機動戦士ガンダムIS(インサイド・ザ・ストラトス) 作:見知らぬとまと
半端な所で終わりますがご了承ください。m(_ _)m
クラス代表トーナメント当日。
シルヴァ・バレトの最終確認を終えたバナージは、相手のISの対戦記録を見ていた。
名前は打鉄弐式。その名の通り打鉄の後継機である。
特徴は荷電粒子砲や48連装のミサイルポッド。そして精密性と耐久性では他の追随を許さないと言われる打鉄とは打って変わって、スピード型の機体になったことである。
白式の後に完成したようで、殆どデータがない。実際の試合データは全くなく、期待データもあくまで参考値レベルに過ぎない。
が、それはお互い様だ。
ピットで一際重厚なIS、シルヴァ・バレトを着装する。白い光が満ちれば、己の手足と一体化したシルヴァ・バレトの感触を確かめながら、カタパルトに両足を乗せる。
「バナージ・リンクス、シルヴァ・バレト、行きます!」
もはや癖になってしまった台詞を言いながら、シルヴァ・バレトは蒼い大空のアリーナへと飛び出した。
およそ開始位置につき、空中で制止する。すると目前にいたのは、青い髪に紅い瞳と眼鏡が印象的な少女、
「さて、両選手試合の準備が終了するまで、しばらくお待ちください!」
ISに搭載された通信機能のオープンチャンネルからは実況などが流れ込んでくる。そこにはかつての管制のような切迫さは全くない。宇宙世紀とは違うんだ、という不思議な感覚を今更ながらに覚えた。
しかしそんな感傷に浸る間はなく、お互いに向き合う。準備ができたこと示すアナウンスが流れ始める。
「クラス代表トーナメント第一回戦、バナージ・リンクス 対 更識 簪 用意、始め!」
号令の瞬間、シルヴァ・バレトが消える。
瞬間的に宇宙世紀式のスラスターを吹かし後退したシルヴァ・バレトと引き換えに、ISのPICの比にならないGがバナージを襲う。しかし、そんなことは宇宙世紀から慣れたことである。彼は余程の暴れ馬を乗りこなして来たのだから。
バナージはビーム・セミマグナムを両手で構え、素早く一射した。
「くぅ・・っ!」
打鉄弐式には遠近両方の武装が積まれている。初の対戦で間合いを取りそこなった簪は、慌てて荷電粒子砲を構えた。しかしその時には、既にビーム・セミマグナムの熱線が打鉄弐式を打ち据えていた。
しかし流石に専用機持ち、体勢を立て直し返す荷電粒子砲を構える。
荷電粒子砲の銃口がシルヴァ・バレトを睨み、、ロックオン警告がISで鳴り響く。
(狙いがわかりやすい。これなら・・!)
狙いはビーム・セミマグナムを構える一瞬。簪は目を凝らす。
しかし、バナージも冷静さを失っていなかった。
ビーム・セミマグナムを構えた瞬間の一瞬の予備動作を感じ取り、射撃を中止して荷電粒子砲が放たれる直前に右方向に回避。そしてビーム・セミマグナムをもう一度発射する。
しかし簪も日本の代表候補生である。
咄嗟に向きを変えた荷電粒子砲がビーム・セミマグナムと激突、相互干渉による相殺で両者の弾が掻き消えた。
そこで相殺されたビームの閃光の奥では、ビーム・カノンが飛んできていた。
簪は咄嗟にシールドを展開して被害を最小限に抑える。そして牽制にもう一度荷電粒子砲を打ち込む。
再びのロックオン表示にバナージは急速上昇してそれを躱す。
しかしそれはあくまで牽制、簪の本命は別にあった。
「お願い、当たって・・・!」
弾数の少ないビーム・セミマグナムの自動装填を待っていたバナージに、ついに打鉄弐式の48連装ミサイル、『山嵐』が襲いかかった。
「なんて数なんだ・・・!」
思わずバナージは呻いた。
圧倒的な弾数。それは宇宙世紀における戦艦のそれに匹敵した。
映像とはまるで違う迫力で襲い掛かってくる、その名の通り嵐のような弾幕を前に、シルヴァ・バレト、そしてバナージは身を強張らせた。
アンケートの『宇宙世紀以外』は、とりあえずガンダムのシリーズに限ります。
宇宙世紀以外のシリーズのキャラはあり?なし?
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守ったら負ける!他シリーズにも)攻めろ!
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他シリーズなど)冗談ではない!