「君は何故1人なの?」
「君には関係ないだろ。」
「"関係ない"か、それはとても僕を遠ざけようとする言葉だね。」
「どうでも良いだろ。」
「(なんなんだアイツは、望月って言ってたけど何故か俺の中で望月に拒否反応を強く出てしまう。何故だろう?)」
「君はそのまま1人でいるつもりかい?」
「君には関係ないだろ。」
「また言った、悲しいな。でもそうだね。さっき会ったばっかりだしあまりズケズケと来るのも良くないのかもしれないね。」
「嗚呼そうだ、だからもう僕に関わらないで。」
「それは無理かな?」
「どうして、」
「うーむ、なんか君とは長い付き合いになると思うんだよね。」
「俺はそんなの勘弁だ。」
そう俺は答えると、また脚を運ばせた。
「君は何処に向かってるのかい?」
「別に何処でも良いだろ。」
「でも、君は何処か悲しい顔をしている。」
「何を言って・・・(もしかすると、俺は比企谷を助けようと思っている以上に自分自身が犠牲になろうとしている事を怖がっているのかもしれないな。)」
「君は悲しい人だね。」
「いきなり初対面の人に向かって何を言い出すかと思えば、失礼な事言うね。」
「それはごめんね、まあ君自身が哀しそうな顔をしてたからさ。つい言ってしまった。」
「はあ、そろそろ僕は帰るよ。じゃあね、」
「このままだと、君は悲しい運命に遭うと感じてしまうんだ。」
「何を根拠に、(はっきり言えば自らそうしようとしているんだけどな。)」
「まあ、別に根拠なんてないけどね。」
「そう、じゃあね。」
「("じゃあね"か、さっきの"関係ない"よりかはまだ良いかもしれないな。あ、名前聞くの忘れてた。)」
歩道橋
「やっと見つけました。」
その声は、よく聞くアイギスの声だった。
「アイギス?何故ここに、ラボにいたんじゃなかったのか!?」
「私は平気です。」
「嘘をつけ!今にも倒れそうな体をしているのに、なんで無理してここまで来たんだ。今車を呼ぶから・・!?」
すると、急にアイギスが俺を抱きしめた。体が動かない程悲しく、そして暖かい気持ちになる程嬉しい気持ちが五分五分に感じていた。
「最初に言ったじゃないですか、"私の一番は貴方の側にいる事"だって。」
「急に・・・どうしたんだ。」
「最近の貴方は何故か悲しい顔をしているような気がしました。それも、一回や二回ではありません。だから、」
「それ以上言わなくて良い。分かったから、もう良いから。だから、これだけは言わせてくれ。"ありがとう"気遣ってくれて。どうせ俺を探す為に内緒で来たんでしょ。一緒に帰ろう、アイギス。」
今日はここまでです。ありがとうございます。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
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ニュクス編
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エレボス編
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どちらでも良い