機動戦士ガンダムSEED Natural Gifted   作:風早 海月

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ザラ隊とアマルフィ隊

「すみません、隊長。隊をお預かりしていたにも関わらず……」

 

クルーゼがプラントに戻っているあいだに、指揮を取っていたのはアスラン・ザラであった。本来ならアデスに頼むところだったが、ヴェザリウスが大破し、現在修理中であることもあるが、彼の負傷も軽くはなかった。

アスラン指揮の下、アークエンジェルを何度となく襲撃したものの、こちらの方が損害を受ける始末であった。ジンのパイロットは数名を失った。

 

「構わん。全員揃っているな?」

 

現在、クルーゼ隊に所属するパイロットは以下の通りだ。

 

アスラン・ザラ

イザーク・ジュール

ディアッカ・エルスマン

ニコル・アマルフィ

ラスティ・マッケンジー

ミゲル・アイマン

リーサ・ミッケル

リズ・フォークナー

コーネリアス・ケント

 

の計9人だ。そこに隊長のクルーゼも加わる。

 

「まずは度重なる出撃に労を労おう。通知が2つある。1つは……来い。」

 

ブリーフィングルームに入ってきたのは、ザフトの制服に身を包んだ幼い少女……イヴである。

 

「なっ!こいつは…!」

 

イザークが驚くが、それもそうだ。ついこの間鹵獲した機体のパイロットだったのだから。しかも、その少女が《赤》を纏っていたのだから。

 

()()()()()()()()()だ。私の養子となった。不便だからな、普段は旧姓のルイスを使う。彼女が我がクルーゼ隊に加わる。あの機体は電装系がダメになっていて、特別な機体を配備することとなった。これが1点。2点目はこのクルーゼ隊を2つの分隊に分けて運用することを決定した。1つはザラ分隊。もう1つはアマルフィ分隊だ。アマルフィ隊は新たに配備されたヘルダーリンに移乗せよ。これが2点目だ。メンバーはこの表を見て行動しろ。」

 

 

―――――

 

 

ザラ分隊

アスラン・ザラ

イザーク・ジュール

ディアッカ・エルスマン

ミゲル・アイマン

コーネリアス・ケント

 

アマルフィ分隊

ニコル・アマルフィ

イヴ・ラ・クルーゼ

ラスティ・マッケンジー

リーサ・ミッケル

リズ・フォークナー

 

―――――

 

 

 

 

☆☆☆☆☆

 

 

 

 

「ヘルダーリン艦長のカルロス・ベルモンドじゃ。よろしく頼む。」

 

イヴは、プラントからの航路で慣れたが、ニコル、ラスティ、リーサ、リズの4人はあっけに取られている。

 

「わしゃあ第1世代コーディネーターの親のナチュラルでな。この年齢じゃが、我が孫らのために参加したのじゃよ。」

 

ベルモンド艦長は、実は94歳という高齢であるが、元々東アジア共和国の宇宙艦で再構築戦争を生き抜いた生え抜きである。なお、プラントには定年という制度はなく、実力主義で、年老いても実力さえあればよい。

まあ、要するに、このベルモンド艦長はスーパーおじいちゃんである。

 

「ニコル・アマルフィです。若輩である僕の指揮下に入って頂くのは心苦しいですが、よろしくお願いします。」

「うむ、そういうものだ。ザフトは実力主義じゃからのぉ。だからこそわしゃあ今でもこの席に座れとるんじゃ。気にゃぁせんよ。まあ、よろしく頼むぞ、隊長殿。」

 

意外と力強いベルモンド艦長との握手であった。

 

 

 

 

 

 

その後、すぐにブリーフィングルームに集まる。

 

「とりあえず、ルイスさんは全員初対面みたいなものですから、自己紹介と行きましょうか。」

「初めまして…はおかしいですかね?イヴ・ルイスです。腕は…皆さんが知ってる通りです。とある個人的な理由でパパの養子になりました。普段はイヴ、もしくはルイスで呼んでいただいて結構です。私に配備された機体は先行試作機YMF-600プロトゲイツです。」

 

一瞬顔に朱が入ったラスティはすぐにそれを隠すように自己紹介を始める。

 

「俺はラスティ・マッケンジー。ヘリオポリスではどうも。今はジンに乗ってる。よろしく頼むぜ。」

「じゃあ次は―――」

 

ニコルが指名するよりも先に元気よく自己紹介する緑服の少女。

 

「はいはーい!リーサ・ミッケルです!14歳で、恋愛対象は女の子です!彼女募集中!良かったらお付き合いを前提に○○○○しませんか!?」

「はい、そこまでっしょ!」

 

ラスティがリーサの首筋に手刀を落として、意識を狩る。

なお、○部分は各自で妄想せよ。

 

「あ、私は違いますからね!?…まったく、リーサのせいで私までそんな目で見られたくないわ。えっと、リズ・フォークナーです。対艦戦闘が得意です。よろしくお願いしますね。」

「リズ、私はいつでも待って―――」

「あ゛?」

「ひっ!?」

 

イヴはリズの顔を見てしまい、この人は絶対に怒らせないようにしようと心に決めた。

 

「最後に、僕が隊長をやらせてもらうことになったニコル・アマルフィです。よろしくお願いします。」

 

 

 

後に、伝説となるアマルフィ隊の初期メンバーがここに揃ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




イヴのイメージ

ニコル・アマルフィ
美少年。ってか男の娘?

ラスティ・マッケンジー
オレンジ髪。ムードメーカー。

リーサ・ミッケル
レズ。ヤバいやつ。

リズ・フォークナー
常識人。怒らせるとやばい。ヤバいやつ2。

キラ・ヤマト
友人。だけど、親友にあらず。

ラウ・ル・クルーゼ
家族を失ってぽっかり空いていた心を埋めた人。パパ。

ムウ・ラ・フラガ
頼りになるお兄さん。実は従兄弟?…異母兄弟?的な。
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