磐戸台分寮
比企谷サイド
「皆、待ちに待った最後の大型シャドウだ。伊織がいないが最後の戦いが待っているぞ。」
最後、今までの大型シャドウの数は全部合わせてまだ10体の筈だ。最後ってどう言う事だ?
「ちょっと桐条先輩、大型シャドウはまだ10体しか倒してませんよ?今日で終わりってどういう事ですか?」
「岳羽、君が言いたいことは分かっている。皆も岳羽と同じ事を考えている筈だ。どうして今回の大型シャドウが最後なのかが疑問なんだろう。その答えは理事長先生からしてくる。」
理事長先生が?
「でも、幾月さんは今此処にはいませんよ。」
「私なら此処にいるよ山岸君。」
「え?幾月さん!いつからいたんですか?」
「最初からいたんだけど気づかなかった?」
「あ、そのすいません。気づかなくて・・・。」
「構わないよ。それよりも、皆もさっき桐条君から聞いた通り今回の大型シャドウで最後になるんだ。」
「それは何故ですか?」
「それはね、君達が前にタカヤという男と初めて会った時の事を覚えているかい?」
「その時は確か毒ガスの部屋で荒垣先輩に助けてもらった時ですね。」
「シンジ・・・。」
「荒垣さん・・・。」
「真田先輩に天田君、君達は各々思う事もあると思うがその時の大型シャドウは2体出てきた筈だ。」
「はい、あれは2体で1つの大型シャドウでしたよね。」
「実は違ったんだよ。」
「「「「「「「「え?」」」」」」」」
「あれは1体1体が別の大型シャドウだったんだ。」
「でも、あのシャドウ達は合体しようとしてましたよ?」
「それは、同じ同族との融合らしくてね。最近のシャドウを研究すると同族同士が合体出来るようになった事が分かったんだよ。」
「それで今回の大型シャドウ戦は最後なんですね。」
「もうすぐ12時になる。君達の最後を飾るのに相応しくなるように頑張りたまえ。」
最後を飾るのに相応しくなるように?
「以上だ。皆、呉々も気をつけてくれ。」
「「「「「「「「はい!」」」」」」」」
影時間
12:05
ポートアイランド付近のブリッジ
「此処が例の大型シャドウがいる場所だ。」
「待っていましたよ、特別課外活動部の皆さん。」
「お前は!?」
「久し振りに顔を見れて嬉しいですよハム子さん。」
「ハム子?誰の事を言っているんだ!」
ハム子って狗村の本名じゃねえか、まさかハム子の世界から来た奴って・・。
「貴方はいつまで自分の存在を隠すつもりなんですか?ハム子さん。」
「だからハム子って誰だよ!そんな奴特別課外活動部にいねえよ。」
「いますよ、貴方達がよく狗村と呼ぶ者ですよ。ハム子さん?」
「それって!?」
「伯ちゃん。まさか!」
「ごめんね皆、私の本名は主人公子っていうんだ。でも、私は私のやるべき事をやるだけ。タカヤ、貴方を今日捕まえて因縁を終わらせる!」
「何を言っているんですかハム子さん。貴方は私に敵いませんよ。貴方は今日こそ死ぬんですからね。安心して地獄に送ってあげますよ。」
「今日は最後の大型シャドウだってのに、どうする桐条?」
「仕方がない、大型シャドウ組とタカヤ組で別れよう。いくら狗村でも無理がある。」
「それなら、俺が行く。アイツらには荒垣が世話になったからな。」
「僕も行きます。荒垣さんの仇が撃てる事が出来る一番のチャンスですからね。」
真田先輩に天田が前に出た。
「比企谷はどうする。」
結城が俺にそんな事を聞いてきた。
「すまない結城、今回ばかりはハム子の方に行く。大型シャドウを頼めるか?」
「任せろ。」
「これで最後か?比企谷の次にタカヤ戦に行く者は他にいないか?いないなら、私達で大型シャドウを倒す。お前達も気をつけろ!」
そう言って桐条先輩とコロマルと岳羽と結城と山岸が大型シャドウの元へと走って行った。
「お初にお目にかかるが、ジンというもんや。お前ら特別課外活動部のお仲間さんである伊織順平って奴はコイツでええか?」
そう言って来たのは緑の上下ジャージを着た関西弁を話す眼鏡が順平の手を縛って脚で順平を転がしていた。
「順平!何故そこに!?」
「皆ごめん!俺っち用があって外に行ってからコイツらに捕まってしまった。代わりにチドリンを助けてくれ!」
チドリン?
「千鳥、彼とはどういう関係ですか?」
「別に、大した関係じゃない。」
周りに赤い髪をしたゴスロリ衣装の女もいる。多分チドリンって言っているのはあの女の事だろう。
「それでは始めますか、ハム子さん!」
今回で一気に比企谷君の心情が変わります。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い