「ある事件がありました。その事件は、影時間とハム子様の世界が一体化して、その世界の人々が無気力症候群で倒れていく、その世界で一番大きな事件でした。」
「その世界でハム子様はそれを阻止するべく、自分を犠牲にして、問題を解決したのです。」
ハム子の世界
比企谷サイド
俺は、何も出来なかった。ハム子が、ハム子が自分自信を捨てなければ今頃俺はシャドウによって無気力症候群になっていただろう。だが、彼女は自分自信を捨てなくても良いのに、
アイツは、俺を、「貴方を、私はずっと大好きだった。いくら時間が過ぎても、いくら貴方を周りのみんなが責めようとも、私の気持ちが、貴方を愛してる事は変わらない。嫌、変わりたくない!だから、行かせて。お願いだから、この気持ちに決着を、着けたいから、行かせて下さい。」と、泣きながら、そして、俺を強く抱きしめながら言ってきた。
俺は、アイツに出来ることはなかったのだろうか。もうアイツを、ハム子を助ける方法はないのか。俺は悩みに悩んだ。そして、"答えが見つかった。"
「ハム子は俺の事を忘れるかもしれない。嫌、その方がハム子にとっては良いのかもしれない。ハム子が辛い想いをしないで助かるのであれば、それで、」
ベルベットルーム
イゴールサイド
「このようにハム子様の世界の比企谷様はハム子様を助けるべく、自分を犠牲にしてハム子様の世界から消えたのです。」
「ふーん?それで、ハム子って子は助かったの?」
「はい。しかし、比企谷様の期待を裏切るような形で生き返りました。ハム子様に彼は自分の記憶を消して欲しかったのでしょう。」
「だけど、事を簡単に進まなかった、か。」
「その後ハム子様はまた、自分を犠牲にしようとしてるのです。これを止めないと、パラレルワールドは崩壊してしまいます。」
「どういう事?」
「さっきも言いました通り、ハム子様は比企谷様の期待を裏切るような形で生き返りました。そのハム子様は、今度は結城様が今住む世界の比企谷様を助けるべく、自分を犠牲にしようとしてるのです。」
「まるで、話の流れで僕が死ぬように聞こえるんだけど。」
「そういう事です。この世界でも同じような事が起きるでしょう。しかし、比企谷様はその結果を許せないでしょう。だから、その世界に存在しない筈のハム子様が犠牲になって、貴方の世界の比企谷様を助けようとしてるのです。」
「それが起こると、なんでパラレルワールドが崩壊するの?」
「パラレルワールドとは、合わせ鏡のようなものです。さっきも言った通り、比企谷様がどんな確率を求めても、今のままでは死ぬ運命には逆らえません。
しかし、ハム子様はその"存在しなかった世界"で比企谷様を救おうとするのです。その行為は世界のバランスを崩し、最悪が起きるでしょう。しかし、私はそれをただ見守る事しか出来ないという事です。」
「イゴールは、比企谷にそのハム子って子の気持ちを気付いて欲しいんだね。」
「そうですな。」
ここからストーリーの分岐点が別れます。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い