ベルベットルーム 数分後
「そういえば、パラレルワールドが重なった時は向こうの世界の記憶が入る以外に何かあるのか?」
「そうね、貴方の世界でも聞いたことくらいあるんじゃないかしら?無気力症候群って状態のこと。」
「確か、シャドウに一般の人が襲われた時により生じる状態の事を言うんだったな。」
「そう、その無気力症候群はこのパラレルワールドが重なったことでも起きるの。元々は違う世界へ干渉する事でなるんだけどね。」
「じゃあ俺やハム子は干渉しないのか。」
「あと比企谷君の世界の結城君も影響は受けないよ。彼もまた、私達と同じイゴールから導かれた人の1人だしね。」
「結城が!」
「そして、貴方様の死因もそれに関係してるのです。」
「そういえば、ハム子さ・・ハム子の世界で俺は死んでたんだったな。」
「うん、比企谷君には来るべき時に話すよ。それよりもうかえった方がいいよ。皆心配心配してるはず。」
「あ、そうだな。そういえばこの世界での時間は俺のいる世界とはどう関係するんだ?」
「それに着きましては心配する事はございません。この世界での1時間は貴方様の世界では1分もありませんからな。」
「それじゃあそろそろ戻るわ。」
「うん、じゃあね。」
「またベルベットルームに来たければ、その時は貴方様の実力でここを探してください。」
「じゃあ、行ってくる。」
俺は目を瞑りその場に腰を下ろした。すると、どんどん意識が消えていくのを感じた。
「行ってしまわれましたな。ハム子様はこれで良かったのですかな?」
「うん。これでいいよ、これ以上比企谷君に面倒をかけられないし、それに・・」
「そろそろ参りましょう。ハム子様、皆さまが待っておられます。」
「うん、そうだね。もう比企谷君と会う事はないし、テアドア私達も帰ろっか。」
「はい、お姉様、イゴール様、失礼しました。」
「面白い人だ。比企谷八幡、彼にはまだこの役割を担うには早すぎるが、きっとやり遂げてくれるだろう。」
「そうですね。私達はここでずっと見守っていましょう。イゴール様がまた、新しいお客人を導くまで。」
比企谷サイド
頭がボ〜とする。長い間寝込んでたのか?嫌、ベルベットルームで過ごした時間は、俺のいる世界では1分も経ってないんだったな。
「目が覚めたか?」
「結城?」
「呼び掛けた瞬間倒れたからびっくりした。倒れるなら倒れるって言って欲しかった。」
嫌、倒れた後では言うことできないだろ。
「ホント、大丈夫ですか?」
「お前は?」
「あ、彼女は山岸って言うんだ。そういえばどうしてAクラスの廊下に比企谷は立っていたんだ?」
そういえば、結城を見かけてついてったら山岸がやられてるのを見てたんだったな。
「あ、あ〜あれのことね、別に対して理由があったわけではないんだが、結城お前に少し聞きたいことがある。」
「俺に?答えられる範囲ならいいけど、」
「じゃあ後で、放課後に寮で聞きたいことがある。」
これからも応援よろしくお願いします。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い