ったのだ。
「ジェットジャガー。今日はこれくらいでいいでしょう。帰りますよ」
「ッ…さらばだガイガン。次見える時を楽しみにしておくぞ」
「待ちやがれッ!!!」
ガイガンは追撃するが、ジェットジャガーと自動人形は魔法陣の中に沈んでいった。
「くそッ!」
地面に鎌を振り下ろす。
アスファルトは豆腐のように崩れるが、奴を倒すことは出来なかった。
苛立ちばかりが胸にのしかかる。
何故、あいつは生きている。
奴の目的は?
「ピー助ッ!無事ッ!?怪我はしてない?」
マリアさん…
怪我は別に大したことはない。
それよりも、翼ちゃんは…
って、あそこで斬鬼さん(知らない人は要チェック)晒してるまんまやんけ!
なんか布!隠せる布!
あっ!マリアさんその衣装の特に機能はしていない薄ピンクのオシャレ腰布ちょうだい!
「きゃ!?ちょっとピー助ッ!」
何故か顔を赤らめるマリアさんだが気にせず布をゲット!
すぐに翼ちゃんのところに駆け寄りおっぱ…って言うほどない胸と下半身に布を被せて…
「んっ…ピー、助…」
翼ちゃん!
大丈夫?怪我とかない?
「私は、平気。ピー助も大丈夫そうね…よかった。ところでなにか失礼なこと考えていなかった?」
ひゅ~ひゅひゅひゅ~(口笛)
いや~そんなこと全然ないよ~。
「…そう。なら、いいけど。これはピー助がかけてくれたの?」
さっきのオシャレ腰布を見て、翼ちゃんは俺に訊ねた。
まあね~!(自信たっぷり)
ただ手がこんなんだから結ぶとか出来なくて掛けてるだけだからそれはご了承ください。
「ありがとうピー助。助けてくれて。来てくれなかったらどうなっていたか…」
そう言いながら翼ちゃんは俺の首を撫でてくれた。
くすぐったい。けど、気持ちよくて嬉しくなってしまうのだ。
ペット根性マシマシなのである。
まあ、翼ちゃんのことを飼い主と思っているし今さらか。
翼ちゃんはかけられた布を巻いて即席の服にして…
なんか、こう野性的というかなんというかキングコングと相性が良さそうな格好。
翼ちゃんならきっとコングとも渡り合えるだろうと司令に連絡を入れる様子を見ながら想像する。
それにしても、シンフォギアを分解するノイズだなんて…
シンフォギアにはノイズの分解作用を防御するとかなんとかなものがついているのに。それすらを突破するノイズが現れたらいくらシンフォギアでも…
実際にアメノハバキリは破損したと見て間違いなさそうだし…
ん?なんだあの車達。
黒塗りの車が大軍で押し寄せて俺達を取り囲むように停車した。
するとグラサンをかけたスーツの男達が出てくること出てくること。
ヤクザか?
ヤクザなのか?
実物をこの目で見るのは初めてだ。
などと興奮していると全員が全員、拳銃をこちらに向けてくるではないか。穏やかではない。
四方を囲まれて、尚且つ纏えるシンフォギアがない今二人は危険。
俺が守るしかない。
二人を庇うように立ち、低く唸る。
警戒、敵意を感じると自然と出てしまうのだ。
「状況報告は聞いている。だが、マリア・カデンツァヴナ・イヴ。君の行動制限は解除されていない」
黒服の一人がそう言った。
こいつらが用があるのはマリアさんか…
マリアさんはフロンティア事変を起こした後、世間的には国連所属のエージェントとしてアナキストの野望を阻止するために潜入していたなんてことにされている。
そして世界を救った英雄、歌姫として祭り上げられてしまっているのだ。更に行動制限までついているから、なるほど。状況から察するに敵が現れたので翼ちゃんと行動していた。だけどそれは行動制限の範囲外だったというわけでのこいつらか。虫酸が走る。
さっき口を開いた黒服に向かって吼えると黒服達は狼狽え、銃口を俺に向ける。やんのか?
「ピー助、やめなさい」
他ならぬ、マリアさんに止められた。
そして、マリアさんは翼ちゃんが使っていた通信機を借りると司令に向かってこう言ったのだ。
「風鳴司令。S.O.N.G.への転属を希望します。ギアを持たない私ですが、この状況に偶像のままではいられません」
マリアさん…
ひとまず、ここで起こったことはこれで終わりと言っていいだろう。
マリアさんも大人しく黒服についていったし、翼ちゃんもそれに同行するし…
さて、日本に帰るか。
宇宙まで行ってひとっ飛…びぃ!!!
飛ぼうとした瞬間、首に何かが巻き付けられて勢いが殺され地面に思いっきり叩き付けられた。
なんていうの?プールの飛び込みに失敗して腹からいっちゃったやつ。あれの固いコンクリートバージョン。
「どこに行くのピー助?」
そこには、鎖を握る翼ちゃんがとびきり満点の笑顔で立っていた。
周りから見たらとっても素敵な笑顔かも知れないけれど、俺からしたら恐怖でしかなかった。
いやぁ翼ちゃんちょっと散歩でもしようかと…
「その姿のままで?散歩ならこれから私が連れていってあげるわ。毎日」
毎日!?
や、やべえ…この首輪を脱け出すには…
ちっちゃくなればいいたたたた!!!
ちっちゃくなるのと同時に輪を締められて結局逃げることは叶わず。
このまま俺は、イギリスで監禁されるのであった。
あとから鎖斬ればよかったやん!と後悔に苛まれたのである。
ホントに、俺ってバカ…
現在、飛行機の中。
世界の歌姫を乗せるとあってかそれなりのグレードの飛行機のようだが俺は全く空の旅を楽しめていなかった。
何故なら…
「翼、ピー助をこちらに寄越しなさい。
もう交代の時間よ」
「なにを言う。さっき時間を守らなかった者が」
翼ちゃんの膝の上で弄ばれながら長い長い空の旅…
おかしい。
この身には空を飛ぶための羽があるというのに、飛行機に乗っているなんて。
魚が潜水艦に乗っているようなものだ。
こんなにおかしい話はない。
「…ピー助さん。僕の機内食あげましょうか?」
緒川さん…
いただきます…
緒川さんの隣の席にすぐさま移動し機内食を貪り食う。ストレスによるやけ食いだ、許してくれ。
「また食べ物に釣られて…
私より食べ物がいいというのピー助!?」
いや、翼ちゃんは大事なんだけど、こう、ね?
わかる?
わかってくれるでしょう?
緒川さんだって分かってくれているんだしもちろん分かって…
分からない?
そいつは残念なことで。
俺はね、もっと翼ちゃん自身がね客観的に自分を見てくれたらいいなと思っているわけでして。例えば、こう監禁したりだとか行動制限したりとか自分がされたらどう思うのかとかやってほしいわけ。
決してね、翼ちゃんが嫌いとかそういうわけじゃなくて俺は翼ちゃんに成長してほしいわけですよ。
獅子は子を谷へ突き落とす的なね。
そういうあれで…
えっちょ翼ちゃん泣かないで。
あれだからCAさんとか見てるから。
え、なにその目は。
俺が泣かせたみたいなその目はなんですかCAさん!
マリアさんまでなにそのクラスで泣いてる女の子慰める女子みたいなことして…
「ピー助。翼に謝りなさい」
なんでこんな機内で学級裁判みたいになってんの!?
こんなん小学生以来だわ!
間違ってドッジボールで女子の顔面に命中させた時以来だよこんなん!もう五千年以上前の話だわ!
こうなったら緒川さんになんとかしてもらおう。
緒川さんこの空気をなんとかし…寝てる。
嘘だろ、起きて、起きてよ緒川さん。
今、この場で唯一の常識人である緒川さん(自分のことは常識怪獣だと思っている)が寝てしまったらこのあと一体どうなってしまうの!?
次回、ピー助死す。
デュエル、スタンバイ!
じゃねえだろぉぉぉぉぉ!!!!!
死んでんじゃねえか俺ッ!
流石にそろそろ甦るのは無理そうだわ!
「ぐすっ…ピー助…ピー助ぇ…」
うぐっ…
泣いてる翼ちゃんを見ると胸が痛むのだ。
奏ちゃんが亡くなってからは毎日のように隠れて泣いていたのを俺は知っているし…
…相変わらず、泣き虫なんだから。
手のかかる娘だ。
ひょいと席から降りて翼ちゃんの元に駆け寄りジャンプして翼ちゃんの膝の上へ。
「…ピー助?」
ふん。
こんなサービス滅多にしないんだからな。
モフるなりぷにるなりなんでもしやがれってんだ。
「ピー助は優しいね…」
優しく首や顎の下を撫でる翼ちゃん。
まったくこれで落ち着いて…
ここで、俺はあることに気付いたのである。
翼ちゃんのこの顔は…
(全て、計算通り…)
嵌められたッ!?
今の全部演技!?
とんだ大女優様だ…
これは歌だけじゃなく女優としても世界に羽ばたけるぞ…
翼ちゃんの作戦はこうだ。
自分が泣くことで俺を抱っこしたいマリアさんにやれやれしょうがないわねといった感じに自分に譲るように誘導し、CAさん達にも俺が泣かせたみたいな空気を作り出すように仕向け、俺をいたたまれない気持ちにさせることで俺をずっと膝の上に乗せるという謀略を謀ったのだ。
しかしこれには相当の覚悟がいる。
いい歳して人前で泣くということをしなければならない。更に、急に泣き出したあいつヤバくね。的な風に思われてしまう可能性が非常に高い。
そういったリスクを背負ってまでも、翼ちゃんは俺を占有したかったのだ。
翼ちゃん…恐ろしい、子…
こうして俺は日本に着くまで翼ちゃんの膝の上にいることとなったのである。
日本に着いて早々、クリスちゃん達が保護したエルフナインという少女のお話をみんなで聞くことに。
なんでも自分はホムンクルスで自分を作ったキャロルなんとかかんとかうんたらかんたらは世界を分解しようと企んでいるらしい。
それを阻止するために魔剣ダインスレイフの欠片を持ってきたとか。
これを使えばあのノイズ(アルカノイズという)の分解も防げるらしく、シンフォギアの性能を強化するプロジェクトイグナイトなるものが発令、まずは破損してしまったアメノハバキリとイチイバルを強化改修を行うという。
などと長々と説明したが今とても面白いことが起こっている。
「こいつがロンドンでアメノハバキリを壊したアルカノイズ?」
クリスちゃんが翼ちゃんから手渡されたスケッチブックを見てそう言った…ぶっ…笑いを堪えるのがもう…
「ああ。我ながら上手く描けたと思う」
自信満々に言う翼ちゃん…
ぷーっもうダメ笑う!笑っちゃう!
「アバンギャルドが過ぎるだろッ!?現代美術の方面でも世界進出するつもりかぁ!?」
俺も空からぼんやりと見たくらいだからあれだけど流石にあんなノイズいなかったってぇ!
なにをどう見たらそうなるの!?
同じものを見たはずなのに翼ちゃんにはそう見えていたの!?
そういえば昔親父(絵が上手い)とお袋(絵心ない)がなんだったか忘れたけど同じものを見て絵を描いたのだが…
「同じもの見て描いたはずなんだけどこうも違うのは…やはり人によって見え方が違うということなのかもしれない」
と親父なりの学説を打ち立てていた。
冗談だろうけど。
けど妙に信じたくなってしまう話だったな。
ちなみに俺は絵心は普通レベル。
翼ちゃんよりは描ける自信がある。
「…ピー助。なにをそんなに笑っているの?」
やっべ、腹抱えて笑っているのに気付かれた。
逃げろ!
「こら!待ちなさいピー助!」
ひゃー!翼ちゃんが追っかけてくるぅ!
気分はさながらトムとジェリー。
けど悲しいかな、この世界はあの世界より物理法則が仕事をしている。
あんな面白おかしく逃走出来るわけもなく無事に捕まりましたとさ。めでたくないめでたくない。
更に数日後。
現在、正式なシンフォギア装者でギアが無事なのは響ちゃんのみ。翼ちゃんとクリスちゃんはギアを改修中だし、調ちゃんと切歌ちゃんはそれぞれにあったLiNKERがないのでギアの使用は危険と判断されたためギアの使用禁止。マリアさんはアガートラームを持ってはいるが元々壊れていたものなのでそもそも起動が出来ない。
というわけで何かあったら即応出来るのが実質響ちゃんと俺だけの二人のみ。
しかし響ちゃんには学校もあるため自然と本部で待機しなければならないのは俺ということになる。
それにしても…大丈夫かな響ちゃん。
最近元気がないようだし…
あとで一緒に遊んであげよっと。
さて、本部でただ待機していても暇でストレスが溜まるので久しぶりにプロのトリマーさんに来ていただいています。
なんにも起きないね~。
平和でいいね~。
暇だね~。
「まあなにも起きないのがいいことよ」
久しぶりにシャンプーしてもらってます。
もちろんプロのあの人に。
いやー流石プロっすわぁ。
「それにしてもピー助君久しぶりだね~。ニュース見たよ~元気にしてた?」
(こいつ怪獣なのよね?あんなデカイの本当は?なにがどうしてこんなちっちゃくなってるの?…深く考えないようにしよう。全然連絡来ないから解放されたと思ったのに…けど報酬いいからやっちゃうのよねぇ。それに慣れれば結構可愛い…かも?)
うーんまあ…ちょっと死んでたけど甦ったよ。
甦る時間が結構かかったもんでして。
「死んでたってなに!?甦るのに時間がかかったって…もういいや、考えないようにしよう…」
ざーっとシャワーで泡を流してもらった瞬間、警報が響いた。
「な、なに!?」
あなたはここにいて!
少なくともここは安全だから!
トリマーさんをシャワー室に置き去りにして司令室へと駆ける。
一体なにが起きたというのか…
司令室に入り、モニターを見ると響ちゃんと響ちゃんの友人達がアルカノイズに囲まれている。
そして…自動人形…
ロンドンで会ったのとは別のタイプ。
青い装束を身に纏っている。
それにしても…何故、シンフォギアを纏わないんだ?
人質を取られて動けないとか…?
『歌えない…聖詠が胸に浮かばない…』
通信機から聞こえてきた響ちゃんの声。
歌えない…
それは装者にとって死活問題だ。
歌わなければギアは起動しないのだから。
これはヤバいと司令から命令が出る前に響ちゃんのガングニールの気配を辿って急行しようと司令室を出るとちょうどマリアさんと鉢合わせた。
「何が起こっているの!?」
響ちゃんがピンチなんだ!
それだけ言ってマリアさんを横切って走るとマリアさんがついてきていた。
「私も行くッ!」
…ギアがないマリアさんを連れていくのは危険かもしれない。
だけど、戦闘以外にも出来ることはあるはず。
掴まって飛べば連れていけるか…
行こう!マリアさん!
「ええ!行くわよピー助ッ!」
オマケ 出張ガイガン
新アヴェの世界 協力タッツマン氏
これまでの出張ガイガン!
ロボ「ごめんじゃねえよ!!!ギャグ時空じゃなかったら重傷だこんちくしょう!!!」
ロボ「よし、それじゃあペットコンビ出撃だ!」
ピー助「しゃあッ!!!」
九つの世界を巡り、その瞳はなにを見る
九つも巡れっかなぁ…?
ロボ「ここが敵の居場所か…」
ピー助「なんか特撮でよく見る採石場だな…」
???「来たな。わざわざ罠にはまりに来るとはバカな奴等だ」
ロボ「誰だ!」
???「私は煉獄大使。二次創作のオリ主抹殺を掲げる大ジョッカーの大幹部だ!」
ピー助「大ジョッカーって、え?大丈夫?煉獄大使とか大丈夫?色々パクってない大丈夫?著作権とか大丈夫?」
ロボ「二次創作になにを今更」
ピー助「てかオマケでそんな急に敵が出てこられても困るっていうかオリ主抹殺とかメタいっていうか…一応俺メタネタはしないようにしてたんだけど」
煉獄大使「ええいうるさい!お前達オリ主は全て消え去るがいい!出でよ!大ジョッカーロボ!」
ロボ「え、なにあのロボ」
ピー助「ぷっ」
ロボ「おいこらなに笑ってんだ」
ピー助「いや、なんでもないっす」
人外転生縦社会の図
煉獄大使「さあやれ大ジョッカーロボ!究極のオリ主抹殺ビームをくらえ!」
ロボ「なんて間抜けな名前!」
ピー助「けど当たったらまずそう!」
大ジョッカーロボ バー(ビームの音)
その後なんやかんや戦闘して
ロボ「くそっ見た目と技名のわりに強い…」
煉獄大使「そろそろトドメだ!やれ大ジョッカーロボ!」
大ジョッカーロボ ビー (ビームの音)
二人(?)「うわぁぁぁ!!!」
煉獄大使「はっはっは。所詮オリ主。ましてや人外であるお前達など原作ヒロインとイチャコラも出来ない欠陥主人公よ」
ピー助「ふざ、けるなよ…」
煉獄大使「なに?」
ピー助「確かに俺達人外転生物はよくあるといえばあるが普通に人間として転生した作品に比べたら少ないしニッチな業界だよ…原作ヒロインとイチャコラ出来ない?お前、ちゃんとこいつ(ロボ)の話読んだことあんのかよ。こいつはなぁ少なくとも俺なんかより全然ヒロイン…とりわけメインヒロインのクリスちゃんとイチャコラしてんだよ。どっかの翼ちゃんとは大違いで真っ当にイチャコラしてんだよ。大してこいつのことを知らないような奴に、欠陥主人公だなんて言われる筋合いはない!」
煉獄大使「お前は一体なんなんだ!?」
ピー助「通りすがりのガイガンだ、覚えておけ」
ロボ「ピー助!」
ピー助「ああ!」
ピー助「FINALWARS」
ロボ「エクスドライブ」
FINALWARSとなったピー助とエクスドライブ(っぽいやつ)を発動し体毛が白く、背中から鎌の生えたロボが並び立つ。
ピー助「一気に決める!」
ロボ「背中に乗れ!」
煉獄大使「一体なにを…!」
ピー助・ロボ『双・遥かなる者への斬罪』
(フリーレン・シャルフリヒター)
無数の刃が大ジョッカーロボを切り刻み…
大ジョッカーロボ「もっと、出番、欲しかった…」
荒野に爆炎が舞い上がった。
煉獄大使「おのれ…次の世界。次の世界では必ず…」
つオーロラカーテン
ピー助「あっ待ちやがれ!…行っちまった」
ロボ「まあなにはともあれ終わったということで」
ピー助「まあ、それでいいか…ところでクリスちゃんと翼ちゃんはどこに…」
ロボ「さあ…ん?あれは…」
クリス「おい先輩!そんなに急いでどこ行くんだよ!」
翼「ピー助が来ているのだ!今度こそ逃がさない…!」
並行世界の自分と記憶共有済
ピー助「ひえっ早く逃げたろ!それじゃあまた会おう!狼王ロボ!」
つオーロラカーテン
ロボ「また機会があればな~」
クリス「ロボ!来てくれたのか!」
ロボ「バウ」
クリス「ありがとなロボ。帰ったらいいもん食わせてやる」
ロボ「バウっ!」
ピー助「ふー危なかった危なかった…まったくどこの世界でも翼ちゃんは翼ちゃんだな…」
ネフィリム「なんだこのペンギンモドキは…」
ピー助「ふぁっ!?ネフィリムやんけ!あん時の恨みや!大人しく殺されやがれぇぇぇ!!!」
ネフィリム「ふぁっ!?急に襲いかかってきた!?」
次回 俺は誰かって?ネフィリムだよクソッタレの世界
再びタッツマン氏作品の世界…
こちらも大好きな作品です。
もしコラボ可な方いらっしゃったらご一報ください…
別に人外転生に限ってませんので…
せめて九つの世界はまわりたいんや…
仮に九つ以上になっても元ネタみたいにいくつもの世界を巡りに文言変えればいいし…
あと今回出てきた大ジョッカーも別に関係ないんで…
こんな便所のクソみてえな作品とコラボなんかするかマヌケがぁぁぁ!!!という方はぜひスルーでお願いします…