影時間
10月4日
ポートアイランド駅前
比企谷サイド
「今日に限って満月とは、あまり大型シャドウを狩る気にはなれないな。」
「天田はどうした?」
「今日は参加したくないと挙手してきたから休ませた。第一、大型シャドウを相手にする程天田も完全ではないだろうし、」
「シンジの奴も何処へ行ったんだ?」
「まさか、真田今すぐあの場所に、」
「桐条、話は後からだ。今回は二体も大型シャドウが来たぞ。」
「それどころではない、今日は10月4日だ。だとしたら、」
「な!?確かに丁度事件の日だし、クソ!天田がシンジを殺すつもりなら早く止めないと、」
「先輩、後ろからきます!」
「何!?ガハ!」
真田先輩は馬のような形をした金属シャドウに体当たりされていた。
「先輩達何ボサッとしてんすか、早く戦闘準備をした下さい!」
「そうですよ、回復してあげますから少し休んでて下さい。」
「悪いな順平、岳羽。急ぐぞ皆!」
「嗚呼!まだ天田が行動に移していなければ荒垣も大丈夫だろう。」
「にしても、あの大型シャドウは何だ山岸!」
「あれは風を使ったり柵を使って相手の攻撃を防御したりする特徴が見られる分、遠くの敵に風の属性攻撃も使えるシャドウなの、だからあのシャドウに攻撃するなら雷の属性攻撃が弱点だよ!」
「それじゃあ俺の出番だな、回復はもう大丈夫だ岳羽。」
「分かりました。」
「ポリデュークス!」
ポリデュークスの属性攻撃である雷は確かにあのシャドウへ当たり、少し怯んでるように見えたが、
「何!?」
「皆危ない、逃げて!」
山岸の声と一緒に馬のような鳴き声をする金属シャドウがルーレットの中心に乗っていた。あのルーレットどうやって出したんだ?そう思っている間にルーレットは星印の所に針が向くと俺達の立っている地面を割って歩道も何もかもを一掃した。
「ゲホ、ゲホ。皆大丈夫か?」
「比企谷、お前に心配される程弱っていない。」
「桐条先輩は!」
「私はここだ。」
その声を頼りに見てみると、アイギスの後ろで立ち上がった。
「ありがとうアイギス、しかし君は山岸の護衛が、」
「既に許可は頂いてます。」
「私は平気ですから、皆さん頑張って下さい。」
「そっか、順平と岳羽は無事か?」
「命に別状はないけど、戦闘不能に陥ってる。今結城君と狗村さんが代わりにそちらへ向かっている所です。」
「あ!そういえば山岸は、シンジと天田の居場所は分かるか?」
「ポートアイランドの地下道にいます。」
「そこへ結城達を送ってくれ、シンジと天田が危ない!」
「それはどういう事ですか真田先輩!」
「比企谷、お前も聞いた事はあるだろ、今日は天田の母親が亡くなった日だ。そして、シンジが人を殺した日でもあるんだ。」
まさか!
「クソ、もっと早くに気付いていれば!」
「悔んでいても仕方がない。後は結城達に任せよう、それよりあのルーレットの上に乗っている金属シャドウは比企谷に任せる、私達はあの柵のシャドウをやる。別行動だ、アイギスは比企谷の方にサポートとして行ってくれ。」
どうする、あのシャドウに攻撃しようとすると、柵のシャドウが邪魔をしてくる。だったら!
「アイギス、攻撃が通るようにサポートしてくれ!」
「了解であります!」
「クロノス!」
「比企谷君、クロノスの力ではあのシャドウをどうにかする程強くないと思うけど大丈夫?」
「平気だ山岸、俺には秘策がある。」
「教えててもらいましょうか、その秘策はなんですか?」
「アダマスの鎌だ、練習通り行くぞクロノス!」
俺がもう一度召喚器を使う事によって、クロノスは黒く輝いている鎌を握って金属シャドウを攻撃しようとした。
「成る程、それでは私も行きます!」
そう言ってアイギスはクロノスと負けない速度でクロノスの後ろからついて行く、
「比企谷、そっちに柵の大型シャドウの風の属性攻撃が飛んで行ったぞ!」
「アイギス!」
「了解であります。パラディオン!」
アイギスがペルソナを使って攻撃をカバーしてる分クロノスはアダマスの鎌を金属シャドウの頭とぶつけながらクロノスはシャドウをルーレットに誘導してルーレットの中心部分にシャドウの頭だけがはまっていた。
「クロノス、いまだ!」
クロノスはアダマスの鎌を握りルーレットごと金属シャドウを8つに切り裂いた。
「あ、がああああ!?・・。」
その瞬間、酷い頭痛にうなされ意識が刈り取られた俺は仰向けに倒れた。
「比企谷君!」
そう呼ぶ山岸の声が頭の中に響いた。
少し多めに書いてしまいました。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い