第36話
影時間
月光館学園の敷地内
???サイド
ハア、ハア、またここだ!
逃げないと、殺される!
「おい!」
フードを被った何かが僕に話しかけて来た。何だ、人に化けた怪物が僕を殺そうとしてるのか、ここで僕は死のか、怖いよ。お母さん・・・
「別に食ってかかろうとしてる訳じゃねえ、ってお前は!」
目の前にいるのはどうやら普通の人らしい。だけど、ここに普通の人が居るのか?
「来い、お前を非難出来る場所を用意してやる。」
そう言いながら、その人は僕の手を取って僕と一緒に移動した。
屋久島 1 : 10
桐条美鶴の別荘
比企谷サイド
俺達は桐条先輩達と合流して武始さんの説明の続きが始まろうとしていた。
「さっきは取り乱してすいません。」
「嫌、良いよ。元は桐条グループ、嫌違うな。元の初めは私の父が原因なんだ。」
「武始さんのお父さんってことは、桐条先輩のお爺さん!」
「嗚呼、元々私の父は影時間を生み出した中の1人といっても良い。」
「影時間を生み出した?」
「そう、さっき話した岳羽君のお父さん、岳羽詠一郎さんは実験の事故でこのレポートとビデオを残した。ビデオの中にはさっき見た通り、影時間の止め方を言っていた12体の大型シャドウ達を倒すことだね。」
「じゃあさっき言ってた影時間を作ったって何ですか?」
「影時間がいつからあるか、これはこの時間の終わった次の日からずっと影時間という時間が続いている。皆もそろそろ想像が付くんじゃないのかな?」
「まさか、実験が事故で終わってからずっと・・・」
「そう、実験が事故で終わった後から影時間は始まった。元は私の父がそのシャドウ達を作らせて時間を操ろうとしたことが原因なんだがな。」
「え!?時間を操ることが出来るんですか。」
「シャドウとは、時間と空間に影響を及ぼすとこの資料には記されている。もしかしたら、シャドウはそこにいるだけで時間や空間に影響よ及ぼすことを言ってるんだろうね。」
「じ、じゃあシャドウをうまく使えば時間を操ることも。・・・」
「可能だと思う。しかし、それを過去に失敗してこういう資料を残したんだろうがね。」
「あの、質問いいですか?」
「何だね山岸君、」
「シャドウがいるだけで時間と空間に影響を及ぼすなら、何故研究所で隔離する必要があるんですか?」
「それは、今も研究してるからだよ。シャドウについてね、」
「ま、まだ研究をしてるのかよ。」
「必ずしもシャドウが影時間だけ動くとは限らないんじゃないんですか?」
狗村?
「それは、どういうことだ?」
「言葉の通りです。影時間に限定してシャドウが動くとは思いませんが、」
「狗村君もわかって来たみたいだね。」
「どういう事?」
「簡単に言えば、この屋久島にシャドウを放ってしまえばずっと屋久島は影時間から逃れることの出来なんじゃないかってこと。」
「それについては安心したまえ、それは有り得ないことなのだよ。」
ん?
「どうしてですか?」
「それは、シャドウは一定の時間でしか行動しないからさ。」
「皆、悪いがそろそろ3時を回る。明日には磐戸代分寮には帰るんだ、早く寝よう。」
え、俺起きれるかな。
「明日は私が一番に起きるから大丈夫ですよ。」
「わ!」
「び、ビックリした〜、」
「アイギス?」
「あ、最後に紹介しようと思ってたが忘れてたな。彼女はアイギス、前も言ったように私達の新しい仲間だ。」
「よろしくお願いします。」
「はい、分かりましたって、言える訳ねえだろー!」
順平の気持ちは分からんくもないが、そういえばそうだったな。
6章突入!
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
-
ニュクス編
-
エレボス編
-
どちらでも良い