IS・PWwithO(インフィニット・ストラトス・パワーアップワンサマーwithオリシュ) 作:嘘つき魔神
(さぁ、始まるザマス!行(以下略)
「「……」」
今、1年1組は重い空気に支配されていた。それを発しているのは、1人の女子生徒と武だ。一夏もつい先程までは怒りを露にしていたが、武がキレ、そこから宥め役に回っている。人間近くに同じ状態の人間がいるとしっかりしなきゃと思うものなのだろうか?王牙は相も変わらず我関せずだ。
「……もういっぺん舐めた口聞いてみろ、ぶち転がすぞ
「あらあら……
「ひ、ひぃ……」
「……はぁ……」
クラスの女子が恐怖し、千冬はため息をつく。何故こうなったか?簡単な話、喧嘩である。
自己紹介の1時間目が終わり、そこで一夏が幼なじみの
2時間目の休み時間、男子勢の元に一人の少女がやって来た。名をセシリア・オルコット。イギリス代表候補生である。そこで、2人の知識不足が露呈、あからさまな女尊男卑思考を見せたセシリアに武が突っ掛かり、互いに好印象を持たぬまま休み時間終了。
3時間目、千冬がクラス代表を決めると言ったのだ。その理由を尋ねると、今は各人の実力にさほど差はなく、今決めても特に問題はないとのこと。そこで、3人は皆に推薦されたのだが……それをよく思わなかったセシリアが突っ掛かり、ヒートアップ、日本を侮辱するような発言をした。そこで、一夏も思わず言い返そうとしたが、それより先に武がぶちギレ、今度はこっちがイギリスを侮辱、そのまま空気は冷えに冷え、冒頭に戻る。
(殺す、ぜってぇ殺す、だってよぉ、神様は侮辱には殺人さえ許してくれんだからよぉ……)
そんなことを考えながら武は拳を握りしめる。正直、この喧嘩のけの字も知らないようなお嬢様に殴りかかっても負ける気はしない。だが、そんなことをすればこっちの立場が危うい。
「2人共、そこまでだ!しょうがない……オルコット、貴様はこいつらが弱いからクラス代表になるのに反対なのだな?」
「いえ、別にそういうのでは……いえ、その通りですわ」
「ふむ、ならいい、どうだ?推薦を受けた者全員でデスマッチというのは。これなら文句はあるまいて」
「……えっと、それって俺達も?」
「勿論、推薦を受けた者全員だからな」
そりゃねぇよ千冬姉……一夏は何だかお腹が痛くなってきた。王牙も僅かに緊張しているのか少し皮膚がテカっている。
「はっ、上等……!ビチグソ叩きのめすのに丁度いい!」
「ふふっ……下らない威勢ですこと……」
(あれ、もしかして私、判断を誤ったか……?)
更にヒートアップした2人のやり取りを見て、自分は墓穴を掘ったかもしれないと密かに思う千冬なのであった……
セシリア対一夏対武対王牙……右が漢字まみれで見辛い!