こちら対魔忍特別諜報室   作:零課

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~アミダハラ~

華奈「んー・・・やはりノイおばあさまの淹れるお茶は格別ですね・・・」

ノイ「華奈ちゃんがおいしいお茶菓子をくれるからねえ。このばばあも楽しみになるってものだ。今日もわざわざありがとねえ」

華奈「いえいえ。世界中の茶葉など表の世界で少し貿易会社の方々に頼めばいいですから(抜け忍ネットワークで仕入れていますからねえ。希少価値の高い茶葉もたやすく手に入りますし)」

ノイ「相変わらず、魔法のような手腕だこと。ああ、そうそう。例のテーマパークだがね。やっぱり魔族の匂いと気配がしたよ」

華奈「貴女ほどの方にそういわれるとは感謝です♪ そうですかぁ・・・いやですねえ。あれほど見事なテーマパークで民間の方々も楽しめるいい場所ですのに」

ノイ「まったくだね。まとりあえず細かい情報は後で紙にまとめたものを渡す。今はこの茶会を楽しもう」

華奈「もちろんです。ああ、そうです。実は以前気にしていらっしゃったカップのセット。仕入れたのですが、もらってはくれませんかね? 私よりもそちらの方がカップも使われるほうが嬉しいです」

ノイ「おやおや・・・ふふふ。じゃあ、ありがたく。また何かあったら来なさい。このばばあでよければ力を貸すよ」

華奈「はい。ノイおばあ様ほどの方のご助力、是非とも頼らせてもらいますね」


3流派そろい踏み クリスマス大戦の過去

 「ねえ・・・私達、頭領、代表の会談に来たのよね?」

 

 

 「ええ。そうですよ?」

 

 

 ここは東京。私が貸し切りにした抜け忍ネットワークのお店。甲河と井河の元対魔忍が経営する名のあるお店であり、普通なら予約は数年待ちも珍しくない程。だというのに本物の甲河朧さん・・・もといマダムは顔を引きつらせています。まあ、原因はわかっているのですがね。

 

 

 「その肉もーらいっ!」

 

 

 「あっ! 俺のタン塩が!」

 

 

 「なら俺がそっちを・・・」

 

 

 「私のネギ塩カルビ食べないでよ! せっかく育てていたのに~~!」

 

 

 「ふうまちゃん。骸佐ちゃんアスカちゃんと喧嘩しないの。ほら、新しい肉焼くよ~」

 

 

 「あ、すいませーん。ウーロン茶4つ追加お願いします。マダムさんは?」

 

 

 「え、あ。私も・・・」

 

 

 「先生。レモンだれ多めでいいのか?」

 

 

 「ええ。私はそれで。ふふ。ご飯も来ましたし、食べましょうか」

 

 

 「い、いや先生・・・話をしに来たのではないのか?」

 

 

 このように皆様超高級焼き肉店で貸し切り、お肉はどんなものも食べ放題なのではしゃいでいるんですよね。私も許可しましたが。アスカさんも交じってなのでマダムも強くは言えないというか少し混乱しているんでしょうかね? 紅さんはまあ真面目ですので私にツッコミを入れてくれましたが。

 

 

 「そうですよ? ではご飯もお肉もちょうどよくできたので。お久しぶりです。マダムさん。アスカさん。こうして直接顔を合わせることができてうれしいです」

 

 

 「はぐはぐ・・・うん。私もよ華奈先生。あの事件以来だものねえ。あ、そうそう。ギランボの件は助かったわ。ほんと米連のお偉いさんも困っていたみたいだからそっちからの話は助かったし」

 

 

 「そうね・・・私もうれしいわ。こうして会えるのは本当に。で、なんだけど時子、小太郎、華奈は分かるわ。それ以外の・・・骸佐、蛇子、紅、鹿之助はどうして呼んだのかしら? 代表、頭領格でと私は言ったけど」

 

 

 肉とご飯をほおばりながらもひらひら手を振り返してくれるアスカさんとこの空気の終息を諦めたかウーロン茶を飲みながら疑問を浮かべるマダムさん。まあ、話が話。下手に頭数増えるのが嫌というのはわかります。

 

 

 「ああ、そうですね。では私から。私はアサギさんの代理。小太郎君はふうま当主。時子さんは小太郎君の後見人。骸佐君はふうまのメンバー内で最も多くの人材と人数を抱える二車家の当主ゆえにこういうことに関して触れる機会が増えることから。蛇子さんは次期ふうま執事候補ですしギランボを撃退した戦力の一人。見習いであれども執事。主の事情は理解すべきでしょう。

 

 紅さんもかのふうま八将最強の心願寺家の孫娘にしてギランボを撃退、前ならアンダーエデンでの活躍。いずれは二車に並ぶほどの実力を持つであろう幹部候補ですので呼びました。そして鹿之助君は上忍の家系にして拳志の後継者。つまりは私の副官候補にもなります。どうですか?」

 

 

 会談ですが話の内容はおおよそ予想がついていますし、次世代のホープかつ今も功績を上げたメンバーと私達現役をふうま、井河から出したつもりでしたが。その意図を察したのでしょうか。朧さん。もといマダムさんもすぐに納得した雰囲気を見せてほほ笑んでくれました。

 

 

 よかったよかった。昔の懐かしいメンバーを集めただけとは思われなくて。この人ならそういう勘違いはないとは思いますけど。

 

 

 「なるほどね。それと、近くにもどうせ華奈の部隊がいるでしょうしそれで大丈夫よ。じゃ、早速話と行くけど・・・私にも白米、それとサンチュください」

 

 

 「あら? マダムさんもいただくので?」

 

 

 「疑問も納得がいったし今いるメンバーとなら話しやすいもの。いちいち肩ひじ張り続けるのもあれだからそっちに合わせるわ。華奈ならどう動こうが楽しいし」

 

 

 時子さんが首をかしげながらも少し嬉しそうにほほ笑んでウーロン茶を一杯。うふふ。これで全員がご飯を食べましたし、話していきましょうか。

 

 

 「さて、私たちの望むことですが、まあ簡単に言えば同盟。以前のような強固なものではなく、ごくごく一部、限定的なものでも構いません」

 

 

 「私達ふうまも同様です。現在対魔忍は井河、ふうまの両輪で回していますがどうしても一組織の下請けに過ぎない部分があります。動ける範囲にも場合によっては制限がかかる部分があるのでそこをうまくすり合わせ、交渉して付き合えるパートナーとできれば」

 

 

 「ええ。そこは私たちもかつては五車の里にいたし分かるわ。グリードハウス、アンダーエデン。それ以降もたびたび政府の膿を豪快に吐き出してはいるけど尽きないもの。むしろそっちを利用しようとすり寄る輩もね。そこで手が出せない領分、そして米連への口利きも私たちが時には出せと」

 

 

 「ま、こっちも米連でニンジャとしてやりつつも米連DSOの日本支部のトップ。一組織のその頭の一つでしかないけどそっちの情報で動ける幅や周りを黙らせるものは欲しかった。そういう意味じゃ盛り返してきているふうま、次世代も最近活躍している上にアサギたちに華奈も健在どころか暴れ始めた井河との同盟は嬉しい」

 

 

 互いに欲しいものはある。そしてまあ、言っちゃえば互いに届きづらい、組織の体面上手が出しづらいところに手を出すものが欲しいと。私たち諜報部隊もやりたい放題していますが、米連を怒らせずに探ったり技術を手にするのならアスカさんたちとのつてでも貰うほうがいいですからね。

 

 

 米連と仲良しな汚職政治家の情報すっぱ抜いて派手に流したり暴れておいてその裏でさらに手にした情報で米連のお偉いさんとお話して最新作の機密武装をお借りして完コピしたりとかしましたがさすがに大変ですし。

 

 

 「それと・・・そうね。ノマドとの戦いであれば互いに手を組むことはどう? 私たちの中であれに恨みのないのはいないと思うけど」

 

 

 そして同時にノマドとの戦いに関しては協定を結ぶことを提案。これに関しては渡りに船。それに東京キングダムにあるマダムのバーでの打ち合わせや情報収集もしやすいですし、なんやかんや対魔忍はまだまだ人手不足。戦力が外から用意出来、かつ顔なじみ。それならうれしいことです。

 

 

 「ふむ・・・しかし、そちらは抜け忍でもあるからな。かつての同じ釜の飯を食べたとはいえ、末端のものはやはりすぐとは言えないんじゃないか?」

 

 

 「では私の部隊の強襲任務とさくらさんなど事情を理解できるメンバーとの際に。がいいですかね。これだけでも私の部隊を割り振る余裕が増えますから」

 

 

 「後はふうまだと俺たち二車とふうまだと・・・」

 

 

 「俺たちにひびき。さぶちゃ・・・三郎。凜花先輩になるか? 災禍姉もこの話は乗ってくれるだろうし、ふうま八将にも話は通しておけばそこから実績と信頼を稼げるとは思うが・・・」

 

 

 「それがいいわよ。実際、私たちに合わせられるのってなるとそっちのそのくらいのメンバーじゃないとね。手を貸すのに足引っ張られちゃ意味ないもの」

 

 

 こちらの提案にもアスカさんもにっこりとほほ笑んで焼き肉をかっ込んでいく。ご飯、もう3杯目だというのに勢いは衰えず相変わらず網の上での肉の取り合いが続いています。あ、たれ付きカルビ欲しかったのに・・・

 

 

「あ、そうです。出来ればでいいのですが桃知 東洋に関わりそうなもの此方に流してくれれば」

 

 

 「東洋か・・・そういえば、全く音沙汰もないものね」

 

 

 あの人ほどの実力者が出奔したのに裏社会でも表でも名が通っていないのは不気味ですからねえ。ギランボのような隠れていた実力者に倒された可能性もありますが、相当に頭も切れる人物。それも低いでしょう。

 

 

 私の部隊でもつかめない、もとい手がまわせないのですけども。

 

 

 「確かにあのアサギの師匠だもんね。危険視するのも気になるのは私も。ちゃんと探しておくわ。湿っぽい話はここまで! もうご飯食べましょうよ! 最高級ステーキ今から網に置くわよ~!」

 

 

 「うおっ! すげえ分厚さ!」

 

 

 「これ、あれだろ? この前テレビで出ていた最高級霜降り・・・」

 

 

 「私の給料、これだけで全部飛びそうです・・・」

 

 

 「蛇子のお小遣い何年分だろ?」

 

 

 「ゴクリ・・・匂いや色でわかる・・・これ、すごくおいしいって」

 

 

 「うわぁー・・・よだれが止まらない・・・」

 

 

 「ふふ。これは一度そのままで味わうほうがいいでしょうね。あ、すいません。皆に緑茶を一杯。一度口の中リセットして楽しんだほうがいいですよ」

 

 

 アスカさんがいつの間にやら注文していたここの目玉商品。特A5ランクの霜降り肉の極厚ステーキに皆が目を奪われてそこからは気ままなトークタイム。浩介君のことについて知りたがったアスカさんや米連の最新の義手などの情報を聞いていく時子さん。鹿之助君の成長にアスカさんも朧さんも驚いたりと本当に愉快なまま時間は過ぎてお開きに。

 

 

 帰り際に私から朧さんのお店の応援ということで用意していたワインやブランデー、お酒を数本プレゼントして和やかな雰囲気で互いに帰りました。また、昔のように気兼ねなく笑顔でワイワイやりたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふーうっ・・・おなか一杯。華奈先生の見繕ってくれたお店、最高だったわねー」

 

 

 「それにこの貰った酒もまた・・・一本数百万はくだらない最高級の一品ばかり・・・相変わらずの富豪っぷりね」

 

 

 夜の東京を軽い足取りで歩くアスカとマダム。もとい朧。普段はやれ米連の仕事だの抜け忍びとしての仕事やらで面倒なことばかりの日々だったが久しく顔を合わせた懐かしいメンバーとちょこちょこ仕事を助けてもらい、取引していた華奈との直接顔を合わせての話。実に実りの多い一日だったと二人とも思う。

 

 

 アスカは先ほど腹いっぱいになるまで食べた肉と野菜の味を思い出してほほを緩め、朧は貰った酒のボトルを見てどれもこれもが正真正銘のもの。これが店先に並ぶことを想像して珍しく微笑を浮かべているほど。

 

 

 「・・・でさ。みんな強くなっていたよね」

 

 

 「そうね。誰一人として油断できない相手に育っていたわ。特に・・・小太郎と華奈、紅が」

 

 

 そこからアスカの真面目な色を含んだ言葉に朧もすぐさま仮面の対魔忍の顔に戻る。自身らの経験も長く裏社会で斬った張ったをし、米連でもライバル組織との血みどろの抗争や戦いをしてきた。実力も向上しているという自負はある。しかし、その二人からしても今日顔を合わせた誰もが今の甲河の自分らを含めたトップレベルでないとぶつかるのは控えたいほど。

 

 

 忍術を使えないがそれを技術や武器、頭で補うことを続ていった小太郎には対魔忍ではほぼ全員が持ち得る忍術がないというハンデを感じさせないほどの武の匂いを感じたし、アスカも同じ若い身で一流派の頭領ということもあって話が弾んだがその空気は油断できないもの。

 

 

 紅は才能を小さいころから感じていたが自虐心ゆえに今一つ吹っ切れずにいたが今はそれをあまり感じない。むしろ気力充実した剣豪のそれだった。それに少し華奈に対する視線が慕情を含んでいたのはまあ、華奈だしと切り捨てておく。

 

 

 そして、一番危ないのが華奈。アサギに拾われていた時点で上忍レベルの実力者だったがそこから更に成長をし、おそらくだが真っ向からぶつかれば自分達でも勝てるか。

 

 

 「おそらくは表向きは前線を退いていてもひたすらに戦い続けていたせいでしょうね。しかも万全のコンディションでもないのに」

 

 

 華奈の危険な部分を二人はそのマルチさもそうだが中でも突出したのは組織運用の術と過酷な日々による引き出しの多さと質だと考えている。

 

 

 アサギの自身を表に出して実力と顔を出すことで魔族への抑制とするやり方をまねする対魔忍が増えていくことで脳筋思考が多すぎる現状だがその中で華奈はたった十数年で6つの諜報部隊を設立。しかもその部隊は救援という危険度の高い任務もこなせるほどの人材、育て上げたメンバーを用意し、その部隊の資金は全て華奈の個人の資金で賄っているのだ。井河、ふうまの中にあってほぼほぼ独立した実力者集団を用意する。これがどれほど難しいか。

 

 

 教育、人材、物資、資金。これらを十代のころから用意してどの勢力にも捕まらないほどの手練れぞろい。これだけでも驚嘆ものだが更には華奈本人。本来の獲物ではなく、姿を隠すために無駄な服装で立ち回ってもノマドの武闘派、最高幹部は愚か生物兵器に現代の最新鋭の兵器ですらも屠れる実力。

 

 

 本来の得物である太刀と脇差を二振りづつ用意した4刀流以外にロングソード、改造2丁拳銃、手甲に棒手裏剣、それ以外にもあらゆる武器を扱う。正体を隠すため、教え子たちに教えるために学んだもの、更には一番難しい救援と殿を務め、学園でも裏社会でも様々な相手との経験を常に積んでいる。その経験が一体どれほどのものに育っているのか。朧もたやすく推し量れない。

 

 

 「さらには政府の狸も井河の長老共も手玉に取って潰したりしているし・・・この同盟。しっかりとやっていかないとね」

 

 

 「全くね・・・あちらからもまだまだ情報屋に使えるつては用意しているみたいだし」

 

 

 ここ最近の華奈の暴れっぷりとそこに見えるかつての子供たち。彼らとの協力が必ずこれからの自分たちの動きを助けてくれる。油断も信頼をしすぎるつもりはないがそれほどの相手と手を結べたとまた二人は笑顔を浮かべ、夜の街へと消えていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ふわぁあーーー・・・・さてさて・・・次は何をしましょうか・・・えっと・・・ああ、そうですプレゼントプレゼント」

 

 

 アスカさんたちとの焼き肉パーティー兼会談を終えてから二日後。時子さんと一緒に「お前と俺でピットイン」「平家♂ボーイ」の漫画の初版を買って、作者様のサイン会でサインを貰ったり、最近は龍さんに加えて凜花さんの弟の蛍丸君がよく修行ということでここに来てくれるので懐かしい気持ちで鍛錬をつけてあげて、帰る際にはお菓子の詰め合わせをプレゼントして家まで送ったりとしていました。

 

 

 その際に驚いたのが私の身体の軽さ。・・・普段、結構疲れていたんですね・・・疲れも抜けなかったりで色々セルフデバフ状態だったとは・・・重り付けた状態で軽い一足で私の別荘の2階までジャンプできちゃうとは私はライダーですか?

 

 

 ちなみにアスカさんや朧さんたちとはあの会合以降も仲良く話をしていますが合同任務についてはまだまだ先。過去の事や共にぶつかる任務が選定できていないのが大きいですねえ。

 

 

 まあ、そんなことはさておいて今はみんなのお昼ごはんを作ってから五車の里と東京を行き来して最後の休みに皆のクリスマスプレゼントの用意です。私の教え子たち、ここでよく過ごしてくれる方々には毎年用意しているのですが、少し前まではこれまた愉快な催しでした。

 

 

 子供たちにサンタクロースはいると信じてもらいたくて私たち大人で協力して子供たちが寝静まった頃を狙ってこっそり忍び込んでプレゼントフォー・ユー。気づかれず、感づかれずをするためにクリスマスカードも筆跡を変えたり、気配の消し方を練習したりばれてもサンタクロースの衣装を用意してそのうえで忍び足の練習をしたりと頑張りました。

 

 

 ただ、子供たちも対魔忍の血を引くもので訓練も積んでいる。努力も才能も有るので気配を感知する技術も常に成長。しかも子供たちは子供たちでサンタに会おうぜと徹夜しようとしたり、寝たふりをしたりとするのでそれをかいくぐったりうまく寝かしつける技術を大人たちで使用したりするので毎年毎年仁義と愛にあふれた子供と大人たちの戦いが繰り広げられることに。

 

 

 比丘尼さんがもみの木を知らずに松の木を持ってきたので七面鳥を焼いたり暖炉の薪にしてマシュマロを焼いたり、あとで正月の門松にしたり、幻庵さんがクリスマスはカラフルな食事が出るとだけ知った結果ちらし寿司もってきたのでこれまたそれに合わせたメニューを用意した結果和洋折衷フルコースが実現。なんてことになったり。実に愉快なもの。静流さんが地味に子供たちを寝かしつけるのがうまかったのが印象的でしたね。

 

 

 まあ、最近は忙しかったり子供たちも成長したので私の別荘にもみの木を置いて、そこにそれぞれにクリスマスプレゼントを置く形に収まりましたが。なんだか寂しいような。成長したからなのかなと思ったり。

 

 

 「とりあえず、きららさんは新しい対魔忍スーツにして・・・小太郎君は確かロボットアニメのDVDを欲しがっていましたねえ。骸佐君はたしかモンス〇ーXのガレージキット。紅さんはコートにブーツがいいですかね? 蛇子さんはブローチを・・・」

 

 

 プレゼントは色々。対魔忍の仕事に関わるものから普通なものまでさまざま。とりあえず今年はきららさんの対魔忍スーツをみことさんと用意したのでそれを。流石にあの衣装は・・・いや、衣装・・・??? ですかねあれ? 大変失礼ですがもう、今すぐおっぱじめるためのものとしか・・・

 

 

 とりあえず、手足のブーツやそれらはそのまま、身体を覆うスーツに関しては布面積を増やすのと同時に冷気を籠らせずに排出。むしろそこから冷気がスーツの表を覆うことで追加装甲となるような物は用意できました。用意してくれたみことさんには特別ボーナスと休暇を用意しておきましたとも。

 

 

 ついでに新武装として連結して六尺棍としても使用可能な三節棍の用意も考えています。あの冷気を活かせば氷の刃を纏った槍、薙刀、はたまたメイスに盾の芯にしたりもできそうですし、素手だけではリーチも不安ですからね。サイズはまだまだ考えていませんが、武装は本人にも聞いていきましょう。

 

 

 「後はアサギさんたちにも用意して、不知火さんにはあのエステを体験とゆきかぜさんと親子二人で旅行も考えておきましょうかね? 後で災禍さんやさくらさんから何が良さそうか聞きませんと」

 

 

 最後の休日は結局私の家の地下室をプレゼントで埋め尽くして、整理してからそれぞれ誰にあげるかをメモしたりとして終了。ぼちぼちもう一つ長く探ってきていた場所にも殴り込みをしないといけませんし、ここからは頑張って対魔忍のお仕事です。




朧さん登場。そして華奈の相変わらずの自由ぶりに少し驚いた様子。ほんと華奈は言葉遣いとか心は大和撫子かもですが天然自由人具合と性癖で見事にぶち壊していますよねって。

毎年クリスマスは子供たちもサンタに会おうとしたり、手紙を書いたり、自作でお菓子を作ろうとして華奈たちに教えに貰いに来たりとほのぼのな光景をしていました。時折捕まえるための罠を用意した過激なことも。

 きららへ華奈が用意している対魔忍スーツはFGOのブラダマンテの第一再臨のスーツ+きららの腕や足のブーツや袖をイメージしてくれると嬉しいです。第二再臨のジャケットもおまけで用意しています。

 長年対魔忍世界にいて麻痺してきた華奈でもきららの衣装を見たら驚くと思うんですよね
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