平穏ニート生活はどこだッッ!   作:ベルフェゴール★

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短いよ


第5話

バミューダ side

 

 

最近ある中堅マフィアが一般人を兵器の実験台にしていると聞いた。

これは掟に背く行為だ......。

だから僕は二人の復讐者とその中堅マフィアのもとに行った。

 

 

ワープを潜った先にあった光景に僕は言葉を失った。

そこには切り刻まれた者、焼かれた者等兵器の実験台になったであろう一般人だった者達が転がっていた。

その中で中堅マフィアの幹部を躊躇なく殺している者がいた。その者は死神の様な鎌を持ち、黒のフード付きマントに黒の手袋そしてジャック・オー・ランタンの顔。

 

【戦争屋 悪魔のジャック】

 

少し前から噂されている。

曰く、どうにも出来ないと諦めかけた時にのみ契約を持ちかける

ちかける

曰く、どんな無理難題でも成功させる

曰く、報酬は様々で時には玩具を求める

曰く、契約を破れば殺してでも報酬を払わせると言う...。

 

幹部が二人殺された所で僕は悪魔のジャックに話しかける。

 

「君は悪魔のジャックだね?そいつらをこちらに渡してくれないだろうか。」

 

《ブッブッブー》

 

「....君の契約が理由か?」

 

《ピンポンピンポンピンポーン》

 

「......それなら僕達の事を話せば良い」

 

僕がそう言いとジャックから殺気が放たれた。

濃密で鋭い殺気....。

息をする事さえできなくなった。

……ジャックはどんな無理難題でも成功させると言う。それを邪魔する僕達を敵と判断したのか?

 

「すまない。僕から君の依頼主に話そう。...此方も出来る範囲で君の望みを叶えよう。」

 

殺気が消えた。

ジャックは道を開けて来た。

掟を破った奴らを牢屋に連れて行く途中で幻術で逃げようとしてた者をジャックがワープに蹴り飛ばした。

……幻術に、逃げようとしている者に気が付かなかった。

 

「....ハッ!、感謝する」

 

 

 

 

 

 

ジャックの依頼主のマフィアのボスは僕達を見てかなり怯えていた。

依頼主の説明を終え、僕達は廃ビルに移った。

ジャックが僕達に願うモノが全くわからない。さっきはバイクだった....。

 

「それで?君が僕達に求める願いは何なのだ?」

 

ジャックは指を二本たてた。

 

「二つか...一つ目の願いは?」

 

ジャックがカードを投げてきた。カードは何時もジャックが契約を持ち掛ける時のものでジャック・オー・ランタンと鎌マークが裏に書いてあった。

カードにはメールアドレスと書いてあった。

....ジャックは何が目的なのだ?

 

「....僕のでいいかい?」

 

《ピンポンピンポンピンポーン》

 

メールアドレスを渡したらすぐにジャックからメールが届いた。

内容は勝手にアドレス変えるなよ?だった。

 

「......二つ目の願いは?」

 

彼は僕の帽子を指差した。

??何故に帽子?

 

「?僕の帽子かい?」

 

《ピンポンピンポンピンポーン》

 

僕の帽子をジャックに渡す。

別にあげるのは構わない。しかし、それを悪用するのは容認出来ない。

 

 

 

 

 

―――翌日―――

 

 

 

ジャックからメールが来た。

内容は

 

帽子の保管方法を詳しく書いて送れ。

それに必要な道具の名前もだ。

 

だった。

..................どうやらジャックは物を大事にする方らしい。

僕はジャックに保管方法などを詳しく書いて送った。

 

 

 

 




スランプかもしれない。
速いよね。知ってる

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