翌日
ベルベットルーム
結城サイド
「突然私達の所に来て何の様ですかな?」
「確かめたい事があった。最近10年前のムーンライトブリッチの事件の事を思い出して、イゴールに聞きたいことがあったんだ。」
「それは、結城様の御両親の事ですかな?それとも裏の月光館学園の事ですかな?」
「イゴールが分かっている癖に聞いてくる辺りそれだけ"聞かれたくない内容"という事か?」
「さあ?どうでしょうかな。」
「まあ良い、今聞きたいのは10年前のあの事件の真実だ。あの時、アイギスは俺の中にファルロスを封印した。それと一緒に大型シャドウが12体一斉に喪失した所まで俺は知っていた。たが、一つだけ分からない事がある。俺の両親は、"誰に殺されたんだ?"」
「それは、月光館学園から発生した爆発が影響したのでは?」
「それは違う、もしそうなら死体の何処かに火傷の跡があった筈だ。」
「それなら喪失した大型シャドウにでも遭遇したのではないのですか?」
「もしそうなら俺は咄嗟に気づいていた筈だ。だけど、"そうではなかった。"
まるで誰かが"ペルソナを使った"ようにしか思えない。それも、いつも俺の側にいた"アイツ"と同じで周りから気づかれずにその場を立ち去っていったかのようにな。」
「その質問の答えはもう、結城様は気づいているのではないのですか?」
「本当に俺の考えている通りだと言うなら、アイツの中にあるペルソナは・・・クロノスは何故比企谷の中に眠っていたんだ。クロノスは元々比企谷のペルソナではないんじゃないのか!?」
「そうですな、全ては結城様の目論見通り月光館学園の実験の爆発事故でもなく大型シャドウと遭遇したわけでもない。全ては運命が重なってしまった不運な事故がきっかけとなります。」
「事故?」
「そう、結城様はアイギスに姉がいる事を知っていますかな?」
「嗚呼、理事長、嫌・・幾月も言っていたな。アイギスは最後に作られた妹だと、」
「そう、そのアイギスの姉でもある戦闘機が使っていたペルソナはクロノスなのです。」
「まさか!?」
「当時は爆発に巻き込まれた生徒は一斉に病院へ入院した事を桐条グループは隠そうとしました。まさか、自分達に関わる月光館学園が時を操れる神具の為に生徒を見殺しにしましたなど言うと、反発する人々が出て来ますからな。その事実を桐条グループは隠しました。そのため喪失した大型シャドウを消すためアイギスの姉である戦闘機達を使い事件の後始末を実行しようとしたところから始まります。」
今日は、7時にもう一度投稿する予定です。※アンケートの内容で最後の内容が変わります。
最終章はニュクス編?それともエレボス編?
-
ニュクス編
-
エレボス編
-
どちらでも良い