転生破壊者の弟子   作:ハッタリピエロ

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塩崎茨origin1

僕は翌日の日曜日、あの廃ビルにいってみることにした。

 

錆びれた扉を開けてあの部屋に行くと

 

「待ってたぞ」

 

あの人がソファーに座っていた。

 

僕は何から切り出せばいいかわからなかったが

 

「まあとりあえず座れ」

 

「は、はい……」

 

向こうから切り出してくれたので僕が対になるソファーに座った。

 

「まずは……ここに来たということはダークディケイドの力を受け継いだってことだな」

 

「はい……あ、あの力っていったい何なんですか!?」

 

「まあ落ち着け。そうだな……あの力は俺の力の半分のようなものだな」

 

この人の力!?この人も仮面ライダーなのか!?

 

「あ、あの……仮面ライダーってそもそも何なんですか……?あの人たちは……この世界でも見たことがないヒーローたちでした……」

 

「そうだな。順序良く説明するなら……まずこの世界に現れた怪人たちは元々別世界のライダーワールドの生命体だ」

 

別世界!?まさかそんな……!?

 

「ちょっと待って下さい……ってことは……」

 

「そう。俺も異世界からやってきた仮面ライダー、ディケイドだ」

 

ディケイド……

 

「貴方は……なぜこの世界に……」

 

「そうだな……あの怪人たちは世界を渡って人々を脅かしている。俺はそれを止めるために世界を渡り歩いてる。だが世界は広い。俺一人だけだと手に負えないんでな。そこで素質ある何人かにライダーの力を託すことにした。それがお前だ」

 

驚きの情報が多すぎて頭がこんがらがっている

 

「でも……僕なんかでよかったんですか?だって僕は「無個性だろ?そんなの関係ねえよ」ッ!?」

 

「ある人は言った。”俺には夢がない。でも夢を守ることはできる”ってな。夢がない者でも誰かも夢を守ることはできる。おまえは夢を捨てずに前に進み続けた。そして誰かの夢を守るためにダークディケイドライバーに認められた。ライダーになるのに個性の力なんて関係ない。大事なのは勇気を振り絞れる覚悟だ」

 

「……うぅぅ……!」

 

「おいおい泣くなよ。そんなんじゃ泣き虫ヒーローだってお言われるぞ?」

 

「だって……!」

 

5分後、泣き止んだ僕は目の前にあった菓子に手を伸ばす

 

「美味しいか?」

 

「はい」

 

「じゃあこれからは怪人たちを任されるか?」

 

「はい……怖いですが……覚悟はできています」

 

「そうか。でも最初にお前が戦った怪人は下っ端もいいところだ。中には格が違う怪人だっている。気をつけろよ」

 

「ハイっ!」

 

「そうか。で?これからどうする?」

 

「え?」

 

「ヒーロー科……落ちたんだろ?なにかヒーローになる宛てはあるのか?」

 

「……あっ!」

 

「……とりあえず雄英の普通科に行け」

 

「はい……」

 

こうして僕は雄英高校普通科を受験することになった

 

・・・・

 

僕は自分が受け継いだ力をよく知っておこうかとライドブッカーからカードを取り出して並べてみた。

 

だがとにかく多い。ライダーカードだけでもこんなにあります。

 

ライダーカード

・G3、ギルス、アナザーアギト、G4

・ナイト、ゾルダ、王蛇、シザース、ライア、ガイ、ベルデ、インペラー、タイガ、オルタナティブ、オルタナティブゼロ、オーディーン、リュウガ、

・カイザ、デルタ、ライオトルーパー、サイガ、オーガ

・ギャレン、カリス、レンゲル、グレイブ、ランス、ラルク、

・威吹鬼、轟鬼、斬鬼、歌舞鬼

・ガタック、ザビー、ドレイク、サソード、キックホッパー、パンチホッパー、ダークカブト、コーカサス、ヘラクス、ケタロス

・ゼロノス、NEW電王、ガオウ、ネガ電王、幽汽、G電王

・イクサ、サガ、ダークキバ、レイ、アーク

・ディエンド、キバーラ、アビス

・アクセル、スカル、エターナル

・バース、アクア、ポセイドン

・メテオ、なでしこ、イカロス

・ビースト、メイジマン、白い魔法使い(ワイズマン)、ソーサラー、ダークウィザード

・バロン、龍玄、斬月、マリカ、マルス、フィフティーン

・マッハ、チェイサー、ダークドライブ、ゴルドドライブ、ルパン、ハート、3号、4号

・スペクター、ゼロスペクター、ネクロム、ダークネクロム、ダークゴースト、エクストリーマー

・ブレイブ、スナイプ、レーザー、ゲンム、パラドクス、ポッピー、クロノス、風魔、アナザーパラドクス

・クローズ、グリス、ローグ、ブラッドスターク、ナイトローグ、リモコンブロス、エンジンブロス、ヘルブロス、エボル、マッドローグ、キルバス、ブラッド

・ゲイツ、ウォズ

 

多すぎでしょ……ライダーってこんなにいるの?

 

いやあの人曰くライダーの中には敵側についていた奴もいるという。

 

つまりこの中の何人かも元々は敵だったということかもしれない。

 

そうか……闇というのはそういうことがだったのか……

 

次にフォームライドカード

 

ライダーカードだけでもこれだけなのだからフォームライドカードはそれ以上だ。

 

まあでもライダーの中にはフォームライドしないやつもいる。

 

それでも多すぎるので紹介は割合

 

次にアタックライドカード

 

これもライダーカードよりも多いので紹介は割合

 

そして最後にファイナルアタックライドカード

 

これは各ライダーの数だけ存在していた。

 

といっても試した見たところ、ライダーには複数の必殺技を使える者もいるのでその状況に応じて技を選ぶことができる。

 

とまあとにかく多かった。よくこんなに入るなあって気になって覗いたが中は見えなかった。もしかして異空間に収納されているのかな?と思った。

 

僕はライドブッカーにカードを収納してジャンバーを着て家から出る。

 

今日は雄英高校の入試なのだ。と言っても普通科なんだけどね

 

・・・・

 

入試は問題なく終わった。

 

そしてせっかくの都心をブラついていると

 

「うん?」

 

手帳のようなものが落ちていたので拾って申し訳ない気持ちで中を見る。

 

そこには今日の予定が書かれていたので届けてあげようとこの後の予定の植物園に行くことにした。

 

中には写真が入っていたので見つけるのは難しくなさそうだ。

 

そして植物園にいたその人を見つけたので声をかけようとした時

 

ドゴォン!

 

「なんだ!?」

 

轟音の方から怪人が現れた。

 

怪人が僕が探していたその人を襲おうとしていたが咄嗟だったのかその人も個性と思われる髪のツルを使って拘束しようとした。だが怪人は大きな爪を使って次々に蔓を斬り裂いていく

 

そしてその人に爪を振るおうとしたので

 

「危ないっ!」

 

とっさに割り込んで腕を怪人の腕を掴んだ。

 

「今のうちに!」

 

「はっ、はいっ!」

 

その人は恐怖のせいか目に涙を浮かべていた。

 

「お前……なんであの子を襲うんだ?」

 

「それが契約だからな!」

 

ふざけるなよ……そんなことのためにあの子は恐怖しなければならなかったのか……!?

 

怒りがこみ上げてくるが今の会話で確信した。

 

こいつは人の願いを歪んだ形で叶えて過去を破壊する怪人、イマジンだ

 

あの人曰く中には人のために戦ったイマジンもいるそうだがこいつは明らかに悪だ。

 

そしてそのままガラスを突き破って違う庭園へ行く。

 

怪人が掴まれた腕を強引に振り払って外す。

 

「邪魔するならテメェも消してやる!」

 

「さーてそれはどうかな?」

 

僕はバックルを腰に出現させると

 

カードを手に持つ。

 

「変身!」

 

『KAMEN RIDE DARKDECADE!』

 

僕がダークディケイドに変身すると

 

「な!?仮面ライダー!?バカな……!何故この世界に!」

 

「さあ……お前の罪を数えろ」

 

「ぐっ!調子に乗るな!」

 

怪人、モールスイマジンが向かってきてその大きな爪を振るおうとしたが僕は寸前で避けて回し蹴りを後頭部に叩き込む。

 

モールスイマジンはよろけるもすぐに向かってきたが

 

『KAMEN RIDE WISEMAN!』

 

『CHANGE!NOW!』

 

前に現れた魔法陣にモールスイマジンは弾かれてそれに潜った僕は白い魔法使いに変身した。

 

モールスイマジンが再び爪を振るってくるが専用武器ハーメルケインで受け止めてそのまま上に逸らさせて体勢を崩すとモロに叩き込む。

 

モールスイマジンは倒れるもすぐに立ち上がって爪を振り回してくるが僕は躱し続ける。

 

そして大振りの攻撃になった時に横に回りこんで横に回転してモロに蹴りを放って吹き飛ばす。

 

『ATTACK RIDE CHAIN!』

 

魔法陣から飛び出した鎖がモールスイマジンを拘束させると

 

『ATTACK RIDE EXPLOSION!』

 

モールスイマジンに手を向けると魔法陣を出現させて爆発させ、攻撃するとそれだけでモールスイマジンは爆発四散した。

 

だが爆発の影響で植物が燃えそうだったので慌てて

 

『ATTACK RIDE HYDRO!』

 

地面に魔法陣を出現させて水流を起こして鎮火させる。

 

僕は変身を解除するとその場からすぐに退散した。

 

しかしこの時僕は物陰にいた存在に気づかなかった。

 

「あの方は……」

 

・・・・

 

「なんなんだよ……!あの野郎は……!こうなったら……!」

 

少女に忍び寄る悪意

 

その手に握られていたのはメモリのようなものだった。

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