ベルベットルーム
「それで、イゴールさんは俺に別世界の記憶を取り戻させて何の利益が付くんですか?」
「それは、これからの話を貴方様が聞いてからのお楽しみですな。」
そうイゴールは言いながら指を鳴らした。
場所不明
比企谷サイド
ん?何があったんだ。俺は確か、イゴールさんに呼ばれてベルベットルームに?
ここどこだ?何もない真っ暗な場所だ。まるで全てが絶望に染められたような黒い壁に囲まれている。手触りは、グニョグニョしている。
「誰だ!」
向こうからそう声がした。俺は恐る恐る近寄ると、そこにいたのは・・・・
「お前は!」
「ん?何で俺の顔が目の前にあるんだ?」
そこにいたのは、俺に似た顔の誰かだった。
「お前は誰だ?と言いたい所だが、イゴールさんの仕業だろう。お前は多分、別世界の俺だ。」
ん?何言ってんのこの人。
「まあ分からないのも無理はない。俺はお前でお前は俺と考えればいい。」
その言葉に俺は、ペルソナを初めて出した結城を思い出した。
(我は汝、汝は我)
「似てるだろ、ペルソナ出す時のセリフと。」
「まさか、お前は!」
「そう、俺は別世界のお前のパートナーだったペルソナ、クロノスだ。」
「ここはどこだ?」
「お前が知らなくてもいい場所だ。」
「さっきイゴールさんの仕業?とか言ってなかったっけ?」
「まあ立ち話も何だし、座ろうぜ。」
「それでクロノス、お前は別世界の俺の中にいたはずだ。何故ここにいる?」
「・・・お前は知らなくていい。」
「何を言って?」
「世の中には知らない方が幸せだと感じる時もあるって言うだろ。」
「お前には聞きたいことが他にも山程あるが、別世界の俺に何があった?」
「お前に関係ない!」
「クロノスはどうして隠す。そこまで大切な話なら、隠す必要はないだろう。」
「ち、イゴールの奴まさか自分で説明したくないから呼び出したんじゃねえだろうな。ハアわかったよ、教えてやる。ただし、どんな運命でも受け入れる覚悟があるならな!」
「何を言って、」
「その覚悟がなけりゃ俺からは話すことはない。例え、別世界の宿主でもな。」
クロノスはそう言い、背中から黒い羽根を出してどこかへ飛んで行った。
すると、俺の電話が鳴り響いた。この世界に電波何てあんのか?
「もしもし、」
「もしもし、私、エリザベスで御座います。少々手助けをしに電話というのを初めてして見ました。」
「それで、ここは何処だ?」
「その世界は後で説明します。今は、クロノスをお探し下さい。主イゴールは貴方様に伝えたい事を自分からではなくクロノスから申し上げさせられるつもりで御座います。もし、話してくれなければ・・・」
「話してくれなければ?」
「貴方様と永遠にこの世界をさ迷うとのことです。」
・・・・は!?
少しオリジナルを入れてみました。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い