Fate/zeroの世界にデイドラロード様達が参加するようです。 作:ミスターサー
聖杯戦争
それはあらゆる英霊を召還し、マスター(召喚師)とともに戦い、マスターを生かし、願いを一つ叶える戦争である。
たとえ幻想であろうとも
「我は常世総ての善と成る者!
我は常世総ての悪を敷く者!」
「されど汝はその眼を混沌に曇らせ侍るべし。
汝、狂乱の檻に囚われし者。我はその鎖を手操る者!」
「汝三大の言霊を纏う七天!」
「抑止の輪より来たれ!
天秤の守り手よ!」
今回の聖杯戦争に六人のマスターが戦争の駒(英霊)を召喚した。
聖と程遠い、邪神戦争が開幕した。
「!」
木々が生い茂る林の中、英霊を呼び出した青年は地に尻をつけ、顔が獣の面を被った上半身裸の男が問う
「・・・我を呼び出したのは貴様か?」
「そ、そうだ!僕が呼び出した!え、偉いんで有りますよ!
ウェイバー・ベルベット!それが僕の名だ!」
「・・・良かろう、ならば契約をしようではないか。
定命の者、いやウェイバーよ!
我が名はハーシーン!デイドラロードで狩猟を司る神!ライダーのクラスを受けて降臨したぞ」
「醜い、実に醜い!」
呼び出した英霊はそう叫ぶと目の前で顔を痙攣している男に対して言い放ち。喜怒哀楽が混ざった声で言う。
英霊は男でシルクハットを被り、昔ながらの貴族を現すような服を着て、片手で杖を握っていた。
「お前、が、バーサーカーか?」
痙攣している男は言う
「烏賊にも蛸にも鮃にも!私は貴様より狂った者(バーサーカー)だ。解ったか!!
まぁ、とりあえず宜しくとでも言っておこうか。」
すると顔が痙攣している男の後ろから一人の老人が現れた
「雁夜、さっさとこやつの意識を奪え。」
すると英霊は杖を持ち上げ「ワバジャック!」と叫ぶと老人は火だるまになり、爆発した。
「え?」
「ふん。多少、人から外れた定命の者がこの狂気と乱心を司る神、シェオゴラスをたかが令呪ごときに縛られるか。
あー、いや、喋んな。死体が喋れんが、まぁいい、解ったか!
あと、誰かチーズだ。チーズを持ってこい。
あとサグインだ。サグインのつまみにこれを入れてイタズラしてやる。この外れた者の虫をな。
ちなみに私のには入れるなよ。チーズは、大好物だからな
クハ、Cmmmmmm!」
「クハハ、まさか私を呼び出す者が居るとはな」
とある教会の地下に魔法陣に手足は竜のような鱗が生えていた、いや竜そのもののだ。
そして尾骨の辺りからは尻尾が生えていた。その他は人のような胴と竜の仮面を顔半分に着けた青年だった。
「まぁ、良い。我は今、気分が良い。そこにいる髭を蓄えた定命の者、お前が我を呼んだのか、名はなんていう?」
「は、遠坂時臣で有ります」
「ならばトキオミよ、私の名はぺライト。
オブリビオンの領域を管理・監督する神。
デイドラロードの中でも実力者。アーチャーの立場として降臨した」
ちなみに後ろではぺライトを見て怯える、霊体化しているアサシン。斧を背負った虚偽と謀略の神、ボエシアだった
そして、怯えていたことにぺライトが気付いたのが五分後で悲鳴を上げて逃げたという。
「問おう、汝が私を選んだ者か?」
とある屋敷に二人の女性と一人の男性が居た。その女性の一人が魔法陣の上に立っていた。
「・・・光を求める定命の者よ。私は命を司り、不死を忌み嫌う女神メリディアです。あなたが、私のマスターですか?」
男はタバコを吸い、答えを無視した。
「あ、あの、・・・」
「き、切嗣?答えて上げたら」
男はプイッと出口に向かって歩き去り、女性はメリディアを泣き崩れた。
「せっかく、せっかくアズラから譲ってもらったのに酷い、メファーラに笑われる。
ナミラにバカにされるんだ。」
「・・・切嗣!今すぐ謝んなさい!!切嗣!!!」
切嗣と呼ばれた男の妻が初めてキレたらしい。
「ドーンブレイカーだけにドーンとブレイク」
「切嗣、早く謝んなさい!」
「キリツグ最低」
「最低です」
「舞弥!?アイリ!?イリヤ!!」
「で、お前が我がサーヴァントのランサーか」
一人のイギリスが座っていてゴキュッと冷えた蜂蜜酒を飲み、プハァと息を吐く男を見ていた。
「あぁ、そうだよ、聞いてるよ。蜂蜜酒を飲むんだよな?」
「違う、なにを聞いていたのかね。サングイン君」
グビリとサングインと呼ばれた男がジョッキ片手に持ち、マスターである男を見る。
「解ったよ。
この快楽と酒の神であるサングイン、ランサーとして
お前、ケイネス・エルメロイ・アーチボルトに聖杯をやろう」
「よろしい、ならば私は寝る。失礼する」
マスターであるケイネスが寝所に向かうが襟をサングインに捕まれる
「まぁ待て、飲もうじゃないか。」
「離せ」
「前祝いの勝利酒を
飲もうじゃないか!飲もうじゃないか!
飲もうじゃないか!」
「・・・」
ケイネスは思った、面倒なサーヴァントを持ってしまったと
ステータス紹介
・ハーシーン
クラス
ライダー
ステータス
―筋肉―A
―耐久―B
―俊敏―A+
―魔力―C
―幸運―C
―宝具―B
マスター
ウェイバー
クラススキル
対魔力―B
B以下の魔術は無効にする。
騎乗―EX
動物や車に乗ると宝具と筋肉以外のステータスがA+になり、幻想種すら乗りこなす。ただし竜は無理。
保有スキル
カリスマ―B
乱暴者の狩人さえ従うカリスマ
獣の勘(直感)―C
危険察知ができる程度。
宝具
―ハーシーンの指輪―
人狼の知識が詰まった指輪で、人狼化の病気が無くとも人狼化できる。対称人数1。
―救世主の皮鎧―
毒や魔法攻撃を受けず、耐久を一段階上げる
対称人数1。
―ユニコーン―
伝説の一角獣の馬、丈夫さは馬並みだが足はバイクより速い
狂暴で馬の二倍以上の蹴りで未知なる鉱石を破壊できる。
対称人数1
―狩人の神の地(ハンティンググラウンド)―
対称人数1~999
森という名ばかりの迷宮で獣や狩人が居る世界。
ハーシーンの一声の命令で獣や狩人達が襲いかかる。絶亡的な領域(固有結界)。
生皮のキュイラス
魔術に抵抗する特別な特殊能力を持つ皮鎧。
対称人数1
・シェオゴラス
クラス
バーサーカー
マスター
雁夜
ステータス
―筋肉―B
―耐久―B
―俊敏―B
―魔力―B
―幸運―A+
―宝具―B
クラススキル
狂化―A
元々、狂乱と乱心を司る神なので常時狂化。
精神汚染―C
ワバジャック、ワバジャック、ワバジャック!
保有スキル
乗馬―C
馬は乗りこなせるがバイクをなんとか操作できる。
カリスマ―A+
狂気を帯びてる人間を従えるカリスマ力。
宝具
―ワバジャック―
爆発か、召喚か、それとも動物を降らすのか、なにかを起こすのか杖の気分次第で効果が変わる杖。
対称人数1~?
―ジャガラグ―
シェオゴラスの本来の姿。ジャガラグは秩序を司るデイドラで、シェオゴラスとは真逆で芯が真っ直ぐで曲がった事を嫌う性格。
グレイ・マーチと呼ばれる大災害を起こす力で全て無に還せる。
ちなみにステータスは宝具、俊敏がE-になるが、その他がA++となる。
宝具は先ほどから連呼している、グレイ・マーチと呼ぶ、大災害のみで固有結界を破壊できる力が有る。ただジャガラグ化になることだけで魔力を大幅に摂られるだけじゃなく、グレイ・マーチを使えばオジサンのミイラが完成してしまう、諸刃の宝具。対称人数1スキルは
乗馬―A、狂化―C、精神汚染―E、カリスマ―EXとなる
―ゲートキーパー―
恐ろしく、でかく、醜い、巨人。麻痺や回復を司る魔術も使える恐ろしく強い魔物。
対称人数1~3
―ダーク・セデューサー&ゴールデン・セイント―
シェオゴラスの配下のデイドラ。二名とも女性である。
対称人数1~2
―ハスキル―
便利系執事、以上。
対称人数ぅう!?そんなのあるわけなかろう!ペリーペリー!ペリーさんのひつ(この先はシェオゴラス様の狂気に当てられて大変な事になりました。
・ぺライト
クラス
アーチャー
マスター
時臣
ステータス
―筋肉―C
―耐久―A
―俊敏―A
―魔力―A
―幸運―B+
―宝具―A
スキル
対魔力―A
上位魔術しか効かない耐性力
直感―A
勘ではなく、もはや未来予知モドキのレベル。
毒耐性―EX
毒の攻撃を無効化するだけじゃなく、他人の毒を除去でき、病魔さえも効かない。
カリスマ―A
どのような人間も命令できる力
乗馬―B
馬やバイクが使える。
単独行動―A
四日はマスターから魔力をもらわなくとも現世にでられる。
宝具
―スペルブレイカー―
奇跡の盾とも呼ばれ、物理攻撃や魔法を弾く力が有る。耐性に+が付く。
対称人数1
―破呪の盾―
物理攻撃や魔法を弾く力が有る盾、スペルブレイカー程の力は無いが魔術の修得した者に対して使えば、大半は無効化できる。
対称人数1
―下級の王―
下級のデイドラ軍隊を持ち、矢の一斉発射を行う。また管轄外のデイドラも呼び出して指示を出せる。またデイドラ達は恐れず、怯まない戦士ばかり。更に無限に湧く(涌く)ため、非常に厄介な宝具。
対称人数1~9999
・ボエシア
クラス
アサシン
マスター
麻婆神父
ステータス
―筋肉―A
―耐久―C
―俊敏―B
―魔力―C
―幸運―C+
―宝具―C
クラススキル
―気配遮断―EX
どんな近場ところに居ても、絶対に気付かれないスキル。
しかし戦うと?
保有スキル
―鼓舞―A
戦闘で血を浴びれば浴びるほど力が増す。
―単独行動―B+
3日と半日ぐらいマスターから離れられ、単独行動可能
―乗馬―C
馬になら乗れる。
宝具
―黒檀の鎖帷子―
近寄った敵に対して鎖帷子から出る毒で、身を蝕んでいく。
さらに気配遮断を特典としてつける他、各ステータスを+をつける。
対称人数1~10。
―スネークマウント―
ボエシアの領域(固有結界)、捻じれた塔の立ち並ぶ謀略と裏切りに支配された巨大な迷宮庭園。
対称人数1~9999。
―黒檀の鎧―
火の耐性、魔術の耐性が得られる鎧。
対称人数1
メリディア
クラス
セイバー
ステータス
―筋肉―A
―耐久―B
―俊敏―B
―魔力―C+
―幸運―A+
―宝具―C
マスター
切嗣
クラススキル
―対魔力―A
高レベルの魔術が効かない
―乗馬―B
バイクなら乗れます。
―不死を嫌う女神―EX
効果は不明、セイバーのクラスを取れたのはこの効果と見られる。
宝具
―ドーンブレイカー―
不死を殺す、対魔の剣。アンデットに対しては相乗効果をもたらせて永久に殺せる。
対称人数1
―カラードルーム―
眷属であるオーロランを出す領域(固有結界)
対称人数は1~8
サングイン
クラス
ランサー
ステータス
―筋肉―A
―耐久―B
―俊敏―A+
―魔力―C
―幸運―E+
―宝具―C
マスター
ケイネス
クラススキル
対魔力―B
メリディアまでとはいかないが、魔術の効果をある程度無効化する。
酒乱―A
わりと高い確率で頭痛がきて、暴れる。
宝具
―サングインの薔薇―
様々なデイドラを呼び出す魔術の杖。
対称人数1
―紛れもなき現実―
変性の魔術。相手を素っ裸にする効果に加え、体力を一時的に低下させる。
対称人数1~21。
オマケ
「恐怖とは、恐れだ。しかしなお、恐れを継続させるのであれば、それは恐怖とは言わない。解るか?定命の者よ」
「つまり、恐怖って常に新しく、新鮮にってこと?」
「ふむ、新しい答え方だ。面白い、面白いぞ」
「え?ど、どうも」
「しかし貴様に貰った贄・・・定命の者の子供、あの無垢という知恵は甘味だった・・・」
「あ、そうだ!アンタの殺し方はCOOLだったよ!
あんな殺し方、オレもやりたい!」
「COOL?COOLとはなんの言語だ?この世界は学ぶべき物が多いな・・・」
「ならさ!オレが現代の事を教える!
アンタがオレに魔法を教えるってどうだ!」
「・・・ほう、対等交換の法則か。良いぞ、教えてやろう」
「本当か!?オーケーだ!オレは雨生龍之介!アンタの名前は!」
「この借り物の身体の名前を名乗るならば・・・
ミラーク・・・と名乗ろう」
真名
ハルメアス・モラ
クラス
キャスター
ステータス
―筋肉―E
―耐久―E
―俊敏―B+
―魔力―A+
―幸運―C
―宝具―A+
マスター
龍之介
スキル
―陣地作成―A
どのような土地でも魔術工房や隠匿の陣地を制作可能
―道具作成―A
書籍、魔術の本を作る
―単独行動―C
1日と半日ならば自立行動化
―直感―EX
過去と未来を司る神なため
―知識の欲求―A
ときどき知識を欲する時。直感のレベルを下げさせてしまう。このスキルが発動時、直感はBまで低下する。
宝具
―黒の書、秘められし混沌―
効果はモラの苦痛
自分の領域を簡易固有結界を展開し、毒でなぶり殺す。
対称人数1~100
―黒の書、繊維と金線―
効果は防御の秘密
耐久をBに底上げするうえ、対魔術のスキルBを取得する。
対称人数1(自分自身)
―黒の書、変化の風―
効果は、学者の洞察
現代知識を取り込む為にハルメアス・モラ自身が選択、1の知識を得て100を知る能力
対称人数1(自分自身)
―黒の書、語られざる伝説―
効果は、秘密の召使い
ドモレラ執事が身の回りをお世話してくれる。
対称人数は、なし(無害なため)
―黒の書、血色の悪い摂取―
効果は魔術の探求者
雨生龍之介に渡しており、基本的無害。対称人数なし(龍之介しか効果を得られない為)
―オグマ・インフィウム―
効果は魔法の道
現代までに隠匿されてきた魔術を我が物顔に使用する事が出来るようにする。
対称人数1(自分自身)
―アポクリファ―
ハルメアス・モラの知識が集約される書庫のような領域(固有結界)
配下のシーカーやルーカー、そして自身の体の一部を使い相手に襲いかかる。
対称人数1~999
―メファーラ―
妹(姉)であるメファーラを召喚する。
偽り・性交・殺人などを司る神で龍之介の芸術並みの殺人に歓喜している。
眷属であるスパイダーデイドラを召喚するのと蜘蛛を操り、監視役を勤めるのが彼女の役目。
対称人数は1~888