ポケットモンスター 共鳴の存在   作:蓮山

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懲りずに書き始めた新作小説


第1話

 皆さんはポケットモンスターというゲームを知っているだろうか

 

 ポケットモンスター。縮めてポケモンと呼ばれる生物を捕まえ、時にはバトルし、時には愛でる。

 

 世界でヒットしたRPGの金字塔が一つ。

 

 さて、この物語はあり得たかもしれない一つの可能性。IFのストーリー。

 

 もしこの世界が嫌いならそれでいい。そっと閉じて別の世界の出来事を読めばいい。

 

 だがもし、この世界に期待をするならできる限り応えよう。

 

 結局は語る才すらない凡人以下の小説の体ですらない何かだ。

 

 さあ、どうでもいい語りは終わり。世界に目を向けよう。

 

 

 

 

~~---~~

 

 

 

「おっはよー!ウキョウくん!」

 

 幼馴染の声で目が醒める。いつものことながらどうやって入ってきたんだろうか。

 

「んん?ああ、おはよう。メイ」

 

 今日も元気なようだ、うちの幼馴染は。俺の瞳には頭の横にリング状に髪をくくったツインテールの少女…メイが笑顔で映る。

 

「今日もメイッパイ頑張ろうね!」

 

 こいつの口癖だ。「メイッパイ」って狙ってるのか?こいつ、というか俺らの年代にしては大きい胸…まあ、無自覚だろう。

 俺もメイもともに10歳。今日は俺らの旅立ちの日。

 別に旅立たなくてもいいんだが、まあ若いうちにいろんな所をみて回れって親に行かされるというだけだ。

 俺自身、いろんなところでポケモンを見たい。将来は研究者になりたいと考えてるしポケモン自体は大好きだ。

 行かない手はないだろう。

 

「そうだな。頑張るとするか。今日は特別、な」

 

 これでもワクワクしてはいる。まだ見ぬポケモン。まだ見ぬ街。そして、新しい出会い。

 

「ほらいこっ。ヒュウさんも待ってるよ」

「俺、ちょっとあの人苦手なんだよな。センスありそうだとか言ってポケモン捕まえてきてやるって飛び出して行ったりするし。なんかこう、無駄にテンション高い気がする」

 

 近所の兄貴分のヒュウさんはちょっと苦手だ。でも、嫌いじゃない。

 

「でも嫌いじゃないんでしょ?」

「なんでわかるんだよ…」

 

 こいつって俺の心読むことが多い気がする。

 もしやエスパータイプか?

 

「おはようメイちゃん、ウキョウ。今日も仲良しね」

「おはよう母さん。ベルって人からポケモンもらえるんだっけ」

「おはようございます、おばさん。私たちは仲良しですから!」

 

 メイ…お前な…。

 

「そうよ~。私の友達のアララギ博士の助手で大きな帽子が目印らしいわ。知らない町だそうだから迷ってるかもしれないわね」

 

 アララギ博士はなんで地図とか持たせないんだろうか?

 

「ええ…まあいいけど。とりあえず高台の方にでも行ってみる。上から探せばわかるかもしれないし」

 

 自宅を出る。すると、

 

「お、ウキョウにメイじゃねえか。ポケモンもらいに行くんだろ?確かポケセンから出て高台の方に向かったでかい帽子の女がいたらしいから行こうぜ」

 

 図らずともビンゴのようだ。高台にいるかもしれない。

 

「お前らも今日からポケモントレーナーか…。感慨深いな」

「そういうヒュウさんはどうなの?何か目標あるの?」

 

 メイ、お前な…多分それはデリケートな問題だぞ。

 

「あ~、俺はまだ決めてないな。しいて言えば強くなる、それかな」

「へ~、そうなんだ」

 

 うまくはぐらかしたみたいだ。

 

 高台まで10分くらいかけて歩く。決して小さくない町なのだ。歩きなら時間がかかるのは仕方ない。

 

「あの人、だよな。ベルって人は」

 

 見つけたので話しかける。

 

「いや~絶景ですね~」

 

 話しかける前に話しかけられた。見知らぬ人に話しかけるなんて芸当は俺みたいなやつには無理なんだが。

 今回だって勇気を振り絞って話しかけようとしたのに(´・ω・`)

 

「ねえねえ、あなたもそう思うでしょ?」

「え、ええまあ」

「あっあたしはベル!」

「私はメイです。よろしくね」

「俺はウキョウだ。よろしく」

 

 まあ、知ってるけど。聞かされてるし。

 

「よろしくお願いしますね。そっか、君たちが今回ポケモンをもらう子たちだね。じゃあ、この中に君たちのパートナーになるポケモンがいるの」

 

 そういって、ベルさんは円筒状のケースを取り出して開いた。

 並んでいたのは3つのモンスターボール。

 

「確か中には。水タイプのポケモン、ミジュマル。炎タイプのポケモン、ポカブ。草タイプのポケモン、ツタージャ。でしたよね」

「そうそう!まずはウキョウ君、君が決めて?」

 

 正直悩む。だが、ここは

 

「ミジュマルでお願いします」

「ミジュマルね、オッケー」

 

 次はメイか。

 

「私は、ツタージャにしよっと」

「うんうん。ツタージャもミジュマルもポカブもかわいいよね」

 

 こいつ、タイプ相性で選んだ…わけないな。メイだし。

 

「次は二人にこれ!ポケモン図鑑!」

「おお、これが」

「ポケモンを自動的に記録するすごいハイテクな機械なの」

 

 自動という点が素晴らしいと思う。出会っただけである程度分かるとは。

 

「図鑑完成に向けてイッシュ地方すべてのポケモンに出会ってほしいんだ」

「それがアララギ博士の望みですよね?」

「全部かぁ。結構難しいと思うけどメイッパイ頑張るよ!おー!」

「お、おー!」

 

 ………やっぱり恥ずかしい。

 

「お~い。もらったか?」

「ああ」

「うん!」

 

 少し優しげな眼で俺らを見てヒュウさんは

 

「いつも言ってるがポケモンは絶対大切にしろよな!…で、その機械は何だ?」

「これはポケモン図鑑だな」

「すっごいハイテクなんだよ!」

「………そうか、それが」

 

 知ってたみたいだ。とは言ってもそんなに知ってるわけじゃないらしい。

 

「ベルさん」

「はい?なんでしょうか」

「俺にもポケモン図鑑をください!それがあればポケモンに詳しくなれる、つまり強くなれる!俺は大切なものを探すため、強くなりたい!だから、お願いします!」

「…………うん、そうだね!どんな理由かはわからないけど大切なもののためならいいと思うよ。予備にいくつかあるし分布も変わってるみたいだからみんなで調べたほうがいいもんね」

 

 ヒュウさんの必死さがこっちにまで伝わってくる。

 

「さて、俺も図鑑をもらったことだし…バトルするか!」

 

 いきなりの提案であったけど、予想は出来てたから驚きはしない。

 

「じゃあ、俺がやるよ。やってみたかったし」

 

 初めてのバトル。緊張はするけど…やってみなきゃな!




ゆっくり書きます。
期待しないほうが身のためです。はい
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