やはり俺のペルソナ生活はまちがっている!   作:gpアナガキ

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これからもよろしくお願いします。


5章 夏の思い出
第29話


タルタロス 入り口前

 

ベルベットルームから帰ってきた今、この状態である。

 

「なんで俺はこんな酷い目に会わなきゃいけないんだ?」

 

「ごめんごめん、比企谷君が予想以上にその・・・」

 

おい、その無言はやめろ。

 

 

そして、今に至るのである。

 

「にしても、俺達は災難だったな。」

 

「おい、お前は覚えてないだろうが!仮にもゆかりっちの裸を見たんだろ。まだお前の方がマシだろうが!」

 

「ん、俺が岳羽の裸を見た?」

 

「あ、なんでもない!なんでもない!今のは忘れ・・・」

 

「じゅーんーぺーいー!なーーに話てんのかな?」

 

「嫌、ゆかりっち何も話てないから。ゆかりっちが比企谷から裸姿を見られたなんて、」

 

「話してるじゃない!」

 

「やば、逃げるぞ比企谷!」

 

「何故俺を巻き込む!」

 

「見ろ、ゆかりっちが怒りすぎて原型整えてねえ!」

 

「アハハ、アハハハハハハハ。覚悟できてんだろうな順平!(怒)」

 

「嫌〜!目を覚ましてゆかりっち、今の姿を比企谷が見るともっと大変な事になるぞ。」

 

「もう遅いわ!」

 

どうやら俺もターゲットにされたらしい。本当女子は怖い!

 

 

巌戸台分寮

 

「ハア、ハア、生きてるか比企谷。」

 

「嗚呼、なんとかな。」

 

「にしても怖かったな〜ゆかりっち。事の発端は比企谷がゆかりっちの裸姿を見るからいけねえんだぞ!」

 

「お前がそのことを話に出さなければ良かっただろ!」

 

「大丈夫?比企谷君。」

 

「え?嗚呼大丈夫だ、ありがとな山岸。」

 

「皆、明日の夜に話がある。一階に集合してくれ。それで今日は解散!」

 

どうやら桐条先輩も今度ばかりはクタクタなようだ。

 

次の日の巌戸台分寮 20:00

 

「集まって貰ったのは他でもない、前に話した屋久島に旅行する件だ。」

 

「よ!待ってました。」

 

「屋久島に旅行?」

 

「そういえば、2人には話をしてなかったな。」

 

「2人に改めて説明させて貰うよ。」

 

「理事長先生!」

 

「まずはそこの椅子に皆、腰をかけてくれるかな。」

 

俺達は理事長先生の言った事に従い椅子に座った。

 

「最近の皆の成果に私も鼻が高い。なんと大型シャドウをこれで4体も倒してくれたからねえ。」

 

「まだ大型シャドウが発生するんですか?」

 

「うん、大型シャドウは全部規則性のある動きだということはもう気づいてるよね、皆。」

 

「はい、大型シャドウは毎回満月の夜に出現する事はもう私達も分かっています。」

 

「そこでだ、前にも話したけど、屋久島に行ってアイギスという戦闘機を仲間にして貰うよ。」

 

「でも、どうやって?」

 

「行ってみた後のお楽しみだよ。ね、桐条君。」

 

「はい、皆!夏休みに入ってからは部活動で大変かもしれないが、お盆休みに屋久島への旅行とスカウトを考えている。予定を入れといてくれ、という話をしにきたまでだ。話は以上だ、解散!」

 

そうして、俺達の夏休みが始まった。




ようやく夏休みに入れました。

最終章はニュクス編?それともエレボス編?

  • ニュクス編
  • エレボス編
  • どちらでも良い

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