結城サイド
「皆、最後の大型シャドウはポートアイランドの大通りに出ています。注意して下さい!」
「ありがとう山岸、君はいつも通り遠くからサポートしてくれ。」
「了解です。皆気をつけて、あのシャドウは今までのように1個体で行動していないの。」
「それは、どういう事?」
「つまり一体だけではないって話だな。」
「そうです。あ、シャドウがもうすぐ顔を出します!」
山岸が言い終わると、俺達の前に3体の地蔵のような見た目のシャドウが現れた。
「攻撃が来ます、危ない結城君!」
そう山岸の声が聞こえる前に3体のシャドウから一斉に仮面の口元から赤い閃光を俺の方へ飛ばして来た。俺は、何も出来ずに2メートル先まで吹き飛ばされた。
「結城!」
「理さん!」
「「結城君!」」
「ワン!」
皆が俺を呼ぶ。俺は、吹き飛ばされた場所で眠ってしまった。
???
結城サイド
「そっか、君は仲間を助けたいんだね。」
俺の前に現れたのは、いつも俺の前に出て来る少年だった。狗村の言うにはDATHだったかな。
「君は、迷っているんだね。仲間を失う辛さをもう味わいたくないから。」
DATHが俺に向けて喋っている内容は荒垣先輩の事だろう。俺はこの時そう思っていた。
「君はいつも同じ場所で隣に居続ける彼の事がとても大好きなんだよ。でも、その為に命を賭けるのは僕の中では余りおススメしないよ。」
「お前は比企谷の事を言ってたのか。別にアイツの為に何かしようと考えてる訳では、」
「君は嘘を付いている。」
「何を言って?」
「そうじゃないと、君は涙を流さない。」
DATHにそう言われた時、俺は初めて自分が涙を流している事実に気づいた。
「君は一時期繋がりを断つ事が自分にとって一番だと考えていたよね。そう、まだ君がいる比企谷君と言う少年の運命を聞いた時、実はその時から此処はもう雨が止まなかったんだ。君が泣いている証さ。」
俺が?
「君はあの女の子から世界の終わりを聞いたと思うけど、僕の言う終わりは、他の人達の中では滅びって言う人達もいる。でも、君は違う。君は比企谷君に会わなかったら、大切な人の為に行動しなかった筈だ。もし会っていなかったら、君は大切な人を作る前に人への思いを断つだろう。だけど、今は違う。
君は今、大切な人の為に何が出来るかを今でも考えているから。」
「俺は、」
「僕は君から離れないといけない。」
「それはどう言う事だ。」
「いずれ分かるさ、でも今は話せない。今の君を邪魔してはいけないからね。」
「・・・・・そうか、なら"また会おう。"」
「!?・・・そうだね。まさか君の口からそんな言葉が出て来るとは思ってもみなかったよ。」
DATHは手を振って俺の目の前から消えた。俺は、"最大の敵"を後にして現実へと目を覚ます。
今回はDATHとの会話を出してみました。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い